あらすじ想いがつのるほど、ぎこちなくなってしまう二人。想いがつのるほど、相手を理解できないのではないかと、不安におちいってしまう二人。かよ子と芳弘は、ちょっとした行き違いから生じた危機を、手さぐりで乗りこえねばならなかった…。3巻では、二人の一時的な別れから自信と相手への信頼をとりもどしていく過程が、描かれています。
学生のころに読んで、大好きだった作品。「瞬きもせず」は、同じ紡木先生の「ホットロード」の世界に比べて、より身近な学校生活が舞台で、より世界に入り込んで何度も読みました。 かよちゃんが純粋でかわいいし、紺野くんの性格がほんとかっこいい。そして、恋の話だけじゃなくて、家族の話し、周りとの関係など、切なくもどかしくなる場面も。 大人になった今読みかえしても、当時と同じように切なく、キュンとさせてくれる作品です。