あらすじ

数々のエピソードが最高に面白い、インド生活体験記第二弾! ──「インドへ馬鹿がやって来た」出版後、再びインドに向かった著者。目的は、漫才をやる事、うどんを売る事、漫画を売る事、の三つだった。首都デリーにあるメインバザールの安いホテルで生活を始める著者。街をうろついていた彼は、話しかけて来た男に、飯屋へ案内してもらう事になった。ところが一時間も連れ回された挙句、元いた場所に戻って来た。日本の常識が全く通用しない異国で、著者の目的は達成できるのか!?
インドへ馬鹿がやって来た(1)

山松ゆうきち、五十六才、職業・漫画家。仕事が減り大好きなギャンブルにも思うように行けなくなった彼は、ある日、インドには漫画がないと聞いて一念発起! 「無いものは売れるに決まっている。インドへ行って漫画本を出すぞおー」と単身インドへ!! 目標はインドで漫画本を作って大儲けすること…だが、言葉が全く分からず、空港からホテルに行くまでも一苦労。ホテルのボーイとやりあい、物乞いの少女に心悩ませ、オートリクシャの運転手に翻弄され…インドで漫画を出して大儲けするプロジェクトははたして成功するのか!? そもそも実現できるのか!? 作者が体当たりで挑んだ波乱万丈・唯一無二のインド体験エッセイ漫画!

インドへ馬鹿がやって来た(2)

山松ゆうきち、五十六才、職業・漫画家。仕事が減り大好きなギャンブルにも思うように行けなくなった彼は、ある日、インドには漫画がないと聞いて一念発起! 「無いものは売れるに決まっている。インドへ行って漫画本を出すぞおー」と単身インドへ!! 目標はインドで漫画本を作って大儲けすること…だが、言葉が全く分からず、空港からホテルに行くまでも一苦労。ホテルのボーイとやりあい、物乞いの少女に心悩ませ、オートリクシャの運転手に翻弄され…インドで漫画を出して大儲けするプロジェクトははたして成功するのか!? そもそも実現できるのか!? 作者が体当たりで挑んだ波乱万丈・唯一無二のインド体験エッセイ漫画!

インドへ馬鹿がやって来た(3)

数々のエピソードが最高に面白い、インド生活体験記第二弾! ──「インドへ馬鹿がやって来た」出版後、再びインドに向かった著者。目的は、漫才をやる事、うどんを売る事、漫画を売る事、の三つだった。首都デリーにあるメインバザールの安いホテルで生活を始める著者。街をうろついていた彼は、話しかけて来た男に、飯屋へ案内してもらう事になった。ところが一時間も連れ回された挙句、元いた場所に戻って来た。日本の常識が全く通用しない異国で、著者の目的は達成できるのか!?

インドへ馬鹿がやって来た(4)

数々のエピソードが最高に面白い、インド生活体験記第二弾! ──「インドへ馬鹿がやって来た」出版後、再びインドに向かった著者。目的は、漫才をやる事、うどんを売る事、漫画を売る事、の三つだった。首都デリーにあるメインバザールの安いホテルで生活を始める著者。街をうろついていた彼は、話しかけて来た男に、飯屋へ案内してもらう事になった。ところが一時間も連れ回された挙句、元いた場所に戻って来た。日本の常識が全く通用しない異国で、著者の目的は達成できるのか!?

インドへ馬鹿がやって来た

インド人もびっくり!

インドへ馬鹿がやって来た 山松ゆうきち
かしこ
かしこ

一攫千金を狙ってインドで劇画漫画を売ろうとしたけど失敗した実話です。お金儲けの参考には全くなりませんが、英語もヒンドゥー語も喋れないのにインドに渡って、部屋を探して、現地で人を探して漫画を翻訳して、日本と同じように製本して、道端で売る…結果として失敗に終わったとしても、この偉業をたった一人で成し遂げたガッツには見所があり過ぎるくらいあります。インドに来てから帰るまで、交渉、交渉、交渉…の日々なんですが、それがスムーズにいかないのが当たり前で、私なんかは読んでるだけで体力を消耗してしまいました(何度も単語が出てくるので「ナヒーン(ダメ)」を覚えてしました)。でも山松ゆうきちさんにはお金を儲けたいのと同じくらいの気持ちで「俺が面白いと思う漫画を面白がってくれる奴がインドにもいるはずだ」と思っているピュアなところがあるので、最後まで見届けたくなるんです。スラム街に住んでいるタフなインド人と対等にやっていけるんだもん、あらゆる面でただ者じゃないです。私は自分のことを感覚的に生きる右脳タイプの人間だな〜と思ってたのですが、山松さんの生き方を見ていて自分はまだまだ理性的だったことを悟らされました…。