あらすじ

ドイツ・ミュンヘンで、小さなソロライブを2度開いた宮本 大。逃げ場もない状況でたった独りで演奏しきった大は、手応えを得る。音は、自分は、通じるんだ―― そして組むメンバーを探し始めた大が やっと見つけたのは、強く激しくプレーする小さな女性ベーシスト・ハンナ…!!
BLUE GIANT SUPREME 1巻
止まるわけにはいかない宮本大は、単身ヨーロッパに渡る。降り立ったのはドイツ・ミュンヘン。伝手も知人もなく、ドイツ語も知らず、テナーサックスと強い志があるだけだ。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」練習できる場を探すところから始まる挑戦。大の音は、欧州でも響くのか―――
BLUE GIANT SUPREME 2巻
ドイツ・ミュンヘンで、小さなソロライブを2度開いた宮本 大。逃げ場もない状況でたった独りで演奏しきった大は、手応えを得る。音は、自分は、通じるんだ―― そして組むメンバーを探し始めた大が やっと見つけたのは、強く激しくプレーする小さな女性ベーシスト・ハンナ…!!
BLUE GIANT SUPREME 3巻
ついに仲間を得た。音が加速する第3集。ドイツ・ハンブルク。共に演奏していくことを約束した大とハンナは音を合わせを続けるが、2人の息と考え方は一向に一致しない。そんな時、大が楽器店店主のボリスに「デュオライブを開きたい」と申し出る。ボリスが集めた客は、ドイツジャズ界の重鎮達。失敗できない状況で、大とハンナの演奏は…!? そして、物語は他メンバーを探し、ベルリンに移る。
BLUE GIANT SUPREME(4)
カルテット結成!! 4人が揃う第4集!! ベルリンに移動した大とハンナは、ピアニストとドラマーを探している。強力で個性的なメンバーを。まずは、ポーランド出身のブルーノ。攻撃的な性格だが、繊細なピアノを弾くこの男が、大達に誘われ、因縁のあるフリードラマー、フランス出身のラファエルを口説く。ついに4人は、カルテット結成を懸け、セッションすることになるが!?
BLUE GIANT SUPREME(5)
大のカルテット、欧州ツアーへ。テナーサックスの大、ベースのハンナ、ピアノのブルーノ、ドラムのラファエル。強力な音を持つ4人が、組んだ。ベルリンでのファーストライブ、他の選択肢など持たない4人は 成功するしかないのだが!? そして、新たなピースはドライバー兼 マネージャーのガブリエル!! カルテットは、人知れずツアーを始める。
BLUE GIANT SUPREME(6)
カルテットが波に乗り始めた第6集!! 小さなジャズクラブを回る大のカルテットは、PRのためフランクフルト空港に置かれている「誰でも弾けるピアノ」に目をつける。ピアニスト・ブルーノが弾こうとした時、そこにいたのはクラシック界の新星にしてブルーノのかつての競争相手だった。ブルーノはクラシックとジャズの連弾を申し出て…!? そして、カルテットはオランダに移り、ジャズフェスティバルのオーディションを受ける…!!
BLUE GIANT SUPREME(7)
初開催フェスにカルテットの音が響く…!! 初開催フェスのオープニング・アクトをつとめることになった大達は、素人の主催者達 初めて人前で演奏する少年達 ビジネスとして出演するレジェンド、目の前のあらゆる人々の思いを抱えてステージに立つ。観客は、まだ少ないが…!? そして、カルテットの前に大と同じテナーの超絶プレーヤーが現れる…
BLUE GIANT SUPREME(8)
大不在の「NUMBER FIVE」で強く激しく存在感を示すのは英国から来たスーパーテナープレーヤー・アーネスト・ハーグリーブス。再び合流した大とアーネスト、まったくタイプの違う2人が同じステージで吹く…!! ツアーを続けるカルテットは、ついに芸術の都・パリへ。そこで大は、ドラムのラファエルに「革命」を求める―――――
BLUE GIANT SUPREME(9)
大、初のアルバムが欧州を席巻してゆく…! ヨーロッパを回りライブを続けるカルテット「NUMBER FIVE」にアルバム制作のオファーが届く。送り込まれたレコーディングエンジニアは 大達の激しく特別な音に驚き、最大限に魅力を活かす録音をしようと…!? リリースされた初アルバムは、ライバルであるアーネストのアルバムと競り合いながら欧州ジャズ界に強く大きく響いて―――!?
BLUE GIANT SUPREME(10)
ロックのビッグフェスに大のジャズが挑む! 英国最大級のロックフェスに、異例の出演を果たすことになった「Dai Miyamoto NUMBER FIVE」。ロックファンの数万の群衆、ロック界のメジャーアーティスト達、すべてがアウェイの状況下で大の緊張も高まっていく… 通じるのか? 伝わるのか!? そして終演後、大に思わぬオファー!?
BLUE GIANT SUPREME(11)
BLUE GIANT欧州編、完結巻!!! イギリスのロックフェスで奇跡的な演奏をした「NUMBER FIVE」にオランダで行われる欧州最大級ジャズイベント「ノースシー・ジャズフェスティバル」から、しかもメガステージでの演奏というオファーが来る。カルテットが完全に波に乗る中、大は別なことを考えていた。解散――――――――――――― 新しい戦いに挑もうとする大に対し、メンバーたちは!? すべてを懸け、すべてを包む演奏が始まる!! ヨーロッパ編、堂々完結!!
もしも、東京

