完結したマンガの感想・レビュー16087件<<286287288289290>>殷代末から周建国までを描いているマンガ殷周伝説 横山光輝starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男横山光輝が殷代末から周建国までを描いたマンガで「武王伐紂平話」ベースにしているため、封神演義にくらべて道教の部分がすくなく歴史小説寄りになっている。仙人同士の戦いではなく、殷の紂王と周の武王の戦がメインになっている これ読む順番でかなり読んだ感じに差が出ると思っていて、先に藤崎竜の『封神演義』を読んでいるとすごい違和感を感じてしまうと思う。ゴルゴ「ワテは…ワテは風間英二郎実子だんねン…」日本極道史~昭和編 村上和彦名無しバズってたまとめを見て1巻だけ読んでみた。 https://togetter.com/li/1723921 表紙はまだゴルゴみはそんなにない。 あれっと拍子抜けしつつページを捲ると1話の扉絵。もうここでもうすでにゴルゴってきてて、続く本編では4コマめ目にしてすでに完全体のゴルゴが登場という流れ。 1コマの中にゴルゴが複数人いる絵面はシンプルに面白い。 車から降りる親分っぽいおっさん(白髪のゴルゴ)と、傘を持つ若い衆(ゴルゴ)と脇にいるもう1人(非ゴルゴ)。そしてその様子を壁の陰から伺う男(ゴルゴ)。 開始2ページで登場人物のゴルゴ率が3/4だ。 敵も味方もゴルゴだから服と文脈から見分けるしかない。 1巻のなかに、主人公(おそらく)が昭和の家によくある玉のれんをヒョイッとやってるシーンが2回くらいあったのがなんかツボだった。100均アイテムでチート主婦が異世界トリップしたら100均グッズで女神になった件 琴葉もとこ名無し新刊ページで見つけてクスッときたのでとりあえず1話目だけ買って読んでみた。 主人公が「無神経な夫とまだまだ幼くそんな夫に同調する娘に複雑な思いを抱えた主婦」というレディコミっぽい設定×異世界転移って、これ実は新しいかも。 100均アイテムのおかげで無双し女神扱いされるという、異世界で現代技術・知識を駆使し楽にチートするというお決まりの設定もしっかりクリアしてるのがいい。 ちゃんとレディコミ読者に届いてほしい。反応が気になる。闘いたい気分!刃牙道 板垣恵介トシ宮本武蔵が復活して暴れまくるというストーリー。 烈海王の最後の強がりが最高に好きなシーンです! クレヨンしんちゃんは永遠クレヨンしんちゃん 臼井儀人名無しそのキャラクター性と子どもたちを夢中にさせた数々のギャグは、もはや日本人なら誰でも知っていると言っていいほどの国民的作品。 最初は大人向けに描かれたことが伺えるギャグが多く、しんのすけも少し大人っぽく、クールでキザである。巻数を重ねるにつれ、子供にも受ける内容になっていったが、相変わらず下ネタ含むギャグはキレがすごい。作者の臼井儀人氏は本当に頭が良いと関心してしまう。また感動するような話やシーンも多く、どんな人が見ても人間の良さ、楽しさが感じ取れると思う。家族の素晴らしさや友達の素晴らしさもよく描いており、読んで幸せになる漫画である。「リミット」との共通点魔法少女・オブ・ジ・エンド 佐藤健太郎名無しこれと「リミット」の主人公たちも酷たらしいゲームに参加するという共通点があるな(主人公に近い関係の少女がクラスメイトから酷いいじめを受けていたり、残虐なデスゲームに巻き込まれたり)。 どちらも酷たらしくて見てられない。変だけど面白い!俺たちに明日はないッス さそうあきら名無し強いて言うなら「1話1セックス 」が共通点の1話完結ものですね。それ以外は年齢も境遇もバラバラなので共通点は特にないです。でもどの話もシュチュエーションが変わってて面白いです。教師と付き合ってる病弱な女の子とやろうする話、AV女優とAV男優が本気の恋愛をする話、明らかにオバサンなのに女子高生のフリをしてテレクラやってる主婦の話、どの話も変なんだけど下ネタって感じがなくて「あ〜面白かった〜!」