週刊少年ジャンプの感想・レビュー1123件<<3435363738>>やはり日本の最高傑作漫画DRAGON BALL モノクロ版 鳥山明名無し他の王道バトル漫画と比べてもやはり一際目を引く。ストーリーはシンプルであって絵も少ない線で多くのことを伝えていて、とても読みやすい。やはり日本の最高傑作漫画だと思う。ドラマ化〜!べしゃり暮らし 森田まさのり名無しhttps://twitter.com/HITMANmorita/status/1121568372573892608 面白くなる予感しかない むしろ今までドラマ化してなかったんだ… これ作者が演者にもなるパターンかな『鬼殺の流』ネームが素晴らしい鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 吾峠呼世晴名無し『過狩り狩り』が鬼滅の前身かと思ってたけど、それより後に更に鬼滅寄りにしたやつが『鬼殺の流』。 ここまで描けてたら連載なんて余裕では?と思うくらい面白いので、ジャンプ編集部って本当にシビア。鬼滅が一作目なのに何でこんなによくできてるのか不思議だったけど、ここに来るまでに相当な苦労(2年くらい)があったみたい。 結果的に世界観の深みも広がりも出たので良かったなぁと思いつつ、漫画家を辞める可能性もあったことを考えるとぞっとする。こち亀こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治マウナケアおそらく最初に読んだ少年誌掲載漫画の単行本だと思います。小学生高学年のころかな?友達の家に7巻ぐらいまであって、遊びに行くたびにみんなでむさぼるようにまわし読みしていました。この作品を見て、子供ながら東京の下町に憧れましたっけねえ。その影響は後々まで残っていて、上京したとき、まず最初に浅草見物にいったほどです。そんなこともあり、かなり思い入れのある作品。特にお気に入りは幼少のころ読んだ初期の劇画タッチの時代です。当時、両さんは現在のキャラとは違っていてワイルド、というよりもバイオレンス警官。消えてしまったキャラである、どこから見ても反社会的勢力の人のような戸塚とともに、はちゃめちゃな行動をしていたものです。両さんに憧れるタバコ屋の娘・佐々木洋子なんてのもいて、どこか映画の寅さんチックでした…。とか言いながらも、機会あるごとにちょこちょこと現在まで読み続けてるんですけどね。せっかくこんなにリリースできたのですから、未読のエピソードをつぶすために、少しずつ読んで完全制覇を目指すことにします。 Dio様の能力というか気になることについてジョジョの奇妙な冒険 第3部 カラー版 荒木飛呂彦やむちゃ※ネタバレを含むクチコミです。キャラクターの玉手箱や〜!テニスの王子様 許斐剛名無し昨今の2.5次元の火付け役…誰だと思います?そう!このテニスの王子様別名テニプリです。そして漫画ではありませんがアニメのキャラクターソングもこのテニプリのキャラクター商法が成功して昨今に至るんですよ。キャラクターのシルエットや決め台詞の大切さなど、少年漫画に必要なものが詰まっている"バイブル"と言っても過言ではないでしょう。…さて話なんですが、初期の氷帝戦まではテニスです。立海付属が出てきてからテニヌになったんですよ。ちゃんと復習しましょう!そしてきちんとしたテニスとシュールなテニヌ両方を楽しみ最終的に許斐剛先生ありがとうとペンライトを振りましょうね!良き!さいこーホイッスル! 樋口大輔nemuke基本的にジャンプの主人公はどこかしら強みを持って登場してくるが、この漫画の主人公の風祭似関しては、そうではなくだけどものすごい努力をするから他のスポーツ漫画より物語がリアルでサッカー経験者のほうが楽しめる作品だと思う。 余計な恋愛物語のような茶番が少ないのも評価だねww キモいジジイばかり描くようになったわけ初めての持ち込み 島袋光年スタージュンマンバで「また読みたい」されていて、読み逃していたことに気づいた作品(電子版のチャプター選択で飛び飛びに読んでいるせいですね)。レジェンド作家の新人時代を振り返るという企画の一環で、他に松井優征先生、藤巻忠俊先生も参加されています。 