mampuku2018/11/14どこまでも穏やかな、謎のいきものとの日常会津若松を舞台とした日常モノ。別マガでは「ふらいんぐうぃっち」に次ぐ少しファンタジー要素のある癒し系漫画ですね。表紙左側の赤べこのような生き物(?)がマスコット的な存在です。事件も何も起こらない穏やかな日常を、この不思議な赤べことのふれあいと共に描いています。「よつばと!」に匹敵するくらい何も起こらないので、何が面白いのか説明するのがとても難しいのですが、とにかく箸休めとしては最高です。国内なので異国情緒というほどでは無いですが、自分の知らない土地の文化や町の息遣いが感じられる作品は良いですね。あかまつ作井ルビ5わかる
mampuku2018/11/11ディテールに神を宿した漫画1900年頃ヨーロッパ、家出お嬢様がアパートの大家をやる傍ら「何でも屋」というなの無茶な冒険をしながら世間を知り成長していくハートフルな物語です。ピュアで好奇心が強く、まじめで正義感が強く、お嬢様なのに目を離すと何をしでかすかわからない、だがなんやかんやで皆を笑顔にしてしまう。そんなジゼルが可愛すぎてロリコンになりそうです。 そしてとにかく美しい。絵も話も。「Fellows!(現ハルタ)」あるいは森薫などが好きな人がハマるやつですねこれは。私個人的な趣味でいうと人体描くのが上手い絵師さんが好きなので「乙嫁」より好きかも。 「ディテールに神が宿る」といいます。神曲(かみきょく)とか神演奏といった類のものにはディテールにまで魂が込められています。そういう漫画が私はたまらなく好きです。「ジゼル・アラン」の髪の毛一本にいたるまで美しい描線を、「HxH」や「呪術〇戦」のような漫画には見習ってもらいたいですね。 最後に、このシリーズは著者近影もあとがきもなくシンプルですが、ハードカバーの小説のような凝った装丁ですごくこだわりを感じます。ぜひ紙の本で読んで欲しい漫画です。ジゼル・アラン笠井スイ2わかる
mampuku2018/11/08奥が深い……のか彼氏持ちの女の子同士でイチャイチャしてたら意地悪な彼氏に見つかって写真撮られてドロドロがさらにドロドロしていく百合?漫画です。 武田(左の子の彼氏)はすごく良い奴なんですが、こと恋愛においてとりわけこういうドロドロしたフィクションにおいては良い奴ってのは損する運命にありますね。藤原(右の子の彼氏)は浮気をネタに脅して「女同士でやってるところに混ぜてよ」などという百合界で最も言ってはならないことを言い放つカス野郎ですが捏造トラップ-NTR-コダマナオコ
mampuku2018/11/06絵も物語も独特で形容しがたい「成田芋虫ワールド」堪能 世界滅亡の大災害の後遺症で不死になってしまった二人が、死ねる方法を求めて終末を旅する漫画です。滝つぼや崖から飛び降りたりインディージョーンズばりの罠に嵌ったりしますがなかなか死ねません。 この作者の漫画は初めて読んだのですがほんわか可愛い絵柄で、サービス的なお色気がギャップで却ってドキリとさせられます(笑)今どきですとラノベの漫画化とかを手掛けていても違和感ない絵の雰囲気ですが、オリジナルだからこそ生まれた成田芋虫ワールド本当素敵なのでオリジナル書いてくれてありがとうございます先生という気持ちですKILLING ME / KILLING YOU成田芋虫
