名無し7ヶ月前今まで当然のように習って来た事が、いろんな人の経験や意思があって自分の知識の一部になってると考えると中々考え深いものです。 今までにない視点の漫画。 令和に入ってからの作品で圧倒的に面白かったです。 作者もまだ若いのでこれからの作品も楽しみです。チ。―地球の運動について―令和で初めての名作。4わかる
こば7ヶ月前”人類滅亡の危機を経た、近未来。生命主義が確立し、過度の調和が重んじられる社会に息苦しさを感じていた女子高校生のトァンは、ある日、クラスの中で変わり者とされていた少女、ミァハから声を掛けられる。社会に対して否定的な言動をいとわないミァハに、最初は戸惑いながらも、徐々に惹かれていくトァン。やがてもうひとりの友人、キアンとともに、ミァハに導かれるまま、集団自殺をはかるのだった……。34歳の若さでこの世を去ったSF作家、伊藤計劃の著書を劇場アニメ化する「Project Itoh」と連動したコミカライズ企画。数々の受賞歴を誇る、伊藤計劃の小説「ハーモニー」に、漫画家の三巷文が挑む。「月刊ニュータイプ」連載時より大幅に加筆され、待望の単行本化!” 以前読んだ漫画、久々に読み返した。 合理的な管理社会が行き着く最終地点として、「意識」が不要とされる。確かに意識がなければ、完全に合理的で調和のとれた世界になるのかもしれない。不幸を感じようもない。 でも客観的に見ると、ディストピアにしか見えない。 幸福は認識を通して存在するのか、認識と独立して存在するのか、という議論を思い出した。 https://bc-liber.com/blogs/bf6cbb9b657d https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC-1-%E3%82%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9-%E4%B8%89%E5%B7%B7-%E6%96%87/dp/404104068Xハーモニー幸福は認識を通して存在するのか、認識と独立して存在するのか4わかる
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)7ヶ月前 なりたい私がテーマの作品だけど、それが他人を排斥したり競争で勝つ事と排斥ではなく、離別した相手の苦しみを受け入れる為に王になる、仲間を、優しかった敵を救う為に、悪意に塗れているが苦しむ周りを救う為に少女はなりたい私の力を爆発させる… この辺りの自己の実現と利他が共存するテーゼは興味深いし、それがファンタジー(想像力)になっている辺りが少女漫画的な軽やかさになってる。 然し『ローゼンメイデン』とかに比べるとそれがある種の制約になってるのかなと思う。しゅごキャラ!なりたい私になる為に、貴方の重荷を少しでも…5わかる
alank7ヶ月前一撃の描写が迫力あって好きです。時に無名キャラでさえ、見開き使って描かれることもあります。そういう時はもう読んでるこっちも、来る!ってわかります。でページめくると案の定ド派手な一撃が描かれている。案の定なんだけど、そのちゃんときてくれる感じが気持ちいいです。 描写だけでなくストーリーも良いです。強くて、前向きで、マイルールを徹底して守る意志の強さがあり、憧れます。 高校生の時のちょっとふざけた要素を持っていたキー坊も好きでしたが、こっちシリーズのキー坊の方が個人的には好きです。 格闘好きにはもちろん、親子の絆系が好きな人にもおすすめです。TOUGH―タフ―格闘の描写が迫力すごい2わかる
タキシードは明日に舞う7ヶ月前誰にでもあった幼少期や思春期の心の機微を描く短編集。素直になれず意地を張ってしまう子供たちがふとしたことで大切なものに気づく様が描かれていて大変愛おしい。雪や雨の情景描写も妙。気づいたら俺にも子供が出来たら…みたいなキモい目線で読んでしまっていた。「お二階は診察室」が特に好き。千明初美作品集「ちひろのお城」文句なし★5!9わかる