という楽しい気持ちで読み終わります。やっぱり漫画の上手さっていうのは、1話完結でどれだけ面白いか?なのかもな〜。 可愛い絵柄でほのぼのする坂の途中の小鳩荘 曽根愛名無し可愛い絵柄でほのぼの。 ちょっとエッセイのような感じで好きですね。 可愛いだけじゃなく、悩みを抱えた人がちょっと前向きになれるような自己肯定感を高めてくれる話があって良いなと思いました。 本当にボロいアパートなんだろうけど中は綺麗にされてて大家さんが優しい魅力的なアパートなんだろうなと思います!結婚って一体なんなんだ…妻をめとらば 柳沢きみおコネコネ※ネタバレを含むクチコミです。現代版シンデレラストーリーの究極体、王道中の王道花より男子 神尾葉子名無し現代版シンデレラストーリーの究極体、王道中の王道といえば「花より男子」しかないでしょう。 つくしちゃんが面白くて健気で強くてとにかく大好き。 道明寺の天然アホぶりとか鬼畜ぶりも大好物。 つくしちゃんが何故か色んな人に愛されて成長していく姿が堪らなく魅力的なストーリーなんですよねぇ。 全42巻大人買いしたくなっちゃいました。 愛されたい私と一瞬の裏切りオクターヴ 秋山はるあうしぃ@カワイイマンガ一人の十代の「女性」の葛藤と自己確立の為の、繊細なドラマである本作。軸が無くフラつく人の苦しみに心寄せたいと思う方には是非、手にとって欲しい作品です。 ★★★★★ アイドルになりたかった主人公・雪乃。彼女が欲しかったのは「皆んなに見られる」事でした。 誰も自分を見てくれない都会で、自分を見つけてくれた節子と恋人になった雪乃。しかし「皆んなに見られたい」欲望、節子が自分以外を見るかもしれない嫉妬、男性への嫌悪と好奇心、はっきりしない性指向と外からの視線……百合好きに嫌われる例の「裏切り」のシーンは、雪乃の歪みと捉えれば、私も心を寄せられる。 全てに好かれたかった雪乃。しかしかつて信頼していた人の心は、ほんの少し時を置き・場所を隔てて全く別物の様に変化し、一瞬で雪乃を裏切る。 一方、例のシーンを含め、雪乃と節子の心も、ほんの数コマで簡単に変化する様子が何度も描かれる。では雪乃を裏切った人達と、節子との違いは何だったのか。危うげな雪乃と節子の関係はどう変わっていくのか。……そこは是非、作品を読んで確かめて下さい。 描かれる人間模様、雪乃の心模様に苦しさを覚える事も多い作品です。しかしそれ故に自己の頼りなさ、どうやって人は心を保って歩き続けるのか、という事を我が事の様に考えさせられる……やっぱり名著だと思います。 これから家を建てる人の参考になるかもやっちまったよ一戸建て!! 伊藤理佐名無し「家ってどういう段取りで建てるの?」が知りたくて読みました。家を建てる予定はないです(笑)。当時29歳バツイチだった伊藤理佐先生が友達にそそのかされてその気になって「一人用一軒家」を建てるエッセイなんですが、漫画のネタになるとはいえ若いのによく決断したなと思いました。この決意はなかなか真似できませんが、家づくりのイロハを知りたかった自分にはちょうどよく学べました。建て売りじゃなくてゼロから自分で設計するって選択肢が無限すぎて悩みそうですが、最後には伊藤先生も「もう一回建てたい!」と言っていたくらい一戸建てにハマってたのが印象的でした。やっぱりマイホームって夢あるんですね。 あれからご結婚をされて、今はもうこの家には住んでいないそうですが(「おんなの窓」に売却した家をこっそり見に行く話があった気がする…)、一人で家を建てて暮らしてた経験があるお母さんってカッコいいなと思いました。とりあえず歯磨きは大事だと思った歯医者さん、あタってます! 山崎将野愛虫歯を治すと女嫌いも治って息子が元気になるんだなあ 丁寧な歯磨きを心がけて羽田空港のトイレみたいな口内環境にしたいと思いました 極道の抗争と歯医者さんを絡ませてるのが珍しいのに、さらに珍しい味付けをどんどん足してくるので終始訳わかんないけどずっと面白いです。 