完結したマンガの感想・レビュー16111件<<205206207208209>>「少年の国」読んでみた少年の国 井浦秀夫かしこ「祝福王」と同時期に連載されていた主人公が教祖になる漫画ということで読んでみました。もっとオカルトっぽい話を予想してたけど宗教による洗脳の話でした。しかしこれがオウム事件の前に連載されていたのはすごい…。「祝福王」読んでみた祝福王 たかもちげんstarstarstarstar_borderstar_borderかしこ主人公が教祖になる話ですが、超人的な能力がちゃんとあるので怪しい話ではありません。少年時代から正平閣の教祖になるまでは分かりやすくて面白かった。特にイベントに参加したおじいさんの戦争に翻弄された人生を舞いによって昇華するシーンが好きです。煉獄に行ってからは自分の理解を超える話になってしまいましたが、何万人の群衆シーンが毎回あってこれを週刊連載で描いていたと思うと圧倒されます。終わり方にも納得しましたが、礼子と橋本が同時に身籠った子供はどうなるのか気になりました。ドン・ボルカンの感想 #推しを3行で推すドン・ボルカン 次原隆二マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 30年以上タイトルを間違って覚えていた・・・そういやこせきこうじの「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」と同時期ぐらいにやっていて野球漫画が多いなと思っていたな ・特に好きなところは? 昔はわからなかったがジャンプっぽくない人情話が多いところ。あの時代のジャンプに人情話は難しいだろ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 小学生当時に読んだ時よりも面白かったな。全二巻とあるが正式には全1.5巻ぐらいで二巻に読切が2作入っていたけどそれも面白かった。 ザ・南先生ザ・ファブル The second contact 南勝久名無し今週のヤンマガに掲載された、アシスタントさん2人が描いた南先生の日常マンガ。とてもほっこりした https://twitter.com/magazine_young/status/1556412369156288512?s=20&t=9H0yVFK07B05ldnGnHB6LQ 北海道の端っこで温かい恋をする2人。はしっこの恋 町麻衣Pom 情景を想像しながら、北海道に旅行した様な気分にもなりました〜 酪農家と、漁師の恋ってのもあまりない感じで良かったなぁ。 何よりも、私は園美の人柄がとても好きです。 ゆるゆると、でもしっかりとゆっくりと育まれていくテツと園美の恋。 時に笑いがあり、ゆるい気持ちで読めたし自分の休日にぴったりの漫画でした。チャンプの感想 #推しを3行で推すチャンプ 七三太朗 ちばあきおマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 俺の好きな要素しかないのにまじで続きが読めないのがつらい。続いていれば「あしたのジョー」「がんばれ元気」などと並ぶ少年ボクシング漫画の傑作に確実になっていたと思うね ・特に好きなところは? 太一のライバルである桜庭と部屋に貼ってあるポスターについてやりとりするところ。全然本編に関係なさそうなところだが、よくこんなシーンでトレーニングの成果を表現できるな。さすがというしかない感じだった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一応ちょうどいいところで終わっているという感じですがやはり続きが読みたい。歳を重ねるごとに「ちばあきお」の描く主人公がいいなと思えてくる 画太郎先生ありがとう いつもおもしろい漫画を描いてくれて…の感想 #推しを3行で推す画太郎先生ありがとう いつもおもしろい漫画を描いてくれて… 漫☆画太郎starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 画太郎先生ありがとう いつもおもしろい漫画を描いてくれて…としか思えないね ・特に好きなところは? 「災いは口のもと」の全て。マンガは絵とストーリーのどっちが大切かというよくある話が、「災いは口のもと」を見るとやはり両方とも必要だというのが良くわかった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「エスカレーション」の完成度の高さと、「災いは口のもと」の面白さはすごい。漫☆画太郎版「笑ゥせぇるすまん」と言えばいいのか「ババアゾーン」もいい。短編集なので漫☆画太郎の絵の変遷もわかっておもしろい 絵が凄いぃいいいいいいいい!!メリトあいきゅうごっど 津山冬 酒井ゆかり名無しエジプト神話好きには、たまらない1冊!アヌビスがカッコイイです!推しは、セトです!非常識が常識になるあとかたの街 おざわゆき名無し昔の常識が今の常識とは限らず、逆も言えます。 常識と思っていたことが今読むと全然違う。 夏のこの時期に読んで戦争とは人間をどういうものにするか考えるのが良いですね…。 思考も思想も変えてしまうし皆苦しむし悲しむ。 漫画になってるとすごくわかりやすいので頭にスッと入ってきます。 