タイトル通り1994年、当時まだ19歳だった島袋先生が初めての持ち込みするお話。 1コマ目で島袋先生がご自身で「いつもキモいジジイばかり描いている」とおっしゃっているのですが、その理由は最後まで読めばわかるようになっています。 ジャンプ公式で読切が公開されているのでぜひ! 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト 「レジェンド作家が振り返る!! 新人時代のエピソード読切」 https://www.shonenjump.com/j/mangasho/hajimete.html (追記) まったく関係ないのですが、作中で編集部に電話をかけるシーンで黒電話が登場したことに驚きました。うちは流石に肌色のプッシュホンだった気がします。天野明先生のアイスホッケー読切HOT 天野明たか自分にとってスピナマラダ!以来のアイスホッケー漫画ということで、期待して読んだ作品。 主人公の設定やおじいちゃんがすごく面白かった! けど、絵がいかにも最近の「電子で配信してるマンガの絵(背景真っ白、ベタばっかり、線の強弱がない)」で、肝心の試合に迫力がなかったのがすごく残念だった…。 ぜひブラッシュアップしてどこかで連載してほしい…!★松井優征の正統派…剣道…譚…!?Fけん 松井優征たか「勝てないけれど真摯に練習に励んでいた剣道部の元へ魔性の女がやってきて、主人公以外の部員を『手フェチ・髪フェチ・首フェチ・くびれフェチ』の変態に仕立て上げ、執着心を高めることで試合に勝たせる」というあらすじ。 開幕早々、松井先生の狂気迸る描写全開で「ウヒョー!!これだよこれ…!」とテンション上がった。 そして1ページ目で「★正統派剣道譚開幕─!!」と勢いがあったアオリが、2ページめで「正統派…剣道…譚…!?」になってたのが草。 **変態ばっかり出てきた流れが、主人公の覚醒で王道へ転じ、しかも同時にテーマである「フェチ」も抑えている**オチがとても素晴らしく、さすが松井優征という感じ…! 主人公が変態的な剣道を批判したあとに女の子が言った、「好きだけど勝てない剣道やってりゃいいよ」という言葉は、ギャグ漫画でありながらやけにリアルに辛辣で印象に残った。 主人公の覚醒が熱い&女の子が可愛いので買って読んで間違いなし!! 「週刊少年ジャンプ2019年36・37合併号」 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019033D01_57.html (画像は本編より。「きちゅうぅぅぅん♡♡」すこ) これは読み比べたい!!他の作家がワンピースを描いてみた!ONE PIECE COVER COMIC PROJECT「ロロノア・ゾロ、海に散る」 Boichi 尾田栄一郎名無しジャンプ作家陣は、何か記念ごとがある度にトリビュートイラストを贈り合っているイメージがあります。 「岸本斉史が書いたジョルノ・ジョバァーナ」とか「尾田栄一郎が書いた悟空」とか「荒木飛呂彦が描いたナルト」とか。正直そういうのメチャクチャ大好きです!! なのでまさか「もし他の作家がONE PIECEを描いたら…」というIFを実際に本誌で、しかも丸ごと1話読むことができるなんて興奮しました。 Dr.STONE描きながらこの話も作画してたのすごすぎでは…? 読んでみると、Boichi先生のキャラクターデザインが普段と異なり、かなりデフォルメされて可愛らしかったのが印象的でした。 ワンピース51話「ロロノア・ゾロ、海に散る」は、あのセリフが超有名な回ですが、実際コマ割りがどんなだったかは全然思い出せず、「よ、読み比べてぇ〜〜〜!!」とウズウズしてしまったのですが、なんと!大変ありがたいことに、当該の原作エピソードをネットで公開してくれています。 https://www.shonenjump.com/p/sp/1907/op_cover/ ちょっとじっくり読んで差を見つけて、Boichi先生がこだわった部分がどこか探したいなと思います。 全何回の企画なのか不明ですが、第1回ということで次回のカヴァーを誰が担当するのか今から期待しています…! (追記) この『カヴァーコミックプロジェクト』、ワンピースに限らず他の作品でもやってくれないかな…。 