完結したマンガの感想・レビュー16110件<<208209210211212>>"男性のみ"で構成された劇団を舞台にした青春群像劇 #1巻応援カメリアのカーテン 稲岡和佐sogor25脚本家になる夢を諦めて今は花屋で働いている青年・八野田葉一は、「劇団椿座」の劇団員の卵として高校で演劇を学ぶ林真檎と出会います。 可愛らしい少女のような見た目をしている真檎は、劇団員が男性のみで構成された「劇団椿座」において“女役”を演じるために生まれてきたかのようでしたが、それは真檎自身が役者として目指す姿とは違うものでした。 過去に夢を諦めて今では全く別の仕事をしている葉一と、役者としての天賦の才を持ちながらそれが自身の望む物ではないという真檎。 そんな2人の出会いが生んだ化学反応は、彼らの生き方だけではなく、前時代的な風習も残る「劇団椿座」全体をも巻き込んだ物語を生み出していきます。 この作品はそんな2人を中心に描かれる、”劇団”という特別な空間をテーマにしながら誰しもが共感できるストーリーに仕上がっている作品です。 1巻まで読了人ならざる者たちの一瞬の輝きを描く短編集 #1巻応援庄野晶短編集 グッド・ナイト・フィールド 庄野晶sogor25この作品は表題作『グッド・ナイト・フィールド』など10編を集めた短編集です。 多くの作品に共通するのは、鬼や人に化ける狐といった人ならざる者が登場し、他者との関わりの中で数奇な運命をたどっていくという点です。 個々の短編は長くて30ページほどですが、それぞれの物語は読者の心に深々と余韻を残し、1編ごとにページをめくる手を止めてその余韻をゆっくりと噛み締めたくなる作品です また、短編の中でも冒頭と中盤、最後の物語で共通して語られるのが、常冬の山に棲む雪女と彼女と巡り合った吸血鬼の男の物語です。 1冊の中で序盤・中盤・終盤と語られることで、永遠の時を生きる彼らの時間の流れを感じることができて、より作品全体に深みが生まれる1冊になっています。マンガに、編集って必要ですか?の感想 #推しを3行で推すマンガに、編集って必要ですか? 青木U平starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 初期の打ち合わせしている場所が新宿の珈琲西部本店だな。最初は明日にはあがります。に近い感じだなと思っていたが1巻から予想もつかない展開で面白い。作中に出るマンガのセリフはなんとなくわかったがどうしてもわからないのが伏線になっていた・・・ ・特に好きなところは? 電車の中の会話のシーンで、古いマンガからそこそこ新しいマンガの名言が出るところ。「あしたのジョー」「さくらの唄」「シグルイ」かな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 1話で読んで完結したら読もうと思っていてかなり経過していた 最近読んだ全3巻のマンガで面白いのなにかと聞かれたら「マンガに、編集って必要ですか?」っていうね 怪人アッカーマンの感想 #推しを3行で推す怪人アッカーマン 新田たつおマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 最初の数話はともかく色々マンガを読んできたがここまでの表現がやばいマンガは少ないと思う。連載当時のSFの知識があればもっと楽しめそうだ ・特に好きなところは? あらゆるところにパロディと今では考えられないようなギャグが大量にあるところ... ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 敬意を持って「史上最低のマンガ」と言われるだけの圧倒的なマンガであることは確実です。やばいネタが大量に溢れすぎているので電子書籍での復刊難易度マンガランキングというのがあればかなりの上位にきそうなマンガだ。6巻の後書きのメンバーが豪華すぎ なんかスタイリッシュな終わり方したけど・・・マリアージュ~神の雫 最終章~ 亜樹直 オキモト・シュウ名無しお洒落演出すぎてよく分からなかったんだがあれから10年、その後を生きた人々の喪失と再生の物語星の輝き、月の影 じんのあい名無し東日本大震災の被災者が主人公なんだろうとなんとなく読み始めて、勝手に「震災後」から始まってると思いこんでしまったんですけど、ふと「あ、これ震災前だ」と気づいてからちょっと読む手が止まりそうになってしまいましたね。。 東京で教師になる夢を諦め、父の死をきっかけに田舎へ帰り役場に勤めている主人公。いまいちこの先もここで生きていく覚悟がないなか、同級生たちの村おこし活動に感化され、やり甲斐を見出し、やっと地元で生きることを決意したところで震災に見舞われます。 津波の被害、放射能汚染、自主避難により離れていく仲間、そして津波被害地域へ行ったまま連絡がつかない恋人。この先どうなるかがある程度は予想できるだけに読むのが正直つらいですけど、あれから10年というタイミングで改めて描かれることの意味があると思いたいですね。たまたま電子書籍化されてないだけなのか森田まさのり作品集 森田まさのりstarstarstarstarstarひさぴよ元は別々の短編集だったものを一つにまとめた作品集。自分は、文庫ではなく単行本でバラバラの時期に読んだのだけど、短編集としてのまとまりが無い感じがして当時手放してしまい、ちょっと後悔している。 特に『ろくでなしBLUES』の原型『BACHI-ATARI ROCK』や『べしゃり暮らし』好きなら必読の『柴犬』など、たまに読み返したくなる作品がやはり多かった。電子書籍化されていれば直ぐにでも買い直したいのだけど…。いまから電子で読みたい読者はきっと沢山いると思います。未だに電子化されてないのは電子出版の過渡期だったせいで、特別に理由は無い気がするのだけど何か事情があったりするのかな。兎にも角にも電子化の希望を込めてクチコミ。 なんかいい感じだと思う。もうちょっとエピソードは少ないともっと良いかも。キラキラしても、しなくても 小池定路名無し冴えないゲイの男の子のちょっとした感情を描こうとしてるのが 印象が良かった。 でもプロットがガチガチに決まってるのかな? 描き方がちょっと「出来事重視」というか、 描きたいエピソードを短いページ数の中に詰め込むために、 ぽん、ぽん、ぽんと出会いやらイベントやらが 余韻なく詰め込まれてるから、なんか忙しい感じがした。 ぶっちゃけ、本当に一瞬の出会い?煌めき?ときめきを 3話使ってじっくり描くとかでも良いのかも。 「ゲイの男の子が主人公→悩みを抱えてます→ちょっとした出会い→出会いからの発展→なんか良い感じ・・・?」 みたいな、お題目が既に用意されてて、 キャラも読者もその上を無理やり歩かされている感じが 少しあるので、もったいなかった。真面目な作りに丁寧だけど、もったいない。おとなのずかん改訂版 イトイ圭名無し結構真面目に作られてる漫画。 キャラも舞台も設定も、きちんとしっかり練ってありそう。 現実社会にも目を向けて、社会派なテーマも折り込んであるのかな。 でもそれゆえに、若干わかりづらい。 元々この作家さんの読み切りは読んだことがあって、 その頃から割とアート志向? 「わかる人がわかってくれる通好みな作風」感があって それ自体は悪くないんだけど、 今作では、そのこだわりが悪い方に作用しちゃった感じ。 メジャー感のある作風やビジュアルに振り切る事は 難しそうな作家さんだから、 下手に多くの人に読まれるような大衆向けのテーマ設定をするんじゃなくて、 「通好み向けのマニア漫画」に全振りした方が 作家さんの個性的には向いてるのかもしれない。最後まで愚直に向き合った良作まじめな会社員 冬野梅子名無し主人公のどうにもならなさを、真面目に描き切った良作・・・ だと思った。 Twitterで感想を検索してみたら 「令和のさくらももこ」的なことを言ってる人がいたけど、 さくらももことの大きな違いは 「夢」があるか否か。 さくらももこは、エッセイで 「現実のおじいちゃんは嫌な奴だったので 漫画では理想の優しいおじいちゃんを描いた」 「小3の時の担任は冷たい人だったので、 理想の優しい先生にした」 と確か描いていて、 『エッセイ風だけど、夢と理想を描いている』 と言う利点があった。 漫画はできれば夢を見せてくれた方が、読者としては嬉しいもの。 そう言う意味で、「まじめな会社員」は、そのタイトル通り 真面目に真面目な主人公を最後まで描き切っていて、 作品としては好印象だけど、 読者を楽しませるプロの作品としては、ちょっと及ばずって感じ。 良作だけど、だれもに勧めたい名作にはなりきれないのは、 『現実』を割とそのまんま描いちゃったところ。 名作漫画は、必ず夢と理想があるものだから。 アツいアイドル漫画AKB49~恋愛禁止条例~ 宮島礼吏 元麻布ファクトリー 高橋ヒサシstarstarstarstarstarNanoマガジンで当時読んでました!超懐かしい。 私も応援しているアイドルがいるので、現地の空気感というか圧倒される感じがうまく表現できていて分かるなあとなりました。 AKBは正直詳しくも無いしさほども興味もありません。 けどこの漫画は面白い、読みたくなる。 アイドルっていいなあと思わせてくれる。 早く現地で声出せるようになりたいね…。ろくろ首がどうとかの前に、普通の女子高生としてかわいい彼女はろくろ首 二駅ずい私は具になりたいなんかマンガで描かれる女子高生って、そんなのいねーよ!!!って感じの子が多いけど このこはなんかピュアというか、あ~こんな時代もあったなみたいなそんな気持ちになってとてもいい。 要するにかわいい。