サラリーマンマンガの感想・レビュー160件<<12345>>今週の島耕作会長島耕作 弘兼憲史マンガが主食鳥を逃がすと功徳をつめる。こんな習慣あるの、初めて知った。サザエさんの後輩作品、フジ三太郎をご存知だろうか? #推しを3行で推すフジ三太郎とサトウサンペイ サトウサンペイなかやま①高度経済成長期から平成初期を歩み続けた四コママンガ ②サザエさんとは朝日新聞の朝刊・夕刊の先輩後輩 ③社会の教科書では知ることのできない当時が面白おかしく知識として得ることができる 小さい頃、私の家には2つのマンガがありました、「ボロボロのサザエさん」と「いい紙で作られたフジ三太郎」です。 サザエさんは母がフジ三太郎は父が好きで読んでいた本でした。 私は両親共にマンガが好きで自然とマンガが好きになったマンガネイティブではなくて、この二冊を本当にボロボロになるまで読んだおかげで、今もマンガ好きでいられています。 新聞四コマの良いところは、シンプルに”全年齢”を対象にしている笑いと当時の社会の"風刺"がたった四コマで表現されているところです。 正直、新聞四コマの単行本を買っている人はほとんどいないと思いますが、単体のマンガとしても十分に面白いです。 このフジ三太郎の生きた時代の延長に我々の生活があるので、「あー当時はこんな感じだったんだ・・・」などの感覚を両親・祖父母から聞く感覚に近いものがあります。 この作品でマンガの読み方と社会を学ばせてもらいました、ありがとう また、この口コミを書くきっかけとなったのがこの間、NHKの番組「あの人に会いたい」にて作者のサトウサンペイさんを特集していたのを目にして、電子書籍版の存在をしり電書版でまた集め始めました。 https://www.nhk.or.jp/archives/people/detail.html?id=D0009250644_00000 電書版を出版するにあたって、80歳近い作者のサトウサンペイ氏が自ら液晶タブレットに向かって線を引き、言葉や表現を現代でも通用するように変更を加えているとのことが衝撃でした。惜しくも昨年2021年にお亡くなりになってしまったとのことです。 このフジ三太郎は1965年から1991年までの約26年間連載された作品です。 サザエさんが1946年から1974年までなので、10年ほどサザエさんと朝刊・夕刊を支えていたことになります。 実はお互いの作品でクロスオーバーしている部分もあり、そこら辺は長谷川町子氏の「サザエさんうちあけ話」でも語られています。 新聞の四コママンガの代名詞である「サザエさん」で、それ以外の四コママンガの知名度が圧倒的に低いですが、このフジ三太郎も新聞四コマの完成形だと思っています。「全巻買って読んでみて!」とは言えない作品ですが、あなたの記憶の片隅にどうか・・・結局ナイトマンとは何?噂のナイトマン 古谷三敏マンガトリツカレ男古谷三敏の読んだことないマンガを読んでいてとりあえずほとんど前情報がない噂のナイトマンを読んでみた。 主人公のアゼ道の会社や家庭でのパチンコ、麻雀、スナック、酒に絡む話が一話完結で進む。おそらく1980年代のサラリーマンがモデルになってると思うが今読むと「サラリーマン金太郎」や「総務部総務課山口六平太」同じようにファンタジーなサラリーマンという感じがする。舞台になるような会社に勤めたことがないからそう思うだけもしれん。 ちなみナイトマンという表現ははネオン街に行く人みたいな言い方で使われるが本編ではあまり登場しない。 ありえないサラリーマン漫画やあ<YEAH!> 山田芳裕かしこ現代人なのに常軌を逸した武士道を貫ぬく加藤。初出勤日に1時間遅刻しても平気でいられる源。どんなジョークでも笑わない女・小鳩。この3人の変人が同じ福利厚生課で働いて、社食のAランチのセットをライスとパンどっちにするかで会議してる現実とかけ離れたサラリーマン漫画です。が、こういうリアリティの無さが逆に懐かしくて面白かったです。PR厳選!読んでほしいこのマンガダイヤのA act2著者:寺嶋裕二完結全34巻今すぐ無料で読む!マインドもレシピも素晴らしいめんつゆひとり飯 瀬戸口みづき野愛もしかして世界一役に立つお料理漫画なのでは? めんつゆ、冷凍食品、コンビニ食材などを駆使して簡単かつ美味しいレシピを教えてくれるのでとってもありがたいのです…! しかも漫画もちゃんと面白いから恐れ入りました。社長かわいい。 めんどくさがり屋だけど要領がよくてめんつゆレシピを教えてくれる面堂さんはもちろん、面堂さんの同僚たちもいいキャラクターしてます。 毎日丁寧なお料理を作る十越さん、肉と米とカロリーが大好きな保ヶ辺さん、お料理上手のフリを続ける面堂さんのお姉ちゃんなどなど……。 個性豊かなキャラクターが登場することにより、簡単な料理も丁寧な料理もコンビニご飯もいいよね!