少年マンガの感想・レビュー7875件<<180181182183184>>超次元的・未完の片想いさよならジュリエッタ 道明宏明あうしぃ@カワイイマンガ「銀河皇国」に加入し宇宙に進出した地球人類は、とある宙域を巡り二カ国間で戦争状態に突入。皇国の技術を導入した超生体兵器「翔姫」を纏い、少女達は戦場に駆り出される。 訓練中の襲撃で全滅した訓練部隊。ただ二人残された少女達の、存在と恋の物語はスケールの大きさと残酷さ、そして愛らしさに魅了される。 少女の姿を巨大化させただけの「翔姫」が武装して出撃する美しさ。気弱な主人公の成長譚とそれを遥かに超えて行く何者かの思惑。そして今の人類では遥か及ばない技術を辛うじて私達に繋ぎ止める量子力学用語。てんこ盛りの世界観は熱い。 そして、残された二人の訓練兵の「百合」関係性もまた、独特だ。 生き残ったのは、気弱な主人公を支えて来た親友。彼女は第1話で主人公に愛を告げるも、振られている。離れ離れになる二人。秘されたもう一人の自分、更に親友にそっくりな人の登場に混乱する主人公。 この関係性と物語の根幹を知る時、彼女達の思いもよらない過去と恋、そして途方もない存在理由の物語に、物凄い衝撃を感じるだろう。 これだけの大きな枠組みの物語を、3巻で収めるのは無理がある。第3巻はかなり駆け足で、正直物足りない。どこかの並行世界で30巻位の大作として出版されていて欲しい、そんな快作で、問題作だ。承認欲求を承認しよう#プロジェクトAC きただりょうま野愛何はともあれ絵がかわいい。ピンク髪コルセット制服巨乳裏垢絵師がこの世にいるかどうかは別として、絵がとってもかわいい。 絵がかわいいことがストーリーにも作用して説得力与えてるのがいい。 承認欲求って誰にでもあるのになんとなく恥ずかしいものとされがちだから、ストレートに「褒められたい!」と言い切るヒロインいい。かわいい。"氷上でのみ許される恋"を描くペアスケート読切氷のキミを溶かすまで 百井一途名無し※ネタバレを含むクチコミです。読めない展開があとを引く夢で見たあの子のために 三部けいさいろく三部けい先生の絵柄はシンプルに上手くて好きだ。 「僕だけがいない街」がヒット、その前に描いていた菜々子さん的な日常シリーズが個人的にもヒットした。 瓦敬助と同じ著者と思えないぐらいのテンションに差があるものの、サスペンスを描かせると迫力があり面白い。 才能が憑依する「廻り者」たちの偉人バトルリィンカーネーションの花弁 小西幹久さいろくこれは終末のワルキューレがブレイクしてきた今でこそ流行るべきなのでは、と思うのだけどどうだろう。 先を行き過ぎたのか、それとも「運」という才能に差があるのか こういう能力者バトルものっぽいのはジャンルはなんていうんだろう? 文豪ストレイドッグスみたいにきれいにまとまったのもあれば、終末のワルキューレみたいに直球だけで勝負するものもあるけど、近しいものを感じる作品。 バトルがメインでもあり、主人公が無能力なところからスタートする感じは今でこそよくあるけど、これが連載開始時はそんなに多くはなかったと思う。 サイコっぽいダークな雰囲気もあって好き。歴史物ってあまり好き…逃げ上手の若君 松井優征大トロ歴史物ってあまり好きではなくほとんど読んだことないのですが、これは松井優征節炸裂でとても面白いです!丸戸史明×武者サブのエンタメ作りマンガ!メディアミックスメイデン 丸戸史明 武者サブ兎来栄寿『冴えない彼女の育てかた』の丸戸史明さんと、そのコミカライズでもお馴染みの武者サブさんとのコラボレーションが再び登場しました。 帯に丸戸史明さんの代表作として稀代の名作である『WHITE ALBUM2』の名が記されているところからして期待せずにはいられなかった本作。 「100億の男」と言われる超有名プロデューサーを父に持つ主人公が、失踪した父に代わって最高のメディアミックスエンタテインメント作品を作り上げていくという大筋になっています。加えて、文芸編集者・マンガ編集者・アニメ制作会社の才媛たちとひとつ屋根の下に暮らすというラブコメ要素も混じっています。 主人公がお偉方相手に決死のプレゼンを行うシーンや、女性編集者が大物作家に対して専属の先輩編集者の牽制を受け流しながら望む原稿を書いてもらうシーンなど、ビジネスやモノづくりにおかる普遍的な困難を面白い物語として料理し、演出しています。 『WHITE ALBUM2』でも大学生の主人公が編集部で社員よりも仕事ができる有能な人材として活躍するシーンが描かれていましたが、丸戸さんはビジネスシーンを描く手腕に長けていますね。 