「いほとぜ」と読む五佰年BOX 宮尾行巳さいろくこれもタイムリープなんだろうか。読み終わってから気づく事がいくつかあり、そういう事なのかなーと感心した。 主人公の苗字は後半までほぼ関係ないので忘れてるけど(というか出てこないかも?) 民俗学的に外せないとある岩手県の物語だったりとかにルーツが直結していたり。 叶多でカナタと読むのは「多くを叶える」ということだろうね。 何にせよバーッと4.5巻まで読み終わって、面白かったという感想でした。 ちょっと惜しいんだよなぁ…というのが引っかかるけど。さいろく1年以上前学校にあったんですね、いい学校だ…😌 中高の図書室とか思い出せないので当時の私は雑誌でしか漫画読んでなかったんだと思われます。 毎週10冊ぐらい買ってたけど青年誌少なかったなぁ… 手塚先生をリアルタイムで追うことが出来なかったのは今となっては悔しいですね😫自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて2わかるさいろく1年以上前うおおお、これです!懐かしいーーーー アドルフに告ぐ の方はワイド版ってやつだったみたいです。 表紙が漫画絵じゃなかったからしばらく手を付けなかったのを思い出したw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて3わかるこの世の最高の享楽とタイムリープと。ネオ・ファウスト 手塚治虫starstarstarstarstar_borderさいろく懐かしい気持ちで読み返したがこのネオ・ファウストは男性なら一度は読んでおいた方がいい。 誰しもが一度は妄想するであろう世界とその幕引きがわかりやすく描かれている今作では、男というものがどれだけ愚かかが(特に坂根や一ノ関を見ていると)非常によくわかる。 「享楽」という単語も初めて読んだ小学生の頃の自分には理解できず広辞苑で調べた懐かしい記憶。 享 が読めなかったんだよなぁ…ともかく享楽を描いた作品なのです。 また、この作品には現代への影響が非常に強烈だったことがいくつかの点から想像できる。タイムトラベルものは当時も多くあったがこういう使い方はさすが。 「時をかける少女」みたいな今で言う"タイムリープ"ものも当時は"タイムトラベル"と呼ばれていたなぁ。 ドラえもんのタイムマシンが多くの人達の妄想を掻き立てたように、いい大人となった男性の妄想を掻き立てる作品。 そしてもちろん手塚先生の最高傑作の一つ、と言いたいのだが惜しむらくはちゃんと完結していないところ。 手塚治虫の最後の作品となり未完のままとなったものの、全2巻として売られているのももう納得するしかないのだ。 (電子版に最後の続きのネームが入ってて涙出そうだった。本当に悔やまれる)さいろく1年以上前小学生の頃手塚で育った私です。 当時の愛読書は「ブッダ」と「火の鳥」でしたが、「アドルフに告ぐ」と「ネオ・ファウスト」は小学生ながらにドキドキしながら読んでました(主に大人なシーンで) ネオ・ファウストは学生運動のシーンからでしたっけ…冒頭だけですごい色々と妄想に包まれた記憶が。 家にあったのが愛蔵版だか新装版だかだったんですが、判が大きかったので迫力あったんですよね。 手塚大好きなのに最近本当に読んでなくて忘れてましたね、ありがとうございます。 そしてシュマリは読んでなかった…!自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えてこれぞジャパニーズSFVERSION 坂口尚starstarstarstarstarさいろく今だとサイバーパンクと言われるものが流行った時代、大友克洋「AKIRA」や「幻魔大戦」などを代表としたジャパニーズアニメがSFで少年たちの夢を拡げていた頃の素晴らしいアートのような作品。 もちろんマンガとしてストーリーも面白いし絵も構図もキャラクターも坂口尚らしくてとても素晴らしい。 「石の花」と並ぶ坂口尚の傑作。アムロとシャアだけじゃない!「ガンダム」を知ろう機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和 矢立肇 富野由悠季 大河原邦男さいろく安彦良和先生のガンダム。 これこそがORIGIN。本当にありがたい。 アニメの機動戦士ガンダムをちゃんと見れてなかった世代としてはガンダムがゲームやカードダスで一世を風靡しているにも関わらず本当のシナリオを全て理解出来ていなかった事が心残りというか悔しいというかだったんですが、このORIGINはアニメ版以上に安彦良和で(そりゃそうなんだけど)思っていたガンダムが本当に今描かれているんだと。 