若い漫画読みさん達へ。カメントツの漫画ならず道 カメントツさいろく「10代の尻っぺたにタマゴの殻くっついたままの若い漫画読み」という表現が出てきてちょっといいなと思ってしまった。 カメントツさんが漫画界のルポ漫画を描くというのでとりあえず読んだ。 話題になったのはあだち充先生の『タッチ』で「何故和也を殺したの?」という質問をした回があってそれがニュースやSNSで拡散されまくったからなのだそうで。 自分もTwitterで知ったクチなのでそこからだったかも。 大御所(というかむしろレジェンド)への突撃もかなり面白いが、彼自身の作画道具の話や喫茶さぼうるの話など、神保町を知らない人にはかなり興味深いのではなかろうか。 絵柄の感じからそのままだけどキャラがみんな可愛いしキモいやつはキモいし、白黒はっきりしててとても読みやすい。 わたし的にはゲッサンの編集長が可愛くてお気に入り。完結しちゃった学び生きるは夫婦のつとめ 小雨大豆さいろくWEBで追っかけてたマンガの一つ。 毎日の楽しみだったのだけど後半は数日でまとめて数話投稿みたいな感じになって少し不安を感じていたが案の定、締めくくられてしまいました。 日課として楽しみだったから残念という気持ちは強いんだけど、締め方はまぁまぁよかったのかなぁと。ネタバレはしないようにしときますが。 高校生のうちにガンになってしまい、入院先で出会ったロシア人の同い年の少女ポーニャと結婚する事になったオトとその周りの日常生活を描く4コマ漫画でございます。 小雨大豆センセーは絵が可愛くて好きだけど、すごくマンガ的表現が古いとこがあるのでそこがちょっと残念。ギャグが古いとかなら全然いいんだけどちょっとおセンチなシーンとかへの導入が置いてけぼりにされる時があるのよね…そうだ、プロレス楽しめるようになってみようぜ新日学園 内藤哲也物語 新日本プロレスリング株式会社 広く。さいろくあなたの近くにもプロレスファンがいませんか? その人は間違いなくいっぱい語りたいはずです、知識をひけらかすではなく一緒に熱くなるために。 プヲタはめんどくさい人が多い、そう思われがちなんですが… 決してそれはウザい人がマウントしてくるのではなく、上手く語るのが難しいのに共感を得たくてウズウズしているからなんですよ。 昨今、というか今現在はまさに空前のプロレスブーム(第3次)でして、新日本プロレスをブシロードが運営するようになってから拍車をかけるようにクリーンでメジャーで大きくなっています。 日本のファンのみならず、今や新日本プロレスは世界で2番目に大きくメジャーな団体と言っても過言ではない状態。(1番はアメリカのWWEであることはまだまだ変わりません) これほどまでに日本のプロレスが熱い状況な今、ラグビーの1試合をたまたまTVで見ただけで大熱狂できるあなたなら(自分はそうでした)プロレスはぜっっっったいに面白い。 というわけで! プロレスにどこから手を付けていいかわからないよ!という人へのジャブとしてまずはこれを読んでみてはいかがか? という話でした。マンバユーザーならマンガから入るのがよかろうもん。 ちなみに「スーパースター列伝」とかも読むのはいいんですがあれってその人達がすごいわーぶっ飛んでるわーで終わってしまうんですよね。 この漫画はアマゾンプライムビデオでも超大人気のくりぃむしちゅー有田哲平が送る「有田と週刊プロレスと。」の第一シーズンから挿絵を描かれているイラストレーターさん(漫画家だったらごめんなさいですが)が描いているので、そこもぜひ要チェックです。 はい、冒頭にすら入れてないのにこんなに長い。これがプヲタの悪いところですが聞いてもらいたい、伝えたいことがいーーーーっぱいあるんですよ。 それだけ魅力がいっぱいの世界な上に、今は女子人気もすごいので観に行っても別に臭くないです!大丈夫!やったぜ! このマンガにだけフォーカスすると、内藤哲也という新日本プロレスで純粋にまっすぐに育った男がスターになるためにどう苦労していたか…みたいな話かと思いきや(ここ数年はまさに新日本プロレスの3本柱と言ってもいい中心人物です)このマンガでは新日本プロレス全体を一つの学園と見立てて、因縁とか生い立ちみたいなものをわかりやすくコメディ風にコミカライズしているという、全然事実と違うじゃねーかっていうとこもある内容になっております。 ファンが見ると面白いんだけどね! 長くなりすぎるのでここまでー 読んでみてくださいーさいろく1年以上前尊い() 私も通販に望みを託します。。。