あらすじ激しく傷ついた日本で、青年に転機が訪れる 大正12年9月1日。関東一円を襲った大地震―― 「摂政」となって間もない裕仁(ひろひと)青年を取り巻く状況は急速に変わりつつあった。そして、閉塞した世相の矛先は二十歳を過ぎたばかりの青年に襲いかかる…!! 先が見えない震災からの復興、誰もが予期せぬ暗殺未遂、そして―― 婚礼。乱高下する時代を生きたひとりの人間の人生が、ここにある。
テーマがテーマだけになんとなーく抵抗感があって読むのを躊躇ってたのですが、読んでみたらシンプルに無茶苦茶面白かったです。 作画が能條純一だけあって美しく重厚で説得力があってすごくいいですね……その一方でちょいちょい印象的なおっさんの変顔が入るとこも好きです。 もし気になってるけど読むのを迷ってる人がいたら、エジソンとけヘレン・ケラー伝記くらいの気持ちでまずは読んでみて欲しいです。