青年マンガの感想・レビュー15396件<<331332333334335>>ついにメタラーが異世界に!異世界メタラーLv.999 かすが龍。六文銭メタラー(メタルを愛する人)がライブ中に感電して、異世界に行ってしまい、なぜかLv999 と ツッコミが渋滞どころか、事故起こしそうな内容ですが、ただの出オチではない面白さがあります。 また、作者がホントにメタル好きなんだなというのが伝わってきます。 私も、かじる程度しか知識ありませんが、ドラゴンといえばメタルのジャケットでよく出るとか、モンスターとの構図が例のアレとかで興奮する主人公に、そういう着眼点かとうなりました。 ジャンルとしては「異世界転生最強もの」にくくられるかもでですが、この手のジャンルに多い、最強主人公のヤレヤレ感(強すぎてヤレヤレみたいな斜に構えた態度)は皆無で、 物騒な顔して口下手だけど、実は心優しいというのも好感もてます。 まだ3話ですが、新しい異世界ジャンルの1つとして、今後も要チェックしたいです。ぢたま某いいパパしてるじゃん父ちゃんはいつも仕事場 ぢたま某名無しまぁ仕事が忙しいので週に2、3日しか家に帰れなかったりするらしいのですが、娘さん2人に「ヒデ〜」と呼ばれている様子を見ると仲がいいんだなぁと思いました。漫研出身の奥さんが4コマの横にイラストでツッコミを添えているのも微笑ましいです。お正月の一家団欒中に奥さんがエロゲしてたのがウケました。1巻が発売されてからだいぶ経ってますが、掲載元だったコミックダンガンが閉鎖されてしまったので2巻は出ていないようですね…。もったいない。ついに完結 年上女性による餌付けストーリー八雲さんは餌づけがしたい。 里見U六文銭※ネタバレを含むクチコミです。ページをめくるたび美しさでため息をつく乙嫁語り 森薫六文銭物語ではなく、絵を読んでいる感じ。 それでも不思議と面白いのは、この作家さんの唯一無二の特性だと思います。 息を呑むような、美しい木彫り細工とか綿密な刺繍とか、本当にリアルでそれを描く画力の高さに惚れ惚れします。 牧歌的な雰囲気の中(時々、荒々しい面もありますが)、そこで過ごす生活や、人と人の繋がり、ゆっくりと進む感じのストーリーも、本作の魅力です。 まさに「人間」を描いている作品と言えるのではないでしょうか。 この人の漫画はいつも面白い。裸足のマジカルホームタウン 木原悠里子名無し※ネタバレを含むクチコミです。個人的な『女帝花舞』の見所をまとめた女帝花舞 倉科遼 和気一作名無し※ネタバレを含むクチコミです。「女帝花舞」の続編ではなく康平視点のスピンオフだった女帝花舞~京ふたり 倉科遼 和気一作名無し※ネタバレを含むクチコミです。 女性向け風俗、略して"じょふう"じょふう(読切) 甘詰留太名無し※ネタバレを含むクチコミです。これはいい読切!! #読切応援草木を駆ける素足 蔦森つむぎ名無し※ネタバレを含むクチコミです。料理漫画を逸脱した展開バンビ~ノ! SECONDO せきやてつじneko伴や井上の人間的な成長に、厳しいけど、誠実な評論家・永坂や伝説のサービスマン・ヤンの存在などは面白かった。 だけど、あまりにも展開が雑過ぎた。 伴とあすかをくっ付ける為に、 羽山を事故死させたり、 年上の後輩・土屋がヘドが出るほどの 卑怯者だったり、 ライバル店の妨害が殺し屋を雇って、 あすかを人質に取ることだったり、 料理が関係無い所まで行ってしまった。 これなら、一作目で綺麗に終わらせた方が 良かった気がする。 気持ちよくハマれる!!トリリオンゲーム 池上遼一 稲垣理一郎starstarstarstarstar干し芋文句なく面白い!! ハルとガクのコンビの相性のいい事。 二人が昇りつめていく様子をスカッと見守ります。 桐姫もかっこいい強気のキャラで好き💕 ハルの行動力が素晴らしい。ガクのために体を張るハルも素敵♪ それに答える弱気なガクの成長する姿も見どころ!!二世帯住宅で巻き起こるセクハラ攻防戦吉田家のちすじ 中島守男starstarstarstarstarウマタロ男ばかりの吉田家に嫁いできた多香子さん(30歳) 隙あらば男どもからセクハラをかまされ、自らもラッキースケベを提供して、吉田家の男たちを興奮させるという日常を描いた作品。 昭和っぽさがまだ残る時代設定だが、令和に同じことをやってたら炎上間違いなしの内容である。 