教師マンガの感想・レビュー109件<<12345>>第一回キャラ人気投票の結果が意外だった件暗殺教室 松井優征なまこデラックス1位の赤羽業が432票、3位の殺せんせーだと292票。 2周年記念だから、連載期間のだいたい半分なのに1000いってないって事実に驚いてる懐かし不良漫画ゼロセン 加瀬あつし名無し右とか左とか思想はないんだけど表紙が気になって読んで見ました。ん〜、懐かしの不良漫画!「た〜くちゃん!」とか「ひき肉にしてやんよ」とか「ハードラックとダンスっちまった」にぴんとくる人にはおすすめです!笑わせに来つつも戦時のネタで泣かせにくる展開もあるから油断ならなくて面白いです。枯れセンのバイブル天才柳沢教授の生活 山下和美名無し主人公は60過ぎの大学教授・柳沢教授。いつもスーツ姿のおじ様です。大学教授らしく頭脳明晰、思考は理路整然としているのですが、少し度が過ぎる部分がありそこが笑えるポイントです!四角四面なところがありつつも、情が深いところもありそれも魅力。この漫画で「枯れセン」に目覚めた女子も多いのではないでしょうか。ギラギラしたところがなく、優しいおじ様は年老いた秋田犬のような魅力がありとても癒されます...!柳沢教授の家族や周りの人は至って普通、むしろかなり俗っぽく描かれているので、柳沢教授とのコントラストが際立っているのも魅力です。倫理嫌いだけどここは今から倫理です。 雨瀬シオリ名無し楽しくないけど面白い 厳選!読んでほしいこのマンガトリコ モノクロ版著者:島袋光年完結全43巻作品情報はこちらつめこまれた悩めるアラサー女性の姿ハクバノ王子サマ 朔ユキ蔵六文銭アラサー女性教師が新しく赴任してきた年下の男性教師と恋愛する話。 有り体に言うとそうなのだけど、その女性教師は既婚男性と不倫していたり、男性教師には婚約者(海外留学中)がいたり、というちょっとした複雑さもある。 それが大人のラブストーリーとして物語をすすめてくれます。 随分前の作品なのですが、定期的に読みたくなる作品の一つ。 女性教師 原多香子(通称タカコ様)は、自分にある種のツンデレの概念を植え付けてくれたからでしょうか。 普段は毅然とした態度でいるのに、恋愛のことになるとモジモジと奥手だったり、ちょっとしたことで「あーあ。」と後悔したり、だけど、意地張って虚勢をはったり…。 なんだかとっても可愛らしいのです。 年上女性の可愛らしさをこれでもかと詰め込んでおります。 ビールをグイグイ飲む姿とか、どツボですよ。 また、作中にでてくる言葉のチョイスもいいのです。 「誰にも選ばれなかったから一人」 「明日の自分は想像できる、一週間後、一ヶ月後の自分も想像できる・・・でも10年後の自分は怖くて想像できない」 「女の旬」 などなど。 なんとも、妙齢女子特有の叫びがリアルで胸が締め付けられます。 最後二人がどうなるのか、最終巻までじりじりさせますが、きっと後悔はしない終わり方です。 リアルな大人な恋愛を楽しみたい方はぜひ。グレートティーチャー瀬戸どげせん rinさいろく土下座、というより謝罪する事で物事を解決していく様は他のマンガにはなかった新しい方向性…と思いますが割と社会派マンガとかでは見かけるような流れ。 謝男シャーマンとの違いはなんだったんだっけな?大岩雄二郎のような先生ゆうひが丘の総理大臣 望月あきらマウナケア昨今の教育現場の悲しい報道を見るにつけ、この作品の主人公、大岩雄二郎のような先生はもう絶滅してしまったのかと思います。昭和40年代生まれの私の感覚だと、たしか中学校のときに金八先生が流行りましたから、高校ぐらいまではこんな先生が残っていたんですけどね。水道が止まってしょうがなく風呂の残り湯でラーメンを作ったとか、エロ本で英語を覚えたとか、そんな話も聞きましたし、結婚前に自宅のアパートに遊びに行ったりしたこともあったし。スケベで野蛮で声のデカい、だけど心はあったか。まさに”ソーリ”のような先生には何人か巡り合ってきました。いまや漫画でもヤンキー上がりや任侠関係者、へたすると人間ですらない、という先生ばかりになってきて、時代は流れているのだと感じます。でもたまには超人でない兄貴分的な先生も見てみたくなるんですよね。