LIMBO THE KINGこのバディは最高2わかるぼうしゅうさんに憧れて哲也 -雀聖と呼ばれた男- 星野泰視 さいふうめいさいろく賽の目っていうのは狙って出せるもんで、燕返しっていうのは麻雀打つ人はみんな出来るものだと思ってしまっていた。 麻雀マンガが少年誌で長期連載してたっていうのも少し時代を感じる。 「坊や哲」が主人公のこの作品、どこまで本当かわからないけど実話を元にした実在の人物、阿佐田哲也の麻雀記を描いたもの。 阿佐田哲也さんに関しては別途ググるとよろしいかと思います。 麻雀といえば桜井章一がすぐ名前が挙がるんですが、阿佐田哲也は小説家でもありギャンブラー。 そのギャンブラー小説家が麻雀で成り上がっていく間に出会う様々なライバルたちは本当にインパクトがあるぶっ飛んだ奴らばかりで、バッドラックとダンスっちまう感じの(連載時期もちょうどその頃)漫画史に名前が残るぐらい印象的なので全部読んでおくと良い。 ※画像はガン牌で読者のハートを鷲掴みにした印南(いんなみ)暇を持て余した神々の悪戯…?ああっ女神さまっ 藤島康介さいろく言わずとしれた藤島康介の代表作。 アフタヌーンの代名詞の一つにも挙がってくる作品。 久しぶりに1巻を読んでみたらこんな始まりだったなぁというのと同時に画風の変化に驚き、ベルダンディーのブレなさにも驚いた。 本当に女神としか言えない振る舞いと人間離れした天然っぷりに当時の読者たちは心がキュンキュンしていたであろう。 ちなみに私はウルド派で、ベルダンディーの良さは当時はわからなかった。今のオッサン世代にはどストライクに刺さるであろう女神達がいっぱい登場します。 スクルドもウルドも可愛いんだけど、今見ると最後の方はさらに画風が変わりまくってますね。 10〜20巻ぐらいまでのウルドが世界一美しい女神だと私は思う(推し) 最後の最後は1巻の第1話の流れを読み返してから読むと良いと思われます。 のほほんとした日常系コメディ漫画としても超名作。おめえの席ねえからライフ すえのぶけいこさいろくドラマの方のワンシーン「オメェの席、ねえから!」がとんでもないインパクトで、ニコニコ動画をはじめとしてネタ動画業界の一斉を風靡した元の作品。 イジメを題材にした作品でメジャー誌(?)で20巻まであるっていうのは類を見ないし、イジメ系マンガ?の火付け役ではないだろうか。 最近のイジメマンガに比べると「マンガ的なぶっ飛んだありえなさ」はあんまりないけどリアリティがあって恐ろしい。 ちょっとでも読んだら主人公のためにも最後まで読んで消化してあげてほしい。ベルセルクファンは冷たいのかギガントマキア 三浦建太郎さいろくギガントマキアが始まった当時、別のもん描く暇あったらベルセルクの続きを描けという意見をめっちゃ見た。 でもね、よく考えてほしい。 三浦建太郎先生だって人間で、同じこと同じ作品しか描いちゃいけないなんて状況だったら狂ってしまう可能性があるのだ。 時既に遅し、かもしれないけど。 最初壮大な物語が頭の中にあって、それを描いていくうちに色々な情報が入ってきて自分も変わっていって好みも流行りも違う作品への意欲になってしまうのは非常によくわかるのだ。 そこでコレ。 というわけで、ギガントマキアはそういった視点でもとても感慨深い作品になりそうです。 プロレス大好きなので特に良い。なんか昔ゲーセンで怪獣を操作してプロレスするみたいなゲームがあった気がする(超うろ覚え。25年ぐらい前??) そして例によってまだこちらも未完な気がするけどきっと多くのファンにいろんな爪痕を残していく先生なのでこれはこれで一興なのだ。さいろく1年以上前これは色々捗りそうな素敵本! 1巻の表紙に似せてきてるのかな…?買わねば…LIMBO THE KINGこのバディは最高2わかるさいろく1年以上前みんなエド・ゲインわかるかな…ニッケルオデオン道満晴明先生の愛すべき短編集1わかるさいろく1年以上前『BLUE GIANT SUPREME』をフォローをしました道満晴明先生の愛すべき短編集ニッケルオデオン 道満晴明さいろく短編集としても素晴らしいネーミングである。 ニッケル(5セント硬貨)オデオン(ギリシャ語で屋根付き劇場)というのが由来?の、アメリカの庶民的映画館の名称なんだとか。 そして読めばわかる心地よさ。 ほんの少しのエロとグロと多分なシュールがアングラ感を強めていて道満先生の魅力となっている。 ちなみにグロといっても絵的にはグロい感じではなく可愛いので大丈夫です。 「ヴォイニッチホテル」もオススメ。 あと女の子がとても可愛い。これほんと重要。 « First ‹ Prev … 146 147 148 149 150 151 152 153 154 … Next › Last » もっとみる
