試し読みをしてみましたが、想像していたより
考えさせられる漫画でした。
若者達特有の無邪気な善悪が描かれている。
冒頭のカメラ撮影を申し込んだり受けたりの展開とか、
申し込むほうはかなりひどいことを言ったりやったり
していると思うのだけれども、その自覚はカケラも無い。
軽佻浮薄なノリがカッコイイ、それが楽しいと考えて
真面目になることをカッコ悪いとみているというか。
主人公はそれを良しとは思っていないんだが、
これまた真正面から対処しないで流されている。
自分はこの漫画と似て異なる大学生活だった。
真面目、という行動や方向について周りと馴染めずに、
入部したクラブを1年でやめて、それまでの友人知人と
以後、一切関わらなくなった。
それを後悔はしていませんが、そうしなかったら
どうなっていたかはいまだに考えたりします。
そういった自分の体験と比較しながら
この漫画がどういう結論に向かうのか興味がわきました。