鉄界の戦士

多脚フェチは読むべし!!墨佳遼の描く生物メカSF!

鉄界の戦士 墨佳遼
名無し

墨佳遼先生といえば生き物というところがあるので、今回はどんな動物が登場するのかな〜と何気なく読んだら、昆虫がモチーフのメカメカしいSFで驚きました…!! 自分はメカバレ&多脚フェチを抱えているので、読んでみてもうドンピシャでした!(正確にいえば本作は「多腕」がテーマです) https://twitter.com/magapoke/status/1213838192794730496 神により全ての生き物に1対の鉄の腕が与えられたとされている世界。「2対の鉄の腕」を持つ少年・アシダカとゲジは「多腕」として宗教的に迫害され、鉄くずの森と呼ばれる場所で機械生物を狩り、そのパーツを利用し生きている…というお話。 テーマはすごく面白かったものの、自分の漫画読みとしてのレベルが足りないのか、画面が見づらくてアクションを理解するのが少し難しかったです…。 ストーリー以外だと、本作は日・英・仏・中、4か国語で世界同時配信なのだとか!最近だと週刊少年ジャンプは日英、シャドーハウスは日韓サイマル配信で、今後もこういう作品が増えていくのかなと思います。 腕が6本(合計3対)ある主人公たちは、昆虫の暗喩のように思えますが実際どうなのでしょうか。今後の展開が気になります…! http://www.gmaga.co/comics/24/ https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156731973287

ドクターメシア

アスリートのメンタルを救え!

ドクターメシア 寺沢大介
ひさぴよ
ひさぴよ

寺沢大介先生初となるスポーツもので、脳科学でメンタルを治療するスポーツドクター“飯合”の仕事を描いた漫画。ゴルフやバレエ、ラグビーなどさまざまな競技のアスリートが抱える心の問題を、メンタリスト飯合先生がそれっぽい言葉で克服させていきます。 ※何名かの顔がアンパンマンのように丸くて、他の人たちは普通に描き分けされてますが、深い意味はないみたいなので気にしないで大丈夫です。途中から慣れます。 若干、胡散臭い感じもありますけど、セリフや構成が非常に巧みで、読み進めるうちに読者をも洗脳…じゃなくて共感できるようになってます。最初は半信半疑のアスリートたちも、ちょっとした言葉ひとつで心が変わり始め、本来のプレーを取り戻していく姿を見るのは本当に爽快で、いつの間にか前向きな気分になれます。 終盤で飯合先生はスポーツの「本質」についても語り始め、なぜ私たちにはスポーツが必要なのか?なぜ社会はスポーツを求めるのか?という話をしてきます。そのシーンが激アツで不覚にも感動しました。まぁ、東京オリンピックの時期に読んだせいもありますが…。自分にとってのスポーツって何だろう…?なんてことを考え直すきっかけになりましたね。