週刊少年ジャンプの感想・レビュー1123件<<3637383940>>原作者の頭の良さがすごい約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか名無し※ネタバレを含むクチコミです。脱出編は文句なし。だけど……約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすかニワカ※ネタバレを含むクチコミです。自分の地元が出てくるのが楽しみジモトがジャパン 林聖二hysysk色んな出身地の人がいる大学生とか、社会人はより楽しめると思う。これ読んで育った子供が大人になった時に語れるくらい続くと素敵だな。麻生先生の一番おもしろい作品斉木楠雄のΨ難 麻生周一まき話がおもしろかった。 わたしの好きなバクマン。の好きではない話についてバクマン。 カラー版 小畑健 大場つぐみぱにゃにゃんだーバクマン。はとても好きな漫画で、何度読み返したかわかりません。夢を叶えるというテーマを二重に達成するサクセスストーリーはドラマチックでロマンチック。きっとこれからもなんども読み返すでしょう。 そんなバクマン。だけど、何度読み返しても七峰透編だけは楽しめない。いつも服部さんが亜城木のところへ七峰透のトレジャー投稿作を持ち込むあたりで「ついにきたか」と暗澹とした気持ちになる。しかもこの七峰編は二度もある。倒れるなら前のめりな不死鳥フェニックス七峰は、新井先生の「チーズおかき」連載終了・東先生の「パンチラファイト」掲載ともに蘇る。「パンチラファイト」と東先生の話自体は面白いので飛ばすわけにもいかず、途中の平子一也回を憩いになんとか読み進めていく。 ほんとに好きじゃないんですよ、七峰透編が。 しかし、バクマン。という漫画において、この七峰透というキャラクターは異色な立ち位置でもあるわけです。 銀魂の担当編集大西さんがメインの回で天知(ゴリラ)の描くクソつまらない漫画「ギンタマン」を銀さんがテコ入れしていく話しがあります。その時に銀さんが解説していたジャンプシステムはドラゴンボールを題材に「かつての敵は、次の戦いでは心強い味方になる。ただし、ヤムチャを除く」というギャグがあります。 ※ヤムチャは仲間です。そういうギャグです。 七峰透はまさにこのヤムチャなんです。亜城木の前に次々と現れる強敵。剣をペンに変えて誌面で熱い火花を交わすライバルたち。その中でお互いに成長し認め合い強敵(とも)となっていく。そんなジャンプシステムの輪から七峰だけが取り残されている。あの岩瀬ですらライバルの輪に加わり、あの白鳥ママでさら息子の努力だけは認めてくれるようになったというのに! 七峰透がジャンプシステムの輪から外れた悲しい男だとして、なぜそんなことになってしまったのか。考えずにはいられませんでした。だってなんの意味もないのなら、ただわたしにとって面白くないだけの男ですもの。 バクマン。はダブル主人公ではなく明らかにサイコーが主人公です。そうでないなら、主人公度がより高いのはサイコーです。そして、この物語はサイコーの心的世界における部外者か否かとなるかが、キャラクターの描かれ方の良し悪しがだいぶ別れるように思います。 というのも、最初漫画家になるつもりなんてさらさらなかったサイコーの元に現れたシュージンは、読み返してみればなんだかスレた可愛げのないガキです。亜豆のことを「ミーハーな」とさえ言っている。これが読者な立場に立ちすぎだとしても、なんだこいつ?的なことはサイコーのモノローグとして存在しているわけで、ある程度嫌なヤツ的な見方をすることはできるはずです。 また、服部さんは最終的には亜城木の最高の理解者となる編集者ですが、初登場時はリュークみたいな表情で「よくわかんね」と言ってたりするし、最終的に親友の嫁になる三好カヤについてもシュージンとの和解前後では描かれ方にだいぶ差があります。そのほか多くの漫画家たちも最初の印象は悪く、好転していくパターンがほとんどです。(例外は平丸くらいでしょうか) 一方、七峰透は逆のプラセスを辿ります。次回作の方向性を探る亜城木に「シンジツの教室」というヒントを与え、擬探偵トラップ連載時に熱心にファンレターを送ってくれていた七峰はサイコーの心証もよく顔が見えるまでは好感度の高い男だった。しかし、亜城木の仕事場に足を踏み入れ初対面を済ますと御破綻。「有意義な学園生活に必要なソレ」を連載し出せば好感度は、読者アンケートの3話目と同じように急転直下。ひどいものです。 ですが、他面ここまでサイコーの外部に留まり続けたキャラクターもまた居はしないのです。