週刊少年ジャンプの感想・レビュー1123件<<3334353637>>ブリーチにおける言葉の巧みさBLEACH カラー版 久保帯人マウナケア虚と書いてホロウと読ませたり、破面と書いてアランカルと読ませたりといった、漢字のイメージを外国語と被せる表現や、和洋中取り混ぜた登場人物の名前など、そうそう真似なんてできません。そしていちばん凄いと思うのが、ものの見事にその体を表す斬魄刀のネーミング。刃が繋がった鞭状の刀である蛇尾丸(ざびまる)、刀身が無数に出現する千本桜、疋殺地蔵(あしそぎじぞう)に清虫(すずむし)、双魚理(そうぎょのことわり)、そして主人公・黒崎一護の斬月。見ただけで何となく能力がわかるし、音の響きが心地よい。ただただ感嘆するばかりです。それともうひとつ特筆しておきたいのが、詩的な表現のかっこよさ。海外小説のように話の冒頭にさりげなく配置される詩や、コマの間のモノローグ。少年漫画ではあまり見ないクールな表現だと思いませんか? そのセンスを少しでいいから分けてもらいたいです。ジャンプにしてはお洒落過ぎるTOKYO GRIND HORROR CHANNEL 仲間只一名無し扉絵の格好良さに震えました。が、タイトルどおり「ジャンプ的な格好良さではない」というのが絵とストーリーに対しての総合的な感想です(強いて言えばガンガンっぽい) https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/111858/921f3ffc-4c8b-4243-be98-f972e0538b38.jpg 東京アンダーグラウンド、東京喰種など、「タイトルに『東京』と付く作品は大体スタイリッシュでかっこいい」と思っているのですが、トーキョー忍スクワッドといい本作といい全くピンと来ません…不思議…。 「多少のカッコ悪さ、泥臭さがジャンプらしさか?」といえば、そうではないんですよね。D.Gray-manやBLEACHみたいな例もあるわけですし。 あとストーリーとか関係なく、単純に主人公が「俺女」で地雷だったせいで作品のことも好きになれなかった…残念…。 【週刊少年ジャンプ 2019年48号】 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019044D01_57.html月刊誌へ移籍した第7部ジョジョの奇妙な冒険 第7部 モノクロ版 荒木飛呂彦マウナケアこの作品がスタートしたとき真剣に”あっ、こんなにうれしいことだったんだ”と思いました。当時はずいぶんやきもきしたことをおぼえています。この前のシリーズである『ストーンオーシャン』が連載誌での立ち位置を微妙にしたまま、これまでのシリーズの流れをぶっ壊した形で終了し、新章スタートまでずいぶん間が空いたんですね。次はジョジョじゃないかも?なんて噂もあったり、また連載が再開してもしばらくは正式に第7部とは謳ってくれず、実質7部のようなものというアナウンスがあり、落ち着いたかなと思ったら掲載誌移籍。いや打ち切りのピンチか?とドキドキものでした。ただこの月刊ペースへの移行が結果的に良かった。いいタイミングだったなと思います。アメリカ大陸横断レースがメインで、舞台も砂漠に草原、山、海、都市と次々変わり、スタンド以外に回転という概念も導入。バディものであり師弟ものでもあり、そして宗教的な謎が絡むといった壮大かつ挑戦的な内容。月刊誌のボリュームが見事にハマった。個人的に一番好きなシリーズです。王道!Dr.STONE Boichi 稲垣理一郎大トロたくさん勉強になる素晴らしい漫画です…! キャラも話も魅力的! 面白い!約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか名無し先が全く読めません! ハラハラドキドキしながら最新話まで読みました。冨樫の好みHUNTER×HUNTER カラー版 冨樫義博ハンター冨樫は乃木坂よりけやき坂派らしい 笑面白い!約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか名無し先の見えない展開がすごく面白いです! 毎巻ハラハラしながら読んでます! 望月流ジャパニーズファシズムジャパッシュ 望月三起也さいろくしっかりと前段があって、開幕の数ページの語りを読む必要がある。 ジャパッシュとはなんなのかを事前に読者に伝えている非常に重要な部分なのです。 日向光(ひゅうが ひかる)は生まれながらにして自身が特別である事を知っており、人を統べる術を学び、実践してゆく。 しかしこれが銀英伝のようなゆっくりとしたペースではなくグングンと物語は進む。