あらすじレベルアップを果たし、晴れて一人前の配達人となったハーフエルフの吉田。なのに面倒な仕事が減る気配はなく、法を無視する冒険者や先輩の家に巣食うスライム、盗賊の残党らに手を焼く毎日……。名もなき仕事人たちの活躍を描くファンタジー物語、秩序と混沌の相克が幕を開ける第2巻!
中世感のあるファンタジー世界で働く配達人が主人公という独特性もあるが、今巻辺りからより主人公以外へのフォーカス度合が強くなり、群像劇の様相を見せてきた。この作品世界的には割とハードモードっぽい事件がちょこちょこ起こってるんだけど、全体にお気楽な雰囲気で話が進んでいくので、いい意味で軽い気持ちで読んでいける。ファンタジーでも仕事ものでもあるけど日常系のような緩さもあるので、誰にでも薦められるタイプの作品。 4巻まで読了。