少年マンガの感想・レビュー7876件<<183184185186187>>社畜と姫の和風異世界探訪 #1巻応援おとなりの天涯 きぃやんあうしぃ@カワイイマンガ古代の和風異世界……『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』の様な世界観、好きです。 仕事に疲れた女性が出会うのは、そんな不思議でいてどこか懐かしい様な、異世界の姫。異世界に足を踏み入れた彼女は、明るい姫と優しい世界に癒されていく。 異世界で癒されたからといって、現実世界が楽になるわけでは無い。でも異世界で「新しい世界に踏み込む」事を覚えた女性が、これからどう変わって行くのか。 出会いと、大きな変化。 現実世界と微妙に似ていて、でも全然違う異世界の風物を面白がりつつ、腐っていた人の胸躍る成長を期待したい、そんな作品です。ジャンプなのにマガジンっぽいマンガだったなマッハヘッド 瑳川恵一starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男たしかジャンプでデビューした時は湯嶋恵一という名前でこのマッハヘッドの時に瑳川恵一になっていた気がする。連載中はキャラクターや表現がマガジンの湘南純愛組っぽいなという印象しかなかった。最近知ったのですがこのあと名前を変えていてそれが「野獣は眠らず」や「トクボウ 朝倉草平」の高橋秀武だったというのは驚いたこのマンガに向き合う時期がきたな少女聖典 ベスケ・デス・ケベス ルノアール兄弟starstarstarstarstarマンガトリツカレ男もう時代は令和ですが昭和/平成であったノリがあるギャグマンガ。歴史上の偉人などをいじくりまわしてギャグに持っていく内容、いつ炎上してもおかしくない攻めたギャグ。ある程度長期連載にある途中で感動する話を入れることもなく性欲具現化ギャグマンガのスタンスをブレることなくやっていくのを貫いて欲しい 休息に最適な漫画かもしれないふらいんぐうぃっち 石塚千尋名無し魔女が世界を変えて私たちの生活を脅かす! なんてーのとは真逆でホッと一息つける魔女モノです。 しかも田舎 良いな〜!仕事休みにのんびり読みたい!疲れた時に読みたい! 何故なんでしょうか、普通の田舎漫画よりも癒される気がします。 こんだけファンタジー要素が違和感なく日常に入ってるパターンも珍しい。 多分絵柄の影響もあるかも。 10年ぶりらしいのでRAIDEN-18 荒川弘名無し※ネタバレを含むクチコミです。男子小学生に大人気のやつ!!Splatoon ひのでや参吉たか本屋さんで小学生の男の子が買ってるのを見たことがあったのですが、なんと私の甥っ子もSplatoonが大好きで漫画も買ってる(誕生日プレゼントにほしいとリクエストされた)ということで1巻を読んでみました。 元々ゲーム自体はプレイ動画を見て知っていましたが、その雰囲気そのままに漫画に落とし込まれていてすごい。 主人公がコロコロらしい「アホ」の子なのがいいですね。 すぐうっかり全裸になってしまうアホなんだけど、良いマイペースさを持っていていつでも泰然自若。強敵との試合もいつの間にか機転で勝ってしまう…という性格が魅力的! 最初「どうしてキャラ名がなくてブキやギアの名前のあだ名で呼んでるんだろう…」と思ったのですが、Splatoonというゲームの特性上、全員基本的な見た目が同じなので名前をつけたら混乱しちゃいますね……。 というか1チーム必ず4人いて、新チームを出すごとに見た目も性格も無限に描き分けていかないといけないの鬼すぎる。 スプラの漫画、思った以上に深かったです…! https://youtu.be/bu9w02qA9b4何度でも味がにじむ、するめ漫画木曜日のフルット 石黒正数六文銭フルットという猫と、その飼主鯨井の日常を描いた日常系漫画です。 各話、童話的なオチ(欲をかくと逆に損するみたいな)をつけて、ゆるく人生哲学も提供してくれます。 私、石黒正数好きを公言して憚りませんが、 なかでもこういう短編というか、ショートストーリーは本当に面白いなぁと思います。 2ページで起承転結をしっかりつけたり、比喩や暗喩など色んな含みを出したりしてくる感じが、読んでいてたまらないっすね。 ネタもよく練られております。 