室井大資✕岩明均レイリ 岩明均 室井大資starstarstarstarstar_borderさいろく完結してしまった。 戦国時代、武田家の裏側でのお話。 主人公のレイリは武田信勝の影武者として死に場所を求める「死にたがり」。 彼女を取り巻く周りの人々と彼女の成長を時代の流れにそって見ていく感じになるんだけど(と言ってもほんの10年そこらの間だが) 寄生獣やヒストリエの岩明均が原作ということもあってただの史実ではないし、室井大資が描いてるだけあって独特の間のとり方が癖になる作品でした。 オススメ。カエル男とかじゃない蛙のおっさん 島袋全優さいろくいや、カエル男ではあった。 「ミュージアム」とかみたいな被り物のカエル男ではない「蛙のおっさん」はちゃんと生体も頭だけ蛙で…なんか説明難しいけどジゴロで…いいやつで… 困ると喉が膨らむ。 あと蝿のお隣さんとかもいるのでこの世界では割と普通に起こり得るのかもしれないけど外に出るとパニックが起きるので一般的なことではないらしい。 それにしても島袋全優先生のギャグはテンポがいい(気がする)。 読みやすく、面白い。大事なこと。少年よ大志を抱け、とはこのご時世でも言えるのか水は海に向かって流れる 田島列島さいろくこのマンガがすごい!の2019年オトコ編第5位とのこと。 田島列島先生の久しぶりの作品。田島列島先生の漫画は「田島列島短編集 ごあいさつ」で知り、言い方は少し変だけど主題は漫画的だけど表現や空気はあまり漫画的すぎず、とても心地よかったので印象的でした。 今作は話題らしいよって言われて気づき、年末に読むリストに入れて実家に帰る電車内で読みふけってました。 例にもれずというとあれだけど、短編集のときと同じ感想。 ずっと読んでいたい感じ。 あと誰も欠けてほしくないなーと思ってしまう感じ。 これからどう進展するのかわからないけど、うさぎドロップのように世間をあっと言わせるのかはたまた。気になりますね。神と鬼の不思議なコンビもののべ古書店怪奇譚 紺吉さいろく大正ぐらいの時代背景だろうか。 先日ハマった「絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男」の著者さんの他の作品はないものかと思ったらずいぶんと毛色が違う素敵な作品が連載中(たぶん)で、一気に最新巻まで読み終わった。 絵もキレイだけどキレイすぎず何処か味があり、ストーリーはよく練られていてまるでジャンプの王道のような展開ではあるものの少年向けではない描写も多く…と思ったけど「鬼滅の刃」もよく考えたら少年向けじゃなさそうなのになと思ってしまった。 世の中は進んで化けているのだなーと1人納得しました。 面白いのでぜひ。さいろく1年以上前あーーー「AKIRA」!間違いないですねー 「漂流教室」も素晴らしいチョイス…「14歳」や「私は真悟」も捨て難い… やっぱり3つは難しいですね、最初に3つ(次がある想定)ならもう少しジャブも打てそうなんですけどw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えてBLの世界に秩序などない絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 紺吉さいろくめちゃくちゃ面白い。なんだこれ。 BLは多少嗜んでおりましたがいろんなパターンがあることを改めて知ると共に恋に落ちすぎて笑いが止まらない。 好き。「いほとぜ」と読む五佰年BOX 宮尾行巳さいろくこれもタイムリープなんだろうか。読み終わってから気づく事がいくつかあり、そういう事なのかなーと感心した。 主人公の苗字は後半までほぼ関係ないので忘れてるけど(というか出てこないかも?) 民俗学的に外せないとある岩手県の物語だったりとかにルーツが直結していたり。 叶多でカナタと読むのは「多くを叶える」ということだろうね。 何にせよバーッと4.5巻まで読み終わって、面白かったという感想でした。 ちょっと惜しいんだよなぁ…というのが引っかかるけど。さいろく1年以上前学校にあったんですね、いい学校だ…😌 中高の図書室とか思い出せないので当時の私は雑誌でしか漫画読んでなかったんだと思われます。 