先に生まれると書くくらいですから、それが本来の先生の姿なのかとも思いますし。現代ふうに設定を変えてリメイクすれば、むしろ今求められてる先生像ができあがるような気がしてなりません。大人の青春、貴女となら。羽山先生と寺野先生は付き合っている 黄井ぴかちあうしぃ@カワイイマンガ生物の寺野先生と体育の羽山先生は、昨日から、お付き合いを始めました。ドキドキして、嬉しいことが、これからいっぱい! 二人は付き合いたての甘酸っぱさと遅れて来た青春を謳歌するように、毎日気持ちを確かめ合って、唇を重ねる。真面目な二人は多少のすれ違いも、きちんと気持ちを伝え合うことで解決し、絆を深めていく。 学校では同僚の先生方や、生徒達、さらには校長先生まで、二人の恋を大プッシュ!たくさんの人に背を押されて、二人はさらに絆を強固にしていく。 特に百合大好きな同僚の坂東先生が、二人を掻き回さないように距離を考えつつ見守る姿は、同志としてとても共感する。(坂東先生の目の中に書いてある文字に注目) 出てくる皆が思いやりに溢れている、夢のように平和な世界が描かれており、読んでいて安心するので、疲れている人にオススメしたい。 全編に渡る百合キスのおかげで、どこから読んでも速攻で甘い気持ちにしてくれる、恋のときめきを思い出したい人への特効薬のような作品。 2巻までの感想。さよなら絶望先生のトピックがまだないなんて絶望した!さよなら絶望先生 久米田康治絶望少年絶望先生めっちゃ好きなんだよな~! 最近ちょっと読み返したんだが、めるちゃんがガラケーでメールしてんの時代を感じるww 一巻発売されたのもう10年以上前と知って衝撃でトピック立てたわ。いまや漫画を読めば賢くなるという時代へドラゴン桜 三田紀房マウナケア私が小学生のころは「漫画なんか読んでるとバカになる」と親に怒られていました。ところがそれを否定したのが当時の担任の先生。ストーリーを作るという事は、絵を描くという事は、ということを理路整然と語ってくれたものです。それから月日は流れました。そんな技術論について持ち出すまでもなく、いまや漫画を読めば賢くなるという時代になったようです。その最たるものがこの作品。なんたって「東大は簡単だ!!」と表紙に書いてあるもんね。落ちこぼれだらけの高校から、東大合格者100人!ってところはいかにも漫画チックですが、そのテクニックは、なるほど理にかなっている。実は簡単な問題が多い古典や漢文で点を稼げ、だとか、効率的に記憶できるから、記憶問題は寝る前にやれ、とか。高校生の時にこんな漫画があったら、といまさらながら思います。もし受験生がここを見ているなら、ラストスパートをかける前に読んでおくといいですよ。簡単になんでここに先生が!? 蘇募ロウnemukeエロ漫画!以上!!!!教育と洗脳の違いとは何なのか…鈴木先生 武富健治名無しドラマ化も映画化もされた『鈴木先生』の連載中から今でも、先輩と飲む度に鈴木先生の教育論を「鈴木メソード」と呼んで、あーでもないこーでもないと盛り上がっています。先生が主人公の漫画は枚挙にいとまがないですが、その中でも『鈴木先生』は異色だったからです。これまでの先生漫画は、生徒が非行→先生が説教→改心というパターンや、生徒がヤクザと援交→先生がヤクザを殴る→改心という、ざっくりとしたイメージがありました。生徒に対する“愛”を叩きこめばなんでも治るというアナログ電化製品に対するかのような発想、たいへんおおらかな時代でしたね。けれど、『鈴木先生』は違います。「いくら強く言われても、自分で納得していないことを人は修正できない」という当たり前だけど難しい現実に鈴木先生は挑戦します。生徒本人が納得し、自分自身でよく考え、行動できるようになることが目標なのは、現実と変わりませんが、そこに至る物語は険しいものばかり。物語の始めでは生徒一人が相手だったのが、やがて保護者も交えてのものになり、最後には学校全体へと鈴木先生の“教育”の場は広がっていきます。鈴木先生は加害者、被害者、保護者、同僚の先生という考え方の違う人々が、思うままに自分の考えを述べる中で、流れを作って教育をするという離れ業をするのです。注目を集めるためにときに声を荒げることもしますし、生徒にわざと殴られることもしますが、それも手段でしか無い。