カラテ地獄変牙
一家皆殺しの強盗事件。犯された後、首を絞められた女は、絞殺されながら赤ん坊を産んでいた。赤ん坊は山本直人という名前を与えられ施設に引き取られる。戦後の混乱期。不幸の星の下に産まれた山本直人は、悲惨極まりない生活のなか、生きるために盗みをし、捕らえられ、施設での凄惨なリンチを受ける。「牙には牙」その流儀に則りボスを倒した彼は、自らを牙と名乗る。成長した彼は暴力の世界に生き続けていくが……。圧倒的な迫力で描かれるバイオレンス。様々な人々の人生が交錯するドラマ。ドラマのリアリティをより深める人物描写、心理描写。読み始めたら間違いなく止められなくなる、漫画界の最高傑作です。
超人ロック 風の抱擁
銀河で唯一の「第三波動」の使い手・ミラ。能力者ばかりを集めた実験艦・ゴダードに、恋人であり「伝説の超人」とも言われるロックと共に乗り組む事に。しかしミラの能力を狙った組織が、ゴダードに攻撃をしかけてきて!?「第三波動」の隠された能力とは…!?
恋は雨上がりのように
橘あきら。17歳。高校2年生。感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。その相手はバイト先のファミレス店長。ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのあるそんな冴えないおじさん。海辺の街を舞台に青春の交差点で立ち止まったままの彼女と人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり。
彼女とカメラと彼女の季節
彼女に、彼女は恋をする。あかりの心は、捉えられた……二眼レフを構える美少女・ユキの瞳に。高校3年生になった春、深山(みやま)あかりは、代わり映えしない日常と窮屈なトモダチ関係に、違和感を覚えていた。しかし、二眼レフを携えたクールな美少女・仙堂(せんどう)ユキと出逢い、くすんだ毎日が、とたんに輝きはじめる。奔放なユキに振り回されるうち、あかりの「好き」という気持ちが高まっていき――。