あらすじ役所と反社会組織の争いは次なるフェーズに突入。ポデスタ選挙に介入して市の乗っ取りを図る八ツ目一家に対し、これを阻止すべく役所も動く。結果、絵に描いたような泥仕合の様相に……!! 名もなき仕事人の活躍を描くファンタジー物語、ハーフエルフの吉田たちが票集めに奔走する第8巻!
中世感のあるファンタジー世界で働く配達人が主人公という独特性もあるが、今巻辺りからより主人公以外へのフォーカス度合が強くなり、群像劇の様相を見せてきた。この作品世界的には割とハードモードっぽい事件がちょこちょこ起こってるんだけど、全体にお気楽な雰囲気で話が進んでいくので、いい意味で軽い気持ちで読んでいける。ファンタジーでも仕事ものでもあるけど日常系のような緩さもあるので、誰にでも薦められるタイプの作品。 4巻まで読了。