きをこる

WJ2019年31号に掲載された、18歳の著者による「臓器提供」をテーマにした第97回手塚賞準入選読み切り。

【あらすじ】
マヌケ面の犯罪組織を転々とする残忍な男・ヤギは、ひょんなことから誘拐されている最中の少女・メイを拾ってしまう。町に返すと自分の居場所がバレてしまうことから、自分もまたメイを誘拐することにしたヤギは、山小屋でメイと過ごすことになるのだが−−

少年漫画っぽいコマ割りとキャラデザだけれど、絵の味はかなり青年誌っぽくてジャンプらしくないテイストなのが印象的だった。(「とつくにの少女」が好きだというのが納得の絵柄)

メイとヤギの関係を説明しすぎることなく伝える構成が本当に見事。

正直に言うと、少年漫画らしからぬヒューマンドラマは面白いと思わなかった。しかしながら漫画作品としての完成度の高さ、絵の上手さは文句なく素晴らしい!絵柄がとても素敵なので、百瀬先生には是非ながべ先生のようなダークファンタジーを描いてほしいなと思います。

次回作を読むのを楽しみにしています…!

週刊少年ジャンプ 2019年31号』
http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019028D01_57.html

(画像は本編より。線の独特の味が好きです)

WJ2019年31号に掲載された、18歳の著者による「臓器提供」をテーマにした第97回手塚賞準...
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