ピングドラムっぽさノケモノと花嫁 完全版 中村明日美子 幾原邦彦さいろくオシャレで不思議なアニメだなーと思って観てたピングドラムと似た空気。原作が幾原邦彦さんということで先入観があることは否めないんだけど。 女の子がしっかり女の子でエロくて可愛いし、どこを切り取っても絵になるしさすが中村明日美子先生。 ストーリーは不思議だけど全てを語ってくれないところもまたいいのだ。女子高生×キャンプ だけじゃないゆるキャン△ あfろさいろく一気にメジャーに行き過ぎたか…思ったよりマンバで話題になっていないなと思ってしまった。 久しぶりに新刊を読んで、やっぱり好きだなーと。 なでしこのお姉ちゃん推しなのだけど同志はいないものかと。 ゆるキャン△のいいとこは実際にキャンプ行くときに役に立つ情報が割とマジであるところと、線が細くて和やかで穏やかな空気で日本という土地の真の価値を教えてくれる(キャンパー向けに)ところ。 あと原付とかチャリとかでソロキャンプするのも簡単に出来るよーに見えるのでトライしてみようという気持ちにさせてくれるところも素晴らしい。 実際時期さえ間違わなければ楽しい経験としてハマる人は多いだろうし、私も複数回行ったしキャンプ興味ない人にこそ読んでほしいなーさいろく1年以上前気になって1巻から読み始めたけど、とよ田みのる作品は好きだったので安心して読んでたし1巻の半ばでこうだもの(好き)金剛寺さんは面倒臭い金剛寺さんは面倒臭いを語るッ‼️3わかる最高にカッコいい式森さん可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五さいろくまるでマーベルヒーローのようなヒロインの式森さんは最高にカッコいいので結婚したい。近年稀に見る男気のある女性主人公マイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカさいろく1巻半分もいってないのに泣いてしまった。こういうキャラ好きだなぁ、いい。 何処と無くミナレさん(「波よ聞いてくれ」より)みたいな感じもあり、でも高橋ツトムみたいなとこもあり、それでいて安野モヨコのようなとこもあっていい。 いい。シンプルに主人公の想いと語りもとても強く悲しく深く刺さってくる。女(44)女(34)男(29)+猫(?)三日月とネコ ウオズミアミさいろくそんな生活が成り立つわけない、と最初に思ってしまった。 実際奇跡のバランスということだとしてもご都合主義的な部分は多少なりあるのだと思う。 長女44歳と末男(パンセクシュアル)29歳ですら何か起きてしまうのではないかと思っちゃうし。 次女34歳はビアンなので彼には興味がないが、長女にもきっとそういう目は向けないのだろう。 ※実際は姉妹でも姉弟でもないしそういう表現もないのですが便宜上そんな書き方をしました なんかそういう性的な関係を超越してしまう年齢ってあるんだと思う。 とはいえそれなしで色恋沙汰は出来ないだろう。 逆に色恋ナシなら共同生活のパートナーとしてありなのだろうか。 色々そういう下世話な心配ばかりしながら読んでしまったけど、実際はとてもスマートな関係で理想的なバランスが保たれていて、1巻は次の展開が気になる締めくくりをされていた。 2巻でも彼女らが幸せに過ごしてくれることを願う。映画公開前にアニメ一期を観たメイドインアビス つくしあきひとさいろく漫画のメイドインアビスは線であったり淡い色使いだったりが特徴的で、改めて読み手の想像力が要るなーと思った。間々を埋める想像力、エグい描写や彼らの心理描写なんかがテンポが良すぎるぐらいなので読み取りきれない(ゆっくりじっくり読めばいいのだが!) アニメではその辺の補完がしっかりされててアニメも素晴らしく良作だった。 一期ではナナチの話のとこ(4巻の頭らへん)までだったけど、漫画の良さも損なわず続きを漫画で読もうという気を起こさせるにもとてもよかった。 