毎週10冊ぐらい買ってたけど青年誌少なかったなぁ… 手塚先生をリアルタイムで追うことが出来なかったのは今となっては悔しいですね😫自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて2わかるさいろく1年以上前うおおお、これです!懐かしいーーーー アドルフに告ぐ の方はワイド版ってやつだったみたいです。 表紙が漫画絵じゃなかったからしばらく手を付けなかったのを思い出したw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて3わかるこの世の最高の享楽とタイムリープと。ネオ・ファウスト 手塚治虫starstarstarstarstar_borderさいろく懐かしい気持ちで読み返したがこのネオ・ファウストは男性なら一度は読んでおいた方がいい。 誰しもが一度は妄想するであろう世界とその幕引きがわかりやすく描かれている今作では、男というものがどれだけ愚かかが(特に坂根や一ノ関を見ていると)非常によくわかる。 「享楽」という単語も初めて読んだ小学生の頃の自分には理解できず広辞苑で調べた懐かしい記憶。 享 が読めなかったんだよなぁ…ともかく享楽を描いた作品なのです。 また、この作品には現代への影響が非常に強烈だったことがいくつかの点から想像できる。タイムトラベルものは当時も多くあったがこういう使い方はさすが。 「時をかける少女」みたいな今で言う"タイムリープ"ものも当時は"タイムトラベル"と呼ばれていたなぁ。 ドラえもんのタイムマシンが多くの人達の妄想を掻き立てたように、いい大人となった男性の妄想を掻き立てる作品。 そしてもちろん手塚先生の最高傑作の一つ、と言いたいのだが惜しむらくはちゃんと完結していないところ。 手塚治虫の最後の作品となり未完のままとなったものの、全2巻として売られているのももう納得するしかないのだ。 (電子版に最後の続きのネームが入ってて涙出そうだった。本当に悔やまれる)さいろく1年以上前小学生の頃手塚で育った私です。 当時の愛読書は「ブッダ」と「火の鳥」でしたが、「アドルフに告ぐ」と「ネオ・ファウスト」は小学生ながらにドキドキしながら読んでました(主に大人なシーンで) ネオ・ファウストは学生運動のシーンからでしたっけ…冒頭だけですごい色々と妄想に包まれた記憶が。 家にあったのが愛蔵版だか新装版だかだったんですが、判が大きかったので迫力あったんですよね。 手塚大好きなのに最近本当に読んでなくて忘れてましたね、ありがとうございます。 そしてシュマリは読んでなかった…!自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えてこれぞジャパニーズSFVERSION 坂口尚starstarstarstarstarさいろく今だとサイバーパンクと言われるものが流行った時代、大友克洋「AKIRA」や「幻魔大戦」などを代表としたジャパニーズアニメがSFで少年たちの夢を拡げていた頃の素晴らしいアートのような作品。 もちろんマンガとしてストーリーも面白いし絵も構図もキャラクターも坂口尚らしくてとても素晴らしい。 「石の花」と並ぶ坂口尚の傑作。 « First ‹ Prev … 144 145 146 147 148 149 150 151 152 … Next › Last » もっとみる
室井大資✕岩明均レイリ 岩明均 室井大資starstarstarstarstar_borderさいろく完結してしまった。 戦国時代、武田家の裏側でのお話。 主人公のレイリは武田信勝の影武者として死に場所を求める「死にたがり」。 彼女を取り巻く周りの人々と彼女の成長を時代の流れにそって見ていく感じになるんだけど(と言ってもほんの10年そこらの間だが) 寄生獣やヒストリエの岩明均が原作ということもあってただの史実ではないし、室井大資が描いてるだけあって独特の間のとり方が癖になる作品でした。 オススメ。カエル男とかじゃない蛙のおっさん 島袋全優さいろくいや、カエル男ではあった。 「ミュージアム」とかみたいな被り物のカエル男ではない「蛙のおっさん」はちゃんと生体も頭だけ蛙で…なんか説明難しいけどジゴロで…いいやつで… 困ると喉が膨らむ。 