魚が好き1年以上前羽生さんが元奥さんの「不倫」で傷ついたのはわかるし、元奥さんの変化に気づいた男性がただの調子のいい男だったのか、それとも元奥さんを本当によく見ていた人だったのかまではわからない。 でも、「その程度じゃない」という元奥さんの言葉もこちらの胸に響いてくる。「見た目がどうかより彼女が好きだった」とか「10年近くいっしょにいるんだからメガネをかけた顔もかけていない顔も見慣れてる」とか言っても、やはり羽生さんにも、元奥さんの気持ち(または気持ちの変化)に気づいていなかったり、軽く見ていたところはあったんじゃないかと思う。 もちろん不倫はだめだが、久美ちゃんのお父さんの不倫と羽生さんの元奥さんの不倫は同じ質のものではないと思うし、羽生さんと久美ちゃんがつきあっても、今のままだと羽生さんは久美ちゃんの心の中の大切な部分を理解できないんじゃないかと恐れる。 久美ちゃんには幸せになってほしい。やわ男とカタ子喪女が出会ったのは美形のオネエ!7わかる
名無し1年以上前載らないんじゃないかな 以前自殺食堂が載ったときの目次コメントで「単行本収録がないので~」って書いてあったから、同じように「グリコ」と関係ないオリジナルの読み切りは単行本収録ないと思う もったいないよねSMOKE ENDヤンキーがタバコをやめるとき3わかる
名無し1年以上前どんでん返し系は割とすぐ勘どころが働いて、この後来るな?と分かるのに、この作品は全くわからなくて心底驚いた…!続きが気になるし連載化してほしい!君が死ぬのを待ってる。全く予想できなかった…3わかる
sogor251年以上前主人公の九甘露(いちじく かんろ)という男はかつて桃太郎に討伐された鬼の子孫であり、目が合った人間を惑わしてしまう鬼の力を受け継いでしまっていたために屋敷に引きこもる生活を余儀なくされていました。 そんな彼の前に現れたのが「鬼と友達になりたい」というすももと名乗る少女。 実は彼女は桃太郎の子孫でその血筋の影響からか甘露の鬼の力が効かない様子でした。 この作品はそんな出会いから始まり、鬼の力のせいで自分には何もできないと卑屈に生きてきた甘露と彼に対して無邪気に接するすもも、2人が同居生活を送ることとなり、少しずつ心を通わせていく様子を忙しくも微笑ましく描いてゆく作品です。 1巻応援おにももがたり鬼の子孫×桃太郎の子孫のドタバタ同居生活 #1巻応援3わかる
sogor251年以上前警察学校に入るためにニューヨークにやってきた青年ジェームズ・マーティンは8年前に家を出て今は検事として働く兄のジャックと再会します。 しかし、その直後、ジェームズは”幽霊(ゴースト)事件”と呼ばれる未解決事件に巻き込まれることとなります。 殺人事件の容疑者の失踪という共通点を持つ”幽霊事件”ですが、ある出来事により兄のジャックが事件に関与していることが判明し、 ジェームズは”幽霊事件”の解決を目的とする特別捜査機関「STUNTS(スタンツ)」に入り、兄のために事件の真相を追うこととなります。 謎多き”幽霊事件”の真相やそれを探るため奮闘するジェームズたちSTUNTSの面々、そしてジェームズとジャックとの関係性など、様々な要素が複雑に絡み合って深まっていくクライムサスペンスです。 1巻まで読了STUNTS 9番目のゴースト”幽霊事件”に挑む青年を描くクライムサスペンス #1巻応援8わかる
sogor251年以上前主人公は魔法学校の教師で落ちこぼれの2年D組の担任をしているソロ・ペイストリーという魔導士。 しかし、ソロの教師としての姿は表向きのもので、彼の正体はとある任務のために**学校に潜入している殺し屋**でした。 そんな彼の元に、今回の任務のバディであるイブキという少年が「2年D組の転校生」という形でやっきて、 彼から今回の任務が失敗すればこの国の存亡に関わるということ、そしてそれまで伏せられていた任務の詳細が明かされることになります。 この作品はその任務を専門である殺しではなく、**教師として遂行する**こととなったソロと、 彼の任務にも大きく関わることになる2年D組の生徒たちを描いてゆく学園ファンタジーです。 1巻まで読了先生! 僕たちが世界を滅ぼします。教師として潜入した"殺し屋"と落ちこぼれ生徒たちとの魔法学校ファンタジー #1巻応援4わかる
