mampuku1年以上前題名「マジスター」はラテン語で「教師」の意らしいです。 重病などで長期入院する子供たちのために病院へ派遣され授業をする先生たちを描いています。「病院訪問教育」という制度自体、このマンガを読んで初めて知ることができたので、こういう普段触れる機会のないところにスポットを当ててくれる作品はとてもありがたいです。 専門的で内容の濃い連載にありがちなように休載が多いです(「文化的で最低限度の生活」と同じ方式のようです)取材大変そうですもんね。マジスター 見崎先生の病院訪問授業子供たちの「命」と向き合う教育現場4わかる
かしこ1年以上前かつて中学生だった大人達みんなに読んでもらいたい。 効き目のない薬を飲んでも患者さん自身が効き目があると思い込むことで症状が改善することをプラセボ効果といいますが、その「ぷらせぼ(偽薬)」がタイトルに付いています。思春期の頃って自分や他人に期待し過ぎることがあると思うんです。その過剰な思い込みによってネガティブになったりナイーブになったりするんじゃないかな。主人公の岡ちゃん(表紙の二頭身キャラ)がまさしくその葛藤の真っ只中で、大人になった今は「ありのままの岡ちゃんでいいんだよ」と言ってあげたくなりますが、当時は自分も色々夢中だったかもと懐かしくなりました。岡ちゃんが脇役として登場する回はクラスメイト達の話になるのですが、完璧じゃない恋や友情が物語として特別なものになっています。ちょっと泣けるし、めっちゃ笑えます。ぷらせぼくらぶずっと大切にしたいマンガ13わかる
名無し1年以上前猿山はカオス過ぎてついてけない 高嶺のハナさんはいいかげんもっと進展しぃや Faceは女が、かわゆすだがエロ全開頼む フシダラは何も求めない ルーザーズはもっと喧嘩上等求む 白竜、、、やっぱり株があがるのはいつも白竜 総じてガンニバル が一番やなガンニバル閉鎖的な村を描くサスペンス新連載7わかる
名無し1年以上前コミックスは全7巻で終了で、 もっと長く楽しませて欲しかったと 思ったりはした。 けれど原作小説にないエピソードも 盛り込んだりしながら、 無駄に話を水増しして長くしたりとかはなくて 適度な密度の良い長さの全7巻の話に 上手く仕上げたな、とも思った。 登場人物それぞれのキャラにしても 良太も柳刃さんも火野さんも、 小説にプラスアルファを加えた 薩見先生なりのキャラになっていたと思う。 その辺は読んだ人により印象が違うかも しれないのだけれども 自分としては小説で感じた良いイメージを 損なったりとか嫌悪感を感じたりはしなかった。 いい感じに漫画は漫画で面白く漫画化した いい漫画だった。 侠飯明日が無いかもしれない侠客だから3わかる
名無し1年以上前安彦さんの漫画読んだことなかったので読んでみました。 言わずもがな絵がうまい。 違和感を覚えるシーンがない自然なアクション! 当たり前ですね…。 北海道脱獄から話がはじまるんですね。 悔しいシーン真に迫る感じたまりません。 一巻読了。読み進めます。 王道の狗王道を行く狗になりたい1わかる
名無し1年以上前一つ前の書き込みの件とは別に、 漫画の中に実写カットを挿入するやり方が 上手いなあとも思った。 第一巻から漫画の中に、多分、 写真をそのまま貼り付けたなという コマが幾つか出てきた。 料理過程や完成品を見せるコマで。 料理の絵は上手いのだから、なにも写真を 挿入しなくてもいいのに、とは思ったが コミックスの5巻くらいから、 写真を挿入した絵の比率が更に増えていった ようにも思う。 そして段々と写真を漫画に挿入して完成した絵の 違和感のなさが凄く上手いと感じ出した。 他の漫画でも、そういう 写真データと手書きの絵を組み合わせた 漫画とかはあるけれど、なにかしら違和感を 強く感じるものが多いように感じた。 侠飯は、そういった組み合わせから生じる 違和感がほとんどないように感じた。 そのへんが凄く上手いなあと思った。侠飯明日が無いかもしれない侠客だから1わかる
