少年マンガの感想・レビュー7876件<<182183184185186>>尊い新米姉妹の日常新米姉妹のふたりごはん 柊ゆたか野愛お家の中では制服脱ぎなさいよ〜っておせっかい発動したくなるほどサチとあやりは可愛いです。 無邪気で明るくて幼いサチがお姉ちゃん、しっかりものでクールに見えるあやりが妹という、凸凹でぎこちない2人が美味しいご飯を通して姉妹らしくなっていく姿に心があたたまります。 ソーセージ詰める注射器みたいなやつとか生ハムの原木とかエッグカッターとか、なんでJKがそんなん持ってんの!と言いたくなる調理器具を見るのも楽しいし、直前に書いたようなことを突っ込まずに目をキラキラして見ているサチがかわいくて平和でいいんです。 お姉ちゃんらしくないお姉ちゃんと妹らしくない妹に見えるけど、サチの明るさによってあやりが心を開いていく感じが、なんとも姉妹らしくて素晴らしいです。尊いとはこういうことか…!洋ゲー感満載なのがいいTHE LAST DAY 北大路みみ名無し絵もカートゥーンっぽくてすごく雰囲気あった。最後素直にハッピーエンドなところも読んでてホッとした。尊い…新米姉妹のふたりごはん 柊ゆたか名無しこれは尊い…! 新米姉妹とあるんですが百合漫画に 近いような。 ご飯も美味しそう。 2人で作って2人で食べる。幸福がここにあるんですねぇ…1巻の感想【実況感想】もういっぽん! 村岡ユウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 4巻通読【実況感想】吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん 嵩乃朔名無し※ネタバレを含むクチコミです。見せてあげるよ! 恋より熱いもの!! #1巻応援マグナムリリィ 阿部伶たか2017年よりマガポケで連載されをPingaで楽しみに読んでましたが、2018年に療養のため長期休載。その後どうなったか経過を全く存じ上げなかったのですが、2020年2月に再開するも全9回で打ち切りとなり、同人で自費出版という形で第1巻が刊行されたのがこちらの単行本だそうです。 https://twitter.com/ReiAbe_/status/1396020306041446403?s=20 久しぶりに読みましたが、阿部伶先生の作画&女の子達の「可愛さカッコよさ熱さのバランス」が絶妙でやっぱり最高ですね…!! 百合とウィンディの出会いが萌えではなく「燃え」に溢れてて本当にカッコいい…。 1巻には4話まで収録され、残りは阿部先生のPixivで公開されています。 https://twitter.com/ReiAbe_/status/1401051326037909509?s=20 4話からの5話よ……!こういう女の子同士の気持ちいい関係、意外とあんまりなくてたまらないです。好き…。 10話の最後の「プロテインだ!」も熱い…。 自分好みのこんな良い百合を見せていただいて……本当に感謝しかありません。今度こそ売れてくれ〜〜😭 (余談) そう言えば「マグナムリリィ」でググったらサジェストに「遊戯王」と出てきて不思議だったんですけど、あらためて百合ちゃんのまつげ見ると完全に遊☆戯☆王ですね。ジャン神といい、明らかに遊戯王に影響を受けた力強いまつげ、いい……!暗殺者とそのターゲットが「家族」になる物語 #1巻応援ニーナはパパを暗殺したい 島崎無印 キトラsogor25内務省直轄機関の特殊工作員である高橋怜司は、突入したマフィアのアジトで1人取り残された少女・ニーナを発見します。 彼女はマフィアにより暗殺マシーンとして育てられていた上に「最初に自分を発見した者を殺せ」という暗示を受けており、「最初の発見者」である怜司を殺そうとします。 