説教臭くなく、考える部分は読者に委ねられてる感じが好印象です。博多弁BL、悪くないタカラのびいどろ[コミックス版] 鈴丸みんた名無し読みました 博多弁BLだ! 絵がうますぎますね 顔が良すぎる攻めと博多弁の純粋無垢すぎる受け ビー玉見たいな目をした学生が泣いていたところ慰めてもらった恩義を忘れず大学まで追いかけてきてしまうピュアさ 綺麗な話、素敵でした 7巻の展開がすごい #完結応援女子攻兵 松本次郎 新潮社編名無し「女子攻兵」に乗り込むパイロットは段々と自我が女子高生のそれに侵食されてくる(俗っぽく言うとSAN値が削られる…みたいな)設定があるので、幻覚やフラッシュバックなど、元々サイケデリックな表現が特徴の作品ではあるのだが、それでも7巻はちょっとすごい。 終盤、作中を貫く狂気の根源に迫る、エヴァンゲリオンで言うところのネルフ最深部みたいなところにいよいよ乗り込む展開がアツいのだが、7巻に入った途端一気にようすが変わる。 セカイ系ということばが浸透して随分経つような気もするが、やっぱり本作みたいに舞台装置そのものを揺らしながら描くような作品ってすごいと思ってしまった。連載初期が好きるろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版 和月伸宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。パリの女性達を記述する少女 #1巻応援河畔の街のセリーヌ 日之下あかめあうしぃ@カワイイマンガ舞台は十九世紀、膨張をはじめたパリ。十四歳の少女が老紳士に請われるがまま、さまざまな職業を体験する物語。 端正で美しい筆致で、笑わない少女と職業夫人たち(時に男性とも)の出会いが描かれる。派手な演出は少なく、冷静に描かれることで、少女の心の僅かな機微、理性的で正直な思考と行動、その目で捉えた正確な人物像が伝わってくる。 少女は女性たちと触れ合い、少し何かを渡し、何かを受け取り、記述してゆく。そこには少女の頬の赤みのような、微かでも強いエンパワメントがある。 少女が何かの道を極める物語ではない。その歩みは彷徨と呼ぶのが相応しい。しかし民俗学者の採集のような地道さと、少女特有の丁寧さと鋭さで記述されたその彷徨が、どんなパリ職業婦人記として完成されるのか、考えるとワクワクしてしまう。 ステルス男子が学園の百合を守る!らぶ あんど ぴーす 原田重光 蘇募ロウ名無し共学になって間もない元お嬢様学校で肩身の狭い思いをしている男子の中のひとり・マモルくんは、人の喧嘩を前にすると防衛本能からステルス(自分の姿を消す)能力が身についてしまった。彼は強面でありながらとても優しい心の持ち主で、その能力を使って学園の女子たちのいざこざを解決し、その結果無事に百合カップルが生まれてゆく…というすごい設定の漫画です。マモルくんの影の努力によって学園にひとつ平和が訪れたときには自然とニコニコしている自分がいます。タイトルに偽りなしですね。禁断の極道×美人歯医者さんラブコメ歯医者さん、あタってます! 山崎将名無し※ネタバレを含むクチコミです。女子中学生の革命なないろ革命 柚原瑞香starstarstarstarstarNano主人公奈菜は可愛い友達ゆゆのお願いを断ることができない。 髪型もキーホルダーも全部一緒。断ったら居場所がなくなるから。でも自分がどんどんすり減ってしまうようで辛い。 そんな奈菜は、クラスの男子詩丘くんと出会い自分の本音を彼にぶつける。流されてばかりの弱い自分はもう嫌だ。奈菜は髪を切り「もうゆゆのお願いはきかない」と宣言する。 ざっくり一話の内容。本当に一人の女子中学生が革命を起こすんですよ。 奈菜の周りで起こることとか心情が本当にリアルで、何度も共感した。 ゆゆは言っちゃえばクレイジーサイコレズなんだけど嫌いにはなれないんだよなあ…。 華やかなパリで、しずやかに沁みる河畔の街のセリーヌ 日之下あかめ兎来栄寿『エーゲ海を渡る花たち』の日之下あかめさんによる待望の新作です。今回もヨーロッパが舞台となっており、19世紀フランスはパリの物語。前作に引き続き背景の描き込み密度が濃く、実際にパリの街を歩いているような気分に浸れます。 フランス北部のルーアンの隣村からパリに出てきた14歳の少女セリーヌが、パリの人々を書く本を書きたいものの体が不自由になってしまった70の老人から自分の代わりの目と脚となって、パリのさまざまな場所で見聞を広めてそれを報告して欲しいというミッションを請け負う物語です。 ミッションのために、お針子や雑役女中、百貨店の販売員など多種多様な職業体験をこなしていきます。職業マンガを読むのが好きな人も多いと思いますが、知らない世界のことを知るのは楽しいものです。そういう意味では、毎回違った職業体験を通して色々な世界を見せてくれるこの作品は一粒で何度も美味しいです。とりわけ、19世紀のパリということで現代とは多少感覚の違った部分もあり、その辺りのギャップも面白いものです。 そして、本作の特徴としては主人公のセリーヌの性格。非常に受動的かつ生真面目で、言われたことを頑なに守ろうとする一方で、表情に乏しく、空気を読むのは苦手で何を考えてるのか解りにくいところがある少女です。