mothers 草原うみ短編集
母なる瞬間。それは静かな祈りのようで―― 喪失を抱えるふたりの母の心の葛藤を描いた表題作「mothers」。突然開けた新しい世界を前に揺れ動く少年とその姉を描いた「蝶になる日」。 親子、家族、人間関係の複雑さを優しさあふれる視点で真正面からとらえた珠玉の12編。 秘めた気持ちがあふれ出す、新鋭・草原うみの初短編集。
We are connected
女子会。今夜7時の約束。私たちは生活を楽しむ。私たちは何ひとつ悪くないのだから。 今夜7時の合コンを待つ、スリリングな時間が流れる女子会の後、4人が選んだ行動は——? 新鋭・菜緒都が描く、静かなるポリティカル・ダイアローグ!
みどりちゃん、あのね
静は、とある地方に住む野球が好きな小学生。ある夏の日、祖父の一周忌のため都会から叔母・みどりがやって来て……。各界で大きな話題を呼んだ『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(リイド社)の大白小蟹、初連載!
クイックオバケの動かない漫画(仮)
コマの中でキャラクターが動く「GIF漫画」というジャンルを開拓した作家 クイックオバケによる、初めての “動かない” 漫画。なにげない日常の中に在る、ささやかな光やどきりとする暗闇……ふとした瞬間に抱く感情を切り取った、ノスタルジックな短編集。連載は全6回予定。
べじたぶるサンドイッチ
強くなりたいと心から願いながらもケンカがめちゃくちゃ弱い不良高校生・つくしは、ある日動物園から脱走したライオンと対峙することに!! 鋭い牙が向けられたその時、飛び蹴り一発でライオンを打ち倒したのは、小柄な女子小学生のわらびだったーー。激ヨワ不良の師匠は最強小学生!? 前代未聞の凸凹コンビ、ここに誕生!
mothers 草原うみ短編集
母なる瞬間。それは静かな祈りのようで―― 喪失を抱えるふたりの母の心の葛藤を描いた表題作「mothers」。突然開けた新しい世界を前に揺れ動く少年とその姉を描いた「蝶になる日」。 親子、家族、人間関係の複雑さを優しさあふれる視点で真正面からとらえた珠玉の12編。 秘めた気持ちがあふれ出す、新鋭・草原うみの初短編集。
Roaming
コールデコット賞オナーやアイズナー賞等を受賞したグラフィックノベル『THIS ONE SUMMER』のマリコ タマキ(作)&ジリアン タマキ(絵)が再びタッグを組み、制作された作品。3人の大学生が過ごした5日間のニューヨークの旅を描き、Volume1ではDay1~3の物語を収録する。 2009年3月。高校時代の親友ダニエルとゾーイは、大学1年の春休みにニューヨークで再会することに。ダニエルの大学のクラスメイト、フィオナも一緒にさまざまな観光スポットをめぐる3人。お互いの大学生活、家族や将来のこと、セクシャリティについて対話を重ねるうち、長年の友情がゆらぎ始め——。大都市ニューヨークを舞台に繰り広げられる、繊細でみずみずしいクィア・ロマンス。
みどりちゃん、あのね
静は、とある地方に住む野球が好きな小学生。ある夏の日、祖父の一周忌のため都会から叔母・みどりがやって来て……。各界で大きな話題を呼んだ『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(リイド社)の大白小蟹、初連載!
クイックオバケの動かない漫画(仮)
コマの中でキャラクターが動く「GIF漫画」というジャンルを開拓した作家 クイックオバケによる、初めての “動かない” 漫画。なにげない日常の中に在る、ささやかな光やどきりとする暗闇……ふとした瞬間に抱く感情を切り取った、ノスタルジックな短編集。連載は全6回予定。
mothers 草原うみ短編集
母なる瞬間。それは静かな祈りのようで―― 喪失を抱えるふたりの母の心の葛藤を描いた表題作「mothers」。突然開けた新しい世界を前に揺れ動く少年とその姉を描いた「蝶になる日」。 親子、家族、人間関係の複雑さを優しさあふれる視点で真正面からとらえた珠玉の12編。 秘めた気持ちがあふれ出す、新鋭・草原うみの初短編集。
サバキスタン
永らく国境を閉ざしていた謎の独裁国家「サバキスタン」はある日、国境を開放した。偉大なるサバキスタンの栄華を世界に伝えるため、世界各国のジャーナリストたちが招かれた。その日、同国では全国民から敬愛を受ける国父、リーダーである「同志相棒」の葬儀のリハーサルイベントが行われようとしていた。サバキスタンの工場に努める女性・ハーモニーもその名誉あるイベントへの参加を許されたひとり。彼女は喜びと誇らしい気持ちを胸に会場となるスタジアムへと向かった。同志相棒に招かれた世界的ジャーナリストのアンリ・パスカルもまた、宮殿内で同志相棒から歓待を受けていた。すべてが豪華絢爛で見事に設えられた奇妙な空間の中、アンリ・パスカルはふと戯れに、庭にある一本の木の枝を折ってしまう。その木は若き同志相棒が植樹した神聖なものであり、それを傷つけることは大罪であった…。架空の独裁国家における不自由や弾圧、陰謀、歴史の改ざん。そして人々の真実を求める心、抵抗、愛する国への願い――。迷える大国・ロシアから届いた、自由の意義を問いかけるアンチ独裁グラフィック・ノベル!
マリコ タマキ・ジリアン タマキのタッグが描く新作。前作「THIS ONE SUMMER」ではティーンが主人公だったが、こちらは成人に上がる年代の女子大学生3人のお話。 やはり、決定的な関係性の変化が起こる…かもしれない!というハラハラの描き方が上手い。 と同時に、舞台となるニューヨークの街並みと、都市の中に放り出された3人のキャラの描き分けが秀逸。赤・青・白の線で描かれる誌面は3人のそれぞれを表しているよう。