主義主張の違い、あるいは美学の違い、そうでなければ先を行き過ぎていた男とある種の旧態依然を是とするサイコーは最後の最後まで混じり合うことなく決別という選択以外には残されていなかった。本作のラスボスは終生ライバルになるであろう新妻エイジというのが一般的な見方ではありますが、彼もまたサイコーの良き理解者として彼を鼓舞する存在として敵味方を分かつことのできない存在でもあります。であるならば、最後の最後まで外部でありつづけた七峰透という男はジャンプシステムに取り込まれることを拒み、ジャンプをはじめとした漫画家たちとも袂を分かち、絶対的な他者として孤高の敵役としての役割を担っていたのかもしれない。そんな風に考えると、彼のことがちょっとだけ好きにはやっぱりならないけれど、頑張ったなと肩を叩きたくなる。 と、ここまで書いておいて、ここまで書いたことのほとんどをひっくり返してしまうことになるのですが、七峰透もまたジャンプシステムの内部に取り込まれていることに、はたと気づきました。七峰透は、ジャンプ出禁というペナルティによって、福田組をはじめとするジャンプで切磋琢磨する強敵の輪に加わることは最後までありませんでしたし、ピンチに現れるかつての敵的な美味しい復活もありませんでした。しかしながら、七峰透は「シンジツの教室」をサイコーに残していました。七峰透は二度ならず三度もサイコーの前に姿を表していたのです。彼がほぼ自力で描きあげた最初で最後の作品「シンジツの教室」は、亜城木夢叶がそのペンネームを実現するために欠かせない最後のピースを与えてくれました。それが邪道漫画の限界であり、邪道な王道という新境地でした。つまり、七峰透は最後の最後まで救済されない外部であったのではなく、彼の漫画家としての魂だけはそうとは知られずにサイコーの世界に取り込まれて、夢の一端を担っていたんでしょうね。 ながながしく書いた割には、ちゃぶ台返し的な顛末で一番驚いているのはわたしなんですが、書いたおかげで、七峰透への印象が変わりました。よかったよかった。ということで、バクマン。には隙がなくなったので、読んでいない人は読むといいと思います。 おわり武装錬金について語ろう武装錬金 和月伸宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。最近読み返したけどヒカルの碁 ほったゆみ 小畑健名無しヒカルの碁は、よく言われることかもしれないけど、ヒカル無双に見えて、格上には基本的に勝てないのが、リアルだし、その匙加減が作品を面白くしているのだなぁと思った。 あと、倉田さんが(倉田さんだけは?)サイをとおしたヒカルではなく、ヒカルそのものを見ていると気がつくと、とても重要なキャラだったのだなと気がついた。 鬼退治最高鬼滅の刃 吾峠呼世晴にこ鬼退治の話ですが、真剣な場面や大事な場面でも少し笑えるところや、グッとくるところがとてもハマります。今週のネオレイションne0;lation 平尾友秀 依田瑞稀名無しとにかく扉の青髪ヒロインはやく出してほしい。 絵もきれいでストーリーもしっかりしてて、最初からマンガとして完成されてる超少年マンガ。カラー絵の大物マンガになりそう感すごい。「僕は理系の不良だ」は、子どもに刺さりそう。 ...なんだけど、名前で損してる気がする。作品名が文字化けかパスワードかよってぐらい覚えづらくてネットで誤記がすさまじそう。なんで編集はもっと覚えやすい&売りやすい名前にしなかったんだろう? neolation← ;抜き 0じゃなくてo ne0ration← ;抜き lじゃなくてr ne0;1ation← lじゃなくて1 ne0;lation← ;じゃなくて: ネオレーション← 正しくはネオレイション カタカナすら表記ゆれの可能性があるのは、ハンデがでかい気がするおしゃぶりはしないタイプの閻魔様獄丁ヒグマ 帆上夏希名無しne0;lationに続いて、マンガとして完成度の高い新連載! 霊体?のエフェクトとか囚人のデザインとか絵も上手くてテーマも面白いんだけど、読んであんまりワクワクはしてない... ただ最後に出てきた閻魔様には笑った 主人公の性格がネオと対照的なのは編集の意図なのかな? これから面白くなってほしい 漫画を越えたDEATH NOTE カラー版 小畑健 大場つぐみやむちゃもう、漫画という枠を超えたものと思っていいんじゃないですか。だって当時も今読んでも面白すぎるし、絵だって綺麗で完成度最高。 ドラマ・映画・舞台・ミュージカル…漫画だけじゃあもったいない!みたいな感じで二番煎じされていくんでしょうかね。実写化もまぁ良かったですが、いろんな媒体に広がりすぎてストーリー自体に若干飽きてしまいまして、原作ファンなら漫画だけをたまに読み返すくらいにしておけば良かったと最近になって後悔しまくっています。