あらすじ役所に敵対する反社会組織・八ツ目一家の動きが活発化し、配達人として働くハーフエルフの吉田の周辺も慌ただしくなってきた。決戦の日に向けて勢力拡大を図る八ツ目一家の次なる一手とは……!? 名もなき仕事人たちの活躍を描くファンタジー物語、先輩が頑張って本気を出したりもする第6巻!
中世感のあるファンタジー世界で働く配達人が主人公という独特性もあるが、今巻辺りからより主人公以外へのフォーカス度合が強くなり、群像劇の様相を見せてきた。この作品世界的には割とハードモードっぽい事件がちょこちょこ起こってるんだけど、全体にお気楽な雰囲気で話が進んでいくので、いい意味で軽い気持ちで読んでいける。ファンタジーでも仕事ものでもあるけど日常系のような緩さもあるので、誰にでも薦められるタイプの作品。 4巻まで読了。