さらさら読めるし、作者の持ち味である隠し要素がどこかにあったり、何か遊び心があるんじゃないか?とじっくり読んだりして、2度楽しめる内容になっております。 巻末にある作者の各話に対するコメントも、ファンとしては嬉しいし、新しい発見があります。 肩の力を抜いて、ゆるゆると何か読みたい時に、おすすめしたい作品です。 "死者の五感"を頼りに凸凹コンビが事件に挑む #1巻応援ダイロクセンス 長門知大sogor25普段から厄介仕事ばかり押し付けられている警視庁のお荷物部署・刑事部特別第六課を舞台に、怪力が特徴で正義感の強い刑事の白原スミレと彼女がある事件で出会った14歳のマジシャン・四椿ルイのコンビが数々の殺人事件を解決していく様子を描く作品。 熱血な刑事のルミレと生意気なルイという2人のバディもので、ルミレを含めた第六課の面々のキャラクターもあって事件が起こるまでの展開はポップなコメディ調で物語が進んでいきます。 しかし実はルイには「死者の五感を追体験できる」という特殊能力があり、事件の被害者の五感を追体験する様子やその後の捜査の過程など、作品の雰囲気が一気に張り詰める瞬間が現れます。 コメディシーンはテンポよく、シリアスなシーンになると一気に重厚な雰囲気を醸し出す、『ケイゾク』や『トリック』などの往年の堤幸彦ドラマのような空気感のミステリー作品です 1巻応援たまに読み返してしまうセカンドマン 横山光輝starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男すごい面白いかと言われるとそうでもないとは思うがたまに読み返してしまうマンガ。内容は超能力をもった少年が今の時代では生きづらいので人口冬眠で50年の眠ったはずだが機械が壊れて200年後に目覚める。文明は崩壊して周り人間がいない状態で始まり連載当時の世相を反映しているのか、公害よる未来への被害やコンピュータに任せきりにした場合の問題などが話に登場していく いつみても横山光輝の描くロボットやコンピュータの造形は好きだな 爽やかな感動作!!新装版 さよならフットボール 新川直司starstarstarstarstar干し芋主人公の恩田希は、幼少期から親分肌で、負けずぎらい。 現在、彼女は中学二年生で男子サッカー部の部員だが、女子なので公式戦には出してもらえない。 それでも、日々サッカーに打ち込み、誰にも負けない練習を自分にかし、強靭な精神力も持っている。 でも、どうしてもどんな手を使っても次の試合には出たい!! なぜなら、子どもの頃子分だったナメックが成長して、身長も高くなり、彼女が教えていたサッカーを続けていて、更には主将にまでなっていたから。ナメックに今の自分に勝てるわけない、フィジガルが違うのだからと言われたから。 確かに、これから先どんどんフィジガルに差が出てきてしまう。 今、この試合が勝つ最後のチャンスだと思ってある行動に出るのである。 主人公の恩田希が本当に魅力的♬ そして、サッカー部員、監督、マネージャーに至るまで皆愛情豊な人達。 幼少期のナメックは、泣き虫で女の子みたいで本当に愛らしい💓 最後には、うるうるしちゃいました。 ぜひ、読んでほしい!! 音楽によってすべてを変えられた人に捧ぐBECK ハロルド作石六文銭青春時代に読みかけで、そういえば最後どうなったのかな?とふと思い出し、一気に読んでしまった。 吹き出しも少なく、文字通りスラスラと一気に読めてしまった作品でした。 そして、完全に自分の中で、名作の一つになりました。 そもそも自分自身、音楽に大分助けられたところがあり、 下手な物好きで楽器も手にした口なので、 出てくる登場人物も、ストーリーにも、 グイグイ引き込まれて、共感しっぱなしでした。 漫画だから音なんか鳴ってないのに、 作中内のライブ会場にいるわけでもないのに、 登場人物たち同様、なぜか楽曲に「やられてしまう」感覚は、 まるで、音楽によって人生を変えられた人たち共通の価値観を表現しているようで、これが本作の魅力だと思います。 ストーリーは、冴えない主人公・コユキが、バンド仲間と出会い、音楽によって自身を、オーディエンスを、そして世界を変えていくという展開。 王道も王道。 奇をてらわないからこそ、作者の持ち味が試されると思うのですが、本作は全く裏切りません。 