色々アートな空間でJK入星管が大暴れなSF東京入星管理局 窓口基さいろく割とゴチャゴチャしている。 ひとつひとつの表現が立体的で画角が面白いのもあるけど、当時進行感の表現も相まって1コマ1コマが狭すぎると言わんばかり。 この情報がパンパンに詰まったバトルシーンもまた魅力。 全部を理解しようとすると難解なのだけど、1巻読了後に読み返すと少し理解度が高まってちょっとおもしろい。 時間かけてゆっくりではなくザッと読んでからもう一度読み返す方がいいかもしれない。無知のようで悟ってそうな旦那に惹かれるおつれあい 安堂ミキオさいろく1巻刊行記念、ということで購入して読了。 いわゆる日常系?なのか?ちょっと変わってるし、若干昭和っぽいところがあってフワッとしている。ほんとにフワッとしているので他に表現が難しいけど、ついつい読み続けてしまうタイプの作品。 主人公もなかさんは謎の旦那(無職)を養っている。 ご近所さんたちと変な付き合いが広がっていくのが本作の本筋だけど、終始のほほんとした空気で必要以上に荒れることもなく進んでいく。 ただ、「それおかしいよ」っていう「普通」の感性を唯一持ってそうなもなかと、一番おかしな旦那ののぼたんとの不思議な日常がメインのおかずである。 実際、そのおかしいと思う常識的な感性も、のぼたんとの付き合いの中で確信に変わるところもあれば改められるところもあり、すごく柔軟じゃないかと感心させられる。 なんか、そんな深くないようで意外と深いんじゃないかこれ。浅野いにおLOVEデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにおstarstarstarstarstarさいろく※ネタバレを含むクチコミです。JMAFマンガ部門新人賞受賞記念カキコロスト・ラッド・ロンドン シマ・シンヤさいろく文化庁メディア芸術祭マンガ部門、新人賞!めでたい、よかた。 私は推理小説をちょっとずつ読み進めるかの如く毎晩ちょっとずつ読んでいたので毎晩が楽しみだった。 2巻が出た頃には早く次くれ!と思って待っていた。 どうなるんだろう、どうしてだろうっていうワクワク感やハラハラ感がしっかりあって感情移入もしやすく素晴らしい作品だったし、最後まで良かった。 絵も雰囲気もカッコよくて映画を見ている気分になれる。 少しだけ線が荒かったりベタが荒かったり(わざとかも)するところが日本っぽくなくて、すごくすごく海外っぽさを感じられる。日本のマンガ界も世界標準のおしゃれが取り入れられて進化させられる人がいるんだ、と安心する。 月並みだけど、おすすめの作品。JKがオカルトオタクと妖怪と一緒に宇宙人から地球を守りながr(略ダンダダン 龍幸伸starstarstarstarstar_borderさいろくすごい色々詰まってる。 まず絵が超上手い、ジャンプ+やべーなと思う。 あとキャラが可愛い、これまたやべーなと思う。 あとやたらとひん剥かれる、これは著者の好みだと思う。 だが!ひん剥かれる系は講談社のノリっぽいのに集英社である事でお察しのとおり超バトル漫画である。 勇気・友情・努力、それなりにしてるぜ!っていうぐらいのそれなり感が気持ちいい。 宇宙人はキモいし妖怪もまためちゃくちゃだけど(あと人間が頑丈すぎる)これもまた読む手が止まらないタイプの好きなやつです。 別クチコミでTシャツにするなら〜ってあったけど、自分はこれがいいなーと思った。ちょっと趣向が違うなと思ったのであっちには貼らなかったけど・・・つしまを中心に猫たちとおじいさんの日常俺、つしま おぷうのきょうだいさいろくおじいさん(女性)っていうのがインパクトありすぎて最初ビックリしたが(髭だと思ってたら鼻毛ってことか) ツシマヤマネコに似てるからという理由で「つしま」と名付けられた大柄の猫さんと、その近所の猫たちのお話。 ネコ好きさんは延々と猫の世話をするし、猫のための人生になっていく。 それぐらい魅力があるんだろう。 私は今は犬派なのだけど、いつかは猫を飼ってみたいと思っている。 そして飼ったら猫たちがこんなことを考えてたりするんだろうと妄想するのだ。きっとずっと楽しい。 そんな日常が描かれている素敵な漫画。ノリが良い、すべてがゆるい!そこがいい!ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 横田卓馬さいろく勢いとノリ、そこに素直なJKとクソ真面目ポンコツ風紀委員を足すことですべて丸く収まっている! 好き! 同級生たちもいいぞ!まだ2巻までしか読んでないけど、このマンガに出てくる◯◯委員は全員いい!オイスター先生を思い出す!ステータスは当然筋力極振りですマッシュル-MASHLE- 甲本一さいろくエルデンリングやってて思い出した。 自分はいつも脳筋を目指しているのに甘えが出て途中で生命力とか持久力とかに振って楽をしようとしてしまい、結局筋力も人並みの器用貧乏タイプしか作れないんだって・・・ その点このマッシュ・バーンデッドは違う! 脳筋とはこいつの事だ! 次のキャラ育成は真の脳筋にしてこいつを目指そう・・・ なんの話だかわからなくなってくるけど、脳筋の主人公だけでなく周りのキ●ガイもいい味を出しており、意外とスルメマンガなんじゃないかと思える。 ジャンプでやってるだけあってちゃんと友情も努力もある!勇気はなんかどっか置いてきちゃってる!脳筋だから忘れ物しちゃうよね!90%実話らしい90年代のフィリピンの実態ココ・ロングバケーション 近藤令さいろく今でもデンジャーな香りがする東南アジア諸国、日本人からそう見えるのは90年代のイメージが強いからではないか。 私はいわゆる安旅行でタイの僻地やマニラなんかには行った事があるものの、物騒なのは間違いないし危ない目にも実際合う可能性はあった。といっても4〜5年前の話なので本作の当時の「錦糸町は危ない(フィリピンパブが)」という認識はもはやなかったし、描かれているほど引ったくりがいるイメージもない。 この20年ぐらいで変わったところなのかなーと思いながら読んでいた。 読了後に90%実話、というのを知りちょっと驚いているが、妙にリアルさはあったのでそういうことかと納得。 貧国の貧困層がどうやって生きていくか、その選択肢にある日本への出稼ぎという実態は、出稼ぎしてくる彼女たち本人の目にどう映っているのだろう。出てくる人間の8割がクレーマー・・・がんばれ! コッペパンわに 類さいろくなんなんだこのマンガは。 ふんわりホッコリを期待してたらわにがかわいそうすぎる。 理不尽なクレーマーにイライラする想像を上回る作品でした。 もちろん、ふんわりホッコリのほうが多いんだけど(絵柄どおり)人間系のキャラはいわゆるモンクレが多く、そうじゃないキャラの方が明らかに少ない。 読後感が悪いわけじゃないんだけどストレススッキリ!とまではキレイに解決してない気がして(謝るだけで済まされてたり、何も因果応報が果たされていないヤツが多い・・・)思い返してイライラしたりするという・・・ まぁ、わに可愛いからいいんですけど。無慈悲な呪い・怨霊・悪霊の仕業に制裁ダークギャザリング 近藤憲一starstarstarstarstar_borderさいろくオカルト系かな?と思いきや、オリジナルなヤバいやつでした。 単純にホラー要素が満載で怖いだけでなく、ゾワッとする人間の業も上手く描画されていて、それがテンポよく進んでいく。 作画のクオリティも高く、さすが集英社作品だなと感心してしまう作品です。 ちなみにしっかり読むとしっかり怖い。絵が怖いんじゃないっていうところが怖いんだよなー・・・虫マンガランキング、なんでこれが入っていないのか毒虫小僧 日野日出志さいろく私が何も知らない無垢な子供だった頃、当時通っていたスイミングスクールで母親の迎えを待つ間にホビールームに置いてあったこの本を何気なく手にとってしまったのが運の尽き。 小学2年生の私の人生に初めてのトラウマを植え付けた作品でした。 今でもはっきりと憶えてしまっているぐらいの描写、悲惨さ、恐ろしさ。 日野日出志先生の特徴的なキャラの顔がまた忘れられない。 大人になって、言われてみればカフカだったなと思うし、振り返りたくないなー嫌だなーという気持ちなのについつい電子書籍版を買ってしまった。 « First ‹ Prev … 70 71 72 73 74 75 76 77 78 … Next › Last » もっとみる
