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最近西洋絵画にハマってユーチューブで動画を見たり本を買ったりしています。そのなかで、裸婦画というのはその時代その次代の高級娼婦がモデルをしていたと知りどんな職業だったんだろうかと気になり「娼婦 テーマ 漫画」が調べたところ、まとめ記事で紹介されていたのがこの「コルティジャーナ・オネスタ」でした。
0. 娼婦って? 今回のnoteでは、娼婦をテーマにした映画・漫画・小説を、ルネサンス期イタリア、18世紀フランス、そして19世紀フランスと、3つの時代と地域に分けて紹介していく。 娼婦とは、文字どおり、性的なサービスをすることによって金銭を得て生活をする女性のことである。 その女性たち...
20年も教皇の元でコルティジャーナ(=娼婦。元は宮廷人という意味)を務めていたのに、子ができたことで部下の男に払い下げられたフローラとその娘・ルクレツィアの物語。
なんとあのラファエロも登場します。
愛する義理の兄と、2人の間にできた娘と切り離され、一流のコルティジャーナとして生きていくことになったルクレツィア。
キージ司祭という「スケベ親父界のぐう聖」とでもいうべき、良識的な親父に娼婦としての手練手管を仕込まれ、乞食にまでその体で愛を与え人々から「聖母」と呼ばれるまでになる。
成功を収めたように見えたルクレツィアですが、死の間際になってそんな聖母の本音が吹き出すところが良かったです。