劇場版も原作に沿ってるみたいなので楽しみだけど、洞窟内や夜の暗いシーンの描写は漫画の方も是非読んでみてもらいたいなと思った。 今更だけど感想でした。伝説の鈴蘭高校を継ぐ者達WORST 髙橋ヒロシ 高橋ヒロシさいろくクローズと打って変わって、というのは主人公だけかもしれないけど、しっかり時代も(ファッションとか)ちょっとだけ進んでいます。 主人公はむしろ田舎から出てきた月島花(ハナ)という野生児で、人間だけどドラゴンボールの悟空みたいな性格してるやつ。 争うのはいいけどその後は認めあって仲良くなる、そんな自然界での生存術を伝説のカラスの学校に持ち込んだらどうなるんだい、という感じですね。 クローズは映画化されてたりしてスポット浴びてる気がするんですが、多分実際にみんなに読まれていて今の若い子たちに人気があるのはダントツでこっちだと思われます。 スピンオフでの花木九里虎ストーリーなんかも人気みたいですし(絵も高橋組の皆さんはいい意味で似てて崩さすぎず良いと思いますし鈴木大先生もちゃんと独立?できてると思います多分)コンテンツとして一つの大きなカテゴリを作ったなーという感じ。 WORSTにおいてはクローズで作られた地盤をそのまま崩さず、ライバル校や武装戦線、その他地方との関わりやなんかもまたいい感じに世代交代が出来ていて、胸アツな物語が繰り広げられています。 なんだろう、安心して読めるっていうのが一つ強みなのかもしれないな。QPとかトムとジェリー外伝みたいなのはハラハラするけど。 もちろん予定調和ばかりなわけでは全然ないし、何度読んでもいいシーンがいっぱいあります。 クローズ知ったのがちょっと遅かったんでWORSTは単行本で新刊追う感じに読めてたんですよね、だからリアルタイムでちゃんと読めてたのはこっちなのかも。 絵がうまくなってるから、という理由でこっちの方がクローズより好き、かな。新鋭な方だけど最高峰のヤンキーマンガクローズ 髙橋ヒロシ 高橋ヒロシさいろく高橋ヒロシ節、というものがわかりやすく定着しているぐらい今の高橋ヒロシ率いる高橋組の影響は強い。 私の時代だと特攻の拓、湘南純愛組、カメレオンがマガジンで連載してて、サンデーでは今日から俺は!!、ジャンプだとろくでなしBLUES、あとなんだろ?でも割とヤンキーマンガブームだったんじゃないかなと。 その頃にちょうど月刊チャンピオンでやってたのがこのクローズでした。(もっと前の世代でいうとBE BOP HIGH SCHOOL、湘南爆走族、荒くれNIGHT、押忍!!空手部とかかな?) 坊屋春道という一人の少し古いタイプのツッパリが、カラスの学校と言われる鈴蘭高校に入学するところから始まるヤンキー成り上がり伝。 といえばよくある感じに見えると思うんですが、キャラクターの立て方が抜群に巧いんですよね。 ステイタスの表現など含め、クローズに出てくるキャラクターたちはみんなつよーーーい人気を誇ります。 読んでいくとわかるんですが、ろくブルほど登場人物少なくないのに(あれも超好きだしキャラ立ってますが)みんな印象がしっかり残ってくんですよね。 割と頑張ってたんですね高橋ヒロシ先生…適当そうなのに。 あとなんかそこらへんにいそうなお兄ちゃんって感じがあります、多分著者がそんな印象だからだと思うんですが、登場人物たちもそんなにめちゃくちゃ特別な人達ではないんだよね。そこがいいのかも。 リンダマンとの決戦を見て是非次はWORSTに進んでください。究極の自己防衛から戦闘機へ軍鶏 たなか亜希夫 橋本以蔵さいろくなぜ戦うのか、理由なんてそんなに立派なものはいらない。 傷つけられる前にそう出来ないようにしてやるのだ。 軍鶏(しゃも)は格闘マンガという一括でまとめにくいとこもある複雑な作品で、最初のうちは圧倒的なバイオレンスから逃れるためにナイフを抜く一人の少年の物語でもあり、格闘というより現代社会の闇の中でのサバイバル漫画かもしれない。どうも格闘マンガっていうとスポーツっぽいからね。 ダークヒーロー、ナルシマリョウ。最後まで見届けるべし。