すれ違いコントみたいな展開もどストレートな下ネタも増えていく奇人たちも最高です。 とりあえず歯磨き頑張ります 面白すぎて呼吸困難wゴハンスキー 清野とおる名無し恥ずかしくも清野とおるをちゃんと読んだことがなく、軽くご飯漫画読みたいな〜と思い読んでみました。 そしたら面白すぎて! こんな人生歩んでみたい! というかこれは漫画の力なのか?事実が本当にこんなに面白いのか? まず100円ローソンでワインを買おうと思ったことがないし怪しい店に入ろうと思ったことがない。 一瞬で清野とおるが好きになりましたね… 漫画家の感性の豊かさと、アンテナの張り方に関心してしまいました。 一番笑ったのが犬にちくわを投げてあげたやつ 死ぬほど笑ってしまいましたw かわいそうなのにシュール面白い! 影響されやすい人間なのでもう100円ローソンにワインを探しに行こうか考え始めています。ラストがつらい紫電改のタカ ちばてつやstarstarstarstarstar_borderかしこどうして紫電改のタカを読もうと思ったかというと萩尾望都先生が好きだとおっしゃっていたな〜と覚えていたからです。主人公の滝城太郎は誰にもマネできないくらい高レベルの飛行テクニックを持っているんですが、まだあどけない少年なので可愛らしさが満点です(確か萩尾先生もそこを推していたはず)。少年マンガで連載されていたのでストーリーもTHEマンガな展開が続くんですが、ラストでいきなり現実を突きつけられるのでかなりショックを受けました。やっぱり反戦がテーマの作品なんだな…。笑えて笑えない短編集うまとし【描き下ろし付き】 内川千尋野愛これはホラーなのかギャグなのか。思わず笑ってしまうけど、笑えない。面白いけど不安になる作品が詰まった短編集。 ・うまとし 「男同士で結婚して何になる。子どもはどうするんだ」に対する完璧な答え。 瀕死の恋人と雌の馬を繋いでケンタロウスにしたら結婚もできて子どもも産まれてこれ以上ないハッピーエンド。 なんて納得できるわけないけど子どもが可愛いからどうでもよくなるあたり人間味あるようなないような。 ・押し人 埋葬に関する法律が改正され、押し花の要領で死体を飾る「押し人」が流行した未来のお話。 じいちゃんの死体まじ映え〜リビングに飾ろ〜みたいなノリ。 故人を偲ぶ気持ちがあれば形はどうであれと思うけど、流行が廃れて残るのは死体が飾られたリビング。 弔いとか何それ?な世界観でも死の禍々しさは変わらないんだなあ、と。 ・マリオネットイズム 不慮の事故にあったアイドルが奇跡の復帰。 しかしそれはクローンで、本体は頭と脊椎だけになって培養されている状態。 偽物が生まれたら本物が消えるわけではなく両方存在していたら、アイドルとして生きているのが本物…? 本物は偽物の体を奪って本物を取り戻そうとする、ってやっぱりどっちが本物なんでしょう。 まあアイドルなので見たい姿を本物だと思えばいいか。 などなど。 考えすぎるとしんどくなりそうなので表面の楽しさだけを掬って読むようにしたけどそれでも抉られること間違いなし。 笑えて笑えなくて不気味で不穏で面白い短編集でした。 おぎぬまXが描く女子高生探偵ギャグ謎尾解美の爆裂推理!! おぎぬまX名無し※ネタバレを含むクチコミです。ギャルとアイドルのウラオモテギャルとオタクはわかりあえない。 河合朗あうしぃ@カワイイマンガあのー、『推し武道』といい、アイドル好きな女性の正装はジャージって、何か前例でもあるのでしょうか……? ギャルJKの主人公が、ギャル仲間に隠れて「オタ活」するお話。普段はギャル仲間とつるむ一方で、男子のオタともつるみ、ジャージでライブに行く。 ギャル仲間に秘密を持つ主人公は、更に秘密を抱えている。それは推しのアイドルが、クラスメイトである事。 アイドルとして崇拝し応援する一方で、その素顔を知る羽目になる複雑さ。アイドルの方も仕事では明るく癒しを与えながら、普段は地味で根暗。