mampuku2018/08/18鵺って西洋にもいるのか…?リュウとかハルタとかそっち系のレトロ可愛いファンタジーです。水上悟志の弟子にして期待の新鋭だそうです。 演出やセリフ回しが古臭かったり(90年代っぽいなと思うことが多いです)、あんまり現代ナイズドされてない感じが粗削りなようにも見えますが、気合の入った大ゴマでの画力は非常にレベルが高いです。内容はファンタジー色が強く、中世の時代劇って感じではないです。倫敦塔の鵺相模映
mampuku2018/08/17昨今のきれいごと主義に一石を投じる刹那的青春ドラマ スラムダンク以後のバスケットボール漫画で最高傑作はと聞かれたら、未完ではあるものの多くの人がこの作品を挙げると思います。バスケットボールという競技だけでなく、青春を、人生を、人生で最も濃密で輝きに満ちた三年間をテーマに描き、その意味を50巻以上にわたる長い物語の中で常に問い続け、キャラクターたちは思い悩み抜いた先に彼らの信じた道をひた走っていきます。そしてその道は永遠につづいていくものでは必ずしもなく、明日には終わってしまうかもしれない、という刹那性こそがこの作品の裏のテーマであることは間違いないと思われます。 ちなみに表のテーマは挫折や逆境からの再生みたいな感じでしょうか。低身長で馬鹿にされ活躍の場が得られなかった主人公が、正確無比の3Pシュートを武器に、不良や虚弱体質といった「逆境仲間」とともに下馬評を覆しライバルたちをなぎ倒していく…のがまぁ普通のスポーツ漫画だと思うんですが(そういうカタルシスが無いわけではないですが)挫折や苦悩、恋慕、失恋、嫉妬、確執…などなど、ジ○ンプではとてもとても味わえないようなビター&スパイスたっぷりなところが「あひるの空」の心揺さぶられるところなんですね。 作者があとがきで語っていますが、以前にも何度か映像化のオファーがあったもののそのいずれも「空(主人公)がNBAの舞台に…!」というラストを提案されたそうで、そのたび作者は「あひるの空という作品をわかってもらえていない」と落胆したそうです。 主人公の空を含め九頭竜高校メンバーは多分エースのトビを除いて誰もプロにはならないでしょうし、他校の強敵も進学せずインターハイ敗退=バスケット引退となる選手が少なくないはずです。そこに「キセキの世代」みたいなドリーミングさはなく、全日本に選ばれた流川やそれを追いかける天才もおらず、現実的だからこそ何よりもドラマチックな生々しい青春物語があるだけです。 膝を痛めながら奮闘するエース・トビは、彼の膝の具合を案じた先生にこう言い放ちました。 「自分たちに未来があると思わないでくれ」 これには色々な意味が込められています。無名ながら快進撃を続けるクズ高だが全国を狙えるのは今年しかない(だから怪我を押してでも出場させてくれ)というトビの意図とは別に、物語においても「ここで燃え尽きてもかまわない」というキャプテン・百春の発言や、空の大活躍は成長途中の色々な条件が重なったことによる偶発的なものであるという監督の見解などともリンクしてきます。彼らは「未来」なんてもののために青春をかけているのではないのです。それでも彼らの将来を案じて怪我などから守ることが大人の役目です。クズ高の監督も勝利と生徒の将来との両天秤に悩まされることになります。 「甲子園は暑すぎるので別会場でやるべき」「選手の将来を考えて球数制限をすべき」 というような昨今の風潮に抗うかのように「あひるの空」の登場人物たちはスポコンにのめり込んでいきます。 