直接的なエロ描写が少ないだけに、なんというか全体から漂うムッツリ度合いが非常に高い。自分も男だけど、こうして客観的に男の性欲のしょうもなさを見せつけられると情けなくも笑えてきてしまう。弟とミステリアスな姉の組み合わせは最高!! #読切応援草木を駆ける素足 蔦森つむぎたか※ネタバレを含むクチコミです。 路線変更がヤバイ火線上のハテルマ せきやてつじneko※ネタバレを含むクチコミです。職業人生を生きるオムニバス人間ドラマGOODJOB【グッドジョブ】 本宮ひろ志 高野洋名無し元々作者のファンだが中でも特に好きな一作。 主人公には様々な苦難がふりかかるが、必ずそれを乗り越えてハッピーエンドを迎えるところがいい。私が初めて読んだ近藤ようこ先生の作品戦争と一人の女 近藤ようこ 坂口安吾かしこ表紙がすごくカッコよかったので手に取りました。内容は坂口安吾の小説をコミカライズしたものになります。原作小説が発表された当時はGHQから大幅に検閲された影響もあって評価はあまり高くなかったそうですが、近藤ようこ先生は2001年に講談社文芸文庫から出版されたGHQ無削除版を元に漫画にされているのでパンチがすごいです。まず「夜の空襲はすばらしい」から始まります。 戦時中にどうせ日本は負けるんだと思いながら生きていた男女がいて、二人は夫婦同然に暮らしてるんだけど、戦争が終わったらこの関係も終わるんだろうってお互いに心の中では思っている。女は貞操観念にダラしなくて、でも不感症で、男は全部を知っていて一緒にいたけど、戦争が終わりを迎えて…という話です。 読んでいて理解はしていると思うんですが言葉にするのが難しいですね。改めて読み返してみたら、あとがきに「青林工藝社に漫画化のアイディアを承諾してもらってから完成までに6、7年かかっている」と書かれていたのに驚きました。でも、こんなにすごいものはそれ程の年月がかかって当然だと思います。 "ジュピタリアン"の少年が宇宙へ一歩踏み出すSFロマンジュピタリア 梶山昊頌名無し人間が宇宙で活動することが当たり前になった、2150年の宇宙大航海時代が舞台です。人々は木星の天然資源を求めて、その周辺の衛星に生活圏を構築して生きています。 主人公の少年・リコは"無重力下"で生まれたジュピタリアン。ジュピタリアンは重力下での生活では体に負荷がかかり長時間居られません。毎日に息苦しさを感じていた時に、事故などで宇宙空間に放置された船を回収する仕事をしている男に出会い、息苦しいままでいまの生活を続けるよりも、危険がともなうけれど広い宇宙へ一歩踏み出すことを決意する、という第1話でした。 重力下では邪魔者扱いされるジュピタリアンが、ジュピタリアンに生まれてよかったと思えるようなスカッとする展開を期待したいです。僕と学園祭と運営スタッフというひとたちとの思い出スポットライト 三浦風名無し読んでたら大学のときの記憶が蘇ってきた。個人的な話なんだけど、学祭スタッフのウェイノリみたいなのが苦手で逸崎元貴のことをあまり好意的に見れないというか、ビビりながら読んでしまっている。魅力的な人物だというのもわかるのだが…。 大学の学祭の運スタってあんな感じでテキトーさと熱さと冷たさが入り混じってるというか、うまく使い分けてるみたいな人が多くて、自分が振り回されていた個人的な思い出が蘇ってきたのでそういう人物像をうまく描けてるんだな〜と思う。(もちろん真面目な人もたくさんいたけど)というかどこの大学でもあんな感じの「運営スタッフ」がいるんだろうか。 何よりツラいのが未だにこんなことを考えている自分の陰キャぶりを思い知らされてしまうこと…けど読んでしまう。なぜ俺はこの漫画を読んでいるんだ…うう…。何重にも楽しめる名人芸滝田ゆう落語劇場 滝田ゆうhysyskこれを読んでから落語の動画を観ると、情景が想像できて楽しい。さらに演目にまつわる歴史や形式の違い、噺家のことを調べているとどんどん沼にはまっていく。浅草周辺の土地勘もあるとより感慨深いと思う(吉原に向かう人たちが追剝に遭う辺りに住んでいたことがある)。昔話というほど遠い昔でなく、今も少し感じられるくらいの距離感が良い。 『青菜』がとても面白く、風情もあって好き。 