何故なら全2巻だから… 衝撃の最後は語るまい。 でも望月三起也にしてはこんな顔の主人公は珍しい。 やっぱりダークヒーローだからかな? ジャパッシュには当時の日本の空気というか、望月三起也の空気がしっくりくる。 望月三起也を知るのに最初に薦めてもいいタイトルかも知れません。むちゃくちゃ好きだけどすぐ終わってしまった。Wrestling with もも子 徳弘正也starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男やっと仲間を集めてこれから面白くなりそうなところで終わったのがすげー残念。 レスリングはすごい面白いスポーツだと思っているがマンガだといまいち主役がやるスポーツではない扱いを受けている。主人公がやっている感じだと川崎のぼるの「アニマル1」や「がっぷ力丸」「弾丸タックル」ぐらいしかパッと思い出せない。 じゃあレスリングの人気がないかというとそうでもなく、少年誌だと廃部寸前の相撲部を再建する為の仲間集めをする際には登場する確率は高く重要な位置をしめていて「うっちゃれ五所瓦」の「関内孝之」/「火ノ丸相撲」の「國崎千比路」などの主人公の大事な仲間であり、物語上重要なキャラクターであることは多い。「1・2の三四郎」の「西上 馬之助」もやっていたし「帯をギュッとね!」「オッス!少林寺」「そばっかす! 」で取り上げられたりもしている。 俺は相撲マンガや柔道マンガのようにレスリングマンガがもっと出てほしいとずっと思ってるよ...鬼滅の刃、アニメってどうなの?鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し漫画はジャンプでずっと追ってるけど、アニメは見れてません。 実際、どんな感じ? 鬼滅の刃鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無しジャンプ作品に出てきて、イマイチかなと思ったらハマりました。泣けた鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し正直、軽い気持ちで読み始めたが、こんなに泣けると思わなかった。 鬼と人、共存することが難しい世界だけれども、それでも諦めず進んでいく主人公に心を打たれるシーンが度々ありました。鬼滅の刃の作り方吾峠呼世晴短編集 吾峠呼世晴まさおこの漫画の良いところを全部合わせると、鬼滅の刃が出来上がる感じ。大作の途中や過程をこっそりみれるのが短編集の面白味だと思う。 もっと知られるべき吾峠ワールド吾峠呼世晴短編集 吾峠呼世晴ぺそ発売日にソッコーで本屋さんに行って買った短編集です…!! 短編集1作目は、2013年第70回JUMPトレジャー新人漫画賞・佳作でワニ先生(24)による「過狩り狩り」。画風もストーリーも鬼滅よりだいぶ大人っぽい感じだったのが新鮮でした…! 読み返したり、しっかり考えながら読まないとわかりにくい、非エンタメ映画っぽい構成がかっこよかったです。 http://www.shonenjump.com/j/_sp/mangasho/treasureread2013.html そしてどのお話も、吾峠先生にしか描けない唯一無二の個性とギャグセンスが光っていて最高でした…!! 特に2作目の文殊史郎兄弟はの「言うわけないだろう。お前が名乗ってないとか、尋ね方が悪いとかではなくて」がツボすぎました。 (文殊史郎兄弟は読んだことがありましたが、)私のように鬼滅の刃でしか吾峠呼世晴先生を知らないという人はたくさんいると思うので、ぜひ多くの人に手にとってもらいたい作品です。 ちなみに紙だとカバーがスベスベで題字が金色でキラキラしてて、紙も普通のコミックスの紙じゃなくて白っぽくて厚みがあってツルツルしています。ぜひ紙でどうぞ…!今も昔もアウトな表現だらけ燃える!お兄さん 佐藤正starstarstarstarstarマンガトリツカレ男昔からのマンガ好きなら知っていると思いますが、ジャンプで連載して用務員を馬鹿にする回を書いて回収騒ぎを起こしたりした表現に色々問題があるマンガです。 回収騒ぎに隠れていますが個人的には雪合戦おじさんのテツリン部隊の表現がやばすぎてこれなんで文庫版に収録されてんだろうって思ったくらいです。 主人公が浮浪者と一緒にデパートを襲撃する回は文庫版には収録されていないのに... 現在の表現の基準では月に一回は回収騒ぎを起こしそうなマンガとは思うが面白いのは間違いない バレーボールで蹴りがOKとはハイキュー!! 古舘春一starstarstarstarstar_borderさいろく衝撃的だった。