腕利きの工作員である怜司にとってニーナをあしらうのは容易いのですが、怜司が彼女のターゲットとなっていることから、逆に上司から「ニーナを監視するために一緒に暮らす」ことを命じられます。 という導入から始まるので、設定だけ見ると殺伐としているのですが、実際は一緒に暮らし始めた怜司とニーナが徐々に関係性を深めてゆき「家族」になっていく様子を描く作品です。 暗示により無意識に怜司を殺そうとするニーナと、そんなニーナを御しつつ 無理に暗示を解いて彼女の精神に影響を与えないよう丁寧に「普通の生活」を教え込もうとする怜司の生活は、 見ようによってはじゃれ合っている親子のようにも見えてきます。 また、途中から怜司の同僚である美緒が補佐として2人の生活に関わるようになり、本当の親子3人の日常のように見える場面が増えてきます。 一応"暗殺者とそのターゲット"という関係なのに、気づいたらちゃんと親子のような関係性を築いている、設定に反してとても心温まるホームコメディのような作品です。 1巻まで読了 男子校の生徒にとって「共学化」とは"異世界転生"である #1巻応援女子高生はおはようって言う ゆめみつき ルシファー吉岡sogor25中高一貫・全寮制の男子校であった百合丘山上高等学校は、女子校との合併により共学化することが決定します。 5年間全寮制の男子校で過ごしてきた高校2年生の生徒たちにとっては「女子高生」とはもはやペガサスと同じ"空想上の生き物"。 この作品は高校の共学化により女子高生が身近に存在するという、ほとんど"異世界転生"に近い環境に身を置くことになった男子高校生4人の様子を描く作品です。 実はこの作品はピン芸人のルシファー吉岡さんが「R-1ぐらんぷり2019」で披露したコントを原案とした作品です。 元々のネタは吉岡さんが高校教師を演じる形なのですが、この作品は男子高校生4人の視点を中心に描かれていて、より「"女子高生"という未知の生物の存在に戸惑う男子高校生たち」の解像度が上がり、この状況の面白さが増しているように思います。 実は自分たちと同じ普通の人間である同級生の"女子高生"に対してどんどん不思議な考察を繰り広げていく男子高生の様子が掛け値なしに面白いコメディ作品です。 1巻まで読了昔飼っていた犬のことを思い出した予言のナユタ 藤本タツキnyae※ネタバレを含むクチコミです。最後の演出がいい七瀬くんの天職 紅木春名無し※ネタバレを含むクチコミです。 実話怪談、裏世界の怪異とは裏世界ピクニック 水野英多 宮澤伊織 shirakabaさいろくくねくね、八尺様、きさらぎ駅… 実話系の怪談としてネットでは有名なものが多数存在するが、その中でも割とメジャーなものが登場する異次元<裏世界>でのサバイバル。 破天荒な美女と根暗なイモ女子2人のコンビが恐ろしい怪異と対面・対決していく様子はハラハラする(実際に語られている怪談話とどこまで合致できるかがキモな気がするが、細かいことは知らないので合ってるのかもわからない) まだ4巻までしか読んでないけど面白いのでしっかり追って読みます。たしかに七日間食堂 三可九丸野愛絵が巧いというクチコミに惹かれて読んでみたけど想像以上に絵が巧かった。 コメント見ると賛否両論あるみたいだけど、一花ちゃんがあまりにかわいいのでそんなことはどうでもいい。かわいい女の子が生き生きと躍動しているだけでもう素晴らしい。 これだけ女の子をかわいく描けるんだから飯の絵ももっと見たかった、なんて贅沢な感想かなあ。いい話ではあったけどあなたはゆうれい やまびこ山脈名無しいい話だったんだけど、最後の編集部のコメントと全く同じこと思いましたw 薫子はキャラとしてすごい存在感があったのに、最後フェードアウトというか「え、そんだけ?」っていう終わり方だったのがちょっと残念だった。メインかと思ってたけどサブだったの?みたいな 全体的にあっさりしているのが、良いところでもあり、物足りないところでもありました。 