手塚治虫の中でも一番ブッダ 手塚治虫starstarstarstarstarさいろく一番面白い、とは言いません。でも一番好き。 漫画を読み始めた小学生の頃、実家にはブッダの愛蔵版と秋田書店版ブラックジャックの単行本とDr.スランプがあり(後に手塚作品は拡充されていってたけど他は自分で買うようになった)それらをひたすらに読み返していたので思い入れも一番深いです。 火の鳥は雑誌ぐらいの大きさの○○編とかごとに別れてるやつがピアノの先生の家にあって待ち時間に読むのが楽しみでした。 なんか書いてるとすぐ脱線してしまう。。。 ブッダ(仏陀)に関して、私は正直この手塚治虫のブッダ以外の知識がないです。本来の意味としては「悟りを開いた人」ということだったと思う。 ただ、どこまでが世間一般で言う意味合いと合致しているのかわからないのでそこは置いときます。 今作はシッダールタがブッダとなり亡くなる(正しい表現じゃなかったらすみません)までの間の物語。 宗教的な背景や知識がなかった小学生でも、シッダールタを取り巻く登場人物たちや出来事のインパクトに惹き込まれあれよあれよと最後まで読み切り、また何度でも読み返してしまうほど深い作品でした。 タッタがすごい好きだったなぁ…ダイバダッタが本当に憎くて、でもみんな憎みきれない感じのストーリーを持ってるんですよ。 一言で言い表せない内容で、なんとも感想が書きづらいけど、本当に面白いし読まないのはほんと損だと思う。 人生への影響が色濃く強い!というほどではないかもしれないけど、きっと心に残ると思います。 大人になってから行ったタイ旅行で見た涅槃像を全部ブッダだと思って見てました。心臓を上にして横になるので右肘で頭を支えてるんですよね。これも事前知識なく手塚ブッダで学んだことだったけど合ってました。楽しい。ザーザードザーザードスクローノーローノスークBASTARD!! 萩原一至starstarstarstarstar_borderさいろく「ザーザードザーザードスクローノーローノスーク 漆黒の闇に燃える地獄の業火よ我が剣となりて敵を滅ぼせ 爆霊地獄(ベノン)」 ていうすごい長台詞なんですが、これは今作における有名な魔法詠唱のうちの1つとなります。 BASTARD!! しか萩原一至作品を知らないけど、それで十分。 前述のとおりアホ長ったらしい魔法詠唱が各シーンにおいて多数出てきては「今回はなんだろう」とドキドキさせてもらえるところはもちろんのこと、世の中学生がどれだけお世話になったか計り知れないギリギリアウトな描写、更にはヤケに魅力的なネーミングセンスの裏の意味など、ストーリー以外のところでも見どころが超絶満載な作品です。 ストーリーはものすごく俺ツエー主人公な大魔法使いであるダーク・シュナイダーが魔法ですべてを薙ぎ払っていい女をすべて自身のものとすべく頑張るお話です(間違ってない) ダークファンタジーとしてはベルセルクなどよりもはるか昔から連載されており、ふんだんにヘビーメタル要素と美女コマシシーンが散りばめられた世界観は小学生には刺激が強すぎ、色々とジャンプ編集部も怒られたと聞きます。 「週刊少年ジャンプ」のいわゆる黄金期が終わった後の時代を支える代表的な作品の一つでもあり、序盤は今読むとさすがに古いですが読んでいくと今でも絶対面白いので超おすすめできます。 あとはいつ次が出るのか問題。。。。 昔から(たぶん90年代後半から)2~3年空くのが当たり前になってしまっていたので1988年とかから始まったはずの連載作品が2020年(32年…!)時点で27冊しか出ておらん。。。 書いてる私も25巻までしか多分読んでないのですが、話が思い出せなくなってしまっているのでまた28巻が出た頃に振り返りたいと思います。 « First ‹ Prev … 145 146 147 148 149 150 151 152 153 … Next › Last » もっとみる