mampuku2018/11/03読んで字のごとしの背徳的バトルファンタジー エロかわな表紙ですが存外読み応えがあって好きな作品です。 ヒロインの姫さまがとにかく途方もなく高潔で慈愛と正義に満ちていて、そんな彼女と主人公の絆の物語を、あろうことか暴力的エロスの皮で包み込んでしまったという非常に挑戦的な作品です。読んだ瞬間ノーガードの頭を殴られ胸を撃たれましたね。半端な覚悟じゃ描けないストーリーなんじゃないかなと思いました。 私がこれを読んで好きだなぁ凄いなあと思った点は、本当の意味での「プライド」の高さというの描いているところですね。民を守り、友を救う。それが彼女のプライドであり、そのために鞭打たれ踏みつけられ傷つくことを受け入れるのに微塵の躊躇もありません。そんな人間離れした精神を、100%理解し寄り添うことのできる主人公もまた常軌を逸した存在でしょう。彼は読者一般人が持つモラルや常識、正義感と呼ばれる嫌悪感など、そういった概念に一切囚われることなく、姫さまだけを信じ抜くことができるのです。信頼関係や以心伝心、パートナーシップといった類のものの究極系とも言えそうです。 漫画やラノベに限らず映画なんかでも、「舞台は中世欧州風なのに社会通念やモラルなどは現代のそれなのが違和感」ってツッコミはよく目にしますが、この「奴隷姫」は狙ってか意図せずか結果的に読者の現代っぽい感覚を上手にくすぐってくるなって印象ですね奴隷姫やつき2わかる
mampuku2018/11/02少女漫画のヒロインはそこらの萌え漫画より可愛い子多い説ムスっとしていて一見冷たそうに見えるが実は思慮深く、不器用なやさしさを持つそんなイケメン灰原くんにもっと心を開いて仲良くなってほしい猪突猛進ヒロインみおちゃんの話 類型のヒーローは数多くいますが、灰原くんは冷たさとやさしさの配分がとても絶妙で気持ちいいです。 ヒロインのほうも、別マらしくとにかく可愛くて底抜けに性格が良い。ただ、いくら性格がよくても思慮が浅くて空回りしがちなので、灰原くんとは良い補完関係でナイスコンビ。 別マヒロインは花ゆめ系とは別の意味で理想が詰まってる感じでよいですね。 最初の1巻の構成が、とくに最後の数ページの畳みかけが素晴らしく、噫これぞまさしく胸キュンであるなと感動してしまいました。灰原くんはご機嫌ななめ八田鮎子1わかる
mampuku2018/11/01緻密かつ壮大なダークファンタジー 「進撃の巨人」「鋼の錬金術師」「終わりのセラフ」などに続く、少年漫画でありながらかなり重めのダークファンタジーです。超大作のポテンシャルを秘めているように思います。 1巻から腕や首がもげたり食われたり踏みつぶされたりと血がドバドバ流れますが思ったよりストーリー展開は丁寧で、主人公がが武器を取り戦いに身を投じていくのも2巻の後半くらいからということもあり、高い評価を受けて注目を浴び始めるにはもう少し時間がかかりそうです。 2巻までで現状「青の祓魔師」や「ギルティクラウン」のようなナイーブ主人公のアレックスですが、義肢の主人公というとエドワードやコブラといったカッコよくて気持ちのいいキャラクターが多いイメージありますし、彼にも成長してそうなっていって欲しいところです。1話のアバンタイトルで敵と対峙するクールな姿が描かれていたのでそれなりに期待できそうです笑TheSIX‐隻腕の奪還者‐大智そら
mampuku2018/10/31グリッドマンにも負けていない「脚フェチ」コミック表紙から内容が予想しにくいですが、美女装男子と少女たちによる異能力バトルです。文句なしで絵が上手く、いい意味でマガジンっぽい。言い換えれば「メジャー感」があります。「メイクをすることで魔女としての能力が発動する」設定はかなり大雑把というか活かしきれるか最初不安でしたが杞憂でした。「涙で魔法が解ける」というのもクライマックスでしっかり回収されていました。 味方の最強格である生徒会長の和音さんが何かにつけピンチに陥ってるところがガールズバトルファンとしては最高に推しポイントですね。この作者、わかってやがる!!って感じです。(最後のほうはさすがに気の毒でしたけど…… 巨大な敵の全貌が垣間見えたところで駆け足のビターエンド、という典型的な打ち切り的終わり方をしてしまいましたが、色々伏線を回収してキャラ立ちも大切にしてて誠実な全2巻だったなと感じました。ただ全7話はあまりにも短い…!終盤の展開は「悪食王」に似ています、巻数も同じ2冊。ただ俺様ソルシエールのほうが格段にストーリーの作り込みが良く、続きを読みたくさせるものでした。俺様ソルシエール赤尾でこ ウラミユキ
