クイックジャパン(太田出版)は創刊から50号位までは漫画・アニメの情報も豊富で、消えた漫画家や水木しげる先生やジョージ秋山先生、エヴァ富沢ひとし先生などディープに取り上げていました。

漫画連載もあって、本秀康先生や真鍋昌平先生、小田扉先生も連載されてましたが、私が印象的だったのは、しりあがり寿先生の『方舟』です。最近の酷い水害を予見していたような内容で、ゆる〜く絶望的な作品です。

なおそれ以降のQJはしらね。

クイックジャパンって音楽とかお笑いを取り上げているイメージがありました!昔はディープで面白かったとは聞いたことがあります…。特に消えた漫画家というのが気になりました。古本屋であさってみようと思います。

クイックジャパンは創刊時は、本当にただの市井の変な人とか、ものすごいアングラな文化とかを取り上げていたのですが、50号で二人目の編集長が交代した時に編集方針が大幅に変更になり、現在のお笑いやアイドルを打ち出す路線になっていったようです。なので本当にディープなものをお読みになりたければ、その辺までを探すのをオススメします。面白いですよ!
また、『消えたマンガ家』は書籍になっていると思います。大泉実成さんが著者です。ただ、雑誌での特別編などが入っているかどうかは分かりません。

身近に初期クイックジャパンを読むようなマニアックな人がいないのでとても興味深いです。詳細な情報ありがとうございます!

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話題に出たマンガ一覧

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方舟

方舟

止まない雨、終わる世界。あまりにも静かに、世界の週末は始まった――。「滅び」は未来を思い描くことのできぬ者の上にやってくる。『クイック・ジャパン』に連載された異色の問題作を大幅加筆・再構成し新エピソードも加え単行本化。一艘の方舟が紡ぎ出す、甘く美しく静かで透き通った終末世界。
新世紀エヴァンゲリオン

新世紀エヴァンゲリオン

西暦2000年、南極に隕石が落下。かくして有史以来の大カタストロフィー「セカンド・インパクト」が起こった。それから15年、新たな危機が人類を襲う。「使徒」襲来である。使徒に対抗すべく、人類は汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を開発。そして、パイロットに選ばれた「3人の少年少女」たちの戦いが、今、始まる――。