もちろん高校野球のマネージャーが熱中症で亡くなったりそれを美談仕立てで報じたりする今のスポーツ界の在り方は議論の余地なく「悪い」ですし、スパルタ的練習法の効率性がスポーツ科学の観点から疑問視されているこのご時世ではあるものの、一方で、最大限安全への考慮をした上でという条件つきですがぶったおれるまで足がつるまで灰になるまで走り切った先にしか見られない景色があって、その刹那の輝きが後の人生において掛け替えのない宝になるであろうことを信じて疑わない、ある意味宗教みたいなものかもしれませんが…そういう世界があること自体は否定されるべきではないのではないかなと思うのです。 私事ですが学生時代はバンドに打ち込んでいたので、その刹那の輝き教の信者たる彼らの気持ちはよくわかります。一方でスポーツに青春をかけていた人たちを眩しい目で見ていたというのも事実なので、彼らをやっかんで「高校野球なんて危険だやめちまえ」みたいに言っちゃう人の気持ちもまったくわからないでもないわけです。「あひるの空」はそういう複雑でないまぜの感情をリアルに感じられる稀有な漫画です。多感なあの頃がよみがえる…色んな意味で心のリフレッシュになる作品かもしれません。あひるの空日向武史26わかる
mampuku2018/08/14そういえばアニメ化してたんだっけ型破りなオタク教師が問題児だらけの学校を立て直していく話だと思っていたらいつのまにかバトル漫画になっていた漫画。 妹のビジュアルやその他の設定などは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を強く意識しているようにも見えます。同じ白衣着たオタクが主人公のシュタゲを見ていると一昔前のアキバが舞台なので古いな~懐かしいな~と思う場面が多いのですが、電波教師も将来そうなってそうな気がします電波教師東毅
mampuku2018/08/06女医さん漫画もっと増えてくれマガジンで短期打ち切りになってしまった。内容は可もなく不可もなく、ヒロイン(新人医師で助手)が可愛いので読んでました。 東京医科大学でとんでもないスキャンダルが発覚してましたが、こんな可愛いくて頼りになる女医さんはもっと増えてほしいです。フィクションでも外科医ってほとんど男性ですよねDr.プリズナー上田敦夫 石川小松1わかる
mampuku2018/08/04「きみと過ごした最後の夏休み」←こんなん号泣不可避やん 子供と大人、子供の賢しさ、心の成長、子供から見た世界の鮮烈さ。 「アリスと蔵六」今井哲也の原点ここにありというべきか、「アリスと蔵六」はファンタジーでしたがこちらはSFという違いはありますが変わらず素晴らしいです。2011年刊行でありながらIoTと人工知能、ARVRが発達した未来は十分に説得力とリアリティがあります。 一方で子供達の繊細な感情や人間関係の描写と、大人たちとの対比がとても面白いですね。わからないことだらけで手探りの冒険をしている小学生たち、生き方動き方が経験に基づいてマニュアル化していて一見あっさりして見える親たち。子供たちは時に大人たちを敵視し反発するが、28年の年月をつなぐ絆となったのが、子どもでも大人でもないもう一つの家族でした。 第一話の終わりに、 「それが僕らの一緒に過ごした最後の夏休みになった」 というモノローグがあります。なんとなく最後の展開を察してしまうのですがw それでもわかってても泣いてしまうやつですわ。ぼくらのよあけ今井哲也4わかる
mampuku2018/08/01一騎当千の続編がアワーズなのはこれの繋がりだったのかなこの人の描くスタイリッシュなバトルヒロイン好きなので、一騎当千以外の物ももっと読みたいです。この漫画などもダークで良い感じです。 特に近年は大暮維人の影響を絵柄から(素人目ですが)感じます。新装版 GODEATH ~女神の血脈~塩崎雄二
mampuku2018/07/31プラネット・ウィズ発売記念途中までのほのぼのした空気と、セカイ系でシリアスなストーリー、そしてほどよい中二病感と最高の感動。個人的に十指に入る好きなマンガです。全10巻というこの上なく理想的な長さも良い。 プラネット・ウィズが成功して惑星のさみだれもうっかりアニメ化されないかなぁ惑星のさみだれ水上悟志4わかる