mampuku2018/10/25アイデアと戦略がすごい、月刊アライブの少女漫画可愛くて切なくて斬新! 照れたり恥ずかしくなったり発情したりすると変身しちゃう設定ってこれまでもいくつか見たことありますが、ここまでエモくて切なくて絵になるやつは初めてです。 話のベースは根暗で気味悪がられているヒロインと、分け隔てなく接してくれる身も心もイケメンのヒーローという「君に届け」的な少女漫画なのですが、急にドキドキして怪獣のしっぽがでちゃったり角がでちゃったり背びれがでちゃったりするのがキモいんですが可愛くて、しまいにゃ変身巨大化してしまったときの絵面がエモくて最高。こんな漫画がアライブに載ってるというのもすごい。 年末から来年にかけての賞やランキングに顔を出してきてもおかしくない面白さです。乙女怪獣キャラメリゼ蒼木スピカ
mampuku2018/10/25絵が良いのでその時点で勝っている📷似たような作品で溢れた昨今においてはなんの捻りもなく没個性な作品ではありますが、表紙のイラストと右下に小さく印字された名前を見ると勝利が約束されていることがわかります。絵師ガチャの勝ち組です。「紅緒」さん、今かなり注目度の高い若手のイラストレーターさんで、'10年代後半を体現したような柔らかい曲線美と透明感のある繊細な色使いが印象的です。コミカライズ版のシバ先生の絵も原作の雰囲気にかなり近いです。これは売れないほうが不思議なくらいだと思いますw 一応ストーリーにも触れておくと、50連勤で過労死したOLが異世界に転生してスローライフを送る話です。50連勤というと自営業の感覚ではありがちな感じがしますが、勤め人としての50連勤はいろいろストレスがやばそうで絶対に経験したくないですね…… 前世の記憶を持ちながらいきなり17歳の少女として転生しますが、17歳以前の彼女が存在したのかどうか気になります(「仮」の意識が使い捨てられ、転生者の容れ物として……って感じのホラーありそうw) 先ほど「没個性」という言葉を使いましたが、これほど絵がよくて見せ方がよくてキャラクターがよければストーリーの個性なんてべつに要らないな、と本作品を楽しく読みながら思いましたスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたシバユウスケ 森田季節 紅緒1わかる
mampuku2018/10/23ジャンプ式 平安風コズミックバトルファンタジー 竹取物語をモチーフとし平安時代の日本のような舞台設定のファンタジーでありながら地球~月間を移動するハイテクノロジーを持つ近未来SFでもある。 月の世界の皇女であった主人公・カグヤは敵対勢力によるクーデターに巻き込まれ、皇女の証である宝剣を携え地球へと落ち延びる。その星は「穢星」と呼ばれ、月の重罪人が流される"流刑地"だった。というあらすじ。 精神的にも未熟だった主人公が幾たびの試練を乗り越えていくうちに使命に目覚めめきめきと頭角を現していくという、少年漫画としては割と王道な主人公像じゃないでしょうか(マキバオー、ナルト、東卍のタケミチなど)絵に関してはすごくジャンプの血が濃いなと感じました。デフォルメの仕方がバクマンによく似てます。 画力、世界観、キャラクター、どれを取ってもハイレベルですが、元ネタが中学古文で習う竹取物語だったり地球の重力に苦しんだりするのに一切の注釈や解説がないハイコンテクストぶり、衣服や装飾品の細やかな描き込みも含めて、週刊でなくウェブでもなくSQという雑誌に合っていたなと思います。「いとウザし」「マジあはれ」などのフレーズは中学生が喜びそうです。 絵やセンスがすごく好きな作家さんなので長編の新作が読みたいと思いながら6年が経ってしまった…月華美刃遠藤達哉2わかる