しかし、そんな彼女もさまざまな場所でさまざまな人と交流することによって少しずつ変化・成長していきます。 ひとつひとつのエピソードも味わいが深くしっとりと優しく心に沁み入ってくるので、セリーヌの様子をずっと見守っていたい、この物語が終わらず長いこと見続けてさせて欲しい、そんな風に思わせてくれる作品です。ベルサイユのバルクパワー・アントワネット 縞 西山暁之亮 伊藤未生兎来栄寿突然ですが、漢字テストです。以下は何と読むでしょう? 1.筋肉 2.武術服 3.希望 すべて、この作品の中での読み方ですが答は…… ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1.フランス 2.ドレス 3.プロテイン です。 応用で、「筋肉万歳」は「ヴィヴ・ラ・フランス」となります。 他にも 「ゴリ押し」と書いて「シャンゼリゼ」や 「堅牢さ」と書いて「バリカタ」、 「身に余る光栄です」と書いて「ナイスバルク」など、 『忍者と極道』ばりのルビ芸が繰り広げられます。 そう、これは鍛え上げた筋肉によりすべてを解決しフランスを革命していくマリー・アントワネット改め、パワー・アントワネットの物語。襲い来るギロチンは所詮バーベル以下。何なら武器に加工して闘います。 「パンがなければ己を鍛えなさい」 「常に筋肉は上品で優雅たれ」 など文字通りのパワーワードも連発。 1話では太眉かわいいシャルル=アンリ・サンソンが登場。2話からはローズ・ベルタンも登場しますが、彼女は現代的ギャルキャラに(ローズ・ベルタンのことをしっかり知りたい方は『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン』もぜひ)。まだ登場していないフランス革命周りの主要人物がどのように描かれていくのかも楽しみです。 筋肉が好きな人、圧倒的パワーですべてを解決していくカタルシスを得たい人にお薦めです。×××の部分が知りたい血だるま剣法・おのれらに告ぐ 平田弘史starstarstarstarstarひさぴよ「血だるま剣法」がずっと読みたかったのだけど、古本価格がやや高いため、なかなか手が出なかったのだが、三軒茶屋の漫画喫茶ガリレオに行った際にお店に置いてあるのを見つけたので、そこで読ませて頂いた。 実際に読んでみると凄まじく面白い作品だった。 主人公・猪子幻之助が、剣術道場で師匠を殺害するシーンから始まり、門弟たちに次々と復讐をしていく話。その理由は、幻之助の生い立ちにより差別を受けていた過去にある。 中盤までセリフには「×××」で伏せられた箇所が数多くあり、ほとんどバツで埋まっている場面もある。「×××」の部分は差別問題を表現する上で、読者に伝わらなければ理解も及ばないと思うのだが、なぜこういう事態が起きてしまうのだろうか…。 その疑問に対しては、呉智英さんによる監修&解説文が答えてくれた。時代背景や出版事情に関して、網羅的かつ切れ味鋭く説明がなされており非常に読み応えがある。Wikipediaを読んで理解した気になってたが、普通にこちらの文章を読んだ方があらましを理解しやすいと思う…。 また、山上たつひこが「血だるま剣法」のパロディをやったのが「鬼刃流転」という漫画。興味のある方はこちらも読んでみるといいだろう。 鬼刃流転―孤高の天才剣士柳左近 山上 たつひこ https://www.amazon.co.jp/dp/4838701454/ref=cm_sw_r_tw_dp_0ztcGbC84DN7K @amazonJPより 4巻で事件が起きる1122 渡辺ペコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。新装版で読めばよかったソラニン 浅野いにおかしこ※ネタバレを含むクチコミです。なんか読んじゃう下ネタ4コマ生徒会役員共 氏家ト全starstarstarstarstar_borderNanoマガジンで昔読んでました。最近まで続いてたのね…すげえ。 主人公タカトシの冷静なツッコミが好き。ビジュアルも好き。 変な女どもに囲まれてる男ってだけでいい。おいしい。 下ネタばっかだけどなんか面白くて読んじゃう。 「うずまき」読んでみたうずまき 伊藤潤二かしこ私の今更読んでないと人に言えない漫画ランキング1位の「寄生獣」に続き、2位がこの「うずまき」でした。 秀一君の存在がどんどんギャグになっていくのが面白い。でもラストまで読むと最初から最後まで秀一君はまともだったんだなってちょっと見直しました。 ヒトマイマイの交尾シーンが一番好き。衝撃的だった…!これを読みたいが為に何度でも読み返したいと思った。山田と先生、読んだ山田とせんせい 五十嵐藍名無し先生と生徒関係ものの中ではすごく好きな方かもしれない! 二人の人間の性格が真逆できっちり別れていてどっちも魅力的 人間二人分しかもどっちも魅力的なのでこの二人、ずっと見てたいと思えてきます。 読んだ後に「ねぇ、この二人よくない!?」と誰かと言い合いたい感じ 早く続きが読みたいです<<205206207208209>>
「祝福王」と同時期に連載されていた主人公が教祖になる漫画ということで読んでみました。もっとオカルトっぽい話を予想してたけど宗教による洗脳の話でした。しかしこれがオウム事件の前に連載されていたのはすごい…。