ピングドラムっぽさノケモノと花嫁 完全版 中村明日美子 幾原邦彦さいろくオシャレで不思議なアニメだなーと思って観てたピングドラムと似た空気。原作が幾原邦彦さんということで先入観があることは否めないんだけど。 女の子がしっかり女の子でエロくて可愛いし、どこを切り取っても絵になるしさすが中村明日美子先生。 ストーリーは不思議だけど全てを語ってくれないところもまたいいのだ。女子高生×キャンプ だけじゃないゆるキャン△ あfろさいろく一気にメジャーに行き過ぎたか…思ったよりマンバで話題になっていないなと思ってしまった。 久しぶりに新刊を読んで、やっぱり好きだなーと。 なでしこのお姉ちゃん推しなのだけど同志はいないものかと。 ゆるキャン△のいいとこは実際にキャンプ行くときに役に立つ情報が割とマジであるところと、線が細くて和やかで穏やかな空気で日本という土地の真の価値を教えてくれる(キャンパー向けに)ところ。 あと原付とかチャリとかでソロキャンプするのも簡単に出来るよーに見えるのでトライしてみようという気持ちにさせてくれるところも素晴らしい。 実際時期さえ間違わなければ楽しい経験としてハマる人は多いだろうし、私も複数回行ったしキャンプ興味ない人にこそ読んでほしいなーさいろく1年以上前気になって1巻から読み始めたけど、とよ田みのる作品は好きだったので安心して読んでたし1巻の半ばでこうだもの(好き)金剛寺さんは面倒臭い金剛寺さんは面倒臭いを語るッ‼️3わかる最高にカッコいい式森さん可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五さいろくまるでマーベルヒーローのようなヒロインの式森さんは最高にカッコいいので結婚したい。近年稀に見る男気のある女性主人公マイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカさいろく1巻半分もいってないのに泣いてしまった。こういうキャラ好きだなぁ、いい。 何処と無くミナレさん(「波よ聞いてくれ」より)みたいな感じもあり、でも高橋ツトムみたいなとこもあり、それでいて安野モヨコのようなとこもあっていい。 いい。シンプルに主人公の想いと語りもとても強く悲しく深く刺さってくる。女(44)女(34)男(29)+猫(?)三日月とネコ ウオズミアミさいろくそんな生活が成り立つわけない、と最初に思ってしまった。 実際奇跡のバランスということだとしてもご都合主義的な部分は多少なりあるのだと思う。 長女44歳と末男(パンセクシュアル)29歳ですら何か起きてしまうのではないかと思っちゃうし。 次女34歳はビアンなので彼には興味がないが、長女にもきっとそういう目は向けないのだろう。 ※実際は姉妹でも姉弟でもないしそういう表現もないのですが便宜上そんな書き方をしました なんかそういう性的な関係を超越してしまう年齢ってあるんだと思う。 とはいえそれなしで色恋沙汰は出来ないだろう。 逆に色恋ナシなら共同生活のパートナーとしてありなのだろうか。 色々そういう下世話な心配ばかりしながら読んでしまったけど、実際はとてもスマートな関係で理想的なバランスが保たれていて、1巻は次の展開が気になる締めくくりをされていた。 2巻でも彼女らが幸せに過ごしてくれることを願う。映画公開前にアニメ一期を観たメイドインアビス つくしあきひとさいろく漫画のメイドインアビスは線であったり淡い色使いだったりが特徴的で、改めて読み手の想像力が要るなーと思った。間々を埋める想像力、エグい描写や彼らの心理描写なんかがテンポが良すぎるぐらいなので読み取りきれない(ゆっくりじっくり読めばいいのだが!) アニメではその辺の補完がしっかりされててアニメも素晴らしく良作だった。 一期ではナナチの話のとこ(4巻の頭らへん)までだったけど、漫画の良さも損なわず続きを漫画で読もうという気を起こさせるにもとてもよかった。 劇場版も原作に沿ってるみたいなので楽しみだけど、洞窟内や夜の暗いシーンの描写は漫画の方も是非読んでみてもらいたいなと思った。 