ものすごく古い時代のマンガだったらちょっと手を出しづらいとこあるじゃないですか、正直。 でもこれは最近になって描かれてるんですよ。ようやくガンダムを知る事ができる!と嬉しくなって読み始めたら見事に期待を上回る作品だった。 小さい頃、小学生低学年の頃はアニメも疎らに見てカードダスとかガン消しとかしか持ってなくて知識も乏しくて。。。そんな頃、悪役だったザビ家は馬鹿な悪いやつなんだと思ってたんですよ、ガルマのせいかもしれないけどさ。でもORIGIN読んだらドズルのファンになるよ、絶対。 ガンダムという日本が誇る壮大なスルメコンテンツを今になってこんなに丁寧な作品として出してくれた安彦先生とKADOKAWAに感謝したい。幕末を学ぶ風雲児たち 幕末編 みなもと太郎さいろく井伊直弼(いいなおすけ)と言えば桜田門外の変で暗殺された悪名高い印象がある人物(だと思うんだけど)だが、その裏で実際はどう苦労してどう悩んでいたのか。 メディア受けするのはヒーロー的な人物ばかりで、その脇に出てくる人物たちはあまりフォーカスされていない。 幕末には坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛や新選組を始めとした華のあるスターたちがいっぱいいすぎて埋もれてしまうが、その影では多くのことが起きているわけで、それらですら学んでしまえるのがこのみなもと太郎先生の「風雲児たち 幕末編」であると。 イネは必要だったかというと必要なのである。オノ・ナツメ風必殺仕置人さらい屋五葉 オノ・ナツメさいろく殺陣(たて)とかはないんだけど。 オノ・ナツメ作品で日本が舞台なのも珍しく、そのためか出てくるキャラクターの魅力がぐんと近く感じられる。 必殺仕事人ではなく仕置人の方なのは梅が仕置人の鉄になんとなく風貌が近いからっていうだけだけど、この裏稼業グループは仕置人のそれに似ている気もする。 ルパン3世っぽいとこもあるかな。主人公の政がそれっぽさが全くないのでオリジナリティは抜群。 ノイタミナでアニメ化もされていて一時期話題にもなったけど、この作品はそれだけ一般的でもある。でもオノ・ナツメらしさは満載なので是非読んでほしい。死ぬまで恋は必要だ、男も女もGENTE オノ・ナツメさいろくとはルチアーノの言葉。ルチアーノのとは表紙の一番←の青いキャラ。 オノ・ナツメ作品を読み返しながらクチコミ書いていこうと思ったけどGENTEはその中でも少し異色。 連載誌のカラーが出ていると言えばなるほどという感じではあるんだけど。 簡単に言うと老眼鏡の初老のカッコいいオッサンを好む妻のため、新しいリストランテのオーナーであるロレンツォはスタッフを老眼鏡のベテランだらけにしてしまう。 いわゆる"枯れ専"のための作品なのだけどこれがまた素晴らしい。勝手に彼らの背景をいっぱい想像しながら妄想しつつ読んでいくと最高の作品と思えてくる。 GENTEはそんな枯れ専や腐女子にもオススメ。4人の中年とゲスト1名のイタリア共同生活LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~ オノ・ナツメさいろくオノ・ナツメ作品は毎回心がほっこりする。本当に好き。 家主のマッシモがとてもいい男で可愛い。結論。遅咲きの花のようなパンティストッキングのような空の下 うめざわしゅんstarstarstarstarstar_borderさいろくうめざわしゅん先生はすごいチープな言い方をすると、花沢健吾先生や新井英樹先生のようなアナーキズムな題材を似た感じの作風。 でも決して模倣ではないと思う。 なぜならもっとぶっ飛んでいるから。。 « First ‹ Prev … 147 148 149 150 151 152 153 154 155 … Next › Last » もっとみる
「いほとぜ」と読む五佰年BOX 宮尾行巳さいろくこれもタイムリープなんだろうか。読み終わってから気づく事がいくつかあり、そういう事なのかなーと感心した。 主人公の苗字は後半までほぼ関係ないので忘れてるけど(というか出てこないかも?) 民俗学的に外せないとある岩手県の物語だったりとかにルーツが直結していたり。 叶多でカナタと読むのは「多くを叶える」ということだろうね。 何にせよバーッと4.5巻まで読み終わって、面白かったという感想でした。 ちょっと惜しいんだよなぁ…というのが引っかかるけど。さいろく1年以上前学校にあったんですね、いい学校だ…😌 中高の図書室とか思い出せないので当時の私は雑誌でしか漫画読んでなかったんだと思われます。 毎週10冊ぐらい買ってたけど青年誌少なかったなぁ… 手塚先生をリアルタイムで追うことが出来なかったのは今となっては悔しいですね😫自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて2わかるさいろく1年以上前うおおお、これです!