mampuku2018/10/19「顔芸」にも注目したいラブコメ絵の良いエロコメです。成年コミック出身の実力派で、等身が高くメリハリの効いた人物デッサンだけでなく、絵が可愛い少年漫画のラブコメにはない魅力として推したいのが「"顔芸"と呼んでいいくらい振れ幅の広い表情芝居」ですね。成年コミックでは首から下以上に"実用性"を左右しかねないのが顔の表情です。TOSH先生もリアクション芸でいかんなく実力を発揮されている「食戟のソーマ」が良い例かと。 ストーリーのほうもくだらなくていい感じです。「監獄学園」や「デスラバ」もそうですが、こういうのは気合の入った絵でやるからこそサービス度も増しますしシリアスギャグにもなるという利点がありますね。恋愛志向生徒会如月群真1わかる
mampuku2018/10/19バトルヒロインものというより純粋に少年漫画 このテのファンタジー漫画がなろう系ばかりになってしまい、却って珍しくなった少年漫画然とした少年漫画です。 下品なギャグはキレがよく、絵が可愛いのでコメディタッチでもお色気シーンはそれなりに有難みがあります。 ヨーロッパ風のファンタジーに日本刀を登場させる作品は多いですが、ここまでがっつり鎧を着こんだ和装主人公も珍しいのではないでしょうか。顔に幼さはあるものの筋肉質で全身古傷まみれ、TUEEな主人公ではあるものの強さに説得力があります。純粋に少年漫画らしい漫画であるからこそ、「なろうを読み慣れた読者なら勝手に納得してくれるだろう」という甘えがないので誰にでも読みやすい作品だと思います。 一巻の時点では表紙のヒロインの戦闘での見せ場があまりないので二巻以降に期待したいです。神落しの鬼菅原健二1わかる
mampuku2018/10/17奥深い「音」の世界ピアノ調律師が主人公。偏屈で職人気質(とよぶには些か人格破綻気味ですが)だが調律の腕は超一流。顧客や同業者と毎回トラブルを起こしながらもなんやかんやで解決していく。 いわゆるよくある「お仕事モノ」の一つの理想形ですね。業界の苦労話や社会人あるあるに終始せず、調律やピアノ演奏、音響の奥深さを教えてくれます。人情話も交えつつ、それに頼らず調律そのものの面白さが作品の面白さに直結しているのが素晴らしいです。 同じ職業系・技能系でも「王様の仕立て屋」「二月の勝者」「イチケイのカラス」「ハコヅメ」などにあって「戦うグラフィック。」「VSアゲイン」「はじめアルゴリズム」「響」などには無い魅力ですね。後者は後者で別の魅力で面白いんですけど 作中登場する国内最大手メーカー「アマギ」のモデルは当然ヤマハということなんでしょうが、こんなに悪役に描かれてしまって大丈夫なんでしょうか…wピアノのムシ荒川三喜夫2わかる
mampuku2018/10/13これが本物のクレイジーサイコレズだ!「コンプレックス・エイジ」「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の佐久間結衣先生の新作は、少女たちを魅了、篭絡し、洗脳し、最後は冷酷かつ残酷に消費する悪魔のような女の話です。このダークさはさすがですね。 葛城の魔の手にかかり次々と姿をけしていく美術部員。このまま全員彼女の"芸術作品"にされてしまうのか……と思いきや1巻の最後に衝撃の展開が! こうなると彼女の悪を許さない正義の高潔黒髪美少女などが登場してくれると私的には非常にテンションが上がるのですが、それは今後ひそかに期待しておくことにしますwわるいおんなのこ佐久間結衣1わかる
