mampuku1年以上前イングランドとフランスの百年戦争を舞台に、本物の魔女(生娘)が戦争を食い止めるためにドタバタ孤軍奮闘する話。 石川雅之先生の描く女の子には独特で不思議な質感の色気がありますね。 連載当時の十余年前にも読んでいたはずですが、今よりずっと歴史や宗教の知識が無かったのでさっぱりわからずじまいだったと記憶しています。 信仰とは救いとは何なのかといった問いから始まり、道徳や善など倫理学的なテーマにも通ずるストーリーになっており、大変深くて濃い味がします。御託は抜きに、感情や価値観をガッシガッシ揺さぶられてシンプルにめちゃめちゃ面白い。 というかこんなゴリゴリに人文学なマンガ描いておられたと思ったら最新作『惑わない星』はバキバキ理系なやつなの本当に在野のインテリって感じでかっこいいです。純潔のマリア銃・病原菌・鉄・歴史・宗教・美少女7わかる
ゆゆゆ1年以上前作りたいと食べたい。 趣味というか趣向が似通っていたら、料理が共通点だったら、たしかに仲良くなれそうな気がします。 必要なのは話しかけ仲良くなり、みたことあるだけの人を超える勇気。 春日さん、そんな男性と間違えかねないキャラクター設定でなくても…と思ったものの、春日さんの食べ方は豪快で、でも汚いことはなく、みていて気持ちがいいです。 『ソフト百合♡クッキング』のように、若い女性二人がわちゃわちゃ料理をしているのも楽しいですが、それなりに働いてそれなりの年齢になった女性ふたりが手慣れた感じで焼きおにぎりやら餃子やら作って「あーおいし」となっているのもいいですね。 しかし、あれだけ食べて、あの体型を維持できる春日さん。普段、どれほど体を動かしているんだろう。作りたい女と食べたい女同じ食べる姿を見るなら、美味しそうに食べている人の姿が良い5わかる
兎来栄寿1年以上前「伊達朱里紗さんのマンガを、『アエカナル』や『ホーキーベカコン』の笹倉綾人さんが描く」。 初めてそれを聞いた時は正に驚天動地でした。思い入れがある方と、大好きな漫画家のコラボ。歓喜せずにはいられないな、と心の中の池田がリー棒をおもむろに掲げました。 伊達朱里紗さんと言えば今や押しも押されもせぬ大人気Mリーガーで、リーグMVPも獲得した 選手です。 そんな伊達さんは声優としても活躍されていますが、その初めての大きな役どころは『咲-Saki- 全国編』の上重漫役でした。『全国編』放映に際して最初に行われた新声優陣による数十人参加のお渡し会に伊達さんも出ており、私もそこで伊達さんに初めてお会いしたのですが、そのときはまさかこんな展開になるとは思ってもいませんでした。 そう、『咲-Saki-』に人生を変えられたといえば私もです。 アニメとしては前作にあたる『咲-Saki- 阿知賀編』の熱が冷めやらず、『全国編』が放映され始めた年から私は『咲-Saki-』を愛しすぎて聖地であり世界遺産でもある吉野山に移住して働き始めることになりました。それによって、さまざまな出逢いがあり経験があって、普通の人生では考えられないようなことをたくさん積み重ねてきました。『咲-Saki-』がなかったら、文字通りまったく違った人生を歩んでいたことでしょう。 私は子供のころから麻雀と『ガンガン』が大好きで、その延長線上に『咲-Saki-』が存在した形なのですが、伊達さんは麻雀とアニメの延長上で『咲-Saki-』を発見し、より麻雀の深みにハマっていったそうで。親近感を抱かずにはいられません。『咲-Saki-』が最初ではないにせよ、『咲-Saki-』きっかけで麻雀の深奥へと歩む人がどんどんでてきているのは大変にすばらなことだと思います。 このマンガでは、そんな伊達さんがプロ雀士を目指していく姿、またプロになってから奮闘する姿が、笹倉綾人さんの美麗な絵で描かれています。伊達さん以外のプロ雀士たちも、笹倉さんの絵の魅力もあってキャラが現実以上に立っているように感じられます。 美しくて強い女性麻雀プロが世間から注目され、闘牌が配信されて大人気を博す。まさに実世界が『咲-Saki-』のような世界となってきているのですが、その立役者のひとりである伊達さんの軌跡をマンガで楽しく読めるというのも、またすばらなことです。ここから実際にMリーグも観てファンになるという人も多いことでしょう。 ひとりの麻雀好きとして麻雀業界がますます盛り上がっていって欲しいですし、その過程で今後ますます増えていくであろうこうした展開も応援しています。伊達さんを初期から応援している者としても、今後もより一層のご活躍を楽しみにしています。朱色のステラ 伊達朱里紗咲-Saki-に人生を変えられた者として #1巻応援2わかる