衝撃的な絵の巧さ七日間食堂 三可九丸名無し作者は今までどこで何をしてたんだ…!?という絵の巧さ。男性向けの平尾アウリって感じ。はやくヤンジャンとかグラジャンで連載してほしい。時かけ並のエモさあなたはゆうれい やまびこ山脈たか※ネタバレを含むクチコミです。第49回JUMP新世界漫画賞受賞作仙華盗逃紀行 宮澤大樹名無し※ネタバレを含むクチコミです。 藤原カムイの実験作でも色々と凄まじいカラーメイル―The story of colorful adventure! 藤原カムイ名無しなにがって?金の掛かり方と挑戦心だ。 藤原カムイ氏の代表作はロトの紋章が有名だが、どちらかというとエンタメ性より実験性の高い作品を多く描いている漫画家で、この作品はおそらくその実験性と挑戦心で言えば氏の作品の中でも相当に高い作品であろう。 ストーリーを言えば、平和に暮らしていた姉妹の世界に謎の勢力が襲来して、世界から「色」が失われ灰色になり、人々は石となってしまい、妹も攫われてしまうのだが、なぜか平気な主人公と人の姿になった動物たちと一緒に7色の精霊たちを開放して、世界に「色」を取り戻そうという物。 どちらかというと童話的で、低年齢向けのシンプルなストーリーなのだが、なんとこの「色」本当に紙面で表現されているのである。 冒頭の数ページはカラーだが、序盤に色が失われると全編カラー印刷なのに白黒の紙面となり、赤の精霊を開放すると紙面に赤色が追加され、ストーリーが進む毎に色が増えていき、とにかく金も掛かれば手間もかかってそうな紙面。 描く方も描く方だが、描かせてくれる方も凄い作品である。 連載当時はインターネット黎明期でweb漫画なども個人サイトでは存在していたが、ココまで「色」を打ち出した作品は寡聞にして知らないが、れっきとした商業紙連載作品でのこれは相当な挑戦心を感じる。 先述したようにストーリー自体は童話的なギャグありの冒険ものだが、とにかくこの紙面の鮮やかさは素晴らしい。 しかしやはり全編カラーはモロに価格に跳ね返っており、1巻完結で2000円近い価格と、当時でも相当な値段の作品であった。 内容的には子供に読んで欲しいのだが、大人じゃないと手が出ない価格というのはやはり厳しかったらしく、当時でも部数は少なかったと聞くがさもありなん。 今現在は電子書籍やweb連載などでこの手の試みもやれるかもしれないが、その先駆性と実験性はやはり藤原カムイの作家性が存分に生かされている。 電子限定等でも復刊して欲しい作品である。ヒーローの危機と姉妹百合 #推しを3行で推すγ―ガンマ― 荻野純あうしぃ@カワイイマンガ①マーベル系・ライダー系・ウルトラ系・戦隊系・魔法少女系あらゆるヒーローのお悩み相談に乗る姉妹。 ②妹は元ヒーローの呪縛に苦しみ、姉に甘える。それを支える姉の巨大感情に打たれろ! ③明らかになる世界の危機と、姉妹の関係性の変化、成長に胸を掴まれる!流刑地の地球と少女と家族のSF遠星 庭の苔名無し※ネタバレを含むクチコミです。 人とのつながりcapeta 超合本版 曽田正人ナベテツ私事なのですが、入院生活を送っていました。とりあえず無事退院することが出来たのですが、コロナで面会謝絶の状況の病床にあって、色々あってネットの使えなかった自分は、過去に読んだ作品を思い出していました(例えばモンキー・ターンのリハビリであったり) カペタが、自分を支えてくれた人への恩を返せない、と感じながらシートで号泣するシーンがあるのですが、病床にあって友人・知人とのやりとりで、同じような気持ちになっていました。 皆、ありがとう。気負いや衒いなく、そう素直に言えるし、入院前と違って、飾らない自分に成れたような気がします。本当に傑作しかない短編集高橋留美子傑作短編集 高橋留美子starstarstarstarstarかしこ子供の頃によく読んでた。すごく面白くて何度も読んだのに記憶が曖昧。