情動的な行動すらも全てコントロールしながら、生徒指導という複数の勢力が拮抗し、リアルタイムに変化する戦場で、鈴木先生は最善手を探し続けるのです。面白いのは、鈴木先生に教えられ、自分で考えることが出来るようになった生徒たちは「鈴木メソード」の尖兵として、その後の鈴木先生の“戦い”の重要な役割をになっていくようになることです。つまりミニ鈴木先生として、他の生徒を誘導するのです。この感化された生徒の役割によって、鈴木先生は学校全体を巻き込むような大きな舞台でも戦うことができるようになるのですが、はたして教育と洗脳の違いとは何なのか…考えさせられます。『鈴木先生』には他にも謎や考察すべき点がたくさんあります。鈴木先生の評判が上がるごろに壊れていってしまう周囲の先生…。鈴木先生お気に入りの小川という生徒の存在…。「鈴木裁判」と“鈴木先生”の完成などなど、読む度に新しいことに気づき、疑問がわきます。今の私の疑問は『「鈴木メソード」から、鈴木先生の想像を上回る生徒が誕生するのだろうか』というもの。まだまだ呑み屋で盛り上がれそうです。面白い!!ここは今から倫理です。 雨瀬シオリ名無し一話で即引き込まれる! 倫理の先生がここまで魅力的になるものなのか… 言ってることは普通でかっこいい、哲学者の言葉を引用していたり真面目な風なのにどこかエロい! 先生が魅力的で妖艶です。 こういう先生の授業なら受けたい… 早藤君がクズすぎて途中でやめたくなります先生の白い嘘 鳥飼茜やむちゃ110年ぶりに性犯罪が厳罰化されましたね。男性にも適用される法になりましたし、保護者からの性的虐待もしっかり裁けるというのは大きなポイントですよね。 というわけで「男女の不平等」がテーマのこちらを是非1度読んで欲しいなぁと思いました。 男性よりは女性が好みそうな、ドロドロした恋愛を男性誌で掲載したところにすごく意味があるし、とにかく勇気のある作者だなと思いました。甘々と稲妻ってグルメ漫画だったのか…甘々と稲妻 雨隠ギドxiaome親子でキャッキャウフフする日常マンガだと思ってスルーしてたけどグルメ漫画だったのね。子供の描写がすごくいい甘々と稲妻 雨隠ギド名無し表紙の女の子紬ちゃん(幼稚園児)と父を中心にした物語なのだが、1巻から紬の表情や心の嬉しい、悲しいという移り変わりの描写がとても良い。 子供の可愛らしさや無邪気さが溢れており、このために父が頑張ろうと奮起するという事の読者への説得力になっている料理とともに「言葉では説明できない関係性」を描く物語甘々と稲妻 雨隠ギドsogor252013年に連載開始した本作、初登場時は5歳だったつむぎ、高校1年生だった小鳥が連載6年を掛けて少しずつ成長していき、つむぎが幼稚園を卒業した段階でもう感無量だったのに、最終巻で小鳥の卒業→つむぎが中学生まで一気に成長し、番外編に至るとつむぎが大学生に。長く追いかけてきた作品だけに、時間の流れを感じて感慨深くなってしまいます。 一般的にはグルメマンガに分類される作品だと思うのだけど、私は登場人物の「関係性」を描き続けた作品だと思っています。例えば11巻のホワイトデーのお話。(作中でもちよが言うように)犬塚先生に対する小鳥の感情は恋愛感情と呼ぶことができるかもしれない、でも小鳥はそれを恋愛ではなく、かといって父性とも少し違う、『もっと複雑な』感情として捉えています。男女間にある好意なのだから恋愛感情に近似してしまうと、いうのは簡単ですが、あえてこの「一言では説明できない感情」を言葉では言い表さずににマンガという表現の中でで描いている、そこに私は一番の魅力を感じていました。 これ以外にも、小鳥としのぶやちよ、しのぶと八木ちゃん、犬塚先生と兄、つむぎと祖母等々、思い返せばキリがありませんが、この様々な「言葉では説明できない感関係性」を表現してきた作品がこの『甘々と稲妻』という作品だと思うのです。 2016年にはアニメ化もされた人気作ではありますが、完結を機にもっと多くの方々に読んでもらいたいと思う、私にとってとても大切な作品となりました。 全12巻読了。夭逝の天才・青山景の遺作よいこの黙示録 青山景mampuku もう7年以上も前になります。