あらすじ
山松ゆうきち、五十六才、職業・漫画家。仕事が減り大好きなギャンブルにも思うように行けなくなった彼は、ある日、インドには漫画がないと聞いて一念発起! 「無いものは売れるに決まっている。インドへ行って漫画本を出すぞおー」と単身インドへ!! 目標はインドで漫画本を作って大儲けすること…だが、言葉が全く分からず、空港からホテルに行くまでも一苦労。ホテルのボーイとやりあい、物乞いの少女に心悩ませ、オートリクシャの運転手に翻弄され…インドで漫画を出して大儲けするプロジェクトははたして成功するのか!? そもそも実現できるのか!? 作者が体当たりで挑んだ波乱万丈・唯一無二のインド体験エッセイ漫画!
作者がインドには漫画がないと知って、インドで漫画を売って大儲けしようと考え漫画を翻訳して売る話なんだが、全編通してトラブルだらけなかで意地でも成功させるぞという強い気迫を感じることができて読んでるとむちゃくちゃ勇気が出る。 インドで漫画を売るという時点ですごい発想なのに売る漫画が平田弘史の「血だるま剣法」というところに本人の本気度を感じます。