女性マンガの感想・レビュー3218件<<6768697071>>「ほん怖」と「実怖」実際にあった怖い話 実際にあった怖い話starstarstarstarstarひさぴよホラー雑誌「実際にあった怖い話」は、タイトルこそ「ほんとにあった怖い話」とよく似ていて見分けがついてなかったが、実は別々の出版社から発行されていている別雑誌だと最近知った。 元祖は「ほんとにあった怖い話」(朝日新聞社)で、「実際にあった怖い話」(大都社/少年画報社)の創刊は2007年。明らかにを狙った誌名だと思うが、元祖「ほんとにあった怖い話」は2010年に休刊してしまう。 その後まもなく、2011年に「HONKOWA(ホンコワ)」と名を変えて新創刊されることになるも、依然として名前が似ており、ごっちゃになって間違えやすい。加えて、「あな怖」(あなたが体験した怖い話/ぶんか社)などの亜種もある。また、「フォロワーさんの本当にあった怖い話」というマンガが話題になっていたが、こちらも他の出版社の作品。ちゃおホラーにも「本当にあった怖い話」というこれまた紛らわしい別冊雑誌があったが「ほん怖」シリーズとは別物である。これらの版元の違いだけでも知っておくと見分けやすいかもしれない。 前置きが長くなったが、「HONKOWA」や「実際にあった怖い話」といった雑誌は、今や電子書籍で読める時代になっており、手に取りやすくなっている。 最新号「2021年11月号」を初めて買って読んでみた感想としては、オカルト・ホラー・スピリチュアル要素がバランス良く揃った雑誌という感じ。 連載作は14本前後と、HONKOWAよりも多く、値段もコンビニコミック価格なのでお得感がある。 マンガファン的には、連載陣の中に、かつてIKKIで活躍していた漫画家・三友恒平先生を見つけられたのが嬉しかった。 他にも、つるんづマリー先生、柏屋コッコ先生など他のコンビニ系雑誌で見かける作家さんが揃ってる。作品だと「或る霊能者の奇妙な日常 余命宣告からの生還」は特に良かった。 しばらく定期購読してみてもいいかも。 以下連載作品リスト(2021/11) 【或る霊能者の奇妙な日常/原作 井口清満 漫画 万馬夕子】 【どすこいスピリチュアル/漫画・小林薫 原案・TANAKA】 【心霊浄化師 神楽京/原作・井口清満 漫画・水月まな】 【山口敏太郎の日本怪忌行/漫画・未浩 原作・山口敏太郎】 【立原美幸の心霊エッセイ/金子裕】 【SNS-生霊-/漫画・空路 原作・橘 明来】 【つるんづ怪談/つるんづマリー】 【珠洲岬でアップデートしてみた/伊藤ロイ】 【稲川怪談/藤咲もえ】 【ちょっぴリチュアルDAYS/若尾はるか】 【鳩屋ポッポのホラーな日常/柏屋コッコ】 【コミック版 怪談王 第2回「お遍路さんが泊まらないホテル」/漫画・三友恒平 原作・小笠原まさや】 【銀座スナックでの出来事/小立野みかん 原作・島村洋子】 【前世療法の現場で見る怖い話 血椿の痣/漫画・油豆 証言者・桜ゆう】「先輩が好きなんです」それから10年…世界一初恋 中村春菊starstarstarstarstar名無し「先輩が好きなんです」 全てが純粋だったあの頃……そして10年後、すっかりやさぐれた大人になった主人公小野寺律は、コネだの七光りだの言われるのが嫌で親の会社を辞め、丸川書店に転職した。しかし、配属された先はなんと全くの未経験の少女漫画誌で!?10年前のあの事件から、恋愛なんてもうしないと決めているのに、少女漫画なんて絶対無理!しかも、傲慢で横暴な編集長があの事件の初恋の相手だと分かり!? というあらすじだけでも超面白い&展開が気になる推しBL作品! 純粋だったあの頃って?あの事件って何?10年間なにしてたの? ふたりはお互いの事どう思っているの?などなど! 気になること間違いなし! 普通に恋愛漫画として、楽しめちゃいます!! ちなみに私はこのセカコイが、初めて自分で買った商業BLでした! なのでBL初めての人にもおすすめです!! ぜひ読んでみてください!!