あらすじ対立する役所と反社会組織の間で繰り広げられる外交&情報戦。そこに魔術組合のいざこざも絡み、状況はややこしくなるばかり。当然、争いの影響はハーフエルフの吉田が働く駅逓局にも及び……!? 名もなき仕事人たちの活躍を描くファンタジー物語、局長の悲しき過去まで明かされてしまう第7巻!
中世感のあるファンタジー世界で働く配達人が主人公という独特性もあるが、今巻辺りからより主人公以外へのフォーカス度合が強くなり、群像劇の様相を見せてきた。この作品世界的には割とハードモードっぽい事件がちょこちょこ起こってるんだけど、全体にお気楽な雰囲気で話が進んでいくので、いい意味で軽い気持ちで読んでいける。ファンタジーでも仕事ものでもあるけど日常系のような緩さもあるので、誰にでも薦められるタイプの作品。 4巻まで読了。