あと蝿のお隣さんとかもいるのでこの世界では割と普通に起こり得るのかもしれないけど外に出るとパニックが起きるので一般的なことではないらしい。 それにしても島袋全優先生のギャグはテンポがいい(気がする)。 読みやすく、面白い。大事なこと。少年よ大志を抱け、とはこのご時世でも言えるのか水は海に向かって流れる 田島列島さいろくこのマンガがすごい!の2019年オトコ編第5位とのこと。 田島列島先生の久しぶりの作品。田島列島先生の漫画は「田島列島短編集 ごあいさつ」で知り、言い方は少し変だけど主題は漫画的だけど表現や空気はあまり漫画的すぎず、とても心地よかったので印象的でした。 今作は話題らしいよって言われて気づき、年末に読むリストに入れて実家に帰る電車内で読みふけってました。 例にもれずというとあれだけど、短編集のときと同じ感想。 ずっと読んでいたい感じ。 あと誰も欠けてほしくないなーと思ってしまう感じ。 これからどう進展するのかわからないけど、うさぎドロップのように世間をあっと言わせるのかはたまた。気になりますね。神と鬼の不思議なコンビもののべ古書店怪奇譚 紺吉さいろく大正ぐらいの時代背景だろうか。 先日ハマった「絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男」の著者さんの他の作品はないものかと思ったらずいぶんと毛色が違う素敵な作品が連載中(たぶん)で、一気に最新巻まで読み終わった。 絵もキレイだけどキレイすぎず何処か味があり、ストーリーはよく練られていてまるでジャンプの王道のような展開ではあるものの少年向けではない描写も多く…と思ったけど「鬼滅の刃」もよく考えたら少年向けじゃなさそうなのになと思ってしまった。 世の中は進んで化けているのだなーと1人納得しました。 面白いのでぜひ。さいろく1年以上前あーーー「AKIRA」!間違いないですねー 「漂流教室」も素晴らしいチョイス…「14歳」や「私は真悟」も捨て難い… やっぱり3つは難しいですね、最初に3つ(次がある想定)ならもう少しジャブも打てそうなんですけどw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えてBLの世界に秩序などない絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 紺吉さいろくめちゃくちゃ面白い。なんだこれ。 BLは多少嗜んでおりましたがいろんなパターンがあることを改めて知ると共に恋に落ちすぎて笑いが止まらない。 好き。「いほとぜ」と読む五佰年BOX 宮尾行巳さいろくこれもタイムリープなんだろうか。読み終わってから気づく事がいくつかあり、そういう事なのかなーと感心した。 主人公の苗字は後半までほぼ関係ないので忘れてるけど(というか出てこないかも?) 民俗学的に外せないとある岩手県の物語だったりとかにルーツが直結していたり。 叶多でカナタと読むのは「多くを叶える」ということだろうね。 何にせよバーッと4.5巻まで読み終わって、面白かったという感想でした。 ちょっと惜しいんだよなぁ…というのが引っかかるけど。さいろく1年以上前学校にあったんですね、いい学校だ…😌 中高の図書室とか思い出せないので当時の私は雑誌でしか漫画読んでなかったんだと思われます。 毎週10冊ぐらい買ってたけど青年誌少なかったなぁ… 手塚先生をリアルタイムで追うことが出来なかったのは今となっては悔しいですね😫自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて2わかるさいろく1年以上前うおおお、これです!懐かしいーーーー アドルフに告ぐ の方はワイド版ってやつだったみたいです。 表紙が漫画絵じゃなかったからしばらく手を付けなかったのを思い出したw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて3わかるこの世の最高の享楽とタイムリープと。ネオ・ファウスト 手塚治虫starstarstarstarstar_borderさいろく懐かしい気持ちで読み返したがこのネオ・ファウストは男性なら一度は読んでおいた方がいい。 