ファッション業界のリアルは、ホラー…!?ファッション!!【電子単行本版】 はるな檸檬starstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。11/8まで全巻無料‼︎読んでくれ‼︎からっぽダンス 阿弥陀しずくnyaeこれを機に読んでくれ〜😭最高なので この世でいちばん全人類におすすめしたい恋愛マンガです。 全4巻なんて面白すぎて一瞬で読んでしまうとおもいます。読み終わって寂しくなっても大丈夫。続編も連載中!最高!! https://honto.jp/cp/ebook/2021/karappodance.html 祝☆50刷目!純情ロマンチカ 中村春菊starstarstarstarstar名無し本日紹介したいのはこちら!! 先日第1巻が50刷を迎えた超人気BL作品「純情ロマンチカ」略して「純ロマ」です!!! 私の腐女子道が始まったきっかけともいえる偉大なる作品です。 *あらすじ* 兄の友人で有名小説家である宇佐見に、大学受験のための家庭教師をしてもらうことになった主人公美咲。宇佐見は売れっ子小説家というだけでなく、財閥の次男で、T大首席卒業、都内一等地5LSDKマンション最上階一人暮らしの28歳……という高スペックの持ち主であった。 しかしある時、兄と宇佐見を主人公にしたBL小説(しかも作者はもちろん宇佐見自身)を発見してしまう。何考えてんだと美咲はそのまま、宇佐見の自室にカチコミをしてしまう。しかしそこにいた宇佐見は、なぜか超絶不機嫌で美咲に襲い掛かってきて!? というのがざっくりしたあらすじです! 最初宇佐見先生は、変人で悪いヤツかな?とも思うんですが実は全然そんなことはなくて、天才高スペックなりに色々考えていたり、美咲のことも嫌っている様子はないんです。美咲にも丁寧に勉強を教えていて、成績が上がると全力で喜んでくれたりと、本当にいい人なんです。 そんな美咲と宇佐見がこの先どんな物語を紡いでいくのか、惹かれていくのか、付き合ってしまうのかなど、読めば読むたび気になること間違いなし!! ぜひお手に取ってみてください~~!前世が犬だった猫が、犬好きの少女に拾われて…吾輩は猫であるが犬 沙嶋カタナ名無し命を捨てることの罪深さ、動物を飼うことの責任が全3話に詰まっている、とても感動的な話です。あんな酷い人間いるのかなって思いますが、いるんでしょうね…。 犬だった記憶がそのまま残って猫として生まれ変わってるので、リアルとファンタジーが混ざっているようなおもしろい設定ですが、動物を飼った経験がある人にはかなり刺さる内容かと。主人公の猫を拾ってくれた女子校生がすごくマジメで良い子なのがよかった。大人の恋愛は難しく考えてしまいがち。あの人は昨日と同じ空を見上げてる 宮川匡代Pom 舞台は航空会社。 小学生の頃、CAとか憧れの職業の一つに入ってたよなぁ〜と思い出す。 2巻末でキャプテンに言われたあの一言は、女性にとったら中々きつい。。好きだから尚更。 同じ職場だし信子の諦めたいって思う気持ちにも共感する。笑 理性のが上回りがちな大人の恋愛って、ほんと難しいよなぁ>< そしてキャプテン、実際いたらモテるだろう。 るきさんの生き方るきさん 高野文子かしここないだ「自分はるきさんの性格に似てるってよく言われるけど全く嬉しくない」という人に出会ったんですが、私はるきさんという作品の魅力はあの生き方にあるし、読んだ人は全員憧れるものだろうと思っていたので衝撃でした!その人曰くああいう地に足がついてない生き方は好きじゃない、自分はどちらかと言えばエッちゃんタイプの人間だと思うとも言っていました。もしかしたら嫌いな人にそんなことを言われたから悪印象になってしまったのかもしれないなぁ…と思いつつ、よくよく考えたらあれってバブルの終わり頃の漫画だから今と感覚が違うところも結構ありますね。