るる
るる
11ヶ月前
5巻まで既読。 難しそうな内容なのかなー、女性漫画扱いだけど?色々思いながら読んだらすごく面白かった。 社畜の近藤はオマケの転生で一応生活の保証はあるのに経理の仕事を志願。 社畜故に働き過ぎ、薬、瘴気と魔力の耐性無しで近藤はアレシュの「治療」が度々必要になる。 こうやってBL化していくのねw 硬派なアレシュ格好いいなー。 でも近藤が鈍感でアレシュが切ない。 それでもグイグイ来るけどw お揃いのクッションとか可愛いかよ😂 聖女のユアは途中まで問題起こしそうで、 登場するとイラッとしてた。 あの王子から離れてマトモになってきた。 6巻既読。 私塾を通じて教会の「一部」と王子とは何となく意思疎通できるようになってきた。 王子はユアが好きなのか「聖女だから」好きなのか。そこハッキリさせないとユアにとっては「元の世界に戻りたいのに無理矢理引き留めている人」扱いだよなー。 そして魔力を意図して近藤に向けて来たのは誰なのか。 教会編は次くらいで解決するのかな。 アレシュがもう近藤溺愛で執着して甲斐甲斐しい。 近藤も流石に気づいてはいても反応は冷めている。ドキドキしてるのに!😂 帰れることになったらどうするんだろう。 アレシュを置いていかないで欲しいけど。
兎来栄寿
兎来栄寿
11ヶ月前
2021年5月、岩泉舞さんの29年ぶりの単行本『 岩泉舞作品集 MY LITTLE PLANET』が発売されました。 その初報を聞いたときの私の驚きと喜び、そして各作品についてのあれやこれやは以下のクチコミをご参照ください。 https://manba.co.jp/topics/59116 新作「MY LITTLE PLANET」を読んだとき、私は岩泉舞さんにはずっと描き手でい続けて欲しいと思いました。四半世紀のブランクがある方が、普通はここまで描けないと思います。岩泉さんは世界を創造することで人々に幸せを与えられる稀有な能力を持っている方です。 そしてその後、2022年に『eBigComic4』で初の連載であるこの『ミレンさんの壺』が始まりました。それまではずっと長くても3回の連作短編でしたが、令和の時代になって遂に岩泉舞さんの連載を読める。そんな嬉しいことはありませんでした。 『ミレンさんの壺』は、現世に未練を持った魂の浄化を務めとする壺師の少女ミレンと彼女に付き従う新米のふたりがさまざまな浮かばれない魂と触れ合いその未練を断ち切っていく物語です。 岩本舞さんの作品に共通する魅力は、スパッと割り切れない複雑な感情が絡み合って構成されているが故にえも言われぬ切なさや心に残る味わいを残してくれるところですが、もうこの設定からそれらを十分に予感させてくれるものです。 岩泉舞さん自身の経験を元に作られたという書けなくなってしまった作家の話であったり、食うには困らなかったが最後まで孤独に生きた噺家の話であったり、短い物語の中で人生が息づいています。自分は果たして今この瞬間に死んだとしたら何が一番強い未練として残るだろう。そんなことを考えさせられました。 同時収録の読切「ロボットを捨てに行く」もまた、岩泉舞さんの持ち味が出ている秀作です。星やプラネタリウムという美しいモチーフを用いながら描かれる、綺麗で儚い物語。短い中で心の襞を包み込んでくるような作品です。率直に言って大好きです。 また、「MY LITTLE PLANET」の時点でも解っていたことですが、絵柄が現代的になってまったく古びておらずかわいくて魅力的です。私はあまり幼女系キャラには靡かない方なのですが、夜悧代アリスちゃんは推せます。 改めて読み通して、やっぱり岩泉舞さん好きだなぁという想いを強めました。往年のファンの方も、まったく知らないという方も、この機会に触れてみてください。