物語の扉絵が名盤のジャケットを模したものになっていたり、有名アーティストがモデルになったような登場人物たちだったりと、 作者自身も音楽に造詣が深いと感じ取れ、そこから描かれる物語が音楽好きも共感できる内容になっております。 誰のマネでもない 唯一無二だからこそ響く音楽の世界を真摯に時に面白おかしく表現しております。 音楽に魅せられたキャラクターたちも非常に魅力的で、 特に、年食って読み直したら川久保さん(ベックのプロデューサー)の存在はシビれました。 こういう裏方キャラ、めっちゃ好き。 語り尽くせないのですが、特に好きなエピソードが ・なぜエディが親友ではなく、コユキに楽曲を聞かせたのかの理由 ・アヴァロン・フェスティバルでのレオン・サイクスの粋な演出 (彼もまた音楽によって救われた人間だったことを感じ取れて震えました) ・バンドの醍醐味でもある参加したフェスが グレイトフルサウンド →そのルーツであるアヴァロン・フェスティバル →そして、またグレイトフルサウンドに戻ってくる流れ そして、その間に起こるメンバー間の関係性の変化 ですね。 何度でも読みたくなります。 こんなご時世でライブなどままなりませんが、そういう意味でも音楽によるアツイ熱気を、魂を、本作で感じてみてはいかがでしょうか? 最後に音楽は改めて偉大だと感じました。 BECKを読みながら、昔好きだった曲を思わず聞き直して、つくづくそう思います。何度でも読みたいSF宗教哲学宗教的プログラムの構造と解釈 佐武原たか「SF×新宗教創設=VR神様」な話なんだけど、宗教や哲学の要素が沢山散りばめられてて読み応えがすごい。1回じゃ消化しきれないぐらい知的で面白い。 シズノを作る時に使った学習エンジンの名前がKUMARI(クマリ)で、「クマリってネパールの神様になる女の子のことだよな…」と思いながら読んでたら、それが靜馬の姉の置かれた状況とリンクしててすごく良い伏線だった。 メチャクチャいいもん読んだなという気分。これ短編アニメ映画にしてくんないかな。 https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496358577604#ずっと読んでみたかっ…BECK ハロルド作石名無しずっと読んでみたかった漫画の一つ。私も10代後半から20代前半までバンド一筋だったのでこの漫画が気になって仕方なかったのです。とりあえず読んだ感想は<わかるっ!!>主人公を当時の自分にダブらせて読んでしまって共感の嵐。色々と思い出して胸が高鳴り騒ぎました。 雨…ではなく飴(物理)の降るスイーツバトルコメディ!アメノフル みたらし三大 たけぐし一本名無しお菓子を具現化する能力とかいうファンシーでアホっぽい設定と主人公の女の子のテキトーさがゆるくて独特な絵と上手くハマってていい。巨大なペロキャンで戦うJKっていうビジュアルは悪くないなと思った。 トイトイキャンディの製造業者の正体が気になる。Netflixでもアニメ化BEASTARS 板垣巴留名無しNetflixでもアニメ化され、YOASOBIの楽曲が使われていることでも有名となった作品です。動物が擬人化された世界で、肉食と草食動物が一緒に生活する社会が舞台です。基本的に肉食は許されないこととされているなかで、肉食草食の立場から肉食について悩み考えていくという深い内容です。2巻でタイムリープの法則がより明らかになってさらに急展開が続く東京卍リベンジャーズ 和久井健名無し東卍の2巻が発売された。タイムリープの仕組みも結構詳細にわかったし、現代に戻ったことで過去が変わると現在も変わるっていうのが確証に変わった。 んで、現在を劇的に変えるためにはドラケンをどうにかしなきゃいけないっていう次の目標も決まって面白くなってきている。 とりあえず残念なのは、ドラケンとマイキーの出会いを描いたヤンマガ掲載の読み切りが収録されていなかったことだな。一区切りついたら収録するのかな。 メチャクチャよかったピカタの爪先 中村すすむ名無し※ネタバレを含むクチコミです。俺は好きだった...K.O.マサトメ 園田辰之助マンガトリツカレ男ヤングマガジンの超有名作 古谷実の「行け!稲中卓球部」が連載して大人気だったところにはじまったジャンプのボクシング部ギャグマンガ。