懐かしいーーーー アドルフに告ぐ の方はワイド版ってやつだったみたいです。 表紙が漫画絵じゃなかったからしばらく手を付けなかったのを思い出したw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて3わかるこの世の最高の享楽とタイムリープと。ネオ・ファウスト 手塚治虫starstarstarstarstar_borderさいろく懐かしい気持ちで読み返したがこのネオ・ファウストは男性なら一度は読んでおいた方がいい。 誰しもが一度は妄想するであろう世界とその幕引きがわかりやすく描かれている今作では、男というものがどれだけ愚かかが(特に坂根や一ノ関を見ていると)非常によくわかる。 「享楽」という単語も初めて読んだ小学生の頃の自分には理解できず広辞苑で調べた懐かしい記憶。 享 が読めなかったんだよなぁ…ともかく享楽を描いた作品なのです。 また、この作品には現代への影響が非常に強烈だったことがいくつかの点から想像できる。タイムトラベルものは当時も多くあったがこういう使い方はさすが。 「時をかける少女」みたいな今で言う"タイムリープ"ものも当時は"タイムトラベル"と呼ばれていたなぁ。 ドラえもんのタイムマシンが多くの人達の妄想を掻き立てたように、いい大人となった男性の妄想を掻き立てる作品。 そしてもちろん手塚先生の最高傑作の一つ、と言いたいのだが惜しむらくはちゃんと完結していないところ。 手塚治虫の最後の作品となり未完のままとなったものの、全2巻として売られているのももう納得するしかないのだ。 (電子版に最後の続きのネームが入ってて涙出そうだった。本当に悔やまれる)さいろく1年以上前小学生の頃手塚で育った私です。 当時の愛読書は「ブッダ」と「火の鳥」でしたが、「アドルフに告ぐ」と「ネオ・ファウスト」は小学生ながらにドキドキしながら読んでました(主に大人なシーンで) ネオ・ファウストは学生運動のシーンからでしたっけ…冒頭だけですごい色々と妄想に包まれた記憶が。 家にあったのが愛蔵版だか新装版だかだったんですが、判が大きかったので迫力あったんですよね。 手塚大好きなのに最近本当に読んでなくて忘れてましたね、ありがとうございます。 そしてシュマリは読んでなかった…!自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えてこれぞジャパニーズSFVERSION 坂口尚starstarstarstarstarさいろく今だとサイバーパンクと言われるものが流行った時代、大友克洋「AKIRA」や「幻魔大戦」などを代表としたジャパニーズアニメがSFで少年たちの夢を拡げていた頃の素晴らしいアートのような作品。 もちろんマンガとしてストーリーも面白いし絵も構図もキャラクターも坂口尚らしくてとても素晴らしい。 「石の花」と並ぶ坂口尚の傑作。アムロとシャアだけじゃない!「ガンダム」を知ろう機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和 矢立肇 富野由悠季 大河原邦男さいろく安彦良和先生のガンダム。 これこそがORIGIN。本当にありがたい。 アニメの機動戦士ガンダムをちゃんと見れてなかった世代としてはガンダムがゲームやカードダスで一世を風靡しているにも関わらず本当のシナリオを全て理解出来ていなかった事が心残りというか悔しいというかだったんですが、このORIGINはアニメ版以上に安彦良和で(そりゃそうなんだけど)思っていたガンダムが本当に今描かれているんだと。 ものすごく古い時代のマンガだったらちょっと手を出しづらいとこあるじゃないですか、正直。 でもこれは最近になって描かれてるんですよ。ようやくガンダムを知る事ができる!と嬉しくなって読み始めたら見事に期待を上回る作品だった。 小さい頃、小学生低学年の頃はアニメも疎らに見てカードダスとかガン消しとかしか持ってなくて知識も乏しくて。。。そんな頃、悪役だったザビ家は馬鹿な悪いやつなんだと思ってたんですよ、ガルマのせいかもしれないけどさ。でもORIGIN読んだらドズルのファンになるよ、絶対。 ガンダムという日本が誇る壮大なスルメコンテンツを今になってこんなに丁寧な作品として出してくれた安彦先生とKADOKAWAに感謝したい。幕末を学ぶ風雲児たち 幕末編 みなもと太郎さいろく井伊直弼(いいなおすけ)と言えば桜田門外の変で暗殺された悪名高い印象がある人物(だと思うんだけど)だが、その裏で実際はどう苦労してどう悩んでいたのか。 