父親を介護しながら食品会社に勤務する溝口。彼は、日常で蓄積した鬱憤を“ある方法”で発散していた……。『ようきなやつら』の岡田索雲が描く、アンチの哀歌。
オモロイし、社会派漫画
ここはナニワのファッションヘルス。今日もさまざまな性癖や欲望を持った客たちがやって来て…。たおやかに、したたかに、たくましく生きるヘルス嬢たちの人生を活写する!
『団地ともお』が代表作の小田扉の最新作!小田扉史上最もヘビーなテーマに挑む!!それは「たたかい」。子供のケンカ、大人同士の変な争い、宇宙戦争、さまざまな角度から人々の「たたかい」を描く。
ある人
これは悪夢か、そう思うしかないような何かか。『ようきなやつら』『アンチマン』の岡田索雲が描く、「ある人」の物語。
「かってにシロクマ」「コージ苑」「真・異種格闘大戦」等でおなじみ、ギャグ漫画界の巨匠が贈る新機軸!摩訶不思議な読み味のショートショートホラー劇場
「――神様、神様……。学校を焼いて下さい。それが無理なら……」。 劣等感と妄想に支配されつつも、「何者かになりたい」と願う日々――
オラ、野原しんのすけ! 5歳児のまま30周年を迎えたゾ。 30人超の漫画家さんが10週ぐらいにわたってオラのことを漫画にしてくれるゾ。
100万円の懸賞金がついた迷子犬を探す、芽生(メイ)、伴治(ハンジ)、塔(トウ)、小学6年生トリオの大冒険!
海岸のドラキュラ
空飛ぶ練習で何度も失敗を繰り返す中学生のドラキュラ。その姿を家の中から見ている、肌が弱くてあまり外に出られない中学生のミ イラ男。空を飛ぶ練習を通じて心を通わせる二人。気付けばそこに、友情があった。
大正十二年。雛見沢村で起きたある悲劇が一人の少女とその仲間達の運命を変えた。のちに園崎天皇と呼ばれる園崎家頭首、お魎の激動の半生。原作『ひぐらしのなく頃に』へとつながるミッシングリンクがいま明らかに。
いや、すぐれた漫画だと思う。とても。 いろんな人がいろんな感想を書いている。どれも納得できる(できないのもある) 連作『ようきなやつら』の延長線上に成り立ったこの境地を深めていくことをきっと多くの漫画読みが期待するだろう。自分だって読んでみたい。 その一方で、アンチマンを読んだ後に『鬼死ね』や『マザリアン』等の過去作を読んでいたら・・・ある種の寂しさと不安を覚えもした。 つまりは岡田先生のこれまでの漫画に常にあった得体の知れない『広さ』というのが、ふと弱くなっている気がしたんだな。 岡田先生の持っていた語り得ないものが既知の図式というか、言説に回収されて行く感じ。そこを、政治的正しさと切って捨てられないぐらいのうまさや解釈の幅がまだまだある分(たとえば主人公がぶつかり男的行為に及んでいたのは単なる妄想かもしれない等)、なにかモヤモヤが残ってしまう。 この、『面白さが既存の図式や言説に回収されていってしまう感覚』は、本作に留まらず、いろんな漫画に最近感じる。 時代の流れなのか、自分がアップデートできていないだけなのか。 どうなんでしょう?