びきまるだってねこである
あらすじ
たらさわ氏の師匠である漫画家大島弓子から譲り受けた猫2匹ビキとまると著者のエッセイ。大島氏の飼い猫グーグー、他漫画家仲間も登場。タイトルの元となった「グーグーだって猫である」は今夏新作ドラマ化で話題性アリの1冊です!
39
旅は猫連れ
たびはねこづれ
あらすじ
ひょんなことから飼い猫と初の一人旅をすることになっためぐみ。旅先では不思議な出会いや出来事が重なって……!? ペットを連れて旅に出たくなる1冊です!
40
ねジこ
ねじこ
あらすじ
からくりクロネコのねジこは博士の愛情にこたえようと、猫らしく生きようとしてノラ猫の師匠に出会い…!? 無表情だけどひたむきで一生懸命、そしてたまらなく切なくなる、心にじんわりくるストーリー!
46
クラーヴェイの鍵
くらーゔぇいのかぎ
あらすじ
鍵の事で悩んでいる人だけに扉を開く鍵屋。案内人アナと猫のクラーヴェイの手にかかれば開かない鍵はない!? ただし鍵を開けるには依頼人の心の秘密を覗くという条件が…ラビリンスファンタジー!
時間があってもどこにも行けない。今年はそんな鬱々とした感情を抱えてる方も多いのではないかと思います。 気鬱な日々をマンガが救ってくれることが多くて助かるのですが、この作品も気分をほっこりさせてくれました。 まず、圧倒的に猫が可愛い。作者の前田先生の猫への深い愛情が感じられます。 少女漫画には決して明るくないのですが、白泉社の少女漫画の系譜にあるのかなあとも思ったりもします。整った絵柄の登場人物と丁寧な背景もとても魅力的でした。 暖かくなったらどこかに行きたいなあ。そんな気持ちにさせてくれる温かい短編集でした。