色々アートな空間でJK入星管が大暴れなSF東京入星管理局 窓口基さいろく割とゴチャゴチャしている。 ひとつひとつの表現が立体的で画角が面白いのもあるけど、当時進行感の表現も相まって1コマ1コマが狭すぎると言わんばかり。 この情報がパンパンに詰まったバトルシーンもまた魅力。 全部を理解しようとすると難解なのだけど、1巻読了後に読み返すと少し理解度が高まってちょっとおもしろい。 時間かけてゆっくりではなくザッと読んでからもう一度読み返す方がいいかもしれない。無知のようで悟ってそうな旦那に惹かれるおつれあい 安堂ミキオさいろく1巻刊行記念、ということで購入して読了。 いわゆる日常系?なのか?ちょっと変わってるし、若干昭和っぽいところがあってフワッとしている。ほんとにフワッとしているので他に表現が難しいけど、ついつい読み続けてしまうタイプの作品。 主人公もなかさんは謎の旦那(無職)を養っている。 ご近所さんたちと変な付き合いが広がっていくのが本作の本筋だけど、終始のほほんとした空気で必要以上に荒れることもなく進んでいく。 ただ、「それおかしいよ」っていう「普通」の感性を唯一持ってそうなもなかと、一番おかしな旦那ののぼたんとの不思議な日常がメインのおかずである。 実際、そのおかしいと思う常識的な感性も、のぼたんとの付き合いの中で確信に変わるところもあれば改められるところもあり、すごく柔軟じゃないかと感心させられる。 なんか、そんな深くないようで意外と深いんじゃないかこれ。浅野いにおLOVEデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにおstarstarstarstarstarさいろく※ネタバレを含むクチコミです。JMAFマンガ部門新人賞受賞記念カキコロスト・ラッド・ロンドン シマ・シンヤさいろく文化庁メディア芸術祭マンガ部門、新人賞!めでたい、よかた。 私は推理小説をちょっとずつ読み進めるかの如く毎晩ちょっとずつ読んでいたので毎晩が楽しみだった。 2巻が出た頃には早く次くれ!と思って待っていた。 どうなるんだろう、どうしてだろうっていうワクワク感やハラハラ感がしっかりあって感情移入もしやすく素晴らしい作品だったし、最後まで良かった。 絵も雰囲気もカッコよくて映画を見ている気分になれる。 少しだけ線が荒かったりベタが荒かったり(わざとかも)するところが日本っぽくなくて、すごくすごく海外っぽさを感じられる。日本のマンガ界も世界標準のおしゃれが取り入れられて進化させられる人がいるんだ、と安心する。 月並みだけど、おすすめの作品。JKがオカルトオタクと妖怪と一緒に宇宙人から地球を守りながr(略ダンダダン 龍幸伸starstarstarstarstar_borderさいろくすごい色々詰まってる。 まず絵が超上手い、ジャンプ+やべーなと思う。 あとキャラが可愛い、これまたやべーなと思う。 あとやたらとひん剥かれる、これは著者の好みだと思う。 だが!ひん剥かれる系は講談社のノリっぽいのに集英社である事でお察しのとおり超バトル漫画である。 勇気・友情・努力、それなりにしてるぜ!っていうぐらいのそれなり感が気持ちいい。 宇宙人はキモいし妖怪もまためちゃくちゃだけど(あと人間が頑丈すぎる)これもまた読む手が止まらないタイプの好きなやつです。 別クチコミでTシャツにするなら〜ってあったけど、自分はこれがいいなーと思った。ちょっと趣向が違うなと思ったのであっちには貼らなかったけど・・・つしまを中心に猫たちとおじいさんの日常俺、つしま おぷうのきょうだいさいろくおじいさん(女性)っていうのがインパクトありすぎて最初ビックリしたが(髭だと思ってたら鼻毛ってことか) ツシマヤマネコに似てるからという理由で「つしま」と名付けられた大柄の猫さんと、その近所の猫たちのお話。 ネコ好きさんは延々と猫の世話をするし、猫のための人生になっていく。 それぐらい魅力があるんだろう。 私は今は犬派なのだけど、いつかは猫を飼ってみたいと思っている。 そして飼ったら猫たちがこんなことを考えてたりするんだろうと妄想するのだ。きっとずっと楽しい。 そんな日常が描かれている素敵な漫画。ノリが良い、すべてがゆるい!そこがいい!ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 横田卓馬さいろく勢いとノリ、そこに素直なJKとクソ真面目ポンコツ風紀委員を足すことですべて丸く収まっている! 