32歳という若さもあり、ショッキングな事件でした。 「SWWEEET―スウィート―」「ストロボライト」「チャイナガール」を経て、イブニングで連載されていた本作。徐々に知名度を上げながら着実に階段を駆け上り、「このマン」上位進出も有望視された中での急逝……当然ながらこの「よいこの黙示録」は既刊2巻で未完となりました(厳密には、既に連載されていた分と第6話のネームおよび下絵、設定画などが第2巻としてまとめられ翌年刊行されました。) 内容に関しては、永遠に未完となってしまったことが悔やまれるほど素晴らしいもので、続きが気になる、というより結末が気になる複雑怪奇なストーリーでした。クラスを言葉巧みに操る一人の天才的少年の手によって、新任教師・湯島朝子をも巻き込んだ新興宗教「神童教」が誕生していく様子が描かれている。一人称主人公であり唯一の大人であるはずの朝子が、無意識のうちに取り込まれていくのがとても面白かったのですが、首謀者・伊勢崎少年の素性がこれから明らかになるか……といったタイミングで終了となってしまいました。 宗教という、人類社会の繁栄と密接な関係にある普遍的テーマと、小学校の教室という特殊な閉鎖環境、この奇妙な組み合わせが斬新で、緻密に練られたストーリー展開にワクワクさせられました。 2巻にはその後の展開も含めたプロットが載っていて、これがまためちゃくちゃ面白く、この内容が漫画化される日はこないという残酷な現実に絶望させられます。(プロット案によると朝子は伊勢崎によって完全に手籠めにされてしまうようです。ショタおね大好きなのでこれ是非は見たかった……!!)無敵かぁ思うたらここは今から倫理です。 雨瀬シオリ正解は越後製菓センセ、無敵かぁ思うたら あんたも人間じゃのう? 安心したデェ これから楽しみじゃ残酷なリアリティ先生の白い嘘 鳥飼茜にわか※ネタバレを含むクチコミです。そういえばアニメ化してたんだっけ電波教師 東毅mampuku型破りなオタク教師が問題児だらけの学校を立て直していく話だと思っていたらいつのまにかバトル漫画になっていた漫画。 妹のビジュアルやその他の設定などは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を強く意識しているようにも見えます。同じ白衣着たオタクが主人公のシュタゲを見ていると一昔前のアキバが舞台なので古いな~懐かしいな~と思う場面が多いのですが、電波教師も将来そうなってそうな気がします全年齢向けエ□漫画がなんでこんなに売れてるのか考えてみたなんでここに先生が!? 蘇募ロウmampuku ①際どいサービスカットのない話数が存在せず、②あの手この手でラッキースケベを引き起こし、③掲載誌で1・2を争う画力を惜しみなく発揮し、④そのくせ全年齢対象のため肝心な部位は描かれず、⑤ストーリーは辛うじてラブコメの体裁を保つ程度のものである。 とりあえずこれら5つの条件…とりわけ①③⑤にあてはまるマンガを仮に「一般誌のニアエロ漫画」と呼びます。最近増えつつあってしかもどれも売れてますね。「終末のハーレム」「無邪気の楽園」あたりを筆頭に、「パラレルパラダイス」や「監獄学園」「デスラバ」もこれに近い分類かもしれません。ただこの世代における「一般誌のニアエロ」ブームを作ったのはやはり「ToLoveる-ダークネス-」の大ヒットなんじゃないかなって気がしてます。そして、ToLoveるの持つ上述の5つの要素を余すことなく持っているのが「なんでここに先生が!?」なのです。 「一般誌のニアエロ」人気の要件としては 【A】物語の要素としての性交渉が極力持ち込まれず、 【B】一般紙で許されるギリギリを攻めることで 【C】成年向けでは得られない特別感・背徳感を得る。 これABどちらも重要です。もし性交渉もしくは行為があったと匂わせる場面を描写してしまうとそこにシリアスな意味が生まれてしまい、条件⑤を満たすのが難しくなります。大袈裟にたとえるなら「チェーホフの銃」みたいなものです。主人公とヒロインの関係になるべく波風を立てないためにも【A】は守られなければなりません。