マンガトリツカレ男7ヶ月前・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分初めて読んだのは中学生の頃で近所にあった古本屋で見かけて試しに読んだ2巻あたりまではなんとなくだったが、「中学校編」あたりの鈴木とデン助 の力道への対応あたりから無茶苦茶面白くなってそれ以降ずっと面白い。 今回久しぶりに読みかえしたがやっぱり名作だな ・特に好きなところは? やはり「戦後編」の鈴木とデン助が力道に会うところだな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! どおくまんの絵の変化、主人公の力道の変化などすべて楽しめるのでおすすめです 暴力大将暴力大将の感想 #推しを3行で推す4わかる
野愛7ヶ月前タイトル通り性欲が強すぎる男女のピュアなラブストーリー。セックス先行型なのにうぶな恋愛が成立しています。するんだなあ。 主人公は「性欲が強すぎる」という理由で彼氏にフラれたOL・美也加。 失恋の傷を癒すために誘われた合コンで泥酔し、介抱してくれた阿部とめちゃくちゃセックスします。 めちゃくちゃセックスしておきながら2人ともピュアなので付き合うとか次の約束とかはしないんですね……と思ったら阿部は美也加の会社の産業医で再会しちゃうんですね……なんて素晴らしい展開。 今度はすぐセックスすることもなく告白することもなく本気のピュアな恋愛がゆっくり始まっていきます。こんなことあったら最高だなあと思いながら読んでいます。 こんな経験あるひといませんかね?個人的に話聞きたいですね。 なかなかないと思うので続きを読みます。うらやましい。私たちは性欲モンスターこんなタイトルなのにピュア3わかる
野愛7ヶ月前こんなお店が増えてほしいけど、こんなお店を必要としない子どもたちが増えてほしいとも思う。 離婚して職を失って、疎遠だった父親のもとに帰った主人公・楓。 無愛想で家庭を省みることのない人だったのに、いつのまにか子ども食堂を営んでいた。 子どもたちと触れ合うことで元気を取り戻しながら、それぞれの家庭の問題や父親との関係と向き合っていくお話。 明るくてほのぼのしている作品だけど、偏食にモンスターペアレンツ、ひとり親世帯やヤングケアラーなど、今まさに起こっている問題も描かれている。 子ども食堂があるからまるっと解決なんてことは現実には起こり得ないだろうけど、大人も子どもも寄りかかる場所やひと休みする場所があるだけでも救いになるんだろうな…と思う。 この作品のように、泣いたり怒ったり悩んだりしても優しい自分に戻れる世界であってほしい。かえで子ども食堂子ども食堂が必要とされないくらいになればいいのに3わかる
ニーナ7ヶ月前この読後感を何と表現したらいいのだろう…。言語化がとても難しい作品だ。感動的なハッピーエンドや驚愕のバッドエンドはいっさい無いし、なんなら結末もハッキリ描かれていない話がほとんどだ。しかしそれが心地よい余韻としていつまでも胸に残る。 ほんのり優しくて寂しくて温かくて…苦い。 いや、この繊細な物語を言葉で伝えようとすること自体、野暮なのかもしれないな(笑)うみべのストーブ 大白小蟹短編集「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」感想3わかる
ニーナ7ヶ月前いやいやいや!こっからの話が読みたいんだって!…という訳で2巻も引き続き読もう(笑) オンの時には会社の同僚(仲良くはない)、オフの時には、かたや女装ロリィタかたや男装パンク…という2人のお話。 そんな2人がオフの時に偶然出会って、互いの正体に気づかずに仲良くなっていく。 現実世界でも、仕事とプライベートでスイッチを切り替える人はわりと多いのではなかろうか。「裏の顔」というと聞こえは悪いが、そうすることで生活にメリハリが出来、仕事に向かっていく活力も生まれるのであれば、あながち悪い事ではないだろう。 そう考えると、真面目でストレスを溜め込みやすい人ほど、実はオンオフの切り替えは必要な事なのかも知れない。会社と私生活-オンとオフ-「会社と私生活ーオンとオフー」感想5わかる
Pom 7ヶ月前鳥肌がたちました。 言葉で言い表せない何かを感じた。 親元を離れて吉祥寺少年歌劇団で頑張る少年達のお話です。 親元を離れる理由も様々で(その辺りは2巻で描かれている)、きっとまだ親が必要な年頃だと思うのに夢叶えるために日々努力している姿にグッと来る。 嫉妬したり、自分の思いとは裏腹な出来事だったり、心身共に変化していき葛藤する中で、それでも頑張って頑張って舞台に立つ姿は皆とてもかっこよかった。 真正面から立ち向かう姿、青春だなぁ〜素敵だ。吉祥寺少年歌劇毎日、毎時間の努力があって。4わかる