好き! 同級生たちもいいぞ!まだ2巻までしか読んでないけど、このマンガに出てくる◯◯委員は全員いい!オイスター先生を思い出す!ステータスは当然筋力極振りですマッシュル-MASHLE- 甲本一さいろくエルデンリングやってて思い出した。 自分はいつも脳筋を目指しているのに甘えが出て途中で生命力とか持久力とかに振って楽をしようとしてしまい、結局筋力も人並みの器用貧乏タイプしか作れないんだって・・・ その点このマッシュ・バーンデッドは違う! 脳筋とはこいつの事だ! 次のキャラ育成は真の脳筋にしてこいつを目指そう・・・ なんの話だかわからなくなってくるけど、脳筋の主人公だけでなく周りのキ●ガイもいい味を出しており、意外とスルメマンガなんじゃないかと思える。 ジャンプでやってるだけあってちゃんと友情も努力もある!勇気はなんかどっか置いてきちゃってる!脳筋だから忘れ物しちゃうよね!90%実話らしい90年代のフィリピンの実態ココ・ロングバケーション 近藤令さいろく今でもデンジャーな香りがする東南アジア諸国、日本人からそう見えるのは90年代のイメージが強いからではないか。 私はいわゆる安旅行でタイの僻地やマニラなんかには行った事があるものの、物騒なのは間違いないし危ない目にも実際合う可能性はあった。といっても4〜5年前の話なので本作の当時の「錦糸町は危ない(フィリピンパブが)」という認識はもはやなかったし、描かれているほど引ったくりがいるイメージもない。 この20年ぐらいで変わったところなのかなーと思いながら読んでいた。 読了後に90%実話、というのを知りちょっと驚いているが、妙にリアルさはあったのでそういうことかと納得。 貧国の貧困層がどうやって生きていくか、その選択肢にある日本への出稼ぎという実態は、出稼ぎしてくる彼女たち本人の目にどう映っているのだろう。出てくる人間の8割がクレーマー・・・がんばれ! コッペパンわに 類さいろくなんなんだこのマンガは。 ふんわりホッコリを期待してたらわにがかわいそうすぎる。 理不尽なクレーマーにイライラする想像を上回る作品でした。 もちろん、ふんわりホッコリのほうが多いんだけど(絵柄どおり)人間系のキャラはいわゆるモンクレが多く、そうじゃないキャラの方が明らかに少ない。 読後感が悪いわけじゃないんだけどストレススッキリ!とまではキレイに解決してない気がして(謝るだけで済まされてたり、何も因果応報が果たされていないヤツが多い・・・)思い返してイライラしたりするという・・・ まぁ、わに可愛いからいいんですけど。無慈悲な呪い・怨霊・悪霊の仕業に制裁ダークギャザリング 近藤憲一starstarstarstarstar_borderさいろくオカルト系かな?と思いきや、オリジナルなヤバいやつでした。 単純にホラー要素が満載で怖いだけでなく、ゾワッとする人間の業も上手く描画されていて、それがテンポよく進んでいく。 作画のクオリティも高く、さすが集英社作品だなと感心してしまう作品です。 ちなみにしっかり読むとしっかり怖い。絵が怖いんじゃないっていうところが怖いんだよなー・・・虫マンガランキング、なんでこれが入っていないのか毒虫小僧 日野日出志さいろく私が何も知らない無垢な子供だった頃、当時通っていたスイミングスクールで母親の迎えを待つ間にホビールームに置いてあったこの本を何気なく手にとってしまったのが運の尽き。 小学2年生の私の人生に初めてのトラウマを植え付けた作品でした。 今でもはっきりと憶えてしまっているぐらいの描写、悲惨さ、恐ろしさ。 日野日出志先生の特徴的なキャラの顔がまた忘れられない。 大人になって、言われてみればカフカだったなと思うし、振り返りたくないなー嫌だなーという気持ちなのについつい電子書籍版を買ってしまった。
割とゴチャゴチャしている。 ひとつひとつの表現が立体的で画角が面白いのもあるけど、当時進行感の表現も相まって1コマ1コマが狭すぎると言わんばかり。 この情報がパンパンに詰まったバトルシーンもまた魅力。 全部を理解しようとすると難解なのだけど、1巻読了後に読み返すと少し理解度が高まってちょっとおもしろい。 時間かけてゆっくりではなくザッと読んでからもう一度読み返す方がいいかもしれない。