兎来栄寿1年以上前『猫で人魚を釣る話』の菅原亮きんさんによる新作です。今回も「猫」がタイトルに含まれており、内容ともども猫愛を感じます。 菅原亮きんさんの作品は、『猫で人魚を釣る話』からそうでしたが菅原亮きんさんだけにしか描けない世界が醸し出す雰囲気を持っているのがまず魅力です。 それを生じさせている要因のひとつが、独特の画面作り。純粋に絵柄による部分もありますが、1話の扉絵のような明暗の描き方であったり、輪郭を描かない絵本のような樹木や植え込みであったり、モノローグの並べ方であったり、ハイライトの描き方であったり、構図であったり……諸々ありますが、特に特徴的なのはオノマトペです。 「ガー」や「ポーン」の「ー」がベクトルを感じさせる矢印になっていたり、「キーンコーンカーンコーン」の「ン」の上の部分がベルになっていたり、『猫で人魚を釣る話』1話冒頭の雪が降るシーンの「しんしん」は猫のしっぽのように柔らかそうな質感であったりします。2話の見開きで猫が撫でられるシーンは5種類の感触に併せて5種類のオノマトペがそれぞれ特徴的に描かれている顕著なシーンです。「サラサラ」は薄く、「つるつる」はつややかで、「ゴツゴツ」はいかにも太く硬く、「ピリピリ」は刺々しく、「ベタベタ」は気色悪げに。オノマトペに「(笑)」や「(集)」などの感情や様態の情報が付加されていたり、読者から見ると鏡写しでキャラクターから見たときに正位置になるように描かれているものも。最初は無意識に読んでいることが多いと思いますが、再読するときにでもオノマトペに注目しながら読んでみると色々な遊び心や工夫が見られて面白いです。表紙や各話の題字も、それに倣ってか空間に溶け込んでいるのも良いです。ちなみに私が好きなのは、猫がご飯を食べるときの「ガシャガシャ グァつぐァつ」です。 そして、そんなオノマトペによって普段は全体的に賑やかな雰囲気を纏っているだけに、静かに感情を強く表出させるシーンがより抑揚を持って響いてきます。 本作は、主人公の16歳の少年・東大和(あずまやまと)の担任・椎名先生への初恋と、そんな大和のことを大好きな猫の來瞳(くるめ)が中心となって繰り広げられる群像劇。大和も椎名先生もそれぞれ過去に生じた出来事により抱えている想いがあり、その描写と共にそれぞれの想いも深掘られていきます。そこに、猫である來瞳の視点から見た世界と強い感情も上乗せされることで、より立体的な関係性が浮かび上がってきます。しっかりと「人間」が描かれているのが良いですし、また猫に限らず人間以外の家族がいる・いた人には強く響きそうなエピソードもあります。 菅原亮きんさんの作品は派手な解りやすいエンターテインメント作品ではないですが、じんわりじんわりと沁みてきて気付いたときに涙が零れているような良さがあります。1巻の後、雑誌連載分は更に見逃せない展開になってきており、静かにゆっくりと味わって行きたい作品です。東くんの恋猫コントラスト巧みに紡がれるそれぞれの想い #1巻応援2わかる
兎来栄寿1年以上前『マーブルビターチョコレート』や「二番目の運命」、「マイハートドライバー」などの幌山あきさんが送る2作目の単行本です。 『マーブルビターチョコレート』のクチコミでも描きましたが、幌山(と書いて読み方は「ぽろやま」)さんの描くマンガは本当に良いです。ジャンプ+で掲載となった読切もそれぞれ内容は全然違いますが、ただ「良い」という部分だけはすべて共通しています。出版社を横断していますが、短編集なども出して欲しいですね。 さて、この『星屑家族』ですが、「親になるのが免許制」という社会を描いています。 作中でも、 「親……扶養者というのは子どもに対して 無自覚な強権を得ています」 と語られる通り、しばしばその権力をもって暴虐を振るう親が存在します。また、扶養者たる資格を持たず本人の意志もないまま実質的に扶養者となってしまうケースもあります。ひとつの命に対して責任を持つべき存在である扶養者に、資質や資格を問うべきではないのかという話はしばしば出てきます。もしそれを実現したら、という思考実験として秀逸です。 子供の姿をした「扶養審査官」が扶養者になりたい者たちをジャッジしていく様はなかなかのディストピア感ですが、実際にその判断を行う者・される者の間に生じる歪みや困難が非常に的確に描写されています。 扶養者の資格を得た人は「正しい」人とされる社会で、それを望まず審査に落として欲しいと望む男性の下での生活が営まれていきます。そこで芽生える様々な感情と振れ幅が見所です。 ネタバレせずに言えるとしたら、繰り返しになりますが幌山さんの描く作品群のこのテイストは本当に好きだなぁということです。ひとつひとつのセリフも冴えていて心の内に響くものが多くあります。 読み終えたとき、1,2巻の表紙を見比べながら改めてタイトルの意味を考え返しました。星屑、スターダスト。美しく、儚いもの。僕たちも星屑のかけらである地球から発生し、その血はいわば星屑の液体であると歌った曲もありました。簡潔にして、秀逸なタイトルです。 単行本が上下巻同時に発売となったのは、英断だと思います。上巻から1冊ずつ買うことを否定はしませんが、上下巻一気に買ってしまうことを強くお薦めします。星屑家族「親の資格」の法制化 #1巻応援 #完結応援3わかる
狐優曇華1年以上前安定しためちゃカワ絵柄で異世界転生モノ。もちろん氏のことなのでよくあるテンプレ漫画では到底あり得ない。 まだ二話ですが、だいぶおもしろいです。長く続くといいなぁ。 冒険者絶対殺すダンジョン待望の新作は異世界もの5わかる