今回はかなりライト寄りの味付けですが、作家性はそこかしこに滲み出ています。「たかがエンタメ」の件は、サイバーコネクト2の松山社長が書いた『エンターテインメントという薬』を想起しました。 武者サブさんの描く女の子も可愛く、今後も楽しみです。 当時の日本代表に椎名がいたら……VIVA! CALCIO 愛原司名無しW杯予選が凄く楽だったと思います。 主人公、椎名は何の背景もなく、イタリアに渡り、 フィオレンティーナに入団し、大活躍します。 当時はそこまでサッカーに入れ込んで無かったので 気にならなかったですが、 『ロベルト・バッジォと互角にやり合える日本人』って 有り得ないですよね。 今だとメッシやクリ・ロナがライバルと言ってるようなもの。 海外で活躍する日本選手が普通にいる現在でも ここまでの選手はいないしなあ。一巻読了ブルーロック 金城宗幸 ノ村優介名無しサッカー漫画…だけどサッカー漫画ではない!? 一巻読んでみましたが金城宗幸色がすごい サッカーはチーム戦。仲間第一。みんなで協力しましょう、運命共同体。 …の、真逆をいく設定! サッカー漫画なのに能力のある「一人」を決めるデスマッチなストーリーが攻めていて一巻ですでに異色です。音楽しそうでしない青春マンガからっぽのアイネ 折山漠名無し弦楽漫画だと思って楽しみに読んだらいや演奏しないんかい…。そしてまさかの今流行の転生ものだった。温かみのあるザカザカした絵のタッチがすごくよかったから別の作品も読んでみたい。 シン・モモタロウ #読切応援 鬼の眼 舟本絵理歌nyae※ネタバレを含むクチコミです。諸行無常の建国物語 #完結応援ウイグル無頼 横山光輝名無し※ネタバレを含むクチコミです。まだ11巻までしか読んでないけど…プランダラ 水無月すう名無し※ネタバレを含むクチコミです。 令和のジャンプで始まった名門高校が舞台の野球部物語!クーロンズ・ボール・パレード 福井あしび 鎌田幹康名無し野球未経験ながら名門校でプレーするのに憧れ、2年間1人でスポーツ科学に基づいたトレーニングを続けてきた主人公・小豆田が入部テストを受けるという第1話。 やる気はないのに実力はピカイチという主人公属性な投手・龍堂と並ぶと、小豆田の「スポーツ部活漫画によくいる、競技が好きな気持ちは人一倍あるけど実力は全く追いついてない頭脳系努力キャラ」感が際立ってて面白い。 キャラが魅力的でストーリーも絵もソツがなく全体的に完成度が高いので、ハイキュー!!なき今ジャンプの看板スポーツ漫画になるのか楽しみ。 https://youtu.be/1EKilv9CuDQ https://www.shonenjump.com/j/rensai/kbp.html共依存、そして共生するということ共生 カシミハル名無し※ネタバレを含むクチコミです。鯨井先輩に飯食わせたい木曜日のフルット 石黒正数野愛こういうスローライフには好感が持てる。 だらしない鯨井先輩と半ノラで半飼い猫のフルットが何かをしたり何もしなかったりするお話。 鯨井先輩のダメ人間特有の魅力がなんともリアルで好き。だらしないけどサバイバル能力と処世術に長けてる感じ好き。 余裕ないのにフルットの世話もしてて好き。 ただの日常漫画に見えて、突拍子もない事件が起きたり気持ちいいオチがついたりするのがさすが。ゆるいけどちゃんと面白い。作者コメントも面白い。 あとフルットが絶妙にかわいい。 ニャロメロン先生の新連載マウントセレブ金田さん ニャロメロン名無し別冊少年チャンピオン2019年04月号からスタートしたニャロメロン先生の新連載。 https://www.akitashoten.co.jp/b-champion/2019/4 ベルリンは鐘のアドベンチャー・タイムみたいなキャラではなく人間の女の子ばっかりなのが新鮮 頭空っぽにして読んでいきたいボニータでまさかのアンソロ「吸血鬼すぐ死ぬ」公式アンソロジー 新横浜で会いましょう シタラマサコ 盆ノ木至 ミステリーボニータ編集部 多賀タイラ名無しノリは間違いなくいつもの吸血鬼すぐ死ぬなのに絵柄のせいか不思議と繊細な印象なのが面白い https://twitter.com/MysteryBonita6/status/1412215972795142148?s=20時代を超える耽美さ夢幻紳士 マンガ少年版 高橋葉介名無し個人的に序盤の昭和50年代に描かれた話が、絵柄がポップで白黒はっきりしていて特に好きです。 耽美でホラーで……不思議と今読んでも全く古臭さを感じないところがすごい。 