名無し1年以上前柳刃さんは料理・食材のコストにも配慮する。 満足度にあわせた食材の選択を推奨し実行する。 最初からA5ランクの牛肉を料理するのではなく、 スーパーの特売品牛肉を絶品ステーキに仕上げるし、 余った具材も有効に活用する。 これを貧乏ヤクザがやっているというなら 単なる哀愁漂う節約術。 けれども柳刃さんって貧乏ヤクザどころか 「利用限度額無制限のブラックカード所有者」 で、お金には困っていない立場。 それなのにコストを抑えつつ美味しい料理を 作り上げる・・これぞ侠客、これぞ侠飯(笑)。 まあカードの名義が他人だとか それ(他人名義のカード使用)を平然と口にするのは 侠客というよりヤクザなんだが(笑)。侠飯明日が無いかもしれない侠客だから2わかる
名無し1年以上前原作小説の「侠飯」はPart4まで出版されていて、 漫画の原作となっているのはそのうちのPart1。 なのでとりあえず小説はPart1だけ読んでみた。 漫画のほうにはPart1には載っていない話も 結構あることが判った。 漫画第三巻の海の家での話とか 熱帯夜の話とか。 だが海の家でのヤキソバとか 熱帯夜の焼き枝豆とか、 料理方法とかいかにも侠飯流。 イチから漫画家の薩美先生のオリジナル話とも 思えない。 もしかしたら小説のPart2から4で出てきた 料理の話をアレンジして漫画に持ってきているのだろうか? こうなると小説のほうも全巻読まずにはいられなくなるな(笑)。侠飯明日が無いかもしれない侠客だから1わかる
名無し1年以上前色んな意見はあるのは当然だけど、自分的にはモンスーンが駄目過ぎた。 最後は赤カブトの血筋との因縁の対決と思って超期待したらこれだもんな。 どうしてこうなった!?銀牙~THE LAST WARS~あの最終回に納得しているのか?18わかる
影絵が趣味1年以上前いわゆるスポーツ漫画一般を分類する言葉として「スポ根」というものがあるが、ちばあきおの『キャプテン』ならびにその続編の『プレイボール』は、その内容的には「スポ根」と呼べそうな要素を多分にもっていながら、どうしても「スポ根」とはいいがたい何かがあるように思う。それはいったい何なのか。 スポーツとはそもそもが不平等である。そんなスポーツ界で頂点に立つような人々というのは、生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力にいっさいの身を惜しまないような人であろうと思う。それはそれは残酷で切ないことではありませんか。 そうであれば、少なくとも、青葉から墨谷二中に転校してきた谷口タカオをはじめ、体格にも才能にも恵まれない人々は二倍も三倍も、もっともっと、もっともっと、がんばらなくっちゃならない、その間にも、生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力に身を惜しまない人々は先へ先へと進んでいくのだから。しかし、あえて言及してみるまでもなく、これほど当然の理屈もないだろう。劣っているものが優れたものに勝つには、もっともっと、もっともっと、がんばらなくっちゃならない。三分の一ノックで身体がボロボロになろうとも、向こう見ずのダイビングキャッチで脳震盪を起こそうとも、それでも、それでも、がんばらなくっちゃならない。なにせ相手は生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力に身を惜しむことのない猛者たちなのだ、これほど至極当然の理屈がこの世にほかにあるだろうか。これほど残酷で切ないはなしがほかにあるだろうか。 しかし、ちばあきおという作家は、この残酷で切ない至極当然の法則から目を背けることはけっしてしない。むしろ、それを剥き出しの状態のまま直視しようとしているようにみえる。この眼差しには、残酷で切ないだけではない、どこか優しさめいたものがあるように思う。この優しさは、けっして、困っているひとを、あるいは劣っているひとを、助けるといったたぐいの優しさではない。