兎来栄寿8ヶ月前ルノアール兄弟×酒ライターパリッコさんという、混ぜたら危険な組み合わせによるとんでもないマンガの1巻が出ました。 この世には良い酔っぱらいと悪い酔っぱらいがいます。 悪い酔っぱらいは人に迷惑をかけます。一方、良い酔っぱらいは人の心を和ませて楽しませます。 この作品は、良い酔っぱらいの所業です。 さまざまな都市伝説やオカルトネタと、酒ネタを組み合わせることでとんでもない読み味を生んでいる作品です。 『MMR』の樹林さんがワインマンガの金字塔『神の雫』を生んだことを考えれば、あながち都市伝説と酒の組み合わせは悪くないのかもしれません(そうか?)。 とにもかくにも、語彙が強い。 「神秘交信飲酒(チェアネリング)」 「行きつけの路上飲みスポット」 「宝焼酎はノーマルでも うめぇんだよおおお!!!!」 「麹次元の存在」 「上ミノタウロス」 「U うんと飲んでも F 二日酔いにならない O おじさんになろう」 「鬼ころダウジング」 「地球はホテイの焼きとり塩味だった」 「酒蒸しとは錬金術の一種なのです」 「缶詰太陽系」「缶詰グランドクロス」 「4千万年に1度の飲酒体験」 「キンミヤ焼酎はナスカ文明の遺したオーパーツ」 普通の人生を歩んでいたら、絶対に遭遇しないであろうパワーワードのオンパレードや細かいボケの数々には何度も声を出して笑ってしまいます。 チェアネリングサークルに宝焼酎4リットルを置いて交信飲酒することで極上宝焼酎を召喚する件とか本当に好きです。 ホッピー大好き人間としては、FILE.4の「ホッピーラビリンス」の回などは幕間コラム含めて愛しいレベルです。そう、このマンガの世界と現実をつなぐ役割を果たす酒好きならではのコラムもまた良いんですよね。 ホテイの缶詰が異様に美味しそうに描かれているので、静岡県民にも強く薦めたいです。また、地元である吉野の酒の八咫烏が登場する回は嬉しくなってしまいました。 酒蒸しに関しては本当に手軽で美味しそうなので、釣られて作ってみたくなります。実在する良い呑み処の紹介などもあり、酒好きは深い共感を得られる堪らない作品です。 基本的に1話完結型なので、どこから読んでも大丈夫です。どこか1話だけでも読めば、この謎の熱量の虜になる……かもしれません。 巻末を含めすべてが狂っていますが、狂気の沙汰ほど面白いのです。パリッコの都酒伝説ファイル酒が生み出す強めの幻覚のようなマンガ #1巻応援8わかる
名無し1年以上前自分は好きだけれど一般ウケしないだろうと思ったらいつのまにかすごい人気になってたという意味だと「平本アキラ」かな 「アゴなしゲンとオレ物語」の時は今みたいな絵じゃないし、隙あらば小池一夫や昔の漫画のネタを入れてきてすごい面白いんだけどこの面白さの理解が一般的なのかなと思ってたら「俺と悪魔のブルーズ」と「監獄学園」で一気に人気が出ていた。 自由広場この先生、絶対に売れないなと思ったら売れた例2わかる
名無し1年以上前申し訳ないが吉本浩二先生の「こまねずみ常次郎」 を読んで、自分は嫌いじゃないけれどメチャ面白いとも言えないし、 青木雄二先生の模倣程度にしか思わなかった。 「この先生、絶対に売れないだろうな」と思った。 ブラック・ジャック創作秘話も、世間が評価するほどには たいした漫画ではない、と思っていた。 でも最近、独特の味を感じるようになった。 ルーザーズは、素直に良いなあと思った。 つまらん、売れん、と思ったり 自分は好きだけれど一般ウケはしないだろう、と思ったり 「売れないと思った」にも色々あるでしょうけれど。自由広場この先生、絶対に売れないなと思ったら売れた例2わかる
名無し8ヶ月前「ふたりソロキャンプ」 初対面で我儘こねまくりヒロインがオッサン主人公を痴漢冤罪で脅迫する始まり はやっちまったなと思ったし実際炎上してたからなあ 早々にヒロインを反省させ、謙虚なキャラへと修正したのが吉と出たのはあるが、キャンプ 漫画は他にも増えてる中でここまで売れたのは予想外だった自由広場この先生、絶対に売れないなと思ったら売れた例5わかる