メディア受けするのはヒーロー的な人物ばかりで、その脇に出てくる人物たちはあまりフォーカスされていない。 幕末には坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛や新選組を始めとした華のあるスターたちがいっぱいいすぎて埋もれてしまうが、その影では多くのことが起きているわけで、それらですら学んでしまえるのがこのみなもと太郎先生の「風雲児たち 幕末編」であると。 イネは必要だったかというと必要なのである。オノ・ナツメ風必殺仕置人さらい屋五葉 オノ・ナツメさいろく殺陣(たて)とかはないんだけど。 オノ・ナツメ作品で日本が舞台なのも珍しく、そのためか出てくるキャラクターの魅力がぐんと近く感じられる。 必殺仕事人ではなく仕置人の方なのは梅が仕置人の鉄になんとなく風貌が近いからっていうだけだけど、この裏稼業グループは仕置人のそれに似ている気もする。 ルパン3世っぽいとこもあるかな。主人公の政がそれっぽさが全くないのでオリジナリティは抜群。 ノイタミナでアニメ化もされていて一時期話題にもなったけど、この作品はそれだけ一般的でもある。でもオノ・ナツメらしさは満載なので是非読んでほしい。死ぬまで恋は必要だ、男も女もGENTE オノ・ナツメさいろくとはルチアーノの言葉。ルチアーノのとは表紙の一番←の青いキャラ。 オノ・ナツメ作品を読み返しながらクチコミ書いていこうと思ったけどGENTEはその中でも少し異色。 連載誌のカラーが出ていると言えばなるほどという感じではあるんだけど。 簡単に言うと老眼鏡の初老のカッコいいオッサンを好む妻のため、新しいリストランテのオーナーであるロレンツォはスタッフを老眼鏡のベテランだらけにしてしまう。 いわゆる"枯れ専"のための作品なのだけどこれがまた素晴らしい。勝手に彼らの背景をいっぱい想像しながら妄想しつつ読んでいくと最高の作品と思えてくる。 GENTEはそんな枯れ専や腐女子にもオススメ。4人の中年とゲスト1名のイタリア共同生活LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~ オノ・ナツメさいろくオノ・ナツメ作品は毎回心がほっこりする。本当に好き。 家主のマッシモがとてもいい男で可愛い。結論。遅咲きの花のようなパンティストッキングのような空の下 うめざわしゅんstarstarstarstarstar_borderさいろくうめざわしゅん先生はすごいチープな言い方をすると、花沢健吾先生や新井英樹先生のようなアナーキズムな題材を似た感じの作風。 でも決して模倣ではないと思う。 なぜならもっとぶっ飛んでいるから。。
さいろく1年以上前学校にあったんですね、いい学校だ…😌 中高の図書室とか思い出せないので当時の私は雑誌でしか漫画読んでなかったんだと思われます。 毎週10冊ぐらい買ってたけど青年誌少なかったなぁ… 手塚先生をリアルタイムで追うことが出来なかったのは今となっては悔しいですね😫自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて2わかる
さいろく1年以上前うおおお、これです!懐かしいーーーー アドルフに告ぐ の方はワイド版ってやつだったみたいです。 表紙が漫画絵じゃなかったからしばらく手を付けなかったのを思い出したw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて3わかる
さいろく1年以上前小学生の頃手塚で育った私です。 当時の愛読書は「ブッダ」と「火の鳥」でしたが、「アドルフに告ぐ」と「ネオ・ファウスト」は小学生ながらにドキドキしながら読んでました(主に大人なシーンで) ネオ・ファウストは学生運動のシーンからでしたっけ…冒頭だけですごい色々と妄想に包まれた記憶が。 家にあったのが愛蔵版だか新装版だかだったんですが、判が大きかったので迫力あったんですよね。 手塚大好きなのに最近本当に読んでなくて忘れてましたね、ありがとうございます。 そしてシュマリは読んでなかった…!自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて
これもタイムリープなんだろうか。読み終わってから気づく事がいくつかあり、そういう事なのかなーと感心した。 主人公の苗字は後半までほぼ関係ないので忘れてるけど(というか出てこないかも?) 民俗学的に外せないとある岩手県の物語だったりとかにルーツが直結していたり。 叶多でカナタと読むのは「多くを叶える」ということだろうね。 何にせよバーッと4.5巻まで読み終わって、面白かったという感想でした。 ちょっと惜しいんだよなぁ…というのが引っかかるけど。