若い漫画読みさん達へ。カメントツの漫画ならず道 カメントツさいろく「10代の尻っぺたにタマゴの殻くっついたままの若い漫画読み」という表現が出てきてちょっといいなと思ってしまった。 カメントツさんが漫画界のルポ漫画を描くというのでとりあえず読んだ。 話題になったのはあだち充先生の『タッチ』で「何故和也を殺したの?」という質問をした回があってそれがニュースやSNSで拡散されまくったからなのだそうで。 自分もTwitterで知ったクチなのでそこからだったかも。 大御所(というかむしろレジェンド)への突撃もかなり面白いが、彼自身の作画道具の話や喫茶さぼうるの話など、神保町を知らない人にはかなり興味深いのではなかろうか。 絵柄の感じからそのままだけどキャラがみんな可愛いしキモいやつはキモいし、白黒はっきりしててとても読みやすい。 わたし的にはゲッサンの編集長が可愛くてお気に入り。完結しちゃった学び生きるは夫婦のつとめ 小雨大豆さいろくWEBで追っかけてたマンガの一つ。 毎日の楽しみだったのだけど後半は数日でまとめて数話投稿みたいな感じになって少し不安を感じていたが案の定、締めくくられてしまいました。 日課として楽しみだったから残念という気持ちは強いんだけど、締め方はまぁまぁよかったのかなぁと。ネタバレはしないようにしときますが。 高校生のうちにガンになってしまい、入院先で出会ったロシア人の同い年の少女ポーニャと結婚する事になったオトとその周りの日常生活を描く4コマ漫画でございます。 小雨大豆センセーは絵が可愛くて好きだけど、すごくマンガ的表現が古いとこがあるのでそこがちょっと残念。ギャグが古いとかなら全然いいんだけどちょっとおセンチなシーンとかへの導入が置いてけぼりにされる時があるのよね…そうだ、プロレス楽しめるようになってみようぜ新日学園 内藤哲也物語 新日本プロレスリング株式会社 広く。さいろくあなたの近くにもプロレスファンがいませんか? その人は間違いなくいっぱい語りたいはずです、知識をひけらかすではなく一緒に熱くなるために。 プヲタはめんどくさい人が多い、そう思われがちなんですが… 決してそれはウザい人がマウントしてくるのではなく、上手く語るのが難しいのに共感を得たくてウズウズしているからなんですよ。 昨今、というか今現在はまさに空前のプロレスブーム(第3次)でして、新日本プロレスをブシロードが運営するようになってから拍車をかけるようにクリーンでメジャーで大きくなっています。 日本のファンのみならず、今や新日本プロレスは世界で2番目に大きくメジャーな団体と言っても過言ではない状態。(1番はアメリカのWWEであることはまだまだ変わりません) これほどまでに日本のプロレスが熱い状況な今、ラグビーの1試合をたまたまTVで見ただけで大熱狂できるあなたなら(自分はそうでした)プロレスはぜっっっったいに面白い。 というわけで! プロレスにどこから手を付けていいかわからないよ!という人へのジャブとしてまずはこれを読んでみてはいかがか? という話でした。マンバユーザーならマンガから入るのがよかろうもん。 ちなみに「スーパースター列伝」とかも読むのはいいんですがあれってその人達がすごいわーぶっ飛んでるわーで終わってしまうんですよね。 この漫画はアマゾンプライムビデオでも超大人気のくりぃむしちゅー有田哲平が送る「有田と週刊プロレスと。」の第一シーズンから挿絵を描かれているイラストレーターさん(漫画家だったらごめんなさいですが)が描いているので、そこもぜひ要チェックです。 はい、冒頭にすら入れてないのにこんなに長い。これがプヲタの悪いところですが聞いてもらいたい、伝えたいことがいーーーーっぱいあるんですよ。 それだけ魅力がいっぱいの世界な上に、今は女子人気もすごいので観に行っても別に臭くないです!大丈夫!やったぜ! このマンガにだけフォーカスすると、内藤哲也という新日本プロレスで純粋にまっすぐに育った男がスターになるためにどう苦労していたか…みたいな話かと思いきや(ここ数年はまさに新日本プロレスの3本柱と言ってもいい中心人物です)このマンガでは新日本プロレス全体を一つの学園と見立てて、因縁とか生い立ちみたいなものをわかりやすくコメディ風にコミカライズしているという、全然事実と違うじゃねーかっていうとこもある内容になっております。 ファンが見ると面白いんだけどね! 長くなりすぎるのでここまでー 読んでみてくださいーさいろく1年以上前尊い() 私も通販に望みを託します。。。