mampuku2018/10/12購入する場合は電子版を推奨画楽ノ杜(現・月間Z)という耳慣れないウェブサイトで連載されていた漫画ですが、読んでみると驚くほどクオリティが高い。 http://comip.jp/Z/ ほどよくレトロ感、アナログ感があり、バトルの絵に迫力があるだけでなくメリハリがあってとても読みやすいです。レトロだけど古臭くなく、荒々しいけど粗雑じゃない。最近ではあまり見ないようなメタネタも、ただやるだけでなく巧さを感じられる演出になっていて飽きさせません。ちなみに絵はヒラコーそっくりw 紙派としてきわめて残念なのが、完結の3巻が電子のみという点。なんで3巻だけ???最終巻のみ未読ですが、通販サイトのレビューなどを見る限り打ち切りの駆け足展開っぽい雰囲気ですね。 最新作「じゅうしまつ」も気になりますが麻雀はあまり嗜まないので、次読んでみるならR.O.D.かなぁ。あれは良いアニメでした。墓場の七人山田秋太郎
mampuku2018/10/11早くもラブに発展しそうな漫画業界マンガ 「涼風」「風夏」など傑作ラブコメの山を築き上げてきた名匠・瀬尾公治先生の新作はまさかのお仕事モノ、しかも主人公は漫画編集者、ヒロインは漫画家。 自らの掲載誌を題材にした漫画といえばまず思い浮かぶのは「バクマン」ですが、処変わって作者も変わればここまで違うかというまったくの別物。「バクマン」は作家同士の横のつながりやアンケート順位レース、生き様としての男のロマンを追求する熱血ぶりで、ときに展開がとっ散らかって見える「ライブ感」のような雰囲気も特徴でした。「ヒットマン」のほうはというと主人公・剣崎が社会人ということもあってかテレビドラマみたいな印象です。シュージンやサイコーが年中引きこもって机にかじりついていたのと違い、ヒットマンのコンビはいきなり取材と称して温泉旅行へ行ってしまいます(もちろん読者サービスも兼ねているとは思いますが)ずる賢くて打算的だがド熱血なシュージンたちと、青臭く不器用だがどこか肩の力が抜けている剣崎はやはり好対照です。 これからどう描かれていくか気になるのは、主人公たちがバクマンと違って大人であることで、原稿料や印税などお金の話や、作家の生活の部分の描かれ方がどうなるのか。バクマンでもお金の話には触れてはいましたがそこまで深くは踏み込まれませんでした。 「少年マガジンを再び日本一の雑誌に」というアツいテーマが掲げられていますが、日本一だったころのマガジンを読んで育った私としてはこみ上げるものがありますね。ヒットマン瀬尾公治1わかる
mampuku2018/10/11SFラノベ、まだ死んでなかった!うっわ面白い…原作はハヤカワ文庫かな?と思ったら電撃大賞とは!!Webではなく賞からの生え抜きでこれほど骨太な大作ともなれば、近い将来の大ヒットアニメとして期待されているに違いありません。 しかもロボットによる戦争モノのコミカライズには生半可ではない画力が要求されますから、まさに満を持してのコミック発売です。興奮してきます。 いざ読んでみると、大群をなす戦闘ロボットは3DCGと手描きを併用している感じに見えます。3Dっぽさが軽い感じがして質感や迫力の面で「All You Need Is Kill」や「サクラブリゲイド」には劣りますが、反面、無数の機体が入り乱れ物量に押しつぶされそうな絶望感は手描きだけでは実現できないような魅力もあります。これがアニメーションになったらと思うととても楽しみです。86―エイティシックス―吉原基貴 しらび 安里アサト I-IV5わかる
