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“ある日気がついたら恋をしとってそれは空を見ているのに似ていてうちにはかかえきれんやった”――かよ子の切ない胸のうちのときめきは、女の子なら誰しもが知っている、あの、言葉には言いつくせない想いなのです。【同時収録】hislove
“ある日気がついたら恋をしとってそれは空を見ているのに似ていてうちにはかかえきれんやった”――かよ子の切ない胸のうちのときめきは、女の子なら誰しもが知っている、あの、言葉には言いつくせない想いなのです。【同時収録】hislove
色町「堺屋」に身を寄せるおうのは、ドジで間抜けだが琴三絃には並々ならぬ才能があり、芸妓たちの間でも一目置かれている。そんなおうのの才能と魂にひかれゆく高杉晋作(たかすぎ・しんさく)と、彼を取り巻く山県狂介(やまがた・きょうすけ)、赤根武人(あかね・たけと)、久坂玄瑞(くさか・げんずい)たち――。やんちゃな猛者どもの軽快で可笑しみに満ちた幕末ロックな日々とは……!?
学生のころに読んで、大好きだった作品。「瞬きもせず」は、同じ紡木先生の「ホットロード」の世界に比べて、より身近な学校生活が舞台で、より世界に入り込んで何度も読みました。 かよちゃんが純粋でかわいいし、紺野くんの性格がほんとかっこいい。そして、恋の話だけじゃなくて、家族の話し、周りとの関係など、切なくもどかしくなる場面も。 大人になった今読みかえしても、当時と同じように切なく、キュンとさせてくれる作品です。