るきさんは在宅で病院の保険の計算の仕事をしていてるけど、計算が得意だから1ヶ月分を1週間で終わらせて、あとはのんびり暮らしてる。でも今それを東京で一人暮らしで出来るかって言ったら出来ないもんな(それが出来るのはエッちゃんタイプの人な気がする…)。その人はそういうことを言ってるのかもしれない。でも私は自転車に乗りながらおせんべいをかじったり、突然イタリアに飛んでっちゃうようなるきさんにやっぱり憧れる。地に足がついてない方が自分でも予想がつかないことが起きて、より人生が楽しくなるってことがあると思うから。事件を通して"生きづらさ"に寄り添う物語 #1巻応援きみは謎解きのマシェリ 糸なつみsogor25この作品は女性が外で働くことがまだ一般的でなかった昭和初期の日本を舞台に、女性探偵として働く星野美津子と、彼女が依頼人として出会った大学生の吉田朔というコンビの活躍を描く作品です。 昭和初期という舞台でありますが、登場する事件はトランスジェンダーや女性の社会進出など、どこか現代にも通じる問題を孕んでいるものばかりです。 そんな事件の数々を、自身も夢であった警察官への道を"女性である"という理由だけで諦めた過去を持つ美津子が、謎めいた雰囲気の朔が解決へと導いていく、謎を解決する痛快さと生きづらさを抱えている人々を優しく包む温かさを併せ持った作品です。 1巻まで読了有一の女の人との関わり方、自分の保ち…誰かのことを好きなだけ 藤緒あいymzkrm有一の女の人との関わり方、自分の保ち方、母親との距離の取り方など、私も母子家庭で育ち、愛着障害を抱えているので共感する部分が多く、 唯衣子の投影や執着から解放されて、自分を取り戻していく様子にも、読んでいるこちらの心が救われるような気持ちになりました。 ひとつひとつの言葉も深くて、サッと流して読めるものではなく、かけてきた呪いが解けるような、本当はもっと別の道でもいいのかもと、肩の荷が下りるような、頭と心に留めておきたい言葉がたくさんで、読んで良かったです。 エーリッヒフロムの「愛するということ」読んでみます。 どんだけ長い片思いなんだ!いや片思いなのか…?おとななじみ 中原アヤ名無し※ネタバレを含むクチコミです。失われていく自分のお話U[ユー] 今日マチ子野愛理想の自分をつくるため、自分のコピーをつくりだす。 オリジナルが失われてコピーだけが残ったら、それは何になるのか。 引っ込み思案で恋愛に臆病な女子大生のユウ。大学でクローン技術を研究する彼女が、理想の自分のコピーロボットをつくるところから物語が始まります。 コピーのおかげで大好きな先生と付き合えることとなり、ユウとコピーに友情が芽生えていきますが…。 コピーがオリジナルよりも優れてしまったら、オリジナルはいらない? オリジナルが消えてしまったら、残されたのはコピー?オリジナル? 考えはじめるときりがない問いをふわふわと投げかけられて、自分の輪郭も揺らいでしまうような作品でした。 コピーの培養方法の描写が素晴らしいです。嘘をつくと地獄で舌を抜かれるという話を思い起こさせます。 ふんわりと残り続ける後味の悪さが最高でした。村を捨てよ書を読もうさよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで 高田かや野愛カルト村で育った著者の高田かやさんが自らの意志で村を出るまでを描いた作品。 ほのぼのとしたイラストで淡々と描かれているのでさらっと読めてしまうけれど、どこを切り取ってもおかしなところしかありません。ほんとに現代の話してる?と衝撃を受けました。 親や兄弟と切り離される。日々労働に駆り出され、休日や報酬はない。音楽も読書も恋愛も禁止。日記は検閲され、理不尽に怒られる。 そりゃはやく出ていきたくもなるよねと一般人は思うけれど、幼い頃からずっと村しか知らなければこれが当たり前になってしまうんですよね。 怒られるときに叩かれないこと、廃棄の菓子パンのおかげでひもじい思いをしなくていいこと、そんなことで喜んでいる子どもがいるなんて悲しすぎる…。 