シンプルに好きリカのじかん 仲間りょう名無しマンバの「今年読んで良かった読み切り」のジャンプまとめを見て再読。 https://manba.co.jp/topics/15900/comments/55896 あらためて読むとすごくいいシュールギャグでかなり笑えた。 バカバカしくて頭空っぽにして読めるのいい。 ただ呪術廻戦9話、アクタージュ15話っていうタイミングでの掲載は読者の感心を引きにくかったかも。 デザイン良し、アクション良し! でも...COUNT OVER 眞藤雅興名無しマンバの「今年読んで良かった読み切り」のジャンプまとめを見て再読。 https://manba.co.jp/topics/15900/comments/55896 きれいな絵柄、キャラクターが魅力的、迫力あるバトル、オサレな演出! 作者は19歳! レベルの高い作品で客観的に「すごいマンガだ!」と評価はできるけど、この話自体は設定やセリフがすごく恥ずかしくて面白いと思えなかった。 大人が読んで「中二病が刺激される」ということは、それは対象の子どもたちにとっては「最高にカッコいい」ということ。あえてそういう作品作りをしたんだとしたら、正解なんだろう。 でも他のジャンプの名作を読んでもこんな恥ずかしさは感じないので、次の作品を楽しみに待ちたい。 バレー漫画の最高傑作!ハイキュー!! 古舘春一ヤウチ身長の低い主人公日向翔陽が高校バレー部で仲間たちと共に成り上がっていく熱血バレー漫画五条先生カッコいい!呪術廻戦 芥見下々tugi五条先生がバンダナはずした時まじでかっこいい! クラピカに似てたジャンプに奇才来たるチェンソーマン 藤本タツキにわかファイアパンチの藤本タツキ、ジャンプの降臨。不規則な展開に、かなりバイオレンスな導入。ジャンプというかヤングジャンプって内容の気はしたけど、しっかり熱くできてる。公安の女性の表情もやっぱりイイ。期待。 和希先生らしい結末THE COMIQ 高橋和希たか最後の最後で、えげつない敵を出してくるのがやっぱ和希先生だなと思った 次はもっとミステリというよりもゲーム性の高い作品を描いてほしい漫画史上最も好きな野良アヒル ダックニコルソン燃える!お兄さん 佐藤正名無し食肉用アヒルとして買われたが、調理直前に逃げ出して、野良アヒルとして生活をするが実体はかぎりなくホームレスに近く、作中でホームレスに仲間と認識されているシーンもある。 アヒルだが火で暖をとる、賭け事の予想をするなど人間並みに知性を持ち、それ利用して悪行を数々を行うが子供が天敵というナイスな野良アヒル。 ダックニコルソンは主人公ではなく、主人公の悪友という立場です。 最近のジャンプ読切だと断トツ忘レ者探偵 屋宜知宏にわか『アイアンナイト』『レッドスプライト』の屋宜知宏先生の読切。連載作家ということもあってか、話をすごく綺麗にまとめている。ここ最近のジャンプの読み切りだと断トツで面白いと思う。 ミステリ、能力の魅せ方、感情の機微。どれもが噛み合っている。主人公のコミカルな表情で緩急を付けているのも技巧的。特にキャッチーだけど荒唐無稽な設定を作中でちゃんと処理していたのが良かった。すこし無理があるところも話の面白さで気にさせない力がある。文句なし U遊☆戯☆王 カラー版 高橋和希名無し最近の遊戯王はオワコンだから昔のルールはほっこりするアメフト漫画の最高傑作!アイシールド21 稲垣理一郎 村田雄介ヤウチ小学生の頃から使いっ走りで走ること以外にとりえのなかったセナが高校アメフト界随一のランニングバックになるまでの熱血スポーツ漫画はいきゅーもいいけど、四谷先輩を忘れないで!詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。 古舘春一みつこ結構早めに打ち切りになっちゃったんですけどね、面白かったんですよ… 実在のモデル警官がいます!!こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治こうちゃん後藤大輔っていう浅草署の刑事だった人です!! (辞めてますけど!!)遊び心とワクワクに満ちた作品Dr.STONE Boichi 稲垣理一郎にわか科学のワクワクをそのままサバイバル漫画に落とし込んだような漫画。ただのサバイバルでなく、千空と司の対立から生じる原始世界での科学vs暴力の構造は神話的なスケール感のある物語になっているのが、また面白い。 漫画表現の遊び心もあり、電球発明前の『思いつき』は松明で代用されていた。 とても奥深く、漫画だからこそできることをやっている作品<<3637383940>>
※ネタバレを含むクチコミです。