常住戦陣!! ムシブギョー
今年の夏は“何か”が違う…!蟲奉行所のトップ・蟲奉行様は、毎年恒例の「御籠もり」に時期を早めて入ることに。向かった先は絶海の孤島にある「離れ」なる場所!だが、蟲奉行様の抹殺を目論む謎の集団「蟲狩」もまた、「離れ」の場所を嗅ぎ付け…!!危険を察知した徳川吉宗は、急遽、蟲奉行所の全メンバーを「離れ」に送り込んだのであった。ミステリアスで可憐な蟲奉行様を、仁兵衛達は守りきることが出来るのか!?敵は…強い!!(『常住戦陣!!ムシブギョー』作品解説)享保6年、将軍吉宗の命に設けられた「目安箱」。寄せられた投書によって、江戸に新しい奉行所が誕生した。その名も「蟲奉行所」!江戸に巣くう巨大蟲から人々を守るため、選び抜かれた強者達が八面六臂の大活躍。主人公は、バカが着くほど正直で、むさ苦しいほど真っ直ぐな…月島仁兵衛、日本男児!
そばもん ニッポン蕎麦行脚
名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された矢代稜。今回は、知人に呼ばれて訪れた福井県で、地元名物“越前おろしそば”に欠かせない「大根おろし」の驚くべき秘密に迫る!大根おろしって、大根の種類だけでなく、切り方やすりおろし方で味が変わるって知ってました!?
どうせもう逃げられない
普通のOLを夢見ていたなほは、ひょんなことからデザイン会社の正社員に。しかも、会社の社長である向坂に叶うことのない恋心を抱いてしまう。そんなある日、同僚の余から突然告白されたなほ。しかし、向坂のことを想う彼女はその気持ちに応えられずにいた。けれど、休日の街でナンパする向坂を見つけ、これをきっかけに彼への想いを忘れようとしたなほに、向坂は本音をもらして…。少しでも彼の心に近づきたいなほに放たれた言葉とは?一筋縄ではいかないラブストーリー、第3巻!!
書生 葛木信二郎の日常
大正時代――帝都・東京の一角に、不思議と目立たない洋館・黒髭荘(くろひげそう)があった。そこは、小説家志望の書生・葛木信二郎を除く、すべての住人が妖怪という、奇妙な館で…?上野で開かれた「平和記念博覧会」会場で見せ物となっていた、人魚のミイラ。その人魚に不自然さを感じた信二郎は、人魚を救うべく忍びこむが、そこで信二郎を待っていたのは、陰陽師(おんみょうじ)を名乗るサマラとカルマ姉弟だった。謎めいたサマラたちの口から、何故か失踪中の信二郎の兄・悌一郎の名が…彼女たちと信二郎の接点とは?その兄の婚約者である猫又美女・操緒さんの暴走からも目が離せない、大正妖怪奇譚・第4集が登場!!