「忙しい人向けSHERLOCK」ドラマの完璧なコミカライズ!SHERLOCK Jay. スティーヴン・モファット マーク・ゲイティス名無し軽い気持ちで初めてSHERLOCKを観てみたのですが、あっという間にどハマりしてシーズン3+特別編まで観てしまいました。日曜の夜に観始めるもんじゃないですね。 その流れでドラマをコミカライズした1巻も買って読んだのですがものすごいクオリティ。 ベネディクト・カンバーバッチのあの表情が見事に漫画の絵柄で表現されてるうえ、ドラマにあった場面が構図や俳優のポーズが忠実に再現されている。 映像ならではの「たっぷりとした間」とBGM以外、全てのものが漫画に取り入れられてる気がする。 セリフは字幕と違うとこが多々あるのでおそらく吹き替えに準拠。 推理中に英単語がモーショングラフィックで浮かんでくる表現が好きなんだけど、それが日本語(しかも平凡なフォント)で書かれてたのが、他の部分が完璧なだけに浮いてるように感じた。 ドラマは1話1時間半くらいあるけど、忙しい人は各巻1冊を読めば30分もかからず理解できるのでおすすめです。忍者漫画かと思ったら忍犬漫画だった風魔 白土三平名無し※ネタバレを含むクチコミです。短編集いい…まばたき【電子版特典付】 ばったん名無し女性を書くのうまい作家の一人ですよね、ばったんさん。 学生とか年頃の女性のモヤモヤを漫画にするのがうまい… 離別の悲しさ、恋する気持ち、友人との付き合い方、題材としてはあるあるなのに二つとないストーリーが出来上がってる気がします。 悲しいストーリーを描くときもちゃんと寄り添うキャラクターが現れて、我慢してた気持ちが溢れるように泣くところが好きです。 ちくわ〜イカ焼き路線で攻めてほしかった気はしてる包丁無宿勝負旅 土山しげる野愛粗暴だけど料理の才に溢れた主人公が修行の旅に出て対決したり廃れた老舗店を立て直したりする話が大好きです。 料理漫画はほのぼの日常系とも相性良いのにバトルやバイオレンスともものすごく食い合わせが良いので不思議です。 この作品も同様です。しかも土山しげる先生です。 冒頭がちくわ料理対決と店外でイカ焼きを作ることで集客する場面が印象的だったので 「なるほど、高級路線の店であえて庶民的料理を出す料理人なんだな他作品との差別化差別化!」と思いましたがそんなこともなく、後半はすっぽんやフグ料理の話になりました。 まあいいんです。意外性なんていらないんです。 粗暴だけど熱い流れ板が奮闘するところが見たいんです。それだけで満たされるんです。 終わらせ方も力技すぎてもっと読みたくなりますが、それすら含めて愛おしい気すらしています。死にたがり少女の喰べ頃は… #1巻応援私を喰べたい、ひとでなし 苗川采あうしぃ@カワイイマンガ海辺に暮らす女子高生と、彼女を喰べたい人魚が出会う物語。グロそうな内容にも関わらず、流麗な絵が心地良い。 水面が煌き、纏わり付く水泡が美しい光景の中で、主人公は生きる気力が無い。それ故に人魚に食べられると分かっても、それを受け入れている。無力感と水の浮遊感が絶妙にリンクして、厭世的な気分を共有出来る。 そんな彼女を「喰べ頃」まで守るという人魚は、同じ高校の生徒となる。活きの良い状態にしたい人魚に健康を気遣われ、主人公は元気になるのか?そして食べられる時、まだ死を受け入れられるのか? この無気力な浮遊感に癒されながら、様々な謎が明かされる時を待ちたい。 (愛媛県伊予がモデルとの事ですが、同じ愛媛の『熱帯魚は雪に焦がれる』の様な美しい海辺の光景が見られます)<<331332333334335>>
メタラー(メタルを愛する人)がライブ中に感電して、異世界に行ってしまい、なぜかLv999 と ツッコミが渋滞どころか、事故起こしそうな内容ですが、ただの出オチではない面白さがあります。 また、作者がホントにメタル好きなんだなというのが伝わってきます。 私も、かじる程度しか知識ありませんが、ドラゴンといえばメタルのジャケットでよく出るとか、モンスターとの構図が例のアレとかで興奮する主人公に、そういう着眼点かとうなりました。 ジャンルとしては「異世界転生最強もの」にくくられるかもでですが、この手のジャンルに多い、最強主人公のヤレヤレ感(強すぎてヤレヤレみたいな斜に構えた態度)は皆無で、 物騒な顔して口下手だけど、実は心優しいというのも好感もてます。 まだ3話ですが、新しい異世界ジャンルの1つとして、今後も要チェックしたいです。