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」のネタを入れてきたりしてジャンプっぽくないなと思っていたら終わってしまった。最後が衝撃的なマンガではあげられることはないですが、このマンガの最後もなかなか衝撃的な終わり方をしていた。これはいいラブコメ立花くんTURBO! 上月ヲサム名無し※ネタバレを含むクチコミです。 鉄血の男が少女を拾う…!!石に薄紅、鉄に星 遠藤達哉たか※ネタバレを含むクチコミです。注目作家のデビュー2作目!!俺の愛は永久に不滅です!! 神羊弱虫名無し※ネタバレを含むクチコミです。ケベスホルダー募集少女聖典 ベスケ・デス・ケベス ルノアール兄弟アルマジロあ〜ケベスホルダーになりたい! ネオ可愛い定番ラブコメ本気出せばお前殺せる 屋根裏シスコ野愛私はこの連載を楽しみに生きるよ、と宣言しておきたい。 今の時流と気分にジャストフィットするネオ可愛い定番ラブコメがここにある。 主人公の桜子は清楚可憐な女子大生。親の計らいで毎週のようにお見合いをさせられている。 そんなんクソくらえとばかりに筋トレを重ね、可愛いお洋服の下には筋骨隆々の身体。本気出せばお前なんて殺せるんだよ、というマインドで生きている。 控えめで可愛い女じゃないと女じゃないんでしょ? スマートで頼り甲斐がある男じゃないと男じゃないんでしょ? わかってもらえないから愛してもらえないから、自分を偽る。偽った自分しか見てもらえないから余計に孤独になる。 でも、隠してた本当の自分を出してみたら案外受け入れてもらえるのかもしれない。 守ってくれる女の子もいいよね、守りたくなる男の子もいいよね。かわいいもかっこいいもいろんな形があっていいよね。 コミカルなストーリーだけど、そんなメッセージ性を感じる。 桜子とトオルがありのままの自分で幸せになってくれることに期待しながら次の話を待ちたいと思います。事故は起こるさ…アクシデンツ 山田貴敏starstarstarstarstarひさぴよ『Dr.コトー診療所』の山田貴敏先生が90年代に少年サンデーで連載していた、あらゆる事故の原因を解明しようとするヒューマンドラマ。 主人公・鯨樹雄(通称クジラ)は内閣官房特命調査官という役職につき、普段はおもちゃの修理屋を営むオッサン。ひとたび大きな事故がおきると現場に駆けつけ、その調査能力で予想外の真実を導き出していくというのが基本ストーリーです。 https://websunday.net/museum/no40/img/page12.gif 題材としては非常に地味なものでしたが、乗り物事故、自然災害事故、毎回さまざまな危険な事故現場が描かれています。中にはちょっと現実離れした設定もあって、リアリティ不足が気になってしまう部分もあります。 話の終わりには必ず「事故調査報告書」なるものが出てきて一区切りついて、別の事故の話に変わります。この内容で12巻もあるので一度に全部読み通すのは疲れますね。思い切って途中の巻で好きな話だけ読むのもアリです。 主人公クジラとヒロイン柊のキャラクターは抜群にいいコンビで、家族のような恋人のようなすごく良い関係。柊って妙に気になる存在で、クジラと並ぶと子どもみたいに見えるのだけど、話によって大人っぽくなったり見た目の印象がコロコロと変わり、ほとんど同一人物には見えない回もありました。クジラとは家族みたいな関係で恋人でもなかったけど、作品になくてはならない不思議な存在でした。<<183184185186187>>
古代の和風異世界……『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』の様な世界観、好きです。 仕事に疲れた女性が出会うのは、そんな不思議でいてどこか懐かしい様な、異世界の姫。異世界に足を踏み入れた彼女は、明るい姫と優しい世界に癒されていく。 異世界で癒されたからといって、現実世界が楽になるわけでは無い。でも異世界で「新しい世界に踏み込む」事を覚えた女性が、これからどう変わって行くのか。 出会いと、大きな変化。 現実世界と微妙に似ていて、でも全然違う異世界の風物を面白がりつつ、腐っていた人の胸躍る成長を期待したい、そんな作品です。