ドラマは名作をキャストを変えて何度も演じますし、海外小説や古典は翻訳者ごとに違う版があります。 漫画でも、小説が原作で複数コミカライズがあるもの(銀河英雄伝説、薬屋のひとりごと)や、漫画原作でリメイクがある作品(左ききのエレン・ワンパンマン)もあります。 権利関係が難しいとは思いますが、面白いのでもっとやってほしいです。 (画像は少年ジャンプ+ ONE PIECE COVER COMIC PROJECT 「ロロノア・ゾロ、海に散る」より) https://www.shonenjump.com/p/sp/1907/op_cover/img/top.jpg灯台下暗し過ぎる鳥山明○作劇場 鳥山明hysysk確か友達の家で読んだ気がするが、完全に記憶から消えていた。DRAGON BALLやDr.スランプに繋がるような世界観のものもあれば、映画に強く影響された(というかパロディ)ような作品もある。こういうことは大人になった今だからこそ分かる。 描き文字がとにかく素敵で、何でこんなことができるのか不思議だったのだけど、漫画家になる前の仕事でひたすらレタリングをしていたというのを知って納得。 Dr.スランプは今読んでも最高に面白いし、DRAGON BALLも現役(IPの収益がすごすぎ)だけど、もっと他にも描いてたらどうなってたんだろう?というのを想像させてくれる。身近にあるのが当たり前になっていて見過ごしてたけど、改めて唯一無二の強烈な個性だなと思う。賛否両論だと思うけど名作には違いないバクマン。 カラー版 小畑健 大場つぐみ名無しジャンプ漫画の流れを変えてしまった漫画かもしれない。 昔からの少年漫画とは劣等感をもつ少年が何かがきっかけで成し遂げたい目標をもち、それに向かって突き進む様が描かれることで読者は勇気付けられる、そんなイメージが強い。 漫画の漫画、仕事漫画が出てきた時点で夢、希望がすごく現実と近くなる。 この漫画を境にどこかファンタジーの想像もつかないような世界を書き表す漫画から現代の趣味嗜好に迎合した仕事漫画、恋愛漫画が多くなったように感じる。 それはさておき、この漫画が面白いことには変わらない。 むしろ、漫画における「嘘」の部分がリアルに近いことで読みやすい少年漫画の文体で、知らない現実を垣間見ることができる。 漫画家の厳しい世界をエンタメに昇華すると言う点ではありえないだろ〜と言う設定もしばしば。 ジャンプのトップにすぐに立てるところと、おじさんが漫画家で設備が全て整っていると言うアドバンテージがあるところ。 そういう違和感も多分、編集とか業界部分がリアルなせいかなと思う。 飽きさせない漫画ではある。 恋愛部分も含め、人間関係も含め、リアルな部分と驚きと知識、そして表現力で殴ってくる(ぐらい情報量が多い)。 大畑健の絵が好きな人は読むし、漫画を描いている人漫画が好きな人は読むしかない。 アンケート重視の仕組みが崩れつつある今は、この漫画ではもう違ってきているところもあるのかもしれない。いい時に連載して完結した漫画だと思う。 今考えてみたら当時の鳥山明先生のセンスが非常によく現れている逸品Dr.スランプ 鳥山明名無しロボ娘、(当時としては非常に斬新だった)元気の良いメガネっ子、ポットで出来た(?)家、ほぼ全員どことなくおっちょこちょいな登場人物たち…。 このマンガ、今考えてみたら当時の鳥山明先生の好きなもの、かわいいと思う物の純粋な集まりのようにも見える この手の"ギャグよりも自分の好きなものを詰め込んだ形式のギャグマンガ"は意外にもめちゃんこ少ない(他に思い当たる物が下手したらあらゐけいいち先生の漫画しかない程に) もしかしたらこの時の鳥山明が一番鳥山明らしかったのかも知れないと思うのだ 実際、描いていて楽しそうに見える。ダイの大冒険DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 三条陸 稲田浩司 堀井雄二名無し『ダイの大冒険』は、幼心の僕にとってバイブルでした。それは、全国のこども達が真似し、僕も友人の後頭部に痛打を与えた必殺技・アバンストラッシュやブラッディスクライド。弟子たちを護るために散ったアバンの生き様。極悪非道ながら悪の美学を見せつけたフレイザード。