様々に二人は秘密を持ち、表と裏を行き来しますが、基本いい子達なので楽しく笑えるコメディになっています。 ……そう、本当にいい子な二人。紆余曲折はあれど、そんな二人が向かい合ったら……。 唇や頬の質感、繊細な線、キラキラした画面。造形の良さでギャグパートでもカワイさを放出するので、眺めているだけでも癒される作品です!11巻を読んだ人あせとせっけん 山田金鉄名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ルネサンス時代のイタリアの高級娼婦コルティジャーナ・オネスタ 庄司陽子名無し最近西洋絵画にハマってユーチューブで動画を見たり本を買ったりしています。そのなかで、裸婦画というのはその時代その次代の高級娼婦がモデルをしていたと知りどんな職業だったんだろうかと気になり「娼婦 テーマ 漫画」が調べたところ、まとめ記事で紹介されていたのがこの「コルティジャーナ・オネスタ」でした。 https://note.com/nao_msng/n/n2d79d8603f98 20年も教皇の元でコルティジャーナ(=娼婦。元は宮廷人という意味)を務めていたのに、子ができたことで部下の男に払い下げられたフローラとその娘・ルクレツィアの物語。 なんとあのラファエロも登場します。 愛する義理の兄と、2人の間にできた娘と切り離され、一流のコルティジャーナとして生きていくことになったルクレツィア。 キージ司祭という「スケベ親父界のぐう聖」とでもいうべき、良識的な親父に娼婦としての手練手管を仕込まれ、乞食にまでその体で愛を与え人々から「聖母」と呼ばれるまでになる。 成功を収めたように見えたルクレツィアですが、死の間際になってそんな聖母の本音が吹き出すところが良かったです。人を好きになるって言うこと。ラブ・マスターX 安野モヨコstarstarstarstarstar干し芋人は、追いかけられると逃げるもの。 恋愛も同じ。 両方が、同じ熱量で愛し合うって奇跡なの? その人の事が好きになりすぎると精神的に不安定になって病気になるって、分かる気もする。 安定するってその人のことを信用すること。 でも、安定していたらドキドキ感は得られない。 みんなが幸せになるには結局我慢なのか・・・。勉強を頑張れる!二月の勝者 ー絶対合格の教室ー 高瀬志帆なな実写化されると知り読み始めました。ストーリーは中学受験をする子どもたちと塾講師を描いています。 読むと勉強へのモチベーションが上がります。 「中学受験は課金ゲーム」というワードが印象に残ります。 トラウマ飯シリーズが面白いゴハンスキー 清野とおるマンガトリツカレ男トラウマ飯とは、何かのきっかけで対象の食い物が苦手になる話でグルメ漫画だが全く食欲をそそられないエピソードだらけよかった。 読んで気になったのは以下です ・清野とおるが好きだと言っていた「紀文の魚河岸あげ」は川原泉も好きだと言っていたやつだった気がする。 https://www.kibun.co.jp/brand/uogashiage/manga/index.html ・無茶苦茶美味いラーメンはなんだったみたいな回で北條司の『シティーハンター』の「ワンオブサウザンド」と同じように奇跡が起きて美味しいラーメンになったという話があったが、この話ビッグ錠の「一本包丁満太郎」だと「幸運の味」と表現されていたな 格好良すぎて超お洒落!!ロンドンの大学生が市長殺人事件に巻き込まれるロスト・ラッド・ロンドン シマ・シンヤたか※ネタバレを含むクチコミです。<<286287288289290>>
横山光輝が殷代末から周建国までを描いたマンガで「武王伐紂平話」ベースにしているため、封神演義にくらべて道教の部分がすくなく歴史小説寄りになっている。仙人同士の戦いではなく、殷の紂王と周の武王の戦がメインになっている これ読む順番でかなり読んだ感じに差が出ると思っていて、先に藤崎竜の『封神演義』を読んでいるとすごい違和感を感じてしまうと思う。