今のバレーボールは蹴っていいんだって・ω・ 最初のうちはルール知ってるつもりで読んでたのに、思っていたよりはるかに深く、複雑で戦略的であるということがわかる。 烏野(からすの)のメンバー同士の話から始まり、ライバル校(強敵と書くやつ)との因縁があり、地区予選から県大会(地区大会?)と濃ゆいキャラたちがガンガン出てきてこういうの大好物で気持ちいいなぁと思って読んでいた。 と、↑を書いてて思ったけどスラムダンクと進行が全く同じだ。そりゃぁ成功例に則って進めるのは正しいし実際素晴らしい。 スラダンがいかに正しかったかがここでも実証されてしまったが、「ハイキュー!!」はスラダンより涙腺に響くように描かれていると言っても過言ではないと思う。 熱量は昨今で類を見ないぐらい熱いマンガだと思う。大好き。 おもしろいです。鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し漫画とアニメ、両方チェックしてます。とてもおもしろいです。秋のジャンプラブコメ祭!!ジャンプ ラブコメ祭り(2019年42号) 西尾維新 附田祐斗 佐伯俊 山本亮平 殿ヶ谷美由記 花田智也 那珂山みちる 立藤ともひろ 川口勇貴ななし2019年2回めのジャンプラブコメ祭り! 西尾維新・附田祐斗・佐伯俊「覆面探偵マスク・ド・ホームズとキス泥棒」 花田智也「保健室の十文字さん」 那珂山みちる「きーちゃんのお昼ごはん」 殿ヶ谷美由記「だから、瞳はまじわらない」 立藤ともひろ「鬼崎さんはちょっと怖い」 山本亮平「下腹部の若葉ちゃん」 川口勇貴「ふれないふたり」 やっぱトップバッターの「覆面探偵マスク」が一番面白かったな!!**エロさはもちろんなんだけど、少年ジャンプで「こんぷらいあんす」という文字や「女の子からでも勝手にキスしていいわけない」という常識を説くところが最高だった。** 個人的に氷属性男子とクールな同僚女子の人の読切がジャンプに載ってて、随分違う畑から連れてきたなとちょっと感動した。 【週刊少年ジャンプ2019年42号掲載】 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019038D01_57.html昼と夜、二重人格の少年がプロ試験に挑む!ふたりの太星 福田健太郎名無し少年マンガらしい絵に、王道設定、面白い敵役でつかみバッチリじゃね? むしろ何で前回デビリーマンを描いてたんだってくらい面白い。 綿密に設計された漫才人生マンガべしゃり暮らし 森田まさのり鳥人間※ネタバレを含むクチコミです。日向の成長に感動ハイキュー!! 古舘春一たら最後まで粘りづよく戦い続ける姿に心を打たれます!!こち亀芸人こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治名無しちょっと面白そう。 >さらにひるちゃんは同作の単行本全200巻の表紙をどれでも瞬時に再現できるという特技を披露する。 https://natalie.mu/comic/news/346114 読むと表現できない気持ちになるSCRAP三太夫 ゆでたまごstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男久しぶりによんでみたがなんとも言えない。未来の話のはずなのに当時の流行や仮面ノリダーやマイケルジャクソンもどきのロボットが登場したり、ツッコミどころが多すぎて内容が頭に入らない。「最終回2話」に登場したウォーズマンのみが印象深い 連載版より読み切り版の方がすきかな チームワークが素敵ハイキュー!! 古舘春一むたスピード感がありどんどん読み進めてしまいます!<<3334353637>>
虚と書いてホロウと読ませたり、破面と書いてアランカルと読ませたりといった、漢字のイメージを外国語と被せる表現や、和洋中取り混ぜた登場人物の名前など、そうそう真似なんてできません。そしていちばん凄いと思うのが、ものの見事にその体を表す斬魄刀のネーミング。刃が繋がった鞭状の刀である蛇尾丸(ざびまる)、刀身が無数に出現する千本桜、疋殺地蔵(あしそぎじぞう)に清虫(すずむし)、双魚理(そうぎょのことわり)、そして主人公・黒崎一護の斬月。見ただけで何となく能力がわかるし、音の響きが心地よい。ただただ感嘆するばかりです。それともうひとつ特筆しておきたいのが、詩的な表現のかっこよさ。海外小説のように話の冒頭にさりげなく配置される詩や、コマの間のモノローグ。少年漫画ではあまり見ないクールな表現だと思いませんか? そのセンスを少しでいいから分けてもらいたいです。