本を読むのが好きで深く思考する力があるかやさんだから、自分の本当の気持ちに気づけたんだろうなと思いました。 正直なところ、村や親を恨んではなさそうな(描いてない気持ちもあるんでしょうが)清らかさに洗脳の恐ろしさを感じざるを得ませんが……今幸せに暮らしているなら何よりだなあと安心しました。 よく食べる本宮君、まだ謎多き人。隣の男はよく食べる 美波はるこPom 物語の展開が早すぎて、本宮君と麻紀の関係があれよあれよと進み、すぐ読み終わってしまいました! 本宮くん、ポーカーフェイスだなー。 そして、隣人と恋、そんなすぐ?!なんてツッコミどころもあり、中々面白かった。一緒に恋を育てよう #1巻応援恋の好奇心 大庭直仁nyae読むと心がそわそわする漫画です。主人公の恋ちゃんと愛ちゃんのふたりはいまどき珍しすぎるほどに純粋で無邪気。一方、立派過ぎるオトナである自分はとてもじゃないけど純粋な気持ちでは読めません…!!!防音が施された部屋にいたら奇声を発してのたうち回ってるかも。 絵柄のファンシーなイメージから、ゆるくて微笑ましい百合マンガを想定できるかもしれませんが、読むと正直びっくりちゃう可能性が高いかもです。いや、ぜひびっくりしてほしい。 基本的には表紙にいる少女・恋ちゃんのピュアな好奇心からストーリーが始まり、相手である愛ちゃんが戸惑うというパターンが多いですが、その愛ちゃんもしっかりしてそうで意外と突拍子のない行動をとったりするのが可愛くて、結局どっちもどっちな構図になってるのが面白いところです。 1巻だけでも結構すごいところまで好奇心がエスカレートしてふたりの仲が深くなっているので、2巻どうなっちゃうの??と心配です。と同時に期待です。傷付け合いながら成長していく少年歌劇団の妙 #1巻応援吉祥寺少年歌劇 町田粥兎来栄寿『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』が最高すぎて全幅の信頼を寄せていた町田粥さんの新作は想像以上に素晴らしかったので全世界に推していきたいです。 宝塚歌劇団は言うまでもなく女性だけで構成された歌劇団ですが、この物語の吉祥寺少年歌劇団は男性だけの歌劇団です。「娘役」なども男性がすべて伝統的にこなしている世界です。 主人公の格好いい男性に憧れていたにも関わらず、生来の背の小ささなどもあり娘役に認定されてしまった少年・瑞穂。彼とは逆に、娘役に憧れながら背が高すぎてなれない少年や、自分の希望に反した家庭の事情がある少年など、思春期らしい悩みを抱えた少年たちが集団生活をしながら、仲間でありライバルでもある人間関係の中で鎬を削り、時に傷を負いながらも成長していく。そして、やがてはひとつの歌劇を大成させていく……。往年の少女漫画の「寄宿舎もの」を彷彿とさせる良さみも深く堪りません。 1話目最後のモノローグが 「僕らは出会い そうしてすぐに傷つけあった それが始まり」 ですよ? 最高じゃないですか? そして、それら素晴らしいドラマを町田粥さんの美しい絵が彩り更に言葉の要らない説得力を以って紙面からオーラをぶつけてきます。 もっと長く見ていたかったという思いもありますが、この物語は1巻で完結します。しかし、この上なく濃縮された上質なドラマを味わうことができ、満足感はお墨付きです。 町田粥さんのマンガから摂れる栄養を今後もずっと摂らせていただきたいです。 『かげきしょうじょ!』のアニメ化で歌劇の世界に興味を持っている方も多いタイミングだと思うので、そういった方にももちろんですが、そうでない方にも広くお薦めしたいです。 コミカライズの最高峰でしょ!源氏物語 あさきゆめみし 完全版 The Tale of Genji 大和和紀starstarstarstarstarかしこ大和和紀先生の絵ってゴージャスなのに可愛らしくって令和になっても変わらず憧れさせてくれる魅力があります。