誰しもが一度は妄想するであろう世界とその幕引きがわかりやすく描かれている今作では、男というものがどれだけ愚かかが(特に坂根や一ノ関を見ていると)非常によくわかる。 「享楽」という単語も初めて読んだ小学生の頃の自分には理解できず広辞苑で調べた懐かしい記憶。 享 が読めなかったんだよなぁ…ともかく享楽を描いた作品なのです。 また、この作品には現代への影響が非常に強烈だったことがいくつかの点から想像できる。タイムトラベルものは当時も多くあったがこういう使い方はさすが。 「時をかける少女」みたいな今で言う"タイムリープ"ものも当時は"タイムトラベル"と呼ばれていたなぁ。 ドラえもんのタイムマシンが多くの人達の妄想を掻き立てたように、いい大人となった男性の妄想を掻き立てる作品。 そしてもちろん手塚先生の最高傑作の一つ、と言いたいのだが惜しむらくはちゃんと完結していないところ。 手塚治虫の最後の作品となり未完のままとなったものの、全2巻として売られているのももう納得するしかないのだ。 (電子版に最後の続きのネームが入ってて涙出そうだった。本当に悔やまれる)さいろく1年以上前小学生の頃手塚で育った私です。 当時の愛読書は「ブッダ」と「火の鳥」でしたが、「アドルフに告ぐ」と「ネオ・ファウスト」は小学生ながらにドキドキしながら読んでました(主に大人なシーンで) ネオ・ファウストは学生運動のシーンからでしたっけ…冒頭だけですごい色々と妄想に包まれた記憶が。 家にあったのが愛蔵版だか新装版だかだったんですが、判が大きかったので迫力あったんですよね。 手塚大好きなのに最近本当に読んでなくて忘れてましたね、ありがとうございます。 そしてシュマリは読んでなかった…!自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えてこれぞジャパニーズSFVERSION 坂口尚starstarstarstarstarさいろく今だとサイバーパンクと言われるものが流行った時代、大友克洋「AKIRA」や「幻魔大戦」などを代表としたジャパニーズアニメがSFで少年たちの夢を拡げていた頃の素晴らしいアートのような作品。 もちろんマンガとしてストーリーも面白いし絵も構図もキャラクターも坂口尚らしくてとても素晴らしい。 「石の花」と並ぶ坂口尚の傑作。
さいろく1年以上前あーーー「AKIRA」!間違いないですねー 「漂流教室」も素晴らしいチョイス…「14歳」や「私は真悟」も捨て難い… やっぱり3つは難しいですね、最初に3つ(次がある想定)ならもう少しジャブも打てそうなんですけどw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて
さいろく1年以上前学校にあったんですね、いい学校だ…😌 中高の図書室とか思い出せないので当時の私は雑誌でしか漫画読んでなかったんだと思われます。 毎週10冊ぐらい買ってたけど青年誌少なかったなぁ… 手塚先生をリアルタイムで追うことが出来なかったのは今となっては悔しいですね😫自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて2わかる
さいろく1年以上前うおおお、これです!懐かしいーーーー アドルフに告ぐ の方はワイド版ってやつだったみたいです。 表紙が漫画絵じゃなかったからしばらく手を付けなかったのを思い出したw自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて3わかる
さいろく1年以上前小学生の頃手塚で育った私です。 当時の愛読書は「ブッダ」と「火の鳥」でしたが、「アドルフに告ぐ」と「ネオ・ファウスト」は小学生ながらにドキドキしながら読んでました(主に大人なシーンで) ネオ・ファウストは学生運動のシーンからでしたっけ…冒頭だけですごい色々と妄想に包まれた記憶が。 家にあったのが愛蔵版だか新装版だかだったんですが、判が大きかったので迫力あったんですよね。 手塚大好きなのに最近本当に読んでなくて忘れてましたね、ありがとうございます。 そしてシュマリは読んでなかった…!自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて