完結したマンガの感想・レビュー16110件<<207208209210211>>姉っぽくない姉だな〜と思ってたけど…姉の結婚 西炯子starstarstarstar_borderstar_borderかしこタイトルに「姉」が付いてる割には姉感のない主人公だよな〜と思いながら最初は読んでいた。年が離れていてタイプも正反対の妹はいるけどよくある「長女あるある」な話もないし…と思ったら、7巻でその謎が解けた。同時に、一見すると地味だけど仕事も出来るし美人だしかなりモテる主人公なのに愛されることを拒否しているのはそういう理由があったのかとも納得した。西炯子作品は大人になってから読むと更に面白い。「娚の一生」も読み返したくなった。サスペンス好きとしてもおもしろかった!サマータイムレンダ 田中靖規かしこあまり少年マンガを読まないタイプなのですが、表紙が気になって読んでみました。女の子が可愛い系の話かな?と思ったらめちゃくちゃサスペンスでおもしろい。サスペンス大好き!話の見せ方がゲームをしてるみたいな感じだ…と思ったら、作者さんがゲーマーさんっぽいので納得。廃病院の地下での戦闘シーンとかめっちゃホラーゲームみたいで怖かった!この作品はアニメ化よりゲーム化してくれたら嬉しい。いや、強制的にタイムリープさせられるとか苦痛でしかないか。素敵乙女ズ達。宅飲み残念乙女ズ コナリミサトPom 乙女ズ、最高です。 しかも26なんて若すぎてこれからすぎて、彼女達が羨ましくもある。笑 この語り合いが最高の時間なのよね。 お弁当グシャグシャになっちゃっても、細かく刻んでチャーハン風にしてしまうシーンとか素敵です。 女子力高いよ。 何個か作ってみたいレシピもあり、お酒飲みながらの女子トークも面白かったなぁ。廃墟百合はパースタッチが命グッバイ・ディストピア ひそなあうしぃ@カワイイマンガ退行世界や廃墟を描く作品は、美しい光景も楽しみたいですよね。『ゆるさば。』や『終末ツーリング』の様な緻密でリアルな絵も良いですし、『少女終末旅行』のような抽象的な感じも好き。 『グッバイ・ディストピア』の背景絵はちょっと独特。これは建築パース図のタッチ……よく建築の完成予想図に使われる絵柄に近い感じ。 緻密さと余白の並立、直線をフリーハンドで描く有機と無機の中間くらいのテイストは、失われつつある人間の存在感を仄かに表現していて、私はとても好きです。 現代に残る廃墟を訪ねて旅する、大らかな女性とお嬢様風の女性。ゆきずりの二人は共に行動しながらも、決して素性も心の内も素直に明かさない。 しかしそれぞれに問題を抱える二人は、互いのおかげで少しずつ心がほぐれていく。それは廃墟が朽ちてゆくように、ゆっくり進み、世界に馴染む感覚で、読後に安らかな気持ちになりました。 「食戟のソーマ」コンビが描くサンジのスピンオフ食戟のサンジ 尾田栄一郎 附田祐斗 佐伯俊 森崎友紀名無し「ワンピース」1000話記念の本誌に載ってたのが2話だったので「?」と思ったんですけど前に1話やってたんですね(ジャンプラで読めるのは途中まで) https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632388768 2話の時系列はグランドラインに入る前。この時のメンバーが一番馴染み深いのですごく懐かしい気持ちになりました。ゾロとのやり取りがめちゃめちゃ良いですね…。 とにかくご飯が美味しそうでした!!鮭!!生活環境で人は変わってしまうのか?予告犯―THE COPYCAT― 筒井哲也 小幡文生 宝生仁海starstarstarstarstar干し芋『予告犯』のスピンオフ作品。 吹き溜まりのような団地に住んでる高校生が、予告犯の模倣犯として、義援金のを募って制裁を行う。 義援金が面白いように加算されていく・・・。 更には、制裁してほしい相手まで公募する。 義援金を出している人々はどういう人たちなのか? そして、シンブンシの本当の目的は何なのか? 心の闇は広がり続ける。 柔道部物語の感想 #推しを3行で推す柔道部物語 小林まことstarstarstarstarstar酒チャビン高校くらいの時に読んでいて、その時もすごく面白かったのですが、大人になってから再読。自らも色々な経験をしてきたからこそわかることというか、高校時代は単純に「全国制覇がんばれ!熱い!」という感想だったのが、大人になってから読むとなんか色々込み上げるものがあって、3度ほど泣きました・・・ 特に初めて石川選手に勝つところが号泣。。 王道のスポーツ漫画が好きな方はぜひ読んでみてください! 狼なんて怖くない!!の感想 #推しを3行で推す狼なんて怖くない!! 冨樫義博starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがやっぱり面白い。ジュラのミヅキは入っていないのか ・特に好きなところは? 表題作の「狼なんて怖くない!!」と「ホラーエンジェル」が好き。「ホラーエンジェル」のホラーシーンの書き込みが特にいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! HUNTER×HUNTERや幽★遊★白書の冨樫義博のデビュー当時の短編を集めた単行本。ジュラのミヅキも読みたくて家にあるホップ★ステップ賞SELECTIONを読み返したが面白かった。あとホップ★ステップ賞SELECTIONの同じ巻に掲載されている奥谷みちのりは今は漫画ゴラクで新宿BOXを書いている奥道則かすきやきシリーズ第2弾今夜すきやきじゃないけど 谷口菜津子名無し努力は人並み以上するのに要領が悪くて結果につながらない広告代理店勤務の姉・たつきと、急にたつきの家に転がり込んできた自由人な義弟・とらお。子供の頃に親の再婚で姉弟になったふたりの久しぶりの同居で、たつきの心にどんな変化が起きるのか。すきやきシリーズ?前回のも好きだったので新作も期待です。くるみちゃん…幸せになれ… #完結応援君に届け 番外編~運命の人~ 椎名軽穂starstarstarstarstarNanoとうとう君に届けの番外編完結巻が発売されたようなので…! 爽子のライバルだったくるみちゃんが主人公です。 「爽子ちゃんは私の運命の人なんじゃないか」って始まるのがもういいよね… 最初こそ爽子に対して色々意地悪をしてしまったけど、今作は仲良しの2人が見れて可愛い。 なんかもう二人が仲良しなとこを見てるだけで泣きそうになる… そして恋するくるみちゃんがもうずっと可愛い!!! 幸せになって欲しいなあ…爽子とくるみちゃんはもちろんだけど、君に届けのキャラクター皆いい子だから… 七都市物語の感想 #推しを3行で推す七都市物語 田中芳樹 フクダイクミマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ フクイタクミってこんな絵だったっけ?いやフクダイクミだった。こういう戦闘メインで単純な勝ち負け以外も含めて扱われるのはおもしろい。 ・特に好きなところは? ポルタ・ニグレ掃滅戦のユーリー・クルガン。孫臏の馬陵の戦いっぽさがあって好き ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 原作は続きがあるのかはわからないが色々伏線もあるし5巻で終わるのはもったいないので是非続きが読みたい ハーレムデスゲームジャンルの開祖的存在恋愛ハーレムゲーム終了のお知らせがくる頃に 竜騎士07 緋賀ゆかりえっちな名無し※ネタバレを含むクチコミです。青春なまいきざかり。 ミユキ蜜蜂ツダはじめは関わりたくないと思っていた相手と付き合って、二人でいろんな壁を超えていく話 バスケも恋愛も全力で立ち向かう由希ちゃんと少しずつ変わっていく成瀬にキュンキュンする最高の作品です! 懐かしい作品ドラゴンヘッド 望月峯太郎カイト現在はアラサーと呼ばれる年齢になった私が中学生の時読んで、「よくわからなかった」作品である本書。