今更だけど感想でした。伝説の鈴蘭高校を継ぐ者達WORST 髙橋ヒロシ 高橋ヒロシさいろくクローズと打って変わって、というのは主人公だけかもしれないけど、しっかり時代も(ファッションとか)ちょっとだけ進んでいます。 主人公はむしろ田舎から出てきた月島花(ハナ)という野生児で、人間だけどドラゴンボールの悟空みたいな性格してるやつ。 争うのはいいけどその後は認めあって仲良くなる、そんな自然界での生存術を伝説のカラスの学校に持ち込んだらどうなるんだい、という感じですね。 クローズは映画化されてたりしてスポット浴びてる気がするんですが、多分実際にみんなに読まれていて今の若い子たちに人気があるのはダントツでこっちだと思われます。 スピンオフでの花木九里虎ストーリーなんかも人気みたいですし(絵も高橋組の皆さんはいい意味で似てて崩さすぎず良いと思いますし鈴木大先生もちゃんと独立?できてると思います多分)コンテンツとして一つの大きなカテゴリを作ったなーという感じ。 WORSTにおいてはクローズで作られた地盤をそのまま崩さず、ライバル校や武装戦線、その他地方との関わりやなんかもまたいい感じに世代交代が出来ていて、胸アツな物語が繰り広げられています。 なんだろう、安心して読めるっていうのが一つ強みなのかもしれないな。QPとかトムとジェリー外伝みたいなのはハラハラするけど。 もちろん予定調和ばかりなわけでは全然ないし、何度読んでもいいシーンがいっぱいあります。 クローズ知ったのがちょっと遅かったんでWORSTは単行本で新刊追う感じに読めてたんですよね、だからリアルタイムでちゃんと読めてたのはこっちなのかも。 絵がうまくなってるから、という理由でこっちの方がクローズより好き、かな。新鋭な方だけど最高峰のヤンキーマンガクローズ 髙橋ヒロシ 高橋ヒロシさいろく高橋ヒロシ節、というものがわかりやすく定着しているぐらい今の高橋ヒロシ率いる高橋組の影響は強い。 私の時代だと特攻の拓、湘南純愛組、カメレオンがマガジンで連載してて、サンデーでは今日から俺は!!、ジャンプだとろくでなしBLUES、あとなんだろ?でも割とヤンキーマンガブームだったんじゃないかなと。 その頃にちょうど月刊チャンピオンでやってたのがこのクローズでした。(もっと前の世代でいうとBE BOP HIGH SCHOOL、湘南爆走族、荒くれNIGHT、押忍!!空手部とかかな?) 坊屋春道という一人の少し古いタイプのツッパリが、カラスの学校と言われる鈴蘭高校に入学するところから始まるヤンキー成り上がり伝。 といえばよくある感じに見えると思うんですが、キャラクターの立て方が抜群に巧いんですよね。 ステイタスの表現など含め、クローズに出てくるキャラクターたちはみんなつよーーーい人気を誇ります。 読んでいくとわかるんですが、ろくブルほど登場人物少なくないのに(あれも超好きだしキャラ立ってますが)みんな印象がしっかり残ってくんですよね。 割と頑張ってたんですね高橋ヒロシ先生…適当そうなのに。 あとなんかそこらへんにいそうなお兄ちゃんって感じがあります、多分著者がそんな印象だからだと思うんですが、登場人物たちもそんなにめちゃくちゃ特別な人達ではないんだよね。そこがいいのかも。 リンダマンとの決戦を見て是非次はWORSTに進んでください。究極の自己防衛から戦闘機へ軍鶏 たなか亜希夫 橋本以蔵さいろくなぜ戦うのか、理由なんてそんなに立派なものはいらない。 傷つけられる前にそう出来ないようにしてやるのだ。 軍鶏(しゃも)は格闘マンガという一括でまとめにくいとこもある複雑な作品で、最初のうちは圧倒的なバイオレンスから逃れるためにナイフを抜く一人の少年の物語でもあり、格闘というより現代社会の闇の中でのサバイバル漫画かもしれない。どうも格闘マンガっていうとスポーツっぽいからね。 ダークヒーロー、ナルシマリョウ。最後まで見届けるべし。手塚治虫の中でも一番ブッダ 手塚治虫starstarstarstarstarさいろく一番面白い、とは言いません。