もしも、東京

20人の漫画家、20の「東京」。【収録作品】(著者あいうえお順) 浅野いにお [TP] 安倍夜郎 [我が心の新宿花園ゴールデン街] 石黒正数 [密林食堂][もしも東京] 石塚真一 [Tokyo Sound] 市川春子 [TOKYO20202 GOURMET/SPOT/HOTEL] 岩本ナオ [海が見える大井町] 太田垣康男 [the next day] 大童澄瞳 [East East] 奥 浩哉 [東京フィレンツェ化計画] 小畑友紀 [願い] 黒田硫黄 [天狗跳梁聖橋下(てんぐのあそぶはひじりばしのした)] 咲坂伊緒 [星の王子さま] 出水ぽすか [ここにいる街] 萩尾望都 [江戸~東京 300年マーチ] 昌原光一 [江戸×東京 ジオラマ合戦] 松井優征 [東京の脅威とギンギンの未来] 松本大洋 [東京の青猫] 望月ミネタロウ [丹下健三の東京計画1960] 山下和美 [世界は変わっても生活は変わらない、という夢] 吉田戦車 [好きな東京] 特別寄稿 角田光代 [私だけの東京] ジェーン・スー [これも東京2021] 鈴木敏夫 [東京物語] 松尾スズキ [出会いたい人に、すべて出会って] 向井 慧(パンサー) [東京] 山崎洋一郎 [新・東京物語] 写真 佐藤健寿
BLUE GIANT EXPLORER

BLUE GIANT EXPLORER

舞台はジャズの聖地へ! アメリカ編開幕!! 「世界一のジャズプレーヤーになる」 日本で運転免許を取得し、テナーサックスだけを手に、アメリカに旅立つ宮本大。その耳に飛び込んできたのは、かつての仲間・雪祈もアメリカにいるという情報―――― 大が降り立つ地は、西海岸のシアトル。全米の街と土地と人を知り、新しい音を生み出そうとする大の実験的冒険が始まる…!!
岳

秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…。大自然のなかで繰り広げられる、感動の山岳救助物語!!
BLUE GIANT

BLUE GIANT

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
TOKYO CHECK IN[東京チェックイン]

TOKYO CHECK IN[東京チェックイン]

▼そんでよし! ▼東京チェックイン第1話/旅 ▼東京チェックイン第2話/宿 ▼東京チェックイン第3話/食 ▼東京チェックイン第4話/会社 ▼東京チェックイン第5話/職人 ▼東京チェックイン第6話/母 ▼東京チェックイン第7話/祈り ▼This First Step ▼おまけマンガ ●あらすじ/世界中を旅してまわる、いわゆるバックパッカーの青年・渡。いろいろな人と出会い、さまざまな文化に触れ、未知の土地を体験していくことに魅了され、当初1年間の予定だった旅は4年目を迎えていた。そんな渡が旅に出た理由は、東京の雑踏のなか、ガイドブック片手にひとり佇む外国人旅行者の淋しそうな姿を見ても、何もできなかった自分を変えるためだった… (東京チェックイン第1話)。 ●本巻の特徴/第54回小学館漫画賞一般向け部門受賞作『岳 みんなの山』の作者による初の傑作短編集。2005年にビッグオリジナル本誌で短期連載されていた「東京チェックイン」の他、新人コミック大賞入選作「This First Step」、増刊号掲載作「そんでよし!」を収録。
そんでよし!

そんでよし!