LIMBO THE KINGこのバディは最高2わかるぼうしゅうさんに憧れて哲也 -雀聖と呼ばれた男- 星野泰視 さいふうめいさいろく賽の目っていうのは狙って出せるもんで、燕返しっていうのは麻雀打つ人はみんな出来るものだと思ってしまっていた。 麻雀マンガが少年誌で長期連載してたっていうのも少し時代を感じる。 「坊や哲」が主人公のこの作品、どこまで本当かわからないけど実話を元にした実在の人物、阿佐田哲也の麻雀記を描いたもの。 阿佐田哲也さんに関しては別途ググるとよろしいかと思います。 麻雀といえば桜井章一がすぐ名前が挙がるんですが、阿佐田哲也は小説家でもありギャンブラー。 そのギャンブラー小説家が麻雀で成り上がっていく間に出会う様々なライバルたちは本当にインパクトがあるぶっ飛んだ奴らばかりで、バッドラックとダンスっちまう感じの(連載時期もちょうどその頃)漫画史に名前が残るぐらい印象的なので全部読んでおくと良い。 ※画像はガン牌で読者のハートを鷲掴みにした印南(いんなみ)暇を持て余した神々の悪戯…?ああっ女神さまっ 藤島康介さいろく言わずとしれた藤島康介の代表作。 アフタヌーンの代名詞の一つにも挙がってくる作品。 久しぶりに1巻を読んでみたらこんな始まりだったなぁというのと同時に画風の変化に驚き、ベルダンディーのブレなさにも驚いた。 本当に女神としか言えない振る舞いと人間離れした天然っぷりに当時の読者たちは心がキュンキュンしていたであろう。 ちなみに私はウルド派で、ベルダンディーの良さは当時はわからなかった。今のオッサン世代にはどストライクに刺さるであろう女神達がいっぱい登場します。 スクルドもウルドも可愛いんだけど、今見ると最後の方はさらに画風が変わりまくってますね。 10〜20巻ぐらいまでのウルドが世界一美しい女神だと私は思う(推し) 最後の最後は1巻の第1話の流れを読み返してから読むと良いと思われます。 のほほんとした日常系コメディ漫画としても超名作。おめえの席ねえからライフ すえのぶけいこさいろくドラマの方のワンシーン「オメェの席、ねえから!」がとんでもないインパクトで、ニコニコ動画をはじめとしてネタ動画業界の一斉を風靡した元の作品。 イジメを題材にした作品でメジャー誌(?)で20巻まであるっていうのは類を見ないし、イジメ系マンガ?の火付け役ではないだろうか。 最近のイジメマンガに比べると「マンガ的なぶっ飛んだありえなさ」はあんまりないけどリアリティがあって恐ろしい。 ちょっとでも読んだら主人公のためにも最後まで読んで消化してあげてほしい。ベルセルクファンは冷たいのかギガントマキア 三浦建太郎さいろくギガントマキアが始まった当時、別のもん描く暇あったらベルセルクの続きを描けという意見をめっちゃ見た。 でもね、よく考えてほしい。 三浦建太郎先生だって人間で、同じこと同じ作品しか描いちゃいけないなんて状況だったら狂ってしまう可能性があるのだ。 時既に遅し、かもしれないけど。 最初壮大な物語が頭の中にあって、それを描いていくうちに色々な情報が入ってきて自分も変わっていって好みも流行りも違う作品への意欲になってしまうのは非常によくわかるのだ。 そこでコレ。 というわけで、ギガントマキアはそういった視点でもとても感慨深い作品になりそうです。 プロレス大好きなので特に良い。なんか昔ゲーセンで怪獣を操作してプロレスするみたいなゲームがあった気がする(超うろ覚え。25年ぐらい前??) そして例によってまだこちらも未完な気がするけどきっと多くのファンにいろんな爪痕を残していく先生なのでこれはこれで一興なのだ。さいろく1年以上前これは色々捗りそうな素敵本! 1巻の表紙に似せてきてるのかな…?買わねば…LIMBO THE KINGこのバディは最高2わかるさいろく1年以上前みんなエド・ゲインわかるかな…ニッケルオデオン道満晴明先生の愛すべき短編集1わかるさいろく1年以上前『BLUE GIANT SUPREME』をフォローをしました道満晴明先生の愛すべき短編集ニッケルオデオン 道満晴明さいろく短編集としても素晴らしいネーミングである。 ニッケル(5セント硬貨)オデオン(ギリシャ語で屋根付き劇場)というのが由来?の、アメリカの庶民的映画館の名称なんだとか。 そして読めばわかる心地よさ。 ほんの少しのエロとグロと多分なシュールがアングラ感を強めていて道満先生の魅力となっている。 ちなみにグロといっても絵的にはグロい感じではなく可愛いので大丈夫です。 「ヴォイニッチホテル」もオススメ。 あと女の子がとても可愛い。これほんと重要。