(「パラレルパラダイス」に関しては物語において性交渉は重要なカギであるにもかかわらず、性交渉しないと話が進まないこともあり、セックス投げ売り&大暴落しているので【A】を満たしていなくても現状問題はないように思われます) また、【B】を踏み越えた先(成年向けの領域)にあるものは (a.)結合部や陰部の描写と (b.)行為が明確な描写を伴って官能的に描かれること この2つが主かなと勝手に思っているのですが、ハードル(a.)は一般紙で踏み越えられることはまずなさそうです。ハードル(b.)は少女漫画やBL漫画、一部の青年漫画(主要登場人物の男女が愛情で結ばれる、悪意ある暴力行為が行われる、など、ストーリーの構成要素として描かれる)、あとは例外的ですが週刊少年マガジンの袋とじのようなオマケ漫画……で見られますが、いずれを見ていても思うのは「行為の描写」そのものを楽しむなら多少値は張っても18禁の本を読んだ方がずっと実用的だなってことですね。【C】を得るには【B】をとことん攻めたほうが効果的なはずなのに、行き過ぎて(b.)にまで踏み込んでしまうとじゃあ成年向けでいいじゃん、という矛盾を起こしてしまう。消費者はワガママですね。 結局すべてをバランスよく満たした「ToLoveる」、そして「なんでここに先生が!?」が一番優れているという結論に……。 ちなみに個人的には「終末のハーレム」「デスラバ」が読み応えあって好きなんですが、ストーリー色が強いのでそういうの要らないって人は多いかもしれないですね。エロとノスタルジー地獄先生ぬ~べ~ 真倉翔 岡野剛starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)懐かしい気持ちで久々に手に取りました。 妖怪や幽霊、都市伝説、学校の七不思議、オカルトなどなどそっち方面のことは大体やってて、童守小学校5年3組の担任で、鬼の手を持つ日本唯一の霊能教師である「ぬ~べ~」が解決する、といった1話完結の話が主ですね。 僕がぬ~べ~を読んでいたのは小学校の頃でしょうか。 ジャンプを読んでいる顔してエロを覗き見れる貴重な合法エロでした。 とはいえ、僕は幼少期から水木しげるをはじめ、妖怪だったり幽霊の話だったりが大好物だったので、一石二鳥でした。 大体、生徒の誰かが妖怪に憑りつかれたり、問題行動を起こして憑りつかれたり、通りすがりに憑りつかれたりって感じの話で、教訓めいたものが多く、自分はこうなるまいと思っていろいろ自制していたので、教育的な面でも成功していたんじゃないでしょうか。 通りすがり系は、災害みたいなもんでたまったもんじゃないので普通に怖かったです。 意外と科学で戦う場面もあったりするんですよね。 アニメと違って漫画は普通にグロかったのでトラウマ回もわりとありました。 漫画好きな友人とどの回がトラウマになったかで結構盛り上がるのでオススメです。 A、赤いちゃんちゃんこ、ブキミちゃん、寄生虫、人面瘡、はたもんば、枕返し、 七人ミサキ、桜の木などなど・・。 どこからでも読めるので引っ越しの際に売らなきゃ良かったなと後悔してます。 最近ジャンプ展へ行ったときに原作の真倉翔先生のコメントで「ぬ~べ~は日本初(?)のネーム原作の漫画です」と書いてあったので、へーと驚きました。 連載開始が93年なので、それまでの原作付きの漫画はネームの形ではなかったんですね。 意外です。 御本人がおっしゃってるだけなので、未検証という意味でのクエスチョンマークでしょうけど、概ねそうなんでしょうね。 続編のNEOは読んでませんが、気が向いたらまたパラパラやってみたいものです。伝説的マンガGTO 藤沢とおるグレートサスケかつてマガジンがジャンプを抑えて売り上げ№1だったときのマガジンの中心がこのマンガでした。当時小学生だったので、GTOから始めましたが、のちに純愛組の存在を知り、純愛組から読むとまた別の面白さがあります。 今は絶滅危惧種とも言える不良が教師をやるという設定が今考えても斬新です。普段、ちゃらんぽらんな奴が決めるときはビシッと決めるという中身は王道少年コミックなのもアツいです。セリフもキレキレでイカします。 GTOの続編はいろいろ出ていますが、続編より、ドラマよりこの無印のマンガがやはりサイコーです。<<12345>>