でも一番好き。 漫画を読み始めた小学生の頃、実家にはブッダの愛蔵版と秋田書店版ブラックジャックの単行本とDr.スランプがあり(後に手塚作品は拡充されていってたけど他は自分で買うようになった)それらをひたすらに読み返していたので思い入れも一番深いです。 火の鳥は雑誌ぐらいの大きさの○○編とかごとに別れてるやつがピアノの先生の家にあって待ち時間に読むのが楽しみでした。 なんか書いてるとすぐ脱線してしまう。。。 ブッダ(仏陀)に関して、私は正直この手塚治虫のブッダ以外の知識がないです。本来の意味としては「悟りを開いた人」ということだったと思う。 ただ、どこまでが世間一般で言う意味合いと合致しているのかわからないのでそこは置いときます。 今作はシッダールタがブッダとなり亡くなる(正しい表現じゃなかったらすみません)までの間の物語。 宗教的な背景や知識がなかった小学生でも、シッダールタを取り巻く登場人物たちや出来事のインパクトに惹き込まれあれよあれよと最後まで読み切り、また何度でも読み返してしまうほど深い作品でした。 タッタがすごい好きだったなぁ…ダイバダッタが本当に憎くて、でもみんな憎みきれない感じのストーリーを持ってるんですよ。 一言で言い表せない内容で、なんとも感想が書きづらいけど、本当に面白いし読まないのはほんと損だと思う。 人生への影響が色濃く強い!というほどではないかもしれないけど、きっと心に残ると思います。 大人になってから行ったタイ旅行で見た涅槃像を全部ブッダだと思って見てました。心臓を上にして横になるので右肘で頭を支えてるんですよね。これも事前知識なく手塚ブッダで学んだことだったけど合ってました。楽しい。ザーザードザーザードスクローノーローノスークBASTARD!! 萩原一至starstarstarstarstar_borderさいろく「ザーザードザーザードスクローノーローノスーク 漆黒の闇に燃える地獄の業火よ我が剣となりて敵を滅ぼせ 爆霊地獄(ベノン)」 ていうすごい長台詞なんですが、これは今作における有名な魔法詠唱のうちの1つとなります。 BASTARD!! しか萩原一至作品を知らないけど、それで十分。 前述のとおりアホ長ったらしい魔法詠唱が各シーンにおいて多数出てきては「今回はなんだろう」とドキドキさせてもらえるところはもちろんのこと、世の中学生がどれだけお世話になったか計り知れないギリギリアウトな描写、更にはヤケに魅力的なネーミングセンスの裏の意味など、ストーリー以外のところでも見どころが超絶満載な作品です。 ストーリーはものすごく俺ツエー主人公な大魔法使いであるダーク・シュナイダーが魔法ですべてを薙ぎ払っていい女をすべて自身のものとすべく頑張るお話です(間違ってない) ダークファンタジーとしてはベルセルクなどよりもはるか昔から連載されており、ふんだんにヘビーメタル要素と美女コマシシーンが散りばめられた世界観は小学生には刺激が強すぎ、色々とジャンプ編集部も怒られたと聞きます。 「週刊少年ジャンプ」のいわゆる黄金期が終わった後の時代を支える代表的な作品の一つでもあり、序盤は今読むとさすがに古いですが読んでいくと今でも絶対面白いので超おすすめできます。 あとはいつ次が出るのか問題。。。。 昔から(たぶん90年代後半から)2~3年空くのが当たり前になってしまっていたので1988年とかから始まったはずの連載作品が2020年(32年…!)時点で27冊しか出ておらん。。。 書いてる私も25巻までしか多分読んでないのですが、話が思い出せなくなってしまっているのでまた28巻が出た頃に振り返りたいと思います。
オシャレで不思議なアニメだなーと思って観てたピングドラムと似た空気。原作が幾原邦彦さんということで先入観があることは否めないんだけど。 女の子がしっかり女の子でエロくて可愛いし、どこを切り取っても絵になるしさすが中村明日美子先生。 ストーリーは不思議だけど全てを語ってくれないところもまたいいのだ。