mampuku2018/07/27ハートフル異世界ナゴヤめし ファンタジー世界で美味しい日本食をつくって現地民を虜にするという何の変哲もない異世界食堂なんですが、異世界出島みたいな「のぶ」や「異世界食堂」と違って食材現地調達のダンジョン飯型のようです。ただ、海老も豚も米も果物も野菜もあるので比較的イージー。 作中、醤油や味噌がないことで頭を悩ませていますが(多分小麦がないせいかと)、大豆も塩もあって、パンケーキ焼いたりもしていたので頑張ればどうにかなりそうな気がするんですが、私はそのへん詳しくないので基準がよくわかりませんw 食材や調理の面で緩くて障害があまりない代わりに、ストーリーには少し力が入っている感じです。ちょっと切ない恋あり、ハートフルな家族物語ありなところは強みかも。異世界駅舎の喫茶店Swind pon-marsh 神名ゆゆ
mampuku2018/07/25スネークバイトに憧れて握力を鍛えた思い出「RAVE」「SAMURAI DEEPER KYO」と共に少年マガジン黄金期を支えた漫画です。当時わたし中学生だったので、一歩や金田一、サイコメトラーEIJI、GTOなどよりもドハマりしていた記憶があります。 「裏新宿・無限城」「邪眼」「雷帝」などのかっちょいいワードで我々いたいけな中学生のハートを弄んだ原作者・青樹佑夜はかの樹林伸の数あるペンネームの一つだとか。まさにリビングレジェンド…… 無限城は○○○○で作られた○○だった…!みたいなラストも衝撃的でした。Get Backers 奪還屋綾峰欄人 青樹佑夜18わかる
mampuku2018/07/25「どるから」ハナムラ先生の出世作?📷タイトルそのまんまの実録マンガである。 有名なシーンだけど、ここ見て死ぬほど笑ったアニメ監獄学園を創った男たち平本アキラ ハナムラ1わかる
mampuku2018/07/20K-1石井館長がJKに転生して空手ビジネス📷 K-1の石井館長が事故死して、同時に借金苦で自殺を図り生死をさまよっていたJKに生まれ変わり(乗り移り)、JKの実家の空手道場を経営再建する話。設定もストーリーもぶっ飛んでてよくゴーサイン出たな!!?と思ったら原作者の名前みて爆笑w女子高生になる以前に漫画原作者になっちゃったよこの人w 転生先で生前みにつけた専門知識を揮う話はラノベを中心に流行りですが、得意の空手で大立ち回りをしたかと思えば家に帰って貸借対照表とにらめっこ……そんじょそこらの異世界でマヨネーズ作るような小説とは比べ物にならん素晴らしい説得力と読み応え。 さらには作画に「アニメ監獄学園を創った男たち」のハナムラ氏を起用。実在人物を絶妙なコミカルさ加減でキャラクターに落とし込み面白おかしく動かすことにかけては折り紙付きです。画力が素晴らしいので格闘シーンもお着換えのシーンも満足度抜群。今年刊行された新作のなかでも、自分のなかで上位ですねこの漫画は! 石井館長が出所してから十余年経ちますが、作中ではスマホとSNSが普及していることから現代が舞台のようです。この世界線の館長、また捕まったの?wどるからハナムラ 石井和義3わかる
mampuku2018/07/17萌え×日常4コマのグラウンド・ゼロ 00年代後半くらいから日常萌え4コマ漫画のアニメ化が流行りだしましたが、あずまんが大王はその圧倒的先駆けかつ金字塔となったレジェンド的作品です。シュールな演出や「空耳ケーキ」など耳に残る主題歌で支持を集めました。 2009年春、小学館のゲッサン創刊と同時にその目玉の一つとして「補修編」と題した書き下ろしが掲載され、同年夏に発売されたコミックス新装版に加筆・修正された本編と書き下ろしの「補修編」が収録されました。時を越えて「よつばと!」のクオリティで「あずまんが」が読めるなんて感動……!かなりの割合がほぼ完全に描きなおされていました。 特に榊さんや暦などの大人っぽいキャラクターは違いが顕著ですね。顔が今っぽくなって体形もリアルでセクシーに。逆にちよちゃんや大阪みたいなマスコット的キャラはあの頃から概ね完成されていた感じ。あずまんが大王あずまきよひこ4わかる
mampuku2018/07/14当代随一のデコ貧乳マエストロ 男を見たことがないくノ一だけの里で悶々と暮らすラブ未満コメディ。「からかい上手の高木さん」作者だけあってチャームポイントのおでこ、ぺったんこの胸、少女性の中に仄かに香るバブみ、素晴らしいです。「美少女」という概念に頼らずに可愛い女の子を描く天才。 ムッツリスケベな主人公ツバキが妄想逞しくしているだけの話かと思いきや、個性豊かな同僚のくノ一たちとの切磋琢磨も微笑ましく描かれています。 巻末のオマケ漫画に高木さんがゲスト出演していますが、さすがナイスからかいでした。くノ一ツバキの胸の内山本崇一朗2わかる
mampuku2018/07/12黒バス作者のゴルフ漫画が完結 面白かったのに打ち切られてしまった……残念。 黒バス的な必殺技の応酬も、主人公の成長物語としても、熱いものがありました。無表情でロボットみたいだった主人公が段々とゴルフの楽しさに目覚めていき、最後の決戦で雄叫びをあげながらガッツポーズをとるクライマックスはこれまでの積み上げが一気に爆発したように感動的でした。 「黒バスの焼き直し」みたいな批判もありましたが、それってこの作品自体の評価としてはどうなんでしょうね。既存の作品に似てるってのは確かに弱点かもしれないですけど、競技が違えば面白さも違うと思うんで、私としては普通に新鮮に楽しめました。ライパクと比べる声もありました。ジャンプ読者(の大人)って意外と保守的ですよね(笑)ROBOT×LASERBEAM藤巻忠俊11わかる
mampuku2018/07/11全年齢向けエ□漫画がなんでこんなに売れてるのか考えてみた ①際どいサービスカットのない話数が存在せず、②あの手この手でラッキースケベを引き起こし、③掲載誌で1・2を争う画力を惜しみなく発揮し、④そのくせ全年齢対象のため肝心な部位は描かれず、⑤ストーリーは辛うじてラブコメの体裁を保つ程度のものである。 とりあえずこれら5つの条件…とりわけ①③⑤にあてはまるマンガを仮に「一般誌のニアエロ漫画」と呼びます。最近増えつつあってしかもどれも売れてますね。「終末のハーレム」「無邪気の楽園」あたりを筆頭に、「パラレルパラダイス」や「監獄学園」「デスラバ」もこれに近い分類かもしれません。ただこの世代における「一般誌のニアエロ」ブームを作ったのはやはり「ToLoveる-ダークネス-」の大ヒットなんじゃないかなって気がしてます。そして、ToLoveるの持つ上述の5つの要素を余すことなく持っているのが「なんでここに先生が!?」なのです。 「一般誌のニアエロ」人気の要件としては 【A】物語の要素としての性交渉が極力持ち込まれず、 【B】一般紙で許されるギリギリを攻めることで 【C】成年向けでは得られない特別感・背徳感を得る。 これABどちらも重要です。もし性交渉もしくは行為があったと匂わせる場面を描写してしまうとそこにシリアスな意味が生まれてしまい、条件⑤を満たすのが難しくなります。大袈裟にたとえるなら「チェーホフの銃」みたいなものです。主人公とヒロインの関係になるべく波風を立てないためにも【A】は守られなければなりません。(「パラレルパラダイス」に関しては物語において性交渉は重要なカギであるにもかかわらず、性交渉しないと話が進まないこともあり、セックス投げ売り&大暴落しているので【A】を満たしていなくても現状問題はないように思われます) また、【B】を踏み越えた先(成年向けの領域)にあるものは (a.)