1巻のみ。 読みづら…デストロ246 高橋慶太郎名無し1巻のみ。 読みづらすぎてびっくりした。 人の区別もつかないしストーリーも良く分からなかった。理解力の問題?リアルタイムで読んだら最高だったろうな凄ノ王 永井豪マンガトリツカレ男とりあえず昔からタイトルは知っていましたが読む機会がなく今まで読んでいなかったが今回読んでみた。いやーこれものすごいマンガだった。他のクチコミでも言及されてれていますが、ベルセルクの「触」を思い出させるシーンがあったり興味深かった。 「デビルマン」「バイオレンスジャック」「骨法伝説 夢必殺拳」「戦群」」あたりは読んでいますがなんで永井豪の漫画をあんまり読んでないかというと、昔連載で読んでいた永井豪のマンガにあんまり興味が持てなかったのが原因だとつくづく思う。これからは永井豪のマンガを優先的に読んでみよう最後のページを読むまで気を抜けない涙をこらえろ! ジョージ秋山starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男ジョージ秋山の短編が読みたくなってなんとなく読み始めたが予想を裏切るというか妙な気分になるマンガだった。なんとなく友情がメインの話なんだろうなと思っていたら途中色々あり最後にタンポポのポエムで終わったり、色々悪態をついて出ていったが最後のページでいい笑顔で帰ってきたり、友達を怪我させてしまい償うために色々やって最後は良い感じで終わるのか思ったら予想外の結果だったりと最後のページを読むまで気を抜けない感じだった。 やっぱり読む手が停められないはじめの一歩 森川ジョージstarstarstarstarstarさいろく電子版、再配信開始! 以前60巻まで買ってた電子版とは版が違うとかで別タイトルになってしまってたけど続きから買い揃えました。 で、また1巻から読んでたんだけど本当に読む手を停める場所がない。 もう気づいたら20巻以上ぶっつづけて読んでしまってて… 涙も出るし興奮して呼吸が苦しくなる。 伊達戦、ヴォルグvs千堂戦とその後、そして再起をかけたポンチャイ戦まで興奮が止まない。 今更ながら、「はじめの一歩」というマンガの素晴らしさに感動してそのままの思いを残しとこうと思って書いてます。 60巻以降は未読なのでしばらくは日課の楽しみにできそう。直近だと怖い噂も聞いたのでハラハラですが…森川ジョージ先生、最高です。好きな読切! #読切応援間違い探し 紙山はさむstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)宇宙から飛来した擬態生物を探して駆除する部隊の凸凹男女コンビの話なんですが、思わぬ展開に魅了されました。 話運びも擬態生物の設定も魅力的ですし、先輩や後輩のキャラクターも生き生きとしていてとても好きでした。 紙山はさむ先生の次回作を早く読みたいです! 【第106回新人漫画賞受賞作 佳作受賞作】 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496353460596 擬態生物ということで、映画『遊星からの物体X』や、『寄生獣』好きな方は好きだと思います!<<180181182183184>>
「銀河皇国」に加入し宇宙に進出した地球人類は、とある宙域を巡り二カ国間で戦争状態に突入。皇国の技術を導入した超生体兵器「翔姫」を纏い、少女達は戦場に駆り出される。 訓練中の襲撃で全滅した訓練部隊。ただ二人残された少女達の、存在と恋の物語はスケールの大きさと残酷さ、そして愛らしさに魅了される。 少女の姿を巨大化させただけの「翔姫」が武装して出撃する美しさ。気弱な主人公の成長譚とそれを遥かに超えて行く何者かの思惑。そして今の人類では遥か及ばない技術を辛うじて私達に繋ぎ止める量子力学用語。てんこ盛りの世界観は熱い。 そして、残された二人の訓練兵の「百合」関係性もまた、独特だ。 生き残ったのは、気弱な主人公を支えて来た親友。彼女は第1話で主人公に愛を告げるも、振られている。離れ離れになる二人。秘されたもう一人の自分、更に親友にそっくりな人の登場に混乱する主人公。 この関係性と物語の根幹を知る時、彼女達の思いもよらない過去と恋、そして途方もない存在理由の物語に、物凄い衝撃を感じるだろう。 これだけの大きな枠組みの物語を、3巻で収めるのは無理がある。第3巻はかなり駆け足で、正直物足りない。どこかの並行世界で30巻位の大作として出版されていて欲しい、そんな快作で、問題作だ。