悪い意味でコミティアみたいロスト・ラッド・ロンドン シマ・シンヤ名無し舞台やキャラ設定、テーマ性はよかった。 でも話作りが「魅せる気あるの?」て感じ。 序盤からスロースタートで 「わかってくれる人だけついてくれば良いです」 みたいな高慢な態度が鼻につく。 コミティアの同人誌っぽいな〜と思ったら 実際にコミティア出身で納得。 ゴールデンカムイ、完結ゴールデンカムイ 野田サトルさいろく※ネタバレを含むクチコミです。何だか切ない気持ちにもなる。ただいま独身中 辻灯子Pom この内容を、四コマにするのは中々斬新だなと思う。四コマじゃなくても良さそうな漫画。 楓、日々頑張っているなぁ。。 あーその言葉、傷つくよね。とか、あるあるだわ、こんな人いる!とかツッコミ入れながら読んでました。 良い感じにコメディタッチになってて、リアルさもある。 世の中に揉まれ奮闘している楓の幸せを願うばかり。赤面好きにはたまらない1冊赤面しないで関目さん 時田時雨六文銭赤面女子好きな方にはおすすめしたい1冊。 なぜなら赤面女子、つまり恥ずかしくて照れる描写が盛りだくさんだから。 いいですよね、赤面。 純粋さの象徴だと思いませんか?私は思います。 本作は、いわずもがな、純朴、純粋、ウブな男女がおりなす純度100%の作品。 赤面女子こと関目(せきめ)さんが、主人公高殿(たかどの)くんの前では恥ずかしくて赤面してしまい素直になれない感じをコミカルに描いた内容。 コミカルな感じが、昭和のソレ(走って逃げるとか、草葉に隠れるとか)で、自分みたいなおっさんは実家のような安心感をもって読めます。 わりかし早い段階で付き合う(1巻の最初)のですが、付き合ってからも初々しい感じが、読んでいてニヤニヤを通り越してほっこりします。 3巻完結なのが残念ですが、最後まで二人の関係には癒やされました。 赤面女子好きなのですが、高殿くんのおかで赤面男子もわりかしいけることがわかりました。 高殿くんも可愛いので要チェックです。 ジャンルで言うとサスペンス愛の時間 やまじえびねstarstarstarstarstar_borderかしこ※ネタバレを含むクチコミです。いやわかるけど・・・バクちゃん 増村十七名無しこの作家さんは次回作の『花四段』でもそうですが、 全体的にキャラが滑ってます。 キャラクターが自由に動いてない感じです。 絵が下手とか構図が決まってないとか そういう画力的な拙さも感じるんですが それ以上にキャラが魅力的じゃないです いや魅力的なキャラを作ろうとしてる努力は伝わってくるんですが 努力が伝わってくる時点でダメっていうか・・・。 「あ〜、頑張ってるんだなあ」って感じ。なりたい私しゅごキャラ! PEACH-PITstarstarstarstarstarNanoPEACH-PIT大先生の代表作といえばしゅごキャラ!でしょう!! クール&スパイシーなあむちゃんに憧れた子は多いはず。 制服の着こなし方とかね…でも本当はキャラが一人歩きしちゃって素直になれない可愛い子なのよ…。 なりたい私になる、ってすごくいいテーマ。 夢とか将来なりたい職業とか、みんな一度は持ったことあると思うんですけど、そういうのを後押ししてくれるというか、小学生向けの話だと侮れないというか。 全人類に読んで欲しい。 言わずもがななぎひこ推しです。海里も好き。 恋愛模様もめちゃくちゃいい。可愛い。聖夜小通いたかった。 かわいい動物たちと田舎暮らし…かと思いきや。#1巻応援たぬきときつねと里暮らし くみちょうnyae表紙のかわいいふたりは、たぬきときつねが人間に化けた姿。主人公・泰葉がうっかり餌付けをしてしまったばかりに懐かれてしまいます。泰葉とこのふたりが織りなすほのぼの田舎暮らし漫画、かと思いきや、伏線ぽいものが張られていたり、ビックリなことが急に判明したりします。 元々ブラック企業に勤めていた泰葉でしたが、きっぱりと仕事を辞めて心機一転、秩父に住む祖母の家に引っ越してのんびり田舎暮らしを始めた初日にふたり(2匹)に出会います。 いかにも天然アホの子なたぬき・ももと、しっかり者と見せかけてこちらも天然アホの子なきつね・いち。このふたりの可愛いこと。もうそれだけで読む価値があると言い切れます。なのである意味ただのほのぼの漫画としても読めます。 泰葉が元社畜というのもあり、ちょっと顔が疲れてるところとかがやけにリアルで、泰葉が心穏やかに過ごしてるのを見るだけでなんだかこっちもストレスが減るような気持ちに。 3人以外にも、おおらかな泰葉のおばあちゃんや、幼なじみ(らしい)祐介くんの活躍も楽しみですし、まだビックリが隠されているような雰囲気があるので先が気になります。大ヒット漫画家の正体は元○○○チリアクタ 木村航starstarstarstar_borderstar_borderかしここの感じで漫画家マンガなんだ?!というのがまず面白い。 