結合部や陰部の描写と (b.)行為が明確な描写を伴って官能的に描かれること この2つが主かなと勝手に思っているのですが、ハードル(a.)は一般紙で踏み越えられることはまずなさそうです。ハードル(b.)は少女漫画やBL漫画、一部の青年漫画(主要登場人物の男女が愛情で結ばれる、悪意ある暴力行為が行われる、など、ストーリーの構成要素として描かれる)、あとは例外的ですが週刊少年マガジンの袋とじのようなオマケ漫画……で見られますが、いずれを見ていても思うのは「行為の描写」そのものを楽しむなら多少値は張っても18禁の本を読んだ方がずっと実用的だなってことですね。【C】を得るには【B】をとことん攻めたほうが効果的なはずなのに、行き過ぎて(b.)にまで踏み込んでしまうとじゃあ成年向けでいいじゃん、という矛盾を起こしてしまう。消費者はワガママですね。 結局すべてをバランスよく満たした「ToLoveる」、そして「なんでここに先生が!?」が一番優れているという結論に……。 ちなみに個人的には「終末のハーレム」「デスラバ」が読み応えあって好きなんですが、ストーリー色が強いのでそういうの要らないって人は多いかもしれないですね。なんでここに先生が!?蘇募ロウ
mampuku2018/07/10シリウスWEB版で連載の全部のせ美少女SF「A.I.C.O. Incarnation」のコミカライズを手掛ける道明宏明先生のオリジナル作品。 宇宙戦争で百合で巨大化ヒロインで…といろいろてんこ盛りな本作。可愛らしい絵柄に反して過激なバトル描写やヒラコー漫画を彷彿とさせる青年誌っぽい過激かつ独特な台詞回しが印象的です。 展開も熱いです。立場を越えて愛してしまった主人公(ショート髪)を守るべく、「天の光はすべて星(フレドリック・ブラウン)」ならぬ「天の光はすべて敵(天元突破グレンラガン)」のような状況で単騎突撃するヒロイン、そして彼女を救えなかった無力さから立ち上がり強くなろうと決意する主人公。表紙などからは想像できないような熱量があります。(逆に、悪く言えばバランスが悪いようにも見えるかも。楽しみ方次第ですね)さよならジュリエッタ道明宏明1わかる
mampuku2018/07/10アニメ化「ハンドレッド」のヒロイン外伝 アニメ化したライトノベルのコミカライズ作品。原作とアニメはまだ見てないんですが、おおのいも先生は個人的に注目しているのでうっかり手を出してみました。 ちょっと一昔前っぽくもある目力の強い絵柄ですが、アニメ等に寄せているのもあって可愛らしく仕上がっています。(のちのオリジナル作品のほうが若干レトロ感あるかも) https://manba.co.jp/topics/14414 なによりこの作者さんは着衣巨乳が素晴らしいです。重量感や服の皺にただならぬこだわりを感じますハンドレッド Radiant Red Rose箕崎准 おおのいも 大熊猫介
mampuku2018/07/05「トリアエズナマ」飲みたい…「トリアエズナマ」、飲みたいーーーーーーー!! 異世界人が「トリアエズナマ」を見て「冷えたエール」って表現してたけど、日本の居酒屋で出るのは冷えたラガーだよねw中世ヨーロッパが舞台のモデルならラガービールは無かったはずなので「こんなんビールじゃねぇ!」って言われてもおかしくはない気はする。 今となってはありふれてしまった「未開の異世界に文明を持ち込んでちやほやされる」ラノベだが、「のぶ」はグルメ方面では草分け的ですから十分偉大かな、とも。普段何気なく食べている日本食の素朴な魅力を再発見するにはいいマンガだ。 アフリカや南米に100均商品を見せびらかしに行くみっともない番組みたいにホルホルが先に立ってしまうと途端にシラケるので諸刃の剣感はあるけど…異世界居酒屋「のぶ」ヴァージニア二等兵 蝉川夏哉 転2わかる