美しき格闘家でヒュンケルとポップの間で思い悩む少女マァムとそのおっぱいで。幼き頃からダイを見守っていたパプニカ王国の王女レオナとそのおっぱい……、……いや、ホントはおっぱいなんてどうでもいいですがね、一応書いておかければいけないと、僕の魂が叫ぶのです。ともかくなにもかもが子どもたちを惹きつけてやみませんでした。中でも一番惹きつけられたのは、ポップというキャラクターの存在です。『ダイの大冒険』は国民的RPG『ドラゴンクエスト』の世界を下敷きに描かれたアクションファンタジー。世界を滅ぼそうとする大魔王バーンを倒すため、数奇な運命の元に生まれた勇者・ダイが仲間たちと冒険をするという筋書き。ダイの仲間のひとりがポップという魔法使いの少年です。このポップは、ダイの兄弟子にあたるのですが、登場したてはとにかく酷い。人間が腐ってる。仲間を見捨てて逃げるは、逃げた罪悪感をごまかすために自分に都合のいい、言い訳をするわ。もう見てられない。そんなポップは、さまざまな人々の働きかけによって変わっていきます。ダイを見捨て、逃げ出したポップを小悪党・まぞっほが言います。「勇者とは勇気ある者ッ!! そして真の勇気とは打算なきものっ!!相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃあないっ!!!」そして、胸に残った小さな勇気を振り絞り、ポップは強大な敵に立ち向かい、そこからポップは変わり始めていきます。(やさぐれているまぞっほにも、後半で思わぬ見せ場があるのが『ダイの大冒険』の素晴らしい所です)様々な因縁や血統、才能をもった他のキャラクターに比べ、ポップは普通の臆病な人間でした。戦わなければいけない理由もなく、逃げてばっかりだったポップは、長い物語の最後には、勇者・ダイの最も信頼できる存在へと成長していくのです。ゲームの『ドラゴンクエスト』の世界で“勇者”は、ただ一人、世界を救うこと運命づけられた、生まれながらに特別な存在でした。けれどこの『ダイの大冒険』において描かれた勇者は、なけなしの勇気で全て立ち向かっていった“臆病者”だったのです。面白いけどHUNTER×HUNTER モノクロ版 冨樫義博名無し体に気をつけて連載してください 面白いです 18歳の俊英が描くヒューマンドラマさよならマヌケな誘拐犯さん 百瀬直きをこるWJ2019年31号に掲載された、18歳の著者による「臓器提供」をテーマにした第97回手塚賞準入選読み切り。 >【あらすじ】 >マヌケ面の犯罪組織を転々とする残忍な男・ヤギは、ひょんなことから誘拐されている最中の少女・メイを拾ってしまう。町に返すと自分の居場所がバレてしまうことから、自分もまたメイを誘拐することにしたヤギは、山小屋でメイと過ごすことになるのだが−− 少年漫画っぽいコマ割りとキャラデザだけれど、絵の味はかなり青年誌っぽくてジャンプらしくないテイストなのが印象的だった。(「とつくにの少女」が好きだというのが納得の絵柄) **メイとヤギの関係を説明しすぎることなく伝える構成が本当に見事。** 正直に言うと、少年漫画らしからぬヒューマンドラマは面白いと思わなかった。しかしながら漫画作品としての完成度の高さ、絵の上手さは文句なく素晴らしい!絵柄がとても素敵なので、百瀬先生には是非ながべ先生のようなダークファンタジーを描いてほしいなと思います。 次回作を読むのを楽しみにしています…! 『週刊少年ジャンプ 2019年31号』 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019028D01_57.html (画像は本編より。線の独特の味が好きです)ドラゴンボールで粗末に扱われたものDRAGON BALL モノクロ版 鳥山明なまこデラックス※ネタバレを含むクチコミです。トランクスが精神と時の部屋でやった修行はベンチプレスだった説DRAGON BALL モノクロ版 鳥山明taiki私は格闘技が自分でやるのも観戦するのも好きです。 格闘技のトレーニングをしているのと人によって筋トレを推奨する人がいたり、技の研究に重きを置く人がいたりと多種多様な考え方があって「目的は同じなのに、人によって考え方がまったく異なるのは面白いなぁ」と思うことがよくあります。 