そんな先生が千年前から愛されている名作「源氏物語」を漫画化してくれているなんて最高としか言いようがありませんね。私も寝ても覚めても光源氏のことしか考えられないほど夢中になって読んでしまいました。 結構ゲスいこともしてるけどこんな絶世の美男に愛されるなら大抵のことは許すと思ったり、最愛の人である紫の上の死期を早めたのはやっぱり光源氏の浮気心のせいだから許せんとも思ったり、心が揺れまくりました。こうやってみんな「源氏物語」にハマってしまうんだなぁ…。 ただ今回初めて読んでみて後半から始まる光源氏が40歳を超えてからの話もすっごく面白いんだなってことを知りました。生まれた時からイケメンの光源氏も年を取ってからは若い人に嫉妬したり恋愛で憂き目を見ていたなんて人間らしくって新鮮です。 1コマ1コマが美しすぎて読み飛ばせないので描くのも相当大変だったはずと思っていましたが、読み終わってから大和和紀先生のインタビューを検索しまくってたら「私は描くの早い方なのよ」とおっしゃってるのを発見して驚きました。やっぱりレジェンド作家と呼ばれる方々って普通じゃないですね!才能がすごい!女子高生に恋したタヌキの純愛物語 #1巻応援たぬ恋。 裏ロジsogor25この作品は、山間の小さな町に住む女子高生・結希(ゆずき)と彼女に助けられたことで恋をしてしまったタヌキの茜を描くラブコメ作品です。 作中で登場するタヌキは人間の姿に化けることができて、茜は結希が助けたタヌキの飼い主だと偽って結希と接していきます。 自分が助けたタヌキと茜が同一人物であることを知らない結希と、結希に恋をして人間の姿で接するけど人間らしい振る舞いを微妙に理解していない茜、そんな2人が様々な意味でのすれ違いを見せていくラブコメ作品です。 1巻まで読了「SNSで事実無根の中傷してくるゴミどもを裁判にかけるとこうなる」をリアルに見せてくれる最高のドラマしょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~ 左藤真通 富士屋カツヒト 清水陽平名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ねむようこは素晴らしい神客万来! ねむようこさいろくどの作品もステキだけど、今作は特に坦々と進む物語、テンポも絵柄もよく、起承転結も素晴らしくて花丸あげたいです(上からですみません) 話ごとにキッチリと一旦幕を閉じてくれている感じがあり、自分のペースで読ませてくれるところもまた最近の自分にはうってつけで少しずつ読んでます。 人外が訪れる宿、そこの客室係として雇われた主人公の視点は、一般の人間なんだけど強すぎないキャラがとてもわかりやすくてストーリーテラーとしても「いいなぁ」と感じます。現代の東京が抱える課題山盛りサラダ東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー 黒丸hysysk女性の警察官、同性愛者の警察通訳がバディを組んで国際犯罪に対処する。と言っても密輸や窃盗団みたいな大規模な事件ではなく、訪日・在住外国人が起こした軽犯罪が中心。しかしそういうところから大きな事件に繋がる場合もある…。 2人ともこの仕事を選んだことについて何かしら抱えているものがありそうだが、そこはまだ明らかになっていない。舞台が東新宿周辺なのが良くて、日本で食べられる世界のローカルフードグルメ漫画要素もある。 よく海外ドラマを多様性の観点から褒めそやし、それに比べて日本は…という意見を目にするが、日本だとその役割は漫画が担っているように思うし(みんなもっと読んで欲しい)、この作品にはその流れで他のメディアに展開されても評価される要素が揃ってると思う。いつかがどんな風に変わっていくのか楽しみ!いつかのいつか 六多いくみPom 六多先生は、BAから漫画家になったのですね。 いつかちゃんも、蜜郎君との出会いで綺麗になって、恋していくのかなあ。 メイクが自分に自信をつけてくれるって、やはり女性の特権で、良いのものだなと思う。 