mampuku2018/07/03オタク系少年漫画としては侮れない質を持つ電撃Next強くて不敵で殺しても死なないお姉さんが色々と活躍します。こういうダークでサディスティックなバトル漫画なかなか無いので掘り出し物でした。打ち切りっぽいとはいえ、切ないビターエンドもグッド。 猟奇的な方面にアブノーマルな性癖が爆発していて、BLEACHのマユリ様が大好きな変態の人は楽しめると思います。ショタもあるよ! 好かれやすい絵柄だと思うので、ゲームやラノベのコミカライズなどにも挑戦してみてほしいです。悪食王村下玖臓3わかる
mampuku2018/07/03イキリオタクの充足した日常序盤、都合の良いだけのイタいなろう小説なのかなと思いきや、異世界側のキャラが強烈で思ったより楽しく読めます。ただし設定はベタベタ。 ディテールの部分に作者の人間関係の経験の希薄さや歪さが目に付きます。一緒に異世界に召喚されたクラスメートのカズキくん。あんなに気のいいイケメンが、モテるからといって友達がいないというのは余りに不自然。「クラスの人気者」をリアルに想像できないのかなという感じです。学校一の美女の犬上先輩も、オタクという属性をつけることで無理やり「理解できる存在」に収めてるように見えます。 一方で、現実世界でぬぼーっとしてた主人公が異世界で努力に目覚めるというのは、すごくありうる話だなと思いました。やりたいこと、向いてる仕事と出会えた人間ってこういう風になるよなってのは某の経験談。治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~九我山レキ くろかた KEG KeG KeG1わかる
mampuku2018/06/29Asukaがまだ輝いていた時代これまだ完結してないんだよね…? ASUKAらしい美麗で厨2病な(Wikipediaで設定読むだけでキュンてなりますw)少女漫画というだけでなく、主人公2人とヒロイン姉妹の4角関係がとても可愛らしいラブコメでもありました。姉の梨紅はあの2chの最萌トーナメントで優勝したこともあるとか。「ツンデレ」という言葉が生まれる前でしたが、既にほぼ完成されたツンデレヒロインでした。D・N・ANGEL杉崎ゆきる1わかる
mampuku2018/06/27表紙も良いけど中身も負けてないこの人の漫画は本当に、ちょっとレトロ感を滲ませつつもデジタルなのにめちゃめちゃ美麗で、とにかく色気がスゴイです。 修学旅行中に事故に遭ってサバイバルホラー突入するというありがちな話ではあるのですが、この人の絵でエログロ&ホラーが読めるというだけでお金を出す価値があります。 できることなら、電子だけでなく紙媒体でもリリースして欲しいです(紙派なので…)インゴシマ田中克樹 天下雌子2わかる
mampuku2018/06/25「DARKER THAN BLACK」スピンオフを手掛けた岩原裕二のオリジナル新技術により人類が無尽蔵の新エネルギーを手にした近未来の話。ドローンは普及しているもののバーチャルとかサーバーパンクって感じはそれほどなくて、戦闘も肉弾戦が多いです。 1巻表紙のヒロインが人間にしかみえないくらい高性能のアンドロイドなんですが、可愛いですね。ロマンでしかないです。To Heart2のイルファやネギまの絡繰茶々丸が大好きなので、当然「ディメンション W」のミラも大好物です。 アンドロイド嫌いの主人公から結構雑な扱い(物理)を受けるのですが、持ち前のタフネス(物理)とへこたれないポジティブさのおかげで見てて嫌じゃないというか、むしろ元気をもらえるキャラですね。ディメンション W岩原裕二2わかる