セル編でセルとトランクスの会話をトレーニング視点で考えてみました。 https://comicbooktakeover.com/archives/252 天津飯に学ぶ臨機応変と無計画の違いDRAGON BALL モノクロ版 鳥山明taiki皆さんの周りに、「あの人は何事も臨機応変に対応出来て柔軟性がある」と言われる人と「あの人は無計画で行き当たりばったりだ」と言われる人いませんか? 「臨機応変で柔軟性がある」のと「無計画で行き当たりばったり」というのは似ているようで大きく異なることはなんとなく理解できると思いますが、この2つの違いは何なのでしょうか。 ドラゴンボールの中で、天津飯に「臨機応変で柔軟性がある」行動と「無計画で行き当たりばったり」の行動の2つが混在しています。 天津飯の行動を具体的に4つほどピックアップしてみました。 https://comicbooktakeover.com/archives/197SF漫画の傑作レベルE 冨樫義博トクメジャーなSF漫画とはいえませんが、隠れた名作であることは確かです。 異星の皇子と地球人が繰り広げるギャグ漫画で、たった3巻しかないのに話の密度はとても濃いです。 絵も非常に綺麗で、世界観に引き込まれます。なぜフリーザ軍のスカウターは爆発したのかDRAGON BALL モノクロ版 鳥山明taikiドラゴンボールのフリーザ軍が使うアイテムにスカウターがあります。 スカウターは相手の強さを計測するアイテムですが、スカウターの測定能力の限界値を超えると爆発してしまいます。 スカウターを通じてフリーザが裏で実施していたと思われるマーケティングについて考えてみました。 https://comicbooktakeover.com/archives/402 黒子のバスケフープメン 川口幸範名無し連載時期が黒子のバスケと被ってたんですよね。自分は絵が上手いフープメン推しだったのですが見事に打ち切りになりました。凄まじい完成度…!17歳の驚異の読切カクレミ 百田稜助たか画力・ストーリー、何もかも完璧でおよそ欠点が見つからない読切!1ページめのカラー絵からとにかく素敵で、絵柄の印象は出水ぽすかと堀越耕平を足して割らない感じ。最強かよ…!! https://manba.co.jp/boards/106655 【あらすじ】 湖で渦潮に巻き込まれた主人公・ワタリは銛を持った泳ぎの得意な少女・ミクリに助けられ、擬態生物たちの王国・カクレミ島に足を踏み入れるが、実はカクレミ島は巨大な生きたクジラの島で主人公が溺れかけた湖はクジラの口だった。 島の住人はみな個性的で、岩のようなやつ、木のようなやつ、カメレオンのようなやつ、四角くて平たいやつ…それぞれ外敵から身を隠す術をもっている。ワタリは嵐に巻き込まれてカクレミ島にやってきたと告げるが、実は…。 https://i.imgur.com/5ttzKdu.png https://i.imgur.com/6AEH9AW.png (画像は『カクレミ』百田稜助より) 少年マンガらしい明るい冒険譚かと思いきや、ワタリの真の目的が明かされるシーンがとてもゲスくて**気持ちよく予想を裏切られました。** 何より素晴らしいと思うのが、この作品のテーマでタイトルでもある「隠れ身=擬態」が、物語の中で一貫して重要なキーワードとなっているところ…!画力、魅力的なキャラ、ストーリーの捻り…天は二物どころかいったい何物を与えたのだと、ただただ驚きます。 もうとにかく「すごい、面白い」しか言えない…!大絶賛のわけは読めばわかるので、まだの人はジャンプ買って読んでください!! ↓ 『少年ジャンプ2019年30号』 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019027D01_57.html https://www.shonenjump.com/j/weeklyshonenjump/img/_mainImg_color4.jpg<<3435363738>>
他の王道バトル漫画と比べてもやはり一際目を引く。ストーリーはシンプルであって絵も少ない線で多くのことを伝えていて、とても読みやすい。やはり日本の最高傑作漫画だと思う。