◆内容◆東京下町、当たらないと評判の占い師・肘肩梅ノ介、通称ウメさんが、街の人々の悩みに体当たりで挑むハートフル・コメディー。恋の悩みから、迷子のペット捜索まで、どんなことでも親身になって相談に乗ります。姓名判断あり、ダウジングあり、当たるも八卦、当たらぬも八卦、信じるものは救われる? 読めば心が軽くなる、元気になる、石塚真一の真骨頂 ◆収録話◆『時を埋める人』妻に先立たれて五年。抜け殻のように余生を送る老人に、梅ノ介が授けたトンデモないアドバイスとは? 『はめられた人』振り込め詐欺の被害に遭ったおばあさんが相談に訪れた。警察と協力して捜査に乗り出す梅ノ介だが…!? 『怒れる人』会社の上司にコキ使われてストレスをためていたOLさん。梅ノ介が紹介したボクシングジムで意外な才能を発揮!? ………など、オリジナル増刊号で大好評の『そんでよし!』7話に加え、月刊スピリッツに掲載された読み切り『STRAIGHT NO CHASER』も特別収録。
SOV

SOV

銀座にある小学校に転校してきた小松原ケン(5年生)。彼には外務省からの「要注意勧告」が理由も告げられずに出ていた。彼の存在は警察や地回りの暴力団、さらには海外を拠点にする民間軍事会社にまで波紋を広げる。高級ブランドショップが立ち並ぶ街で「暴力から生まれた」ような少年の戦闘能力が解放される!
ABURA

ABURA

幕末を揺るがした、激戦の一夜! 動乱の幕末・京都―― 殺された仲間の遺体を取り戻すため、わずか七人の御陵衛士(ごりょうえじ)たちが 新選組に立ち向かう…… 新選組最後の内紛にして、日本剣術史上における最大の戦い“油小路事件”が始まる!!
風の槍

風の槍

天下無双の槍使い・本多忠勝の生涯“生きる”とは、風を感じること――― 裏切りだらけの時代… 忠義を貫き、勝ち続けた男がいた。徳川家康の家臣・本多平八郎忠勝。あらゆる天下人から称賛された“忠義の男”の生涯は、三河国・岡崎から幕を開ける――――
怪力

怪力

無気力に過ごす日常… だけのはずがない―― 非日常“力”青春譚! 高校生。漠然とした不安。恋の悩み。迷える青春を過ごすごく普通の高校生・小早川君は、超怪力かもしれない… 新星が描く怪作怪力読切!!(週刊少年サンデー2022年26号)
BLUE GIANT SUPREME
ジャズは深くて難しくてカッコいい
BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8
さいろく
さいろく
まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。
BLUE GIANT SUPREME
死ぬ前に出会えてよかったです。
BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8
酒チャビン
酒チャビン
映画化されるとはいえ、結構地味なマンガじゃないでしょうか?みんな知ってるんですかね??ちなみに通常の(マンガマニアではない)友人に聞いたところ、知ってる人はゼロでした。映画が出ることすらも皆知りません。世の中の損失すぎる…。 ですが超名作です。本当に面白かった。別にわたしはジャズにほぼ興味はないのですが、それでも大丈夫です。マンガが面白いです。 一応続編ものなので、まだの方は前作である無印(ただのBLUE GIANT)を読んでからにしましょう。 前作は仙台→東京の物語でしたが、今作はドイツの地方都市ミュンヘンからハンブルグ・ベルリン等を経て、ヨーロッパ中に活躍の舞台が広がります!! 一人で頼るあてもなくミュンヘンにきた主人公のDですが、周りの人々に助けられどんどん成長していきます。ヨーロッパ最大のフェスに出て名前が売れてきた後も、それらの人への感謝等を忘れない気持ちがいいですね!!!あと性格も良いです!そら皆手を差し伸べたくなりますわ!!!もしわたしの周りにいたら、わたしも銀だこでクロワッサンたい焼きくらいはおごってしまうでしょう。 特にハンブルグの楽器屋の親父(ボリス)がすごくいいです。というかキャラ全員いいですね。モーレン5の奴らは最初ちょっとイラつきましたが。 あとストックホルムの空港で連弾するシーンも泣けました。普通に学生してて出会ったとしても、多分友達になっていなかったと思えるほど性格は合わない二人が、ピアノをやっていたおかげで良いライバル・友人として精神的なつながりをはぐくんでいたのでしょうなぁ。しょっちゅう会ったり連絡したりするわけではないですが、こういう友情、良いですよね!!!わたしもピアノを始めます!!