漫画家の芥先生は刑務所にも入ってたことがある元ヤクザで、実は大ヒット作「隻眼の阿修羅」は先生の自伝だったのだ!その秘密を知ってるのは初代担当でもある編集長。そしてなぜか2代目担当に任命された新人編集の三原さん。 事情があるヤクザ仲間の子供達を引き取って育てている人情派の芥先生と、漫画に興味がないギャルの三原さん。2人の凸凹感も楽しい。なんで編集長は三原さんを2代目に指名したのかは今のところ不明…。 自分の感覚的には「漫画家:ヤクザ=5:5」って感じでちょうどいいです。しかも芥先生がすでに売れっ子なので、他の漫画家マンガとは違う視点の話もあるのが好き!ウルトラマンSTORY 0の感想 #推しを3行で推すウルトラマンSTORY 0 真船一雄 円谷プロダクションマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ウルトラマンのことをほとんど知らなくても面白いし少年漫画のいいところを集めた漫画だった。 ・特に好きなところは? 人間の姿をしているときにマントを羽織っていると某医者の一族そっくりなところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 少年漫画の努力とか友情が存分に入っていて俺好みだった。知らないウルトラマンが多く登場したので平成にそういうウルトラマンが放送されていたのかと勝手に納得していたがオリジナルのキャラとWikipediaを見て知った・・・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3STORY_0 「活動弁士」と年下妻との“愛無き結婚から始まる恋の物語“ #1巻応援活弁王子の花嫁さん 島崎無印 はまsogor25この作品の舞台である大正時代、映画は“活動写真”と呼ばれる音のない無声映画しかなく、上映されている横で映画の内容を解説して盛り立てる“活動弁士”が人気を博していました。 この作品は「活弁王子」とも呼ばれている人気活動弁士の高階功四郎と、彼と結婚した8歳年下の女性・一之坂花絵との結婚生活を描く作品です。 実は2人の結婚は、名門華族だったが関東大震災の影響で没落してしまった一之坂家と、短期間で富を築き成金となったために名家との繋がりを欲した高階家、という双方の家の思惑が一致して結ばれた、政略結婚のようなものでした。 そのため2人の結婚生活は、「これは相手が望まぬ結婚ではないか」と互いが互いのことを気遣うせいでぎこちない雰囲気から始まるのですが、その気遣いの心が少しずつ相手への好意へと変わっていく様子が伝わってきます。 この物語はそんな2人が本当の意味での夫婦としての関係を築いていく様子を描く、“愛無き結婚から始まる恋の物語“です。 1巻まで読了超充実!オタ女二人暮らしオタシェア!~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~ 小針タキあうしぃ@カワイイマンガ女オタク二人のルームシェアを描いた本作。実録エッセイなのですが、こんなにも作り話みたいに、ピッタリな2人が出会う運命ってあり?と驚いてしまいます。 作者はショタコン。同居人はエロゲ好きのロリコン。畑違いの二人ですが、オタク特有の文化、実は多い共通点、そして好奇心の広さで結びつく。生活面での苦労は笑い話にして、それよりも一緒にオタ活する楽しさが勝ってしまう二人。こんな出会い、羨ましい! 生きる力が弱めな作者は、しっかりした同居人に助けられる反面……という関係性も奇跡的。そんな中で唐突に語られる、結婚制度への考え方など、鋭くて唸らされます。 意外な方向へ進んでゆく二人の興味関心。一方で薄れつつあった同居人のエロゲ設定は、とんでもない形で第4巻を彩り、笑わせてくれます。最初から最後まで、笑いも尊さもオタクネタも知識欲も、充実。とても楽しかったです!<<208209210211212>>
脚本家になる夢を諦めて今は花屋で働いている青年・八野田葉一は、「劇団椿座」の劇団員の卵として高校で演劇を学ぶ林真檎と出会います。 可愛らしい少女のような見た目をしている真檎は、劇団員が男性のみで構成された「劇団椿座」において“女役”を演じるために生まれてきたかのようでしたが、それは真檎自身が役者として目指す姿とは違うものでした。 過去に夢を諦めて今では全く別の仕事をしている葉一と、役者としての天賦の才を持ちながらそれが自身の望む物ではないという真檎。 そんな2人の出会いが生んだ化学反応は、彼らの生き方だけではなく、前時代的な風習も残る「劇団椿座」全体をも巻き込んだ物語を生み出していきます。 この作品はそんな2人を中心に描かれる、”劇団”という特別な空間をテーマにしながら誰しもが共感できるストーリーに仕上がっている作品です。 1巻まで読了