『勝手なやつら』は高橋留美子先生のデビュー作らしいですが、そんなこと知らずに「昔の絵だ〜」とか思いながら読んでたな。今思えば『うる星やつら』の原点になった記念すべき作品ですよね。とくに好きだったのは2巻の表紙になってる『炎トリッパー』です。たしか女子高生が戦国時代にタイムスリップする話で、終わり方がちょっとしんみりしたような気がするけど、違ったかな…?これも今思えば『犬夜叉』の原点みたいな作品ですよね?!自分にとって読み返すべき作品ナンバーワンはこれだな。大人になった自分がどう思うか知りたいかも。3ヶ月の余命で変わっていく男の人生寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 田口囁一 三秋縋 E9LANAGUMA人生に疲れた男が寿命を買い取ってくれるという謎のお店で手にしたのは、残りの人生の価値をもとに査定された30万円。手元に残した余命3ヶ月をミヤギという監視員の女性とともに過ごすことに。 世にも奇妙な物語のような設定と、終始漂う退廃的な雰囲気が特徴の作品です。「余命モノ」という言い方はよくないかもですが、あまりピンとこなかったジャンルだったのに、本作には完全に心奪われてしまいました…。 始めの頃は主人公クスノキの鬱々とした暗い性格や振る舞いを冷めた目で見てしまうかもしれませんが、3ヶ月という限られた人生の中で彼は徐々に変わっていきます。そのキッカケはやはり隣りにいるミヤギ。 ただ見守るだけだった彼女の存在が物語とクスノキの人生に少しずつ光を当て始めてからは、残りページを読み終わってしまうのがもったいないような切ない気持ちになります。作品の中に滞在してるのが心地いい感じというか。 私小説的な語り口で、どことなく閉じた世界観。人を選ぶような気はしますが、なにか行き詰まりを感じてる方に読んでほしいかも。ほんの少しかもしれませんが、読む前より前向きな気持ちになれるはずです。 まったく最近の探偵ときたらJKとイチャイチャしやがってまったく最近の探偵ときたら 五十嵐正邦さいろくみたいな内容であり、かつギャグでした。 想像を超えたギャグっぷりに少しガッカリもしつつ1巻・2巻と読み終わり、気づいたらましろちゃんと文鳥とケルベロスは可愛いなぁと思いながら読み進むようになりました。 ギャグは方向性が自分の好みとマッチするかどうかがとても大事だと思うんですが、これは久しぶりにぶっ飛んでていいです。好き。ピカタの正体ピカタの爪先 中村すすむ野愛「ピカタの爪先」に憧れていつでも裸足の男の子ゲン君と、彼に密かに憧れる女の子工藤さんのラブコメ…というよりどストレートにギャグ漫画ですね。 ピカタの爪先が何かわからないけどとりあえずピカタを作っては下駄箱に差し入れ続ける工藤さん。 ささみに魚にピカタが無駄に美味しそうで笑えます。 工藤さんの想いがゲン君に伝わり、とうとうピカタの爪先の正体が明かされたところで声出して笑いました。 シュールな漫画だと思ってたのになんてオチだ。最高。 <<182183184185186>>
お家の中では制服脱ぎなさいよ〜っておせっかい発動したくなるほどサチとあやりは可愛いです。 無邪気で明るくて幼いサチがお姉ちゃん、しっかりものでクールに見えるあやりが妹という、凸凹でぎこちない2人が美味しいご飯を通して姉妹らしくなっていく姿に心があたたまります。 ソーセージ詰める注射器みたいなやつとか生ハムの原木とかエッグカッターとか、なんでJKがそんなん持ってんの!と言いたくなる調理器具を見るのも楽しいし、直前に書いたようなことを突っ込まずに目をキラキラして見ているサチがかわいくて平和でいいんです。 お姉ちゃんらしくないお姉ちゃんと妹らしくない妹に見えるけど、サチの明るさによってあやりが心を開いていく感じが、なんとも姉妹らしくて素晴らしいです。尊いとはこういうことか…!