もし、そうであれば、島田は二度も三度もフェンスに激突して脳震盪を起こさずに済んだにちがいない。 思うに、いわゆる「スポ根」なるものは、当然なるものを当然のこととして描くのではなく、この残酷で切ないがんばりそのものを直視するのではなく、それを問題的に、あるいは問題-解決的に覆うことで物語を構築しているのではないか。そうすることで残酷で切ないがんばりそのものは問題的なもののベールに包まれて見えにくくはなるが、登場人物たちは野性的で不平等きわまりない野晒しの世界からは守られることになる、しかし、これもある種の優しさではあろう。 それにしても、この野晒しの世界で、墨谷二中はどうなったか。なんと全国制覇を成し遂げたのである。当然のことを当然のこととして丹念に描いた結果が、荒唐無稽な夢のよう話になってしまうという、これほど感動的な事態がほかにあり得ようか。数あるスポ根の登場人物たちには勝つために理由-問題が必要だった、裏を返してみれば、彼らの勝利にはそれ相応の理由があった。そうと理由があるのなら、なんだ、そういうことかと腑に落ちることができる。しかし、ほんとうに感動的な体験とは、まだ見たことのない信じられないようなものを目の当たりにするときに起こるのではないだろうか。そして、それを少なくとも可能にするのは、努力は必ずしも、いや、ほとんど場合において実を結びはしないが、それでも、それでも、がんばらなくっちゃと思う、なにか対象のない漠とした祈りのような姿勢のなかにあるということを谷口たちは身をもって教えてくれる。 キャプテンキャプテン試論 ースポ根とは言われない何かー11わかる
ぱにゃにゃんだー1年以上前ゆうきまさみが描くパトレイバー は本当によく出来た作品だと思います。週刊連載なのでそれなりの話数にはなるのですが、1話その1のように話が区切られているので、全体としては20数話構成。ストーリーも細かいところへ枝分かれはしますが、基本的には謎のレイバーグリフォンとの戦いに終始しているので、話にブレがありません。一つの話を長く続けてここまで深めていけたのはパトレイバー シリーズの中でも、飛び抜けている点ではないかなと思います。 また、これは作家性の領域、あるいは漫画家という職業の強みかもしれませんが、キャラクターの魅力がずいぶん引き出されてます。特に主人公の野明のかわいさは全パトレイバーの中でピカイチ。そればかりか、あの太田さんまでも時折深みのようなものを見せるのですから、たいしたものです。 個人的に残念だった点をあげるのなら、野明がレイバーのことをイングラムと機体名で呼んでることですかね。アーリーデイズから入った人間としてはアルフォンスと呼んで欲しかった。完全に私の趣味ですが。 パトレイバーはゆうきまさみもTwitterなどで公言しているように、マルチメディア展開を念頭に置いた企画のようで、アニメが先、漫画が先ということはないらしいようです。あるのはどれが好きかでしょう。話として通ずるものも多く、例えばアーリーデイズと漫画には、海に現れた謎の巨大生命体を扱った話がありますが、前者ではハイドロジェンデストロイヤーで撃退しようとする本多猪四郎版ゴジラのパロディとして、後者として人間ドラマを織り交ぜたシリアスなストーリーとして仕上げていたりします。マルチメディア展開が故に楽しめる要素として、それぞれが楽しいですので、漫画共々パトレイバーは読まれ見られ続けて欲しいです。機動警察パトレイバーきみにいかれてメタメタ めちゃメカ狂い9わかる
かしこ1年以上前男女問わずストリップを観たことがない人の為の優しい入門書です。 女性作家さんが描かれていているので、同性としてどうしてストリップに興味を持ったかには私も共感しました。男の人は一人が基本かもしれないけど、女だと友達を誘いやすくて観に行くハードルが低いかもしれない。 連載が続いて色んな劇場や踊り子さんのこと詳しく描いてくれたら嬉しいな。女の子のためのストリップ劇場入門ストリップを観て描くルポ漫画2わかる