あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前こんなに寄り添ってくれるメッセージに溢れた、胸熱くなる作品ってそんなにあるだろうか……大好きすぎるので6巻までを再読して、大切なところに付箋を貼ってゆく。 クラフトビールの話題が満載な本作。しかしそれと同じくらい、苦しい人・心折れそうな人の再生を描いて切実な物語でもある。 就労地位格差、身体的特性、人種差別、男性性に脅かされる女性性、性差別……さまざまな苦悩を秘めて生きる、大人になりたての登場人物たち。しかし彼らはクラフトビール専門店「白熊」で、次第に前向きになる。 クラフトビールを盛り上げるべく、打たれる幾度かのイベント。好きなものを学び、広げながら、人と繋がる。出会いの中で、自由へと解放されてゆく人たちに共振する……何かを始めたくなる! 燻る現状を告白し合うことで、主人公の派遣デザイナー・七菜は女性俳優の慎と同志になる。ピアノを諦めた同級生に、写真家の鉄雄は作品で、いつの間にか何かを伝える。ページを捲るたびに心が沸き立つ。 一方随所で、冷静かつ痛烈に、私の中にある残酷さ、思い込みや偏見を言葉にして伝える。はっとさせられたり、胸が痛くなったり。それでも西陣麦酒のブランドコンセプト「多様性(ダイバーシティ)と社会的包摂(インクルーシブ)」を取り上げ、ビールを介した人の輪の中でエンパワーメントの連鎖が起こるビジョンを語る本作は、とても力強く優しい。 私の本は、付箋でいっぱいになった。特に3巻と5巻が多いようだ。お読みの方はどうだろうか。琥珀の夢で酔いましょう付箋を貼って読む漫画9わかる
さいろく1年以上前いやぁこれは良い。 私は心打たれる話があったら撃ち抜かれたように満点を付けてしまうタイプなので一時的な盲目目線があるのは否めないんだけど(盲目なのに目線ってなんだ) ちょいちょい挟まる話で不覚にも泣いてしまって、もうね、好きです。 コメディタッチで柔らかいし、主人公が尖りすぎてなくていい。むしろサイドに立っている周りのキャラ達の方が尖ってる。そしてモブ達の話がとても良い。呉服屋の若旦那の話は全部胸に突き刺さって凄い好きです。語彙がないのがバレる。 しかし、Twitterで先生が宣伝されてるのを見て初めて手に取ったけど、今は出会いは受動的なんだなぁとつくづく思い知らされましたね。 こういう出会いがあるんだったらやっぱり見ちゃうよなぁ爛漫ドレスコードレス 【描き下ろし漫画付き】着物という堅そうに思える世界をコメディタッチにマンガで着崩していく良作!!5わかる
宮っしぃ1年以上前毎回話忘れる...それでもやっぱり読み返す度に面白い...! やっぱり我らがヒラコーのスタイリッシュなキャラクター、クールなセリフの言い回しは最高だぜ... すごく雑に言うと現代の偉人や武士がファンタジー世界に転移して戦争するストーリーだが、全てにおいてアクション・歴史ものとしてのクオリティが高く、物語に引き込まれるのはさすがだなぁと 体調とか色々あるので大変かもしれないが、自分が死ぬまでには完結まで読みたい素晴らしい作品の1つドリフターズものすごく久しぶりの新刊すぎて...3わかる
名無し1年以上前これといったものが見出だせないまま「これで最終回?」って 感じであっさり終わってしまいました。 ヒロインポジ的らしき人が新婦を惚れさせる魔性噂は見た目も キャラクターもそんな風には見えない違和感がありました。 費用をどこまでケチれるかをテーマにした回はコミカルでもあり 面白かったです。プラチナ題材(ウエディング・プランナー)は良かったけど3わかる
六文銭1年以上前大好きな作家の1人なので、つい手にとってしまった。 『どるから』も連載中なのに、新作もあるとはファンとしてありがたい。 ジャンルは、異世界もの。 主人公は売れない芸人。 M-1のファイナル進出が決まり、打ち上げしていたところ、いきなり異世界にいってしまう流れ。 異世界ものでよくある「不遇の中死去」とかではないし、何か特別なスキルが与えられるとかもないのが特徴。 異世界からむしろ現実に戻りたいし、売れない芸人生活で培った謎の我慢スキル(罰ゲームとかで食らう苦いやつとか)でなんとか異世界を乗り切ろうとする感じ。 作家さんの絵柄が好きだし、『どるから』でも魅せたバトルシーンは本作も健在。 変にエロに振り切ってないのも良い。 ただ、まぁ異世界ものとしては刺激や意外な展開などが今のところないので、そこは今後に期待したいです。僕たちは異世界芸人です!現実に未練を残した芸人が異世界から戻ろうと頑張る話3わかる
六文銭1年以上前8月31日を繰り返してしまう、高校生男女2人の話。 ループするけど、この2人だけは記憶が残るという設定。 ジャンルとしては、ラブコメだと思う。 冒頭が毎話、服だけ代わって同じ感じではじまるのも特徴(添付画像) 懐かしい感じの絵柄や、野暮ったい男子とフランクな女子という関係が、おっさんである自分の心に謎に刺さりまくる。 夏という甘酸っぱい季節なのが、またいい。 なんとも形容しがたいのだが『タッチ』とか好きだった人は好きになってくれるんじゃないかと思う。 この2人だけ同じ日を繰り返しているのだが、基本はその謎を解くとかではなく、この現実を受け入れて、毎回2人でどこか行ったり、同じ日でも変化をつけて、笑いあり、ちょいシリアスありな展開が飽きさせない。 2人の仲も一進一退で、進んだと思ったらちょっと後退するなどの駆け引き的なのも良い。 この夏の終わりにぜひ読んで欲しい作品。8月31日のロングサマー昭和生まれのおっさんの琴線に触れる4わかる
野愛1年以上前中学生の女の子が宿題のために、叔父さんのパン屋さんを見学するお話。 8ページという短い中に、主人公の素直さ、叔父さんの真面目さ、つやつやでふわふわでさくさくのパンの美味しさがギュッと詰まってます。 真面目でかわいくて優しいひとと美味しいパンしか出てこないので心が洗われますね。 なんでもないお話なのに魅力的なのは画力が素晴らしいかもしれません。絵がうまい!叔父はパン職人優しさと真面目さしか出てこない4わかる
かしこ1年以上前以下は備忘録的な私の好きなシーンです。 ・先生が変な人のところが好き。スポ根じゃないところが特にいい。生徒達に「俺はストロングだ〜」と叫ばせたりしてたけど、あれも指導として間違ってないですよね。 ・西野に怪我をさせられた樋口が三五に負けた後の清々しい顔に泣けた。 ・壮絶ないじめ体験がある西野とこれから戦うぞって時に鷲尾が言った「こう見えていじめっ子だったんだ」というセリフ。普通だったら陽気キャラにこんなこと言わせないだろうけど、あえてそれを言わせることで場面が引き立ってた。この時点ではどんな過去があっても西野みたいに陰湿になったらダメだなと思った…。 ・金鷲旗で会場中が三五を応援する中、西野のせいで胃潰瘍になった先生が会場に駆けつけて「あいつはこんな孤独の中で戦ってるのか…」と唯一の理解者になってくれたシーン。最終的に西野の印象が強く残った気がする。 ・三五とひろみの初々しい関係。平家と秋山がくっついたのも微笑ましかった。柔道部物語「柔道部物語」読んでみた2わかる