広い中国の、とある地方。小丹(シャオダン)はかつてこの村に越してきた友人・安(アン)と、いつものように真珠狩りに向かう。作業の合間、小丹が幼い頃に真珠を「人魚の涙」に見たてていた話から、安は遠い故郷のおとぎ話を語りはじめる……。 どこか懐かしく、どこか不穏——。海外を中心に活躍する新星が、日本初登場。
「遊び心」が足りないと言われてしまったまじめなサラリーマン・水川は、そんな自分を変えようと思い付きであるラーメン屋に入店する。しかしそこは何かが、いや全てが変わっていて…?『トンカツ食べたいだけなのに』のたけざ最新作!
人魚の肉を食べると不老不死、という話に近いものだろうか。あの何か言いたげなオチ、良かったですし、なにより柔らかくて美しい線画に見とれます。山女をあれするシーンも、うっとりしてしまいました。