mampuku2018/10/06世に溢れまくった「デスゲーム」作品の生き残り異能力を与えられて殺し合いをするデスゲームです。似たような作品がいっぱいありそうで思いつきません笑。 最初はバトロワや神さまの言うとおり、リアルアカウントなどの類似作品と比べてパッとしない印象でしたが、3巻くらいになって強そうなキャラクターが増えてくると面白くなります。3巻の強敵「花屋」は倒しかたもエグくてゾクゾクしました。 ネットスラングなども頻繁に登場しますが、時代感はシュタインズゲートに近いですね。 出てくる女の子は絵は若干古めですが皆ロリ可愛いです。ダーウィンズゲームFLIPFLOPs1わかる
mampuku2018/10/05「不死者」を巡る中世バトルファンタジー「Fate/Zero」「タブー・タトゥー」の真じろう先生、圧巻のダーク&グロ&ファンタジー。相変わらず絵がめちゃめちゃかっこいいです。 「ノスフェラトゥ」といえば一般的には吸血鬼のことを指しますが、本作に出てくる不死者はまさかの○血鬼!?という意外過ぎる設定で、1話目からどんでん返しで楽しませてくれます。 さて表紙の主人公。赤髪で、少女性をギリギリ残した感じのバトルヒロイン、激しくツボです。「終末のイゼッタ」「Re:CREATORS」「天元突破グレンラガン」少し大人ですが「戯言シリーズ」の哀川潤もいいですね。終末のノスフェラトゥ真じろう
mampuku2018/10/04山知識満載 山賊ダイアリーと合わせて読みたい 女子高生が罠を仕掛けてイノシシをつかまえたりする漫画です。ゆるキャン△のようなレジャーものと違って自分でやってみようという気は起らないところがキャッチーではないですが、雑学的な感じで楽しめます。 1巻の最後でつかまえた鹿を自分たちで解体して食べるくだりはとてもいい話でしたね。銀の匙もそうですがこれも食育ですね。 ところでニュース番組でみたことあるカゴの罠ってめっちゃ高いんですね…罠ガール緑山のぶひろ
mampuku2018/10/03教育的かもしれないけどあまりに下品で勧めにくいwおチャラけてふざけたギャグテイストではあるものの、普通に心理学の勉強になります。 デスゲーム回の「確証バイアス」や「機能的固着」の話はめからウロコがぽろぽろ落ちました。「確証バイアス」なんて特に情報化社会では現代病といっていいですよね。 グループ内で浮いてるくんの話で出てくる「自己不一致」や、他人を無自覚に能力で差別しているという話にははっとさせられます。サイコろまんちか小出もと貴2わかる
mampuku2018/10/02スペちゃんの可愛さは媒体を選ばない 今年屈指の大ヒットアニメ・「ウマ娘プリティーダービー」にかなり先行して連載が始まっていた漫画版です。ストーリーは同じものを下敷きにしているようですが、アニメ版がスポ根や実際の名レース('98年日本ダービーなど。知らない人は、ネタバレになるので先に検索することをおすすめしませんw)を忠実に再現したりと競技色が強いのにくらべ、漫画の方は学園モノの群像劇という色合いが強いようです。勿論主人公はスペちゃん。 ただ、身も蓋もない話ですが、いかんせんアニメの出来がよすぎるので、まずはアニメを見て気に入ったら補足的に漫画よ読んでみるのが良さそう。大元の、原作であるはずのゲームアプリもまだリリースされていませんし…w【新装版】STARTING GATE! ―ウマ娘プリティーダービー―S.濃すぎ Cygames
mampuku2018/09/28ハートフル日常系アルバイトまんが可愛いラブコメ少女漫画です。いかにも花ゆめ読者が好きそうな感じです。読むと可愛いけど個性的で一筋縄ではいかないワタシになれます。 とくに事件が起こるわけでもなく、ただただ面白おかしく日常が描かれています。なかなかに中毒性がありますね。うたかたダイアログ稲井カオル1わかる