という全肯定感が素晴らしいんですよね。多様性!! めんつゆレシピもさることながら、冷凍ポテトの肉じゃがと刺身のツマでイカ大根に感動しました。その発想はなかった!今では連載できなそうだな...五月原課長のつぶやき 中島徹マンガトリツカレ男主人公は五月原清隆。あらすじに書いてあるとおり五月といえば「端午の節句」。それゆえ五月原を“セックハラ”と読まれ、本人はその気がないが行動がセクハラにつながり“セクハラ課長”の名で通ってる。良かれと思った行動が全て裏目に出ている面がもあるが部下との会話を見ていると自業自得感もある。中間管理職セクハラギャグというジャンルだが2020年代ではもう見ないタイプのマンガかもしれない。雑誌で読んでいたが単行本だと〇〇編と書き方になっていてわかりにくかった。 クビにならないのが逆にスゴイ明日クビになりそう サレンダー橋本六文銭「働かないおじさん」 みたいなのが、世間で話題になっていたが、本作は働かない新人。 ウォーターサーバーの会社の営業マンの話。 働かない、というか、人格を疑うレベルでやばいと思う。 経費ちょろまかす、外回りでサボる、人のせいする、無断欠勤する、約束を忘れる、適当にごまかす・・・ それでいて、会社や同僚に迷惑をかけているとか微塵も思わない。 ブラック企業の重圧に心を病んでいる人は彼を見習ったほうがいいと思う。 上司である別所先輩は、彼に厳しく指導しているが、これもスゴイ。 何回ミスしても、見捨てずに何度も怒って主人公を成長?させようとする。 いい年した人間なのに、普通だったら見限ると思うのだが、 逆にやさしささえ感じてしまう。 (その背景は2巻で) なんだろう。 会社で失敗したりイヤなことあったら、読むと あ、もっと下がいるわ と思って読むと良いかもしれません。 まぁ、比べて悲しくなる部分もありますが。結婚って一体なんなんだ…妻をめとらば 柳沢きみおコネコネ※ネタバレを含むクチコミです。せめて酒量は減らそうぼくの体はツーアウト よしたに野愛こういう漫画が身にしみるようになってきたなあ。 笑えるんだけど笑えないというか。 新しいことに挑戦するのも習慣づけるのも体重落とすのも酒やめるのも難しくなってくる…。 元気いっぱい前向きに取り組んでる感じじゃないところが、よしたにさん好感が持てるなあ。クールでマッチョな只野仁特命係長只野仁 柳沢きみお名無し昼間は地味なサラリーマンでありながら、裏の顔は会社のトラブルを秘密裏に解決する特命を受けているという二重生活を送る男・只野仁。 この只野仁の最高にクールで実はマッチョな佇まいが漫画ならではのキャラクタという感じがして、惚れ惚れする。ショムニの飲み会しんどそう、と現代人は思うショムニ 安田弘之野愛昔ドラマやってたなあ懐かしいなあなんて気持ちで読んでみました。 ほんとに変わったんだなあ、時代。 坪井千夏はめちゃくちゃ強くていい女で、上下関係や社会常識なんてつまらないものをぶち壊していく的なお話かと思っていましたが、この会社別に平和じゃない?ショムニも他部署も変わらず平和なホモソーシャル。良くも悪くもホモソーシャルな世界観がここにはありました。 豪快で大胆で物怖じしない。下品でデリカシーがなくて、男の数で女の価値が決まるだなんてとんでも理論を振り翳す。 坪井千夏27歳美人OLにこの人格がおさまっているから、ショムニは面白い漫画として成り立っている。 主人公男だったらドラマ化絶対しないよなあ…。 そして今のこのご時世なら、塚原は普通にモテる。そんな気がする。 女が男の中で男と同じ振る舞いをして戦うのが男女平等だった時代から、変わりつつあるんだねえ…なんてしみじみ感じてしまいました。 それにしても8割下ネタなのでよくこれドラマ化したな、うまくやったなあと感心してしまいました。 まあそんなとこに注目せずにコミカル要素だけを楽しむのもよし、時代の変化に想いを馳せるもよし、だと思います!勇気ある人 信頼する人じみへん 中崎タツヤえっへんじみへんのなかで、トイレのあとに、トイレットペーパーを確認せずにパンツはける人が勇気ある人で、ウォッシュレット使って、確認せずにパンツはける人は、信頼する人、ってネタがあった気がするんだけど、何巻かわからない。 久しぶりに読みたくなった。「隣人X」より前に読んでおきたかった給料日のグルメ 楠本哲名無し楠本哲=サイコホラーというイメージが染み付いてしまっているので、この漫画を読みながら少しそわそわしてしまう自分がいる。隣人Xよりも前に読めばよかったかもしれない。 それはそれとして、店の名前とか店構えで「これあそこの店か」とわかるものもあるのでそういう意味では楽しい。予算の上限を10,000円にしてるせいか、5〜6,000円くらいの食事でもなんとも思わなくなるものですね。月イチだし。 1年前に読んでいたら、自分も実践してたかも。上限3,000円くらいで。