今はこのご時世、メイクすることも正直減ったし、手をかけることもほぼないのだけど、、女性が輝いていく姿って本当素敵だなって思います。 #1巻応援 これもまた運命!婚姻届に判を捺しただけですが 有生青春名無し先に結婚しちゃったよ漫画! 最近結婚とか恋愛の形が様々な風潮あり、交際0日結婚漫画多い気が。 結婚という言葉と書面に翻弄されてる気がします。でもしてみたら案外好きになっちゃった、みたいな話…悪くないですね。 これもまた運命というやつか…! 婚姻届出すくらい大胆なことしたのに互いに意識し始めギャグ漫画ばりにドタバタする2人が見所。少女漫画の王道好きになっても、いいですか? 高橋ユキ 宇佐木むよみました。 ザ、少女漫画の王道!! 社長と秘書の身分差アンド暗い過去持ちの王道設定です! 大体気の強い女性がお金にも身分にも靡かず男性の人柄に惚れるパターンありますがまさにその通りで王道は何回やってもいいですね…夢を見せてくれます。 主人公の女性、記憶力がずば抜けていい設定なので個人的にはそれを生かした話がもっと読みたかったな〜と思うところ。<<6768697071>>
ホラー雑誌「実際にあった怖い話」は、タイトルこそ「ほんとにあった怖い話」とよく似ていて見分けがついてなかったが、実は別々の出版社から発行されていている別雑誌だと最近知った。 元祖は「ほんとにあった怖い話」(朝日新聞社)で、「実際にあった怖い話」(大都社/少年画報社)の創刊は2007年。明らかにを狙った誌名だと思うが、元祖「ほんとにあった怖い話」は2010年に休刊してしまう。 その後まもなく、2011年に「HONKOWA(ホンコワ)」と名を変えて新創刊されることになるも、依然として名前が似ており、ごっちゃになって間違えやすい。加えて、「あな怖」(あなたが体験した怖い話/ぶんか社)などの亜種もある。また、「フォロワーさんの本当にあった怖い話」というマンガが話題になっていたが、こちらも他の出版社の作品。ちゃおホラーにも「本当にあった怖い話」というこれまた紛らわしい別冊雑誌があったが「ほん怖」シリーズとは別物である。これらの版元の違いだけでも知っておくと見分けやすいかもしれない。 前置きが長くなったが、「HONKOWA」や「実際にあった怖い話」といった雑誌は、今や電子書籍で読める時代になっており、手に取りやすくなっている。 最新号「2021年11月号」を初めて買って読んでみた感想としては、オカルト・ホラー・スピリチュアル要素がバランス良く揃った雑誌という感じ。 連載作は14本前後と、HONKOWAよりも多く、値段もコンビニコミック価格なのでお得感がある。 マンガファン的には、連載陣の中に、かつてIKKIで活躍していた漫画家・三友恒平先生を見つけられたのが嬉しかった。 他にも、つるんづマリー先生、柏屋コッコ先生など他のコンビニ系雑誌で見かける作家さんが揃ってる。作品だと「或る霊能者の奇妙な日常 余命宣告からの生還」は特に良かった。 しばらく定期購読してみてもいいかも。 以下連載作品リスト(2021/11) 【或る霊能者の奇妙な日常/原作 井口清満 漫画 万馬夕子】 【どすこいスピリチュアル/漫画・小林薫 原案・TANAKA】 【心霊浄化師 神楽京/原作・井口清満 漫画・水月まな】 【山口敏太郎の日本怪忌行/漫画・未浩 原作・山口敏太郎】 【立原美幸の心霊エッセイ/金子裕】 【SNS-生霊-/漫画・空路 原作・橘 明来】 【つるんづ怪談/つるんづマリー】 【珠洲岬でアップデートしてみた/伊藤ロイ】 【稲川怪談/藤咲もえ】 【ちょっぴリチュアルDAYS/若尾はるか】 【鳩屋ポッポのホラーな日常/柏屋コッコ】 【コミック版 怪談王 第2回「お遍路さんが泊まらないホテル」/漫画・三友恒平 原作・小笠原まさや】 【銀座スナックでの出来事/小立野みかん 原作・島村洋子】 【前世療法の現場で見る怖い話 血椿の痣/漫画・油豆 証言者・桜ゆう】