こんな私がマンガ家に!?
デビュー30年の今も多忙を極める売れっ子漫画家・青沼貴子。彼女は専門学校卒業間近に漫画家になることを決意。漫画大賞応募作を描き始めた矢先に気がついた衝撃の真実は…「画力がない!!!」。そこからどうやってデビューにこぎつけ、アニメ化されるほどに人気を獲得していったのか!?漫画初心者へのエールも含んだその経緯と、努力と才能を援護する運の良さで大人気を博した漫画家半生を、笑い満載で描くコミックエッセイ。本作ではデビューから『ママはぽよぽよザウルスがお好き』を執筆する前の妊娠・子育て期までを描く。出版社への持ち込み、アシスタント業、怒涛の週刊連載、『ペルシャがすき!』のアニメ化事情、漫画家業と子育ての両立の苦労などなど、今だから言える裏話も満載!
花に嵐―新説・曽根崎心中―
時は江戸時代、元禄十六年。大阪の遊郭・天満屋で働くお初は、幼馴染の徳兵衛に支えられながら、遊郭の厳しい生活の中でも明るく前向きに過ごしていた。しかし、将来を誓った2人を待ち受けていたのは、思いもよらない悲劇だった――!?古典を再解釈し鮮烈な画力で描き出した表題作をはじめ、美麗なる読み切り4編収録!!【収録作品】花に嵐―新説・曽根崎心中―/スパンコールピンク/囚われのスーパーノヴァ/バタフライデイズ
最愛の隣の悪夢
20世紀の半ば、アメリカの近代主義から生まれた新しいデザインの流れ「ミッドセンチュリー」。レイ・イームズ、ル・コルビジェ、柳宗理らによる建築・家具・デザインをこよなく愛する青年樋山大成は、美しく、魅力に満ちた、自分だけの理想の部屋に暮らしていた。ところが壁をはさんだ隣りの部屋から鉄パイプが壁を突き破って侵入。その穴から大量のゴキブリがはい出し、お気に入りの家具はメチャクチャに!怒った大成は文句を言いに隣りのチャイムを押すが、現れたのは絶世の美女・雪乃(ゆきの)。美部屋と汚部屋、美女と凡人、いまでこぼこなふたりの新生活が始まる……!安住だいちによる注目のラブコメディー第1巻!