ちょいちょい飲みに行かれるより全然いい、と全国の妻は思うはず給料日のグルメ 楠本哲野愛おもしろいとかおもしろくないとか作品の感想より先に、これやりたい!と思いました。 豪華な外食を1人で楽しむことに限らず、自分へのご褒美って人生に絶対必要なことだとわたしは思います。 神藤は奥様から許可も出てるし仕事も真面目で家庭を大切にしているという大正義なキャラ付けがあるので、変なストレスなく読めるのもいいですね。 普段好きなもの1人で食べてるんだから奥様と飯行くときは完全に合わせてやれやとは思いましたけども。 そんな些細なことよりも料理が美味しそうで素晴らしいですね。 牡蠣バターめちゃくちゃ食べたい。 抜け忍サラリーマンが主人公忍者パパ 山本康人starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男人を愛することを知ってしまったため抜け忍になり現在はサラリーマンをやっている主人公。昔所属していた七狗留忍流からの刺客を倒したり、家庭の平和を乱す奴らを倒していく。七狗留忍流からの刺客を殺すのはまあわかるけど家庭の平和を乱す悪人がムカつくのはわかるけどちょっと殺しすぎじゃないですかね... どっちに転ぶかは自分次第Y氏の隣人 吉田ひろゆき野愛ちょっと怖くなるような、ちゃんと生きようと考えさせられるような、教訓に満ちた作品。 うまくいかない人生を送る主人公が怪しい道具で一発逆転というところまではどのお話も割と一緒です。 ハッピーエンドになるかバッドエンドになるかがちょっと違っていて、自分の意志で勇気ある行動をした人だけが幸せになっているパターンが多い。 きっかけを掴んで前に進めるものだけが幸せになるのね…。 他の方も言っているように、世にもっぽいおもしろさがある作品集でした。日本人、睡魔を無視しすぎ問題はたらけ!睡魔さん 嶽まいこあうしぃ@カワイイマンガ「睡魔」は仕事をしている。人間よ眠くなれ……と、適切な睡眠に導こうとしている。 この作品で「睡魔」は、人間に睡眠をもたらす(魔界の)会社のサラリーマンとして、擬人化されている。成績を挙げようと彼らも頑張っている。報酬だけではなく、かなり意識高い系。 そんな彼らの努力を無駄にしているのは、睡眠を犠牲に働く日本人。 睡魔が「見えてしまう」女性は、睡魔の男性(ちょっとイケメン)の働きかけを渋々受け入れようとするが、いざとなるとやはり仕事の為に睡眠を犠牲にしがち。かつて無理な働き方をしていた私は、彼女の言動にかなりドキッとした。 この作品では睡眠トリビアとかはそれ程出てこないが、あまりにも当たり前で私達が忘れてしまいがちな「睡魔はいつも側にいる」ということを、睡魔を擬人化することではっきりと伝えてくる。睡魔に「早く寝ろ!」と言われる日々の楽しそうなこと。 睡魔のメッセージを受け取るか否か……お願いだから、死ぬ前に気付こうね!この世は地獄地獄を見た男 蛭子能収hysysk名作の呼び声が高い『地獄のサラリーマン』がやはり面白い。徹底して不条理ながら変なリアリティがあって怖くなる。 子供がエレベーターで不意に押した地獄行きのボタンで地獄に行ってしまう最後。何故そこに地獄行きのボタンがあるのかも、何故主人公が地獄に行かねばならなかったのかも説明されない。そこに深い意味はなく、「ただそういうもの」であり、現実世界も同じことなのだろう。 こんな漫画を描いてる人がテレビでは親しまれてるというのが良い。寛容さなのかキャラで許されてるのか単に知られてないだけなのか。。「社長島耕作」の感想まとめ社長島耕作 弘兼憲史starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。「係長島耕作」の感想まとめ係長島耕作 弘兼憲史starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。「ヤング島耕作 主任編」の感想まとめヤング島耕作 主任編 弘兼憲史starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。「ヤング島耕作」の感想まとめヤング島耕作 弘兼憲史starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。「学生島耕作 就活編」の感想まとめ学生 島耕作 就活編 弘兼憲史starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。今週のOL進化論OL進化論 秋月りすにわか生活に根ざしているネタだけど、閃きがあるところがいい。のんびりと読んで楽しめるところもよい。今週はセクハラ上司に会うのに、強面の家族をレンタルって話が良かった。レンタル家族、ほんとにあるのかな?<<12345>>