15年程度を経て再チャレンジしてみたが、今読むと面白く読める。当時はGANTZとかバトルロワイヤルだとかやたらと人の闇が濃い漫画が多くてその流れに嫌気が差していたのだけど、この作品のほうが発売が早くその先駆性は自分の中での再評価に繋がっている。菌っておもしろい!もやしもん 石川雅之名無し勉強になる漫画だと、本やテレビで見て知り、読んでみました。きんの菌のことがわかり、詳しくなれる漫画です。死体が埋まっていると思ったら、アザラシだっところが好きなシーンです。読後感が心地良い。魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 松井優征T松井優征先生の「暗殺教室」を読んで他の漫画も読んでみたくなり読みました。主人公は謎を食べる魔神と出会ったことで、様々な異常犯罪事件を解決する話です。10巻で電人HALの解除パスワードを解くシーンが最高でした! 次の展開が全て裏切られる!(いい意味で)マイホームヒーロー 朝基まさし 山川直輝じっちテレビで紹介されていたのを見て読んでみました。父親が娘のために半グレと戦う話です。村での戦闘シーンが最高でした!えっ?えっ?嘘でしょ?の展開親愛なる僕へ殺意をこめて 伊藤翔太 井龍一じっち読み終わってもう一度はじめから読みたくなる漫画はたくさんあるけれど、これほど面白い漫画はないかもしれません!登場人物ひとりひとり、もう誰も信じられない…。そんないい意味での裏切りがたまらないです。大河ドラマ化してほしい!日出処の天子(完全版) 山岸凉子馬子飛鳥時代と聞くと、お勉強なイメージがありますが、それを覆してくれるのがこの作品です・作者が梅原猛の著作「隠された十字架」による聖徳太子の闇にまつわる諸説に影響を受けた本作は、歴史ロマン、人間ドラマそしてBLをこれでもかと楽しいを詰め込んだ大傑作! 言わずと知れた大名作『まんが家』の魅力は全てここから教わったまんが道 藤子不二雄(A)名無し世に居る漫画家の数だけそれぞれの『まんが道』あれど… この作品無くしては生まれなかった自叙伝漫画という概念 作者は 藤子不二雄A 安孫子 素雄氏 『オバケのQ太郎』『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』 『笑ゥせぇるすまん』 最早説明する必要のない名作達を生み出した伝説の作者 私は安孫子作品の中でも特に『まんが道』が好きで自分の人生が決まった一作だと思って居ます 日本の漫画がどう発展していったのかもわかる時代の全てが詰まった名作なので 是非ご一読をと思います そしてここからは"マンバ"内の人にまんが道を語るのは野暮な気がしたので… ここからは私の漫画道との出会い『漫画道の道』をお話しします(長くなります) =========== 今の時代ではとても考えられませんが 『漫画を読むとバカになる』 本当にそう伝える大人達がまだ少なくはなかった時代が私の幼少期です とはいえ大分世の中には浸透していて、アニメも漫画も沢山世に出て居て (ラピュタやガンダム…魔法少女) 一部厳しい人がこのセリフを唱えて残って居る感じです 我が家の父はそのタイプでした (今思うとうちの父は既に少数派だったのかもしれません) とはいえ、子供の頃からアニメや漫画が好きだった私は 普通に子供向けのアニメも漫画も見て居ました 同級生の間で漫画の貸し借りはしていて 親も『子供同士のコミュニケーションの手段』に漫画があることは理解して居たので そのあたりは黙認されて居ました。 でも父の目の前で漫画を読むと怒られます(笑) 本当は『全部規制したいけど…目を瞑ってやる』という感じが我が家で『漫画』の位置づけでした そんな中で何故が我が家の本棚には 一種類だけ『漫画』が置かれて居ました それがこの『まんが道』中央公論者の愛蔵版です。 (話が横道にそれますが この中央公論者の愛蔵版シリーズはすごく大きくて分厚くて、何故か紙はペラッとしていて とても好きです 当時の図書館にはこのシリーズでゲゲゲの鬼太郎やルパン三世などがありました) 何故『まんが道』だけ我が家の本棚に許されたのかは今も謎です… つまり『この漫画だけは『親の前で読んでいい』ということになるんだなと勝手に理解した私は (本棚に堂々とあるので)それはもう、この作品ばかりすり切れるほど読みました そんな理由もあり『まんが道』にのめり込みましたが そんな理由がなくてもこの作品は名作です 内容がとにかくワクワクドキドキなのです 『こんな世界があるの!?』の連続 寝る間を惜しんで漫画を描き 憧れの地へ行きー憧れの先生へ会いー 下宿 編集から締め切りを急かされ 全てが私にはキラキラして見えました 時代は移り変わり行きますが 必ず漫画やアニメが側にある世界に生まれたことを良かったと思います その時代を切り開いていったトキワ壮の伝説が この作品に詰まって居ます 私の『漫画道の道』は以上です ちなみに我が家、 母は根っからの漫画好きで、自分の手持ちの漫画(ガラスの仮面など)は押し入れに隠して居ました (普通…子供がやるやつ…ですね 笑) 明治の北海道を舞台に金塊探しゴールデンカムイ 野田サトルタカ明治の軍人杉本は、アイヌの少女アシリパと出逢い、アイヌの秘蔵していた金塊のことを知る。幼なじみの梅子の病気の治療のために金が必要だった杉本は一緒に金塊を探すことになる。ギャグとシリアスなシーンやグルメも織り交ぜられていて非常に面白い。中島ハルコの豪快さ、爽快さハイパーミディ 中島ハルコ 東村アキコ 林真理子こはるパパピッコマをチェックしてて偶然引き当てた「傑作」です。作者はドラマ化作品をいくつも世に送り出している東村アキコ先生。今作はその東村先生が林真理子先生の原作にホレて作品作りをほぼ丸投げからスタートしているとのこと。そのおかげかほとんどオリジナルの東村作品になっており作者特有の「間」のシュールさがたまらなく面白いです。 100年ぶりくらいに読んだ「MONSTER」MONSTER 浦沢直樹starstarstarstar_borderstar_borderかしこ高校生くらいの時に読んだ記憶はあるけど、ヨハンが悪い奴ということ以外を全部忘れていたので、まっさらな気持ちで読めて面白かったです。正直「こんなに登場人物多いんだっけ?!」とは思ったけど。だから記憶のキャパシティ超えちゃったんだなぁ…。 大人目線で読むと長編漫画を飽きさせない工夫がたくさんあるのが分かりました。序盤は一話完結の短編として読ませるようなクオリティ高い話(テンマの元婚約者のエヴァがお屋敷を燃やすエピソードが好き)が多いし、終盤は読者をミスリードさせる展開が巧みだった。自分は全部引っかかって「え〜!そっち〜!?」ってなったので楽しかったです。 一番好きなキャラクターはルンゲ警部かな。最後まで読むとヨハンには「あんたちょっと繊細すぎやしないかい…?」と言いたくなりました。op今でも覚えてる神様はじめました 鈴木ジュリエッタstarstarstarstarstar_borderNanoアニメ当時見ていて毎回きゅんきゅんしてました! しかし1期はもう10年前なんですね…うそぉ…。 巴衛がもうずーっとかっこよくてツンデレでめちゃ好きでした。 奈々生もいいキャラしてるんだよねえ。いい子。応援したくなる。 「私を助けろ!!」のシーンは今でも目に浮かぶ。あそこの奈々生かっこいい。でもちゃんと女の子なんだよねえ。 この機会に全話読破しようかな。<<207208209210211>>
タイトルに「姉」が付いてる割には姉感のない主人公だよな〜と思いながら最初は読んでいた。年が離れていてタイプも正反対の妹はいるけどよくある「長女あるある」な話もないし…と思ったら、7巻でその謎が解けた。同時に、一見すると地味だけど仕事も出来るし美人だしかなりモテる主人公なのに愛されることを拒否しているのはそういう理由があったのかとも納得した。西炯子作品は大人になってから読むと更に面白い。「娚の一生」も読み返したくなった。