兎来栄寿1年以上前幼馴染の結婚式に出席するシーンから始まり、中学高校時代の回想にたっぷりと尺を割いて各々の背景事情と揺れ動く感情の変遷をとても丁寧に描かれていく物語です。 幼馴染……その関係性からしか摂取できない成分は確実にあります。積み重ねた時間の長さの分だけ、さまざまな思い出も想いも堆積しているわけで。知り合って数年では生まれ得ない濃厚なものがそこには確かにあります。 ただ、一口に幼馴染と言ってもそこには無限の色合いがあり形があり化学反応が存在します。冒頭のシーンからも解るように、決してこれは仲睦まじく結ばれる幼馴染の物語ではありません。むしろ、特別で大切な関係だからこそ行なっておかなければならないものを描いています。 それでも、ふたりの間には周囲からは届かず理解が難しいふたりにしか共有できないものがありました。その何ともいえない愛おしさと、綺麗な感情とは裏腹に生じてしまう歪さのリアリティが胸を焦がします。 また、そんなふたりを遠巻きに取り巻く外野の存在の描き方も大変良いです。巻末の描き下ろしは最高でした。 濃厚な学生時代の描写と大人になった後とを読んで、人生は往々にしてままならないけれどこうやって一歩一歩進んで行くものだよなぁとしみじみ感じ入りました。 上質な感情が紡がれている物語です。縁もたけなわ幼馴染を取り巻く″縁″ #1巻応援2わかる
名無し1年以上前あのマポロ3号がジャンプラで新連載することを知って早速1話を読みました。 まさにマポロ3号って感じの詰め込み方だけど、『PPPPPP』の頃よりもなんかチカチカするし、『ダダダダーン』と『PPPPPP』の頃にあった繊細さが無くなっているというか…絵柄の変化は複雑に思うけど、今描いてる漫画の作風に合わせているだけまだマシだと思っています。 どこか壊れた画風、崩れた描写、展開の独創性がマポロ3号の強みになっていることもあります! ぶっちゃけ最悪のバッドエンド(ある意味メリーバッドエンド?)を迎えた『PPPPPP』の二の舞いにならないことを願っています。 【マポロ3号帰還】PPPPPP作者の新連載『対世界用魔法少女つばめ』がヤバい【ジャンププラス】(ジャパサム漫画チャンネルより) https://youtu.be/USrOC12uUoA?si=0zuc22o7g5uQM7Jm対世界用魔法少女つばめ「1話応援+@」のつもりでクチコミ2わかる
Nano1年以上前ここでときめきました!!ね!!!王子くんもね!!??絶対ときめいてるよね!!?? 王子くんも姫野くんも可愛い。等身大の男子高校生で、それぞれ悩みを持ってる。二人が出会ったことで、お互いにいい刺激を与えたらいいなぁ。この先の二人の関係がどう変わってくのか超気になる!そして二人とも笑顔が尊い。LOVE。姫野くんはときめきたい「君の好きなもの、俺に教えてくれっ!」2わかる
Miyake1年以上前ハイッ!みんな幸せッ!! ココロのなかのネコチャンを解き放つシーンが好き。 仏のように優しい「鬼」と、全ての行動に根拠と理由をつけたい堅物女子の恋愛物語。 常にナレーションが叫んでいる。そして文字が多い。 情報の瀑布と熱量でぶん殴ってくる感じが心地よい。 そこそこ重めのシーンとかもあって、樺山くんも金剛寺さんも「死にたいといつも考えている」なんて言葉を放ったりする。けど、その重さを軽々ぶっ飛ばすだけのパワーのあるノリがあるから、読んでいてその重さをあまり感じることはない。 ミサイルが発射されたり、地球滅亡レベルの隕石が飛んできたり、天災がおこったり、強盗が店を襲ったり、極楽と地獄の戦争が勃発したり、てんやわんやの事件も盛りだくさんだけど、本編とは大きく関わりのない話である。 ちなみに誰も死なないし不幸にならない。 デカい事件と並行してラブストーリーを中心に据えるこの強引さが良い。 ハートフルなメルヘンカフェでふんふわシフォンケーキを食べながら、店内のBGMはデスメタルが流れてるみたいな。 一見バランス悪そうだけど、暴力的なまでのラブアンドピースハートフルほんわかパワーで強引にまとめ上げている。 面白い!金剛寺さんは面倒臭いデスメタル聴きながらふわふわシフォンケーキ♡を食べてるみたいな漫画7わかる
狐優曇華1年以上前1巻だけだと、オマージュ満載のスラップスティックって思ったけど、2巻でその謎は半分以上は解けて、3巻で終わるかな?って感じの展開でした。 ストーリー展開は、意外かと言われると、そこまでではないけど、こうくるかーとは思いましたね。 そもそもこの人の漫画の独特のギャグ、テンポ、絵柄が大好きなので、どういうストーリーでも楽しめる自信はあります。ビバリウムで朝食をなるほど、こうくるか5わかる
魚が好き1年以上前親関係のしがらみを断つためには、北海道で一人暮らしというのはなかなかいいかもしれない。でも、久美ちゃんがデートしていると思った